ポータブル電源の置き場所はどこが正解?家と車(ハイエース)の収納術

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「ポータブル電源は、家や車の中、どこに置くのが一番良いんだろう?」ポータブル電源の置き場所で一番大切なことは何でしょう。それは、次の3つのポイントを大切にできる場所を見つけることです。 

① いつもの暮らしで、気軽に使えること

② 万が一の時に、すぐに持ち出せること

③ そして何より、安心して置いておけること 

この3つを叶える場所こそ、あなたのポータブル電源にとって一番の「置き場所」。暮らしの便利さを高めながら、急な停電や災害の時にも慌てずに済む。そんな安心感につながるポータブル電源置き場所のヒントを、これから家と車、それぞれのケースで解説するので詳しく見ていきましょう。

目次
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1.家での置き場所:避けたい場所と、おすすめの「定位置」

家でのポータブル電源の置き場所:避けたい場所と、おすすめの「定位置」

家に迎えた、新しいポータブル電源。「普段使いしやすいように、リビングに置こうかな?」「でも、もしもの時のために、すぐ持ち出せる場所の方がいい?」なんて、ポータブル電源の置き場所をどこにしようか、色々と考えてしまいますよね。 

暮らしにすっと溶け込み、いざという時にもその力を発揮してくれる。そんな理想の「定位置」を見つけるために、まずは大切なポータブル電源を長く、安全に使うために「避けてほしい場所」から一緒に確認していきましょう。

●避けてほしい置き場所

ポータブル電源を長く、安心して使い続けるためには、まず「避けてほしい置き場所」を知っておくことが大切です。 

①直射日光が当たる窓際:バッテリーは熱にデリケート。製品の性能を守るためにも避けてください。

②湿気がこもりやすい場所:押入れの奥や納戸などは、内部の電子部品に影響を与えることがあります。

③水に濡れる恐れのある場所:キッチンや洗面所の近くは、万が一の水濡れが故障の原因になることも。 

関連記事:ポータブル電源の安全な使い方・メンテナンス方法・保管方法を徹底解説

●ポータブル電源のベストな置き場所は?

では、ポータブル電源をどこに置けばよろしいでしょうか。暮らしのなかで自然に使える、おすすめの「定位置」をいくつかご紹介します。

①リビングのテーブルの上

家族みんなが集まる場所なら、スマホの充電をしたり、ちょっと扇風機を回したりと、暮らしの電源として大活躍。いつでも目に入るので、充電忘れも防げます。

②玄関の収納スペース

「いざ」という時に一番頼りになるのが玄関。避難が必要な時も、サッと持ち出せる安心感があります。

③書斎やワークスペースの机の下

パソコン作業中の大切なデータを守るバックアップ電源として。手元で他の電子小物も充電できて、仕事がはかどります。 

こんなふうに、普段の暮らしの便利さと、もしもの時の安心感を両立できる場所が、ポータブル電源にとって最高の「置き場所」になります。

ポータブル電源小型おすすめ

2.【車中泊の置き場所】ハイエースなど車内での上手な収納の工夫

【車中泊の置き場所】ハイエースなど車内での上手な収納の工夫

車で過ごす時間を楽しむ方にとって、ワゴンやハイエースのような広い空間は魅力的。でも、スペースが限られているからこそ、収納の工夫で快適さがぐっと変わってきます。ここでは、ハイエースなど車でポータブル電源を安全に、そして便利に使うための置き場所をお届けします。

①安全第一!運転中の「もしも」に備える固定の工夫

運転中のブレーキやカーブで、重さのあるポータブル電源が動いてしまうと、思わぬ事故につながりかねません。これは本当に大切なポイントです。市販の固定ベルトや荷物用のネット、滑り止めマットなどを使って、動かないようにしっかりと固定しましょう。これは誰でも簡単にできる、最優先の安全対策です。

②スペースを上手に使う。車内の「すき間」を見つけてみよう

車内を見渡すと、意外と活用できる「すき間」が見つかるものです。 

● シートの下:特にハイエースのシート下は、まさにうってつけの場所。すっぽり収まることも多いです。

● 荷室のすみっこ:荷物を積んでも邪魔になりにくい、壁際のスペースも狙い目。

● 運転席と助手席の間:コンパクトなモデルなら、こんな場所にも置けるかもしれません。 

こうしたスペースを「定位置」にすれば、車内を広々と保ったまますっきりと収納できますね。

関連記事:ポータブル電源の車内放置はNG!どうしても一時的に車内放置したい時5つの対策

③使いやすさのひと工夫。コード類をすっきりまとめるコツ

スマホを充電したり、電気毛布を使ったり。車内で電気製品を使うとき、コード類がごちゃつくと少し残念ですよね。ケーブルクリップのような小物を使って配線をすっきりまとめておけば、見た目がきれいなだけでなく、足で引っかけてしまう心配もありません。ちょっとした工夫で、車で過ごす時間がもっと心地よくなります。

車中泊におすすめのポータブル電源

3.「どこに置く?」から考える、ポータブル電源の選び方

「どこに置く?」から考える、ポータブル電源の選び方

「こんな場所に置きたいな」というイメージがあると、たくさんの製品の中から、本当に自分の暮らしに合う一台を見つけやすくなります。ここでは、置き場所をヒントにしたポータブル電源選びの3つのポイントをご紹介します。

① 大きさと形(とくに「高さ」をチェック)

ポータブル電源の置きたい場所が具体的に決まっているなら、まずはメジャーでその場所の寸法を測ってみましょう。特に「高さ」は見落としがちなポイント。車のシート下や棚の上など、高さに限りがある場所には、背の低い安定感のあるモデルがぴったりかもしれません。

② 何よりも大切な「安全性」(バッテリーの種類と保護する仕組み)

家や車の中に「ずっと置いておく」ことを考えると、やはり一番気になるのは安全性ですよね。バッテリーの種類は、熱に強く、寿命も長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用したポータブル電源がおすすめです。 

※春から秋にかけては車内温度が高くなるため、ポータブル電源を車内に置いておくことは推奨しません。 

さらに、バッテリーを常に良い状態に保ち、過充電や温度の異常などから守ってくれる「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」という"見守り役"が搭載されているかも、ぜひ確認してください。

関連記事:Jackeryポータブル電源の安全性について

③ 便利な使い方(充電しながら電力を送れる「パススルー機能」)

コンセントにつないで充電しながら、同時に別の電気製品へも電気を送れる。この便利な機能を「パススルー」と呼びます。これがあれば、ポータブル電源を常に同じ場所に置いたまま、パソコンのバックアップ電源のように使えてとても便利。普段使いの快適さが大きく変わってきます。

ポータブル電源最強特集

4.【置き場所に困らない!】省スペース&高機能なおすすめポータブル電源3選

これまでのヒントを踏まえて、「こんな使い方、こんな場所に」という想いに応えるポータブル電源を3つご紹介します。

①【車の中や、お部屋の片隅に】Jackery ポータブル電源 240 New|容量:256Wh、定格出力:300W

 

リュックに入れる小型ポータブル電源240New

 

Jackeryポータブル電源240Newは重さは約3.6kg、高さも約17cmと、リュックに入れるほどとっても小柄なモデルです。ハイエースのシート下や助手席の足元にもちょこんと置けるサイズ感は、車で使いたい方にぴったり。まるで「防災ポーチ」のように、気軽にそばに置いておける一台です。

暮らしのワンシーン 

● 車でのお出かけに:シートの下にそっと置けば、後部座席に座るお子さんが退屈しないように、動画やゲームを楽しめます。充電を気にしなくていいから、目的地まで笑顔が続くドライブになります。

● 家での使い方:書斎の机の隅に、あなた専用の充電スペースを。スマホをいつもここに置けば、探すこともなくなりますね。ベランダで楽しむDIY作業の電源としても、ひょいと手軽に持ち出せます。

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②【暮らしの真ん中で頼れる一台】Jackery ポータブル電源 500 New

|容量:512Wh、定格出力:500W

 

A4サイズのコンパクトポータブル電源500New

 

Jackeryポータブル電源 500 NewはA4の紙より小さいスペースに置ける手軽さが嬉しい中容量モデルです。500Wの定格出力があるので、ちょっとした調理家電も使えます。便利なパススルー機能もついているので、お家では普段使いに、週末はそのまま車に積んでお出かけにと、暮らしの色々な場面で活躍してくれます。 

暮らしのワンシーン 

● 車で過ごす時間を豊かに:旅の途中で、いつでも温かいコーヒーでほっと一息。冬の車中泊では、ふかふかの電気毛布にくるまれば、朝まで心地よく眠れます。旅の質がぐっと上がります。

● 家での使い方:パススルー機能を使えば、リビングの棚がPCやWi-Fiルーターの定位置に。突然の停電でも、大切な仕事のデータを守り、家族との連絡手段も保てるという安心感があります。週末はプロジェクターの電源として、車を小さな映画館にするのも素敵です。

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③【頼れる力持ち、なのに安定感も】Jackery ポータブル電源 3000 New

|容量:3072Wh、定格出力:3000W

Jackery ポータブル電源 3000 New セット 最軽量

定格出力3000Wととてもパワフルなのに、折り畳みキャリーカートがセットされて持ち運びはスムーズなJackery ポータブル電源 3000New

容量が大きい(3072Wh)モデルとしては背が低め(高さ約30cm)に作られているので、とても安定感があります。車の荷室にも安心して載せられますし、お家の中でも頼もしい存在。「暮らしも、お出かけも、これ一台で」を叶えてくれる、Jackeryの自信作です。 

暮らしのワンシーン 

● 車で、もっと自由な体験を:まるで〝家のコンセント〟が一緒に旅しているような感覚。IH調理器で本格的な料理に挑戦したり、夏の暑い日にはポータブルクーラーで涼んだり。今まで諦めていた「快適さ」を、どこへでも連れていけます。

● 家での使い方:玄関や車庫に一台備えておくだけで、災害などによる長期の停電時にも、冷蔵庫や電子レンジといった生活に欠かせない家電を動かせます。「これさえあれば」という絶対的な安心感が、ご家族の暮らしを力強く支えます。

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最後に:あなただけの「定位置」を見つけよう

ポータブル電源の置き場所の答えは、とてもシンプル。「普段の暮らしで使いやすく、もしもの時に頼りになり、そして何より安心して置いておける場所」。それが、あなたのポータブル電源にとっての一番の居場所です。お家や車の中に素敵な「定位置」を決めてあげることで、ポータブル電源はあなたの毎日を、もっと豊かで安心なものにしてくれる、心強い存在になります。 

Jackeryでは、車の中のちょっとしたすき間に収まる小柄なモデルから、お家全体を支える頼もしいモデルまで、さまざまな「置き場所」や「使い方」を想い描きながら、一台一台を設計しています。 

ぜひ、あなたの暮らしに寄り添う一台を見つけて、ポータブル電源のある心地よい毎日をはじめてみませんか。

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