1.ポータブル電源の重さは3つの要素で決まる
「なぜ同じ容量でもメーカーやモデルによって重さが違うのか」を知らないと、スペック表の重さの数字だけで比較することになります。重さを左右する3つの要素を理解して、納得できるモデルを選びましょう。
●容量|大きいほど重くなる
ポータブル電源の重さの大部分は「バッテリーセル」、つまり内蔵バッテリーの重量です。容量が大きいほどセルの数が増えるため、本体重量が増えます。容量クラス別の重さの目安は以下のとおりです。
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容量クラス |
重さの目安 |
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〜500Wh |
4〜8kg程度 |
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500〜1,000Wh |
8〜15kg程度 |
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1,000〜2,000Wh |
15〜25kg程度 |
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2,000〜3,000Wh |
25〜40kg程度 |
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3,000Wh〜 |
30〜60kg以上 |
ただし、同容量帯でも製品によって重さに大きな差があります。この差を生んでいるのが、次に解説する「バッテリー種類」と「構造技術」です。
●バッテリー種類|リチウムイオン電池は軽い
ポータブル電源に使われるバッテリーの種類によって、エネルギー密度(同じ重さでどれだけ電力を蓄えられるか)が異なります。
昔から蓄電池に使われてきた「鉛蓄電池」と比較し、同じ容量で大幅に軽くできる「リチウムイオン電池」が現在のポータブル電源の主流です。そして、リチウムイオン電池はさらに「三元系」と「リン酸鉄リチウム」に分類されます。
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項目 |
メリット |
デメリット |
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三元系(NMC/NCA) |
エネルギー密度が高く、同じ容量なら軽くてコンパクト |
熱安定性が低い 充放電サイクルが少ない(寿命が短い) |
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リン酸鉄リチウム(LFP) |
熱安定性が高い 充放電サイクルが多い(寿命が長い) |
エネルギー密度が低め |
かみ砕いて説明すると「軽いけど寿命が短くて安全性でも劣る」のが、従来の「三元系」。「少し重いけど寿命が長く、安全性が高い」のが、最近使われている「リン酸鉄リチウム」です。
しかし、最近は製造技術の進歩で、三元系とリン酸鉄リチウムの重さの差が縮まってきています。多少の差なら、性能が高いリン酸鉄リチウムを選ぶのがおすすめです。
●構造技術|メーカーごとの独自技術で軽量化
同じバッテリー種類を使っていても、セルをどのように筐体に組み込むかの「構造設計」によって本体サイズと重量が変わります。
一般的なポータブル電源は、バッテリーセルを金属ケースに収めてから筐体に収納する構造です。この場合、ケース分の重量とスペースが加算されます。
Jackeryが採用するCTB(Cell to Body)構造は、バッテリーセルを筐体のケースに直接組み込む設計です。余計なパーツが発生しないため、一般的なポータブル電源と比較して圧倒的に軽量となっています。電気自動車にも採用される構造設計で、耐震性・耐久性も向上しました。
構造技術の差は、とくに大容量モデルで大きく影響します。1,000〜3,000Whクラスを検討するなら、同容量帯の他社モデルと重さを比較してみてください。
2.ポータブル電源の重さで後悔しないための選び方

容量や出力だけを見て決めると、持ち運ぶシーンで後悔することになります。「重くて運べず使えない」状況を避けるために、3つのポイントを確認してポータブル電源を選びましょう。
●必要な容量を見極める|オーバースペックが重さの原因になる
「大きい容量のほうが安心」という考え方は失敗につながります。実際に使う家電と時間から必要容量を計算し、必要以上の容量を選ばないのが軽量化のポイントです。
必要容量の計算式は「消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8」です。ポータブル電源の出力時に発生する電力ロスを想定して、0.8で割る計算を含めています。たとえばスマホ充電・照明・扇風機を1泊使う場合の計算例は以下のとおりです。
・スマホ4台(15Wh/回):15×4÷0.8=75Wh
・照明(20W×4時間):20×4÷0.8=100Wh
・扇風機(30W×8時間):30×8÷0.8=300Wh
・合計:475Wh
この用途なら500Whクラスで十分です。1,000Whクラスを選ぶと重さが倍近くになります。使いたい機器と時間を書き出してから容量を決めると、不要な重さのモデルを買わずに済むでしょう。
●1人で運べる重さを確認する|女性・シニアは10kg以下を基準に
ポータブル電源は購入後に繰り返し持ち運ぶものです。スペック表を見ながら感じる感覚と、キャンプ場で荷物を持ちながら何度も往復するシーンの体感は大きく異なります。
一般的な目安として、片手でしっかり持てる上限は5〜20kg程度、両手でも無理なく運べる上限は20〜30kg程度です。女性や体力面が気になるシニアの方は、10kg以下を基準にすることをおすすめします。
●ハンドル素材や形状、キャスターの有無を確認する|重くても楽に運べる
重量が多少重くても、以下のような運びやすい設計のモデルを選べば負担を減らせます。
・ハンドルの形状:上部に出っ張っていて大きなハンドルは重心が安定しやすく、重いモデルでも片手で持ちやすい
・ハンドルの素材:ゴムや滑り止め加工があるハンドルは、濡れた手でも滑りにくく安全に運べる
・キャスターの有無:大容量モデルはキャスター付きを選ぶと平地での移動が格段に楽になる
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、ほぼ全モデルに滑りにくく持ちやすいハンドルがついています。大容量モデルはキャスター付き、もしくはキャリーカートで運べる設計です。「使いやすさ・運びやすさ」にこだわって設計されています。
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3.用途別・ポータブル電源の適正な重さ

シーンに合った重さの基準をチェックしておけば、使い勝手と容量のバランスが取りやすくなります。キャンプ(アウトドア)・車中泊・防災の3用途に分けて見てみましょう。
●キャンプ・アウトドア|持ち運び頻度が高いなら15kg以下
キャンプでは駐車場からサイトまで、テントや食材などの荷物と一緒にポータブル電源を運ぶシーンが多いです。
使う家電がスマホ充電・照明・小型扇風機程度であれば、500Wh・5〜7kg台のモデルで十分なことがほとんど。冷蔵庫やホットプレートを使いたい場合でも、1,000〜1,500Wh・10〜15kgクラスまでを上限の目安にすることで、疲れを抑えつつ快適なキャンプが実現します。
●車中泊|積み下ろしを考えると20kg以下が目安
車中泊では、車のトランクからの積み下ろしが主なポータブル電源を運ぶシーンです。移動がそこまで多くないため、キャンプより重いモデルを選んでも問題ありません。
ただし、頻繁に車外へ積み下ろすなら20kg以下が扱いやすい基準です。電子レンジやホットプレートを車内で使いたい場合は1,500~2,000Wh前後のモデルが必要になり、重さも15~20kg前後になります。
車中泊では「毎回積み下ろして外で使うか」「基本的に車に積みっぱなしにするか」を先に決めておくと、許容できる重さを決めやすいでしょう。
●災害・防災備蓄|避難持ち出しなら軽量、自宅備蓄なら重くても大容量優先
防災目的では「避難して持ち出すのか」「自宅に据え置いて使うのか」で必要な重さが変わります。避難持ち出しを想定するなら緊急時でも確実に持ち出せる、片手で楽に運べる10kg以下がおすすめです。
自宅で停電対策として使う据え置き型の備蓄なら、重さより容量を優先できます。家族の人数や用途に合った大容量のモデルを選びましょう。ただし、家の中でも移動して使う場合はキャスター付きモデルを選ぶのがおすすめです。
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4.同容量帯で最軽量クラスのポータブル電源|Jackery(ジャクリ)が選ばれる理由

日本国内のポータブル電源市場で年間売上No.1のJackery(ジャクリ)は、バッテリーセルを筐体のケースに直接組み込む「CTB(セル・トゥ・ボディ)技術」の採用で、同容量帯で最軽量クラスを実現しています。最新モデル「Newシリーズ」の容量と重さをまとめました。
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モデル |
容量 |
重さ |
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256Wh |
3.6kg |
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512Wh |
5.7kg |
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1,070Wh |
10.8kg |
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1,536Wh |
14.5kg |
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2,042Wh |
17.9kg |
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3,072Wh |
27kg |
3000Whクラスになると40kgを超えるモデルも多いですが、Jackeryの「3000 New」はなんと30kgを切る27kg。男性一人で持ち運べるレベルに収まっています。
この軽さを実現しながら、全モデルがリン酸鉄リチウムイオン電池採用で長寿命。4,000~6,000回の充放電サイクルに対応しており、毎週末のキャンプや車中泊に持ち出し続けても10年以上使えます。これからポータブル電源を買うなら、軽くて長寿命の「Jackery」を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
ポータブル電源の重さは容量・バッテリー種類・構造技術の3つで決まります。同じ容量でもメーカーの技術によって数kg以上の差が出ることも少なくありません。また、ポータブル電源を選ぶ際は必要な容量を計算し、オーバースペックを避けましょう。
Jackeryのポータブル電源は、独自の技術で圧倒的な軽さを実現しています。「容量が多くても軽いポータブル電源が欲しい」なら、Jackeryから選んでみてください。
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