1.屋外イベント・フェス向けのポータブル電源を選ぶ3つのポイント
屋外イベントでの電力計画は、スタッフや来場者が多いほど必要な容量と出力が増えます。とりあえず大きいものを選んでしまうと重すぎて搬入できなくなったり、反対に軽さ重視で選ぶと途中で電欠したりする失敗が起きがちです。以下3つのポイントを順番に確認していきましょう。
①使いたい機器の数と時間から必要な容量を確認する|用途で変わる
屋外イベントでは「どの機器を、何時間動かすか」で必要なポータブル電源容量が決まります。先に合計消費電力を出し、その数値を使用時間に掛けることで必要な電力量(Wh)が見えてきます。計算式は「消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8」です。0.8で割る理由は、ポータブル電源の電気を使うときに若干の変換ロスがあるためです。
屋外イベントやフェスでよく使われる機器ごとの消費電力と、6時間使用した場合の必要容量の目安をまとめました。
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機器 |
消費電力の目安 |
6時間使用時の必要容量(Wh) |
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PAアンプ・ミキサー |
100〜500W |
750〜3,750Wh |
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LED演出照明(1基) |
50〜200W |
375〜1,500Wh |
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モニター・プロジェクター |
50〜200W |
375〜1,500Wh |
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ドリンク用小型冷蔵庫 |
50〜100W |
375〜750Wh |
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スマホ充電(4台) |
50〜100W |
375〜750Wh |
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ノートPC |
50〜100W |
375〜750Wh |
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POSレジ |
50〜100W |
375〜750Wh |
たとえば、アンプ200W、照明2基で150W、冷蔵庫80Wを同時に使うと合計は430Wです。これを6時間動かす場合、「430×6÷0.8=3,225Wh」が必要な容量の目安になります。
②出力ポートの数と種類をチェックする|複数機器を同時に使えるか
複数の機器に同時給電するには、ACポートの数が使いたい機器の数以上でなければいけません。使う機器が多くなりがちな屋外イベントの場合は、ACポート3口以上が最低ラインです。
USBポートの数も確認してください。スタッフの業務用スマホやタブレット、POS端末などはUSB給電で賄えることも多いです。USBポートがあれば、ACポートを無駄遣いせず複数台を同時充電できます。
③会場への搬入を考えて重さと持ち運びやすさを確認する|持ち運ぶほど軽さが優先
一般的にポータブル電源は容量が大きいほど重くなります。屋外イベントでは駐車場から会場までの移動が発生するため、持ち運べる重さであるのは前提です。重さ別の持ち運びやすさの目安を以下にまとめました。
● 15kg以下:1人で片手持ちできる。エレベーターのない会場でも運びやすい
● 15〜20kg:両手持ちで1人でも運べる。台車があればさらに楽
● 20kg以上:長距離を運ぶなら台車がほぼ必須
ただし「Jackery ポータブル電源 3600 Plus」のように、大容量で重くてもキャスター付きで転がして運べるモデルもあります。会場に砂利道などがなければ、大容量のキャスタータイプのポータブル電源を検討してもよいでしょう。
2.屋外イベント・フェスで使えるポータブル電源おすすめ3選
日本国内のポータブル電源市場で連続7年間売上・販売台数No.1のJackery(ジャクリ)は、屋外イベントでの使用も想定した軽くて使いやすいポータブル電源を用意しています。ただ軽いだけでなく、容量・出力が十分で使いやすい3台をピックアップしました。
①Jackery ポータブル電源 3600 Plus|容量最大21.5Kwhまで拡張可能
Jackeryポータブル電源3600Plusは、3584Whの超大容量で、何台も機材をつないで長時間使いたい大規模フェスや、プロ仕様の機材で臨むイベント向けのモデルです。
拡張バッテリーを追加することで、容量は最大約21.5kWhまで拡張できます。小規模なブース出展から、大型フェスの音響・照明機材まで、イベントの規模に応じて柔軟に対応できます。
出力ポートはAC×4に加え、USB-C×2とUSB-A×2を搭載しており、音響から照明・冷蔵庫・ノートPC・スタッフのスマホまで1台でまかなうことが可能。
定格出力は3000Wで、仮にアンプ(300W)・LED照明3基(300W)・冷蔵庫(80W)・PC2台(160W)を同時稼働しても半分も使いません。
重量は35kgと非常に重いものの、付属のキャスターと伸縮ハンドルを使えばキャリーケースのように転がして搬入できます。-20〜45℃の広い温度範囲で安定稼働するため、夏の炎天下や早春の朝の寒さが厳しいロケーションでもしっかり動作。
②Jackery ポータブル電源 2000 New|2000Whクラスで最軽量
屋外イベントやフェスで「機動力」と「十分な電力」を両立したいなら、Jackery ポータブル電源 2000 Newがおすすめです。
容量2042Wh・定格出力2200Wにより、音響機材や照明、PCなど複数機器を1台でカバーできます。合計消費電力500W程度であれば、約3.3時間の連続稼働が可能で、ステージ転換や短〜中時間のイベント運営にも余裕をもって対応できます。
さらに、2000Whクラスの大容量ポータブル電源ながら、重さは17.9kgと台車なしでも1人で運べるレベル。搬入・設営・撤収を少人数で行う屋外イベントやフェスに最適です。
さらに、緊急充電モードを使えば最短約1.7時間でフル充電が可能。準備時間が限られるイベント当日でも迅速に対応でき、急な電力ニーズにも柔軟に応えます。
③Jackery ポータブル電源 1500 New|優れた静音性(動作音35dB)

屋外イベントやフェスで「静けさ」と「機動力」を最優先するなら、Jackery ポータブル電源 1500 Newが最適です。
音楽イベントやライブパフォーマンスなど“音が命”の現場でも、動作音はわずか約35dB(Jackeryアプリ内で設定必要)と非常に静か。PA機材のマイクが冷却ファンの音を拾いにくく、静かな演出やアコースティックライブでも雰囲気を損ないません。
定格出力は2000Wと十分なパワーを備え、アンプ・照明・モニターなどの同時稼働にも対応。ACポートも複数搭載しているため、機材ごとに分けて接続でき、現場の配線もスムーズです。
容量は1536Whで、たとえば合計消費電力が500Wなら約2.5時間の稼働が目安です。短時間〜半日規模のイベントにちょうどいいバランスです。
市場の1500Whクラスポータブル電源では最軽量の14.5kgは、1人でもラクに持ち運べるため、搬入・設営・撤収の負担を大きく軽減します。
まとめ
屋外イベント・フェス向けのポータブル電源は、使う機器の消費電力と時間から必要な容量を計算して選びましょう。あわせて、つなぐ機器に対して十分なポート数があるか、搬入を考えた持ち運びやすさかも確認が必要です。
音楽イベントでは静音性の高い「Jackeryポータブル電源1500 New」、長時間フェスに「Jackeryポータブル電源2000 New」がおすすめ。大型機材をたくさん使うイベントなら「Jackeryポータブル電源3600 Plus」をおすすめします。用途に合った1台を用意して、イベントを成功させましょう。


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