1.ポータブル電源のDC出力とは|AC出力との違い
そもそも「DC」「AC」の表記が何を意味するのかを理解すれば、どのポートに何をつなぐべきかが自然にわかるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。
●DC出力は直流電流・AC出力は交流電流
DCは「Direct Current(直流)」の略で、電流が一定方向に流れる電気のこと。乾電池や車のバッテリーと同じ種類の電流です。ポータブル電源の内部バッテリーも直流で電力を蓄えています。
ACは「Alternating Current(交流)」の略で、電流の向きが周期的に入れ替わる電気です。家庭のコンセントから流れる100Vの電気がこれにあたります。
ポータブル電源はいったんDCで電力を蓄え、AC出力ポートでは内蔵の「インバーター」がDCをACに変換して出力します。この変換の際に、実は電力の約20%をロスしているのです。DC出力ポートはインバーターを経由せずに直流のまま電力を供給するため、変換ロスが発生しません。
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●DC出力の種類|12V・24V・シガーソケット・USB
ポータブル電源に搭載されているDC出力ポートには複数の種類があります。実は、よく目にする「USBポート」も直流を出力しているので、DC出力の仲間です。接続する機器に合わせて対応するポートを使います。
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DC出力の種類 |
電圧と電流の目安 |
主な用途 |
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シガーソケット |
DC12V/最大10A ※大型車は24Vの場合あり |
カーナビ・車載冷蔵庫・ドライブレコーダーなど |
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USB-A |
DC5V/最大18W程度 |
スマホ・タブレット・モバイル機器 |
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USB-C(PD対応) |
DC5〜20V/最大100W程度 |
ノートPC・スマホ高速充電 |
シガーソケット型のDC出力は車と同じ規格のため、カーアクセサリーとして販売されている機器のほとんどをそのまま接続して使えます。
●DC出力とAC出力の使い分け|うまくDCを使えば節電に!
AC出力はインバーターを経由するため変換ロスが発生します。AC出力に変換するアダプターを挟んでDC対応機器を使うと、DC→AC→DCという二重変換が起き、ロスがさらに大きくなってしまいます。
DC出力で直接動かせる機器はシガーソケットやUSBポートを使うことで、AC出力に比べて20〜40%ほどバッテリーの節約が可能です。とくに車載冷蔵庫・LEDランタンなど長時間連続使用する機器は、この差が積み重なって消費電力や使用時間に大きく影響します。
USB-Cでスマホを充電する、車載冷蔵庫をシガーソケットで動かす。こうした使い方だけで全体のバッテリー消耗を減らせるのがDC出力の大きなメリットです。
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2.DC出力で使える家電|具体的な使用例

DC出力で動かせる機器は、車のシガーソケットに対応した家電やUSB接続の家電です。具体的な使用例を見てみましょう。
●車載用機器|冷蔵庫・クーラー・掃除機・ドライブレコーダー・カーナビなど
車で動く機器のほとんどはDC12Vで動作するため、シガーソケット型のDCポートに直接接続できます。
・車載冷蔵庫:キャンプ・車中泊で食材を長時間保冷するのに適している
・ポータブルクーラー(DC対応モデル):車中泊のエアコン代わりに。AC変換なしで動かせるため、バッテリーの節約になる
・ドライブレコーダー・カーナビ:旅先での地図表示など、エンジンを切った状態でも使い続けたい機器に対応できる
・車載掃除機:シガーソケット接続タイプをそのまま接続して車内・テント内の掃除に使える
AC出力に変換アダプターを挟んで使うより、直接シガーソケット接続するほうが電力効率が高いです。長時間使う機器ほどDC出力を積極的に活用しましょう。
●照明・空調|LEDランタン・電気毛布・サーキュレーターなど
USB接続対応のLEDランタンやファンは、USBポートから給電できます。電気毛布なども、シガーソケットのDC12V対応のモデルが多いです。
・USB式LEDランタン:USB-Aポートから直接給電。夜間の屋外照明として長時間使える
・USB扇風機・サーキュレーター:テント内・車内の換気・熱中症対策におすすめ
・USB式小型加湿器:冬のテント内・車内の乾燥対策に使えるUSB給電タイプが多い
・DC対応電気毛布:DC12V対応と明記されていればシガーソケットポートでバッテリーを節約しながら使える
テント内や車内での夜間照明や簡易的な冷暖房は、DC出力でまかなって電力を節約できる可能性が高いです。
●通信・情報機器|ノートPC・モバイルルーター・ラジオ・スマホなど
情報収集や連絡手段の確保には通信機器が欠かせません。多くの通信機器はUSB給電に対応しており、DC出力で効率よく充電できます。
・スマホ・タブレット:USB-A・USB-Cで充電。USB-C PD対応ポートを使うと充電速度も上がる
・ノートPC:USB-C PD対応のポートがあれば、ACアダプターなしでノートPCを充電できる
・モバイルルーター・ポケットWi-Fi:USB給電対応品が多く、停電中の通信環境を維持できる
・防災ラジオ・FMラジオ:USB充電対応のポータブルラジオを充電しておける
・デジタルカメラ・アクションカメラ:USB-C給電の製品はDC出力で直接充電できる
災害時の情報収集・連絡手段としての役割を果たすためにも、これらの機器をDC出力で効率よく充電しておくことが非常時の備えとして機能します。
●その他|ポータブルシャワー・エアコンプレッサー・電動工具など
DC12V対応の機器はシガーソケット型DCポートで動かせるものが多いです。アウトドア用品から工具まで幅広い家電に対応できます。
・DC対応ポータブルシャワー:DC12V駆動の製品も多い。キャンプ後の着替え・サーフィン後の砂落とし・災害時の衛生管理に使える
・エアコンプレッサー(タイヤ空気入れ):シガーソケット接続の車用空気入れで、パンク時の応急対応や自転車・エアマット用の空気補充に便利
・12V対応LEDワークライト:工事現場・夜間キャンプの作業灯として使える
・ポータブル電動ポンプ(水中ポンプ):水の汲み上げや排水に活用できる
「車のシガーソケットでつなぐもの」として販売されている製品のほとんどはポータブル電源のシガーソケット型DCポートで使えます。旅行先やアウトドアで役立つカーアクセサリーをそのまま活用できる点は、DC出力の使い勝手の良さです。
3.DC出力で基本的に使えない家電
AC100V、つまりコンセントの使用が前提の家電はDC出力で直接動かせません。DC出力のポートに誤って接続しても機器が動作しないだけでなく、機器側やポータブル電源側に負担をかけるケースがあります。
DC出力では基本的に使えない家電の例は以下のとおりです。
・電子レンジ・オーブントースター
・IHクッキングヒーター
・ドライヤー・ヘアアイロン
・電気ケトル・電気炊飯器
・コード式掃除機
・電気ストーブ・セラミックヒーター
「DC12V対応」「シガーソケット対応」と記載のある家電は例外で、DC出力で使えます。家電の購入時には「AC/DC兼用」または「DC12V対応」の記載があるかを事前に確認してください。
4.DC出力搭載!Jackery(ジャクリ)ポータブル電源

日本国内のポータブル電源市場で年間売上No.1のJackery(ジャクリ)は、ほとんどのモデルにシガーソケット型のDCポートとUSB-A・USB-Cポートを搭載。複数のDC出力で車載機器・スマホ・ノートPCなどを、バッテリーを節約しながら使えます。
さらに「リン酸鉄リチウムイオン電池」の採用で、充放電サイクルは最大6,000回。10年以上長く使える、という面からも「コストの削減」を実現します。また、放置するとバッテリー残量が減る「自然放電」も年5%以下に抑えられており、ムダな電力ロスを起こしません。あまり普段使いしない人も、久しぶりに使おうとしたときに「充電がない!」とトラブルになりにくいです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は防災備蓄として保管しながら、キャンプや車中泊でも日常的に活躍します。これからポータブル電源を選ぶなら、DC出力も活用しながらコスパよく使えるJackery(ジャクリ)を選んでみてください。
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まとめ
DC出力はインバーター変換を経由しないため、AC出力より変換ロスが少なくバッテリーを効率よく使えます。実は、よく見る「USB」もDC出力の一種です。また、シガーソケット対応のカーアクセサリーは、そのままポータブル電源のDCポートに接続できます。
低電圧で動く家電はなるべくDC出力を活用すると、同じ容量のポータブル電源でも使える時間が変わってきます。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はDC・USBポートが充実しているので、使い方次第でバッテリーをさらに長持ちさせることが可能です。さっそくJackerのポータブル電源を用意して試してみてください。
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