1. タコは夜釣りがおすすめ!

タコを効率よく狙うなら、日中だけでなく夜釣りも有力な選択肢です。暗い時間帯になるとタコがエサを求めて動きやすくなり、堤防や岸壁周辺でもチャンスが広がります。夜間は視界が限られるため、足場や潮位を確認しながら無理なく狙える場所選びも重要です。
タコは夜釣りがおすすめな理由を見ていきましょう。
・タコは夜行性?夜釣りで釣れる理由
タコが夜釣りで狙いやすい理由は、暗い時間帯にエサを探して動きやすくなるためです。マダコは日中にあまり動かず、海底を移動する夜行性の生き物として知られています。
さらに、タコが好むエビやカニなどの甲殻類も夜に動きやすいため、捕食のタイミングが重なりやすくなります。夜の堤防や岸壁では、タコが物陰から出てエサを探す場面が増えるため、足元や敷石周りでもチャンスを作れるでしょう。
2. タコの夜釣りのベストな時間帯と時期

タコの夜釣りで釣果を伸ばすには、やみくもに出かけるよりも時間帯と時期を意識する姿勢が重要です。タコは潮が動くタイミングでエサを探しやすくなるため、夕まずめから夜にかけて潮流が変化する時間は狙い目になります。
タコの夜釣りにベストな時間帯と時期を見ていきましょう。
・夜釣りで狙うべき時間帯
タコの夜釣りで狙うべき時間帯は、夕まずめから夜の前半、さらに潮が動き始める前後です。タコは夜間に活性が上がりやすく、薄暗い朝夕も警戒心が薄れて釣りやすいでしょう。
特に日没直後は、日中に岩陰や堤防の継ぎ目へ隠れていたタコが動き出しやすく、エサを探して岸壁沿いや敷石周りを移動する可能性があります。また、完全な潮止まりよりも、干潮や満潮の前後で潮が緩く動く時間帯を意識すると、仕掛けを底に留めやすくなります。
・タコ釣りのシーズン|地域別の時期
夜のタコ釣りは、基本的に初夏から初秋にかけて狙いやすく、なかでも水温が上がる時期は数釣りを期待できます。タコ釣りのシーズンを地域別に見ていきましょう。
|
地域 |
狙いやすい時期 |
特徴 |
|
関東・東京湾周辺 |
6〜9月 |
梅雨明け以降に活性が上がり、浅場でも狙いやすい |
|
関西・瀬戸内 |
6〜8月 |
夏のハイシーズンが明確で、堤防や船釣りでも人気 |
|
中部・東海 |
5〜7月 |
太平洋側は早めにシーズン入りしやすい |
|
日本海側・山陰 |
7〜10月 |
夏から秋にかけて狙いやすい |
|
四国 |
7〜9月 |
水温が安定する夏場が中心 |
|
九州 |
6〜8月 |
初夏から夏にかけて釣果を期待しやすい |
|
常磐エリア |
11〜2月 |
晩秋から冬に大型狙いが成立することがある |
関連記事:夜釣りルアーおすすめ10選|ルアー選びの基本・魚種別攻略
3. タコの夜釣りに最適なポイント

環境に適したタコの夜釣りに最適なポイントは、以下のとおりです。
|
ポイント |
狙い方 |
|
堤防の足元 |
タコジグやタコエギを落として壁際を探る |
|
岸壁のつなぎ目 |
仕掛けをゆっくり落とし、止めを入れる |
|
捨て石周り |
根掛かりに注意しながら底を丁寧に通す |
|
常夜灯の明暗部 |
足元から斜め前方まで扇状に探る |
|
海藻や貝が多い場所 |
タコが隠れやすいため重点的に攻める |
タコは海底や岸壁周りに潜み、カニや小魚などを狙って移動するため、堤防の足元や岸壁のつなぎ目、貝が付いた壁面、捨て石周りなどを探ると釣果につながりやすくなります。
4. タコの夜釣りの仕掛けとタックル6選

タコの夜釣りでは、仕掛けとタックルを釣り場や狙い方に合わせるだけで、操作性と取り込みやすさが大きく変わります。タコはルアーに抱きついたあと強い力で底へ張り付くため、柔らかすぎる竿や細すぎるラインでは主導権を握人にくいのが特徴です。
タコの夜釣りで使用する仕掛けとタックルを見ていきましょう。
・タコエギ(オクトパッシング)
タコエギは、岸からタコを狙うオクトパッシングで扱いやすい定番仕掛けです。タコ専用に作られたエギをキャストし、着底後に海底をゆっくり引きながらタコに抱かせます。
タコは底付近を移動するため、タコエギを浮かせすぎず、竿先で小刻みに動かしながら敷石や沈み根、堤防際を丁寧に探る使い方が基本です。タコが抱くと、明確な引きではなく竿先の動きが止まったり、急に重くなったりする感覚として出る場合が多いでしょう。
・船タコエギ
船タコエギは、船からマダコを狙う際に使われる専用エギで、オモリと組み合わせて海底を探る仕掛けです。船釣りでは、船が潮や風で流れるため、エギが釣り人から離れたり近づいたりしながら底を移動します。
そのなかで重要になるのが、エギをただ動かし続けるのではなく、一定の間隔で止めを入れてタコが抱きつく間を作る操作です。潮が速い場面ほど、わずかな違和感を感じたときにエギをその場へ留められるかが釣果を左右します。
・タコジグ
タコジグは、岸壁や足元に付いたタコを縦方向に探る際に使いやすい仕掛けです。オモリが組み込まれたタコベイト型の仕掛けで、堤防の壁際や船着き場周辺、ロープ周りなど、足元に潜むタコを効率よくチェックできます。 遠投して広範囲を探るタコエギに対し、タコジグは壁に沿わせて落とし込み、上下に誘う釣り方と相性が抜群です。夜釣りでは、常夜灯の下や船の係留場所付近など、足元にエサが集まりやすい場所を狙う場面で役立つでしょう。
・テンヤ
テンヤは、昔からタコ釣りで使われてきた実績のある仕掛けで、カニや魚の身、疑似餌を付けてタコに抱かせる釣り方に向いています。タコエギよりも存在感を出しやすく、エサを使えばにおいやシルエットでアピールできる点が魅力です。
根がきついポイントや大型が潜む場所では、テンヤの安定感が活きる場面があります。夜釣りでは視界が悪いため、底を取ったあとに海底付近でゆっくり見せる操作が大切です。
・スッテ
スッテは、タコエギとは異なるシルエットや動きでアピールできる仕掛けとして、船タコや岸釣りのローテーションに組み込みやすいアイテムです。細身で柔らかい印象を出しやすく、エギに反応しないタコへ別の見せ方を試したい場面で役立ちます。
船釣りでは、潮が緩んだタイミングでキャストして広く探る使い方や、エギと組み合わせてアピールを変える使い方があります。夜釣りでは、光量が少ないなかでもシルエットや揺れで存在を伝えられるため、カラーやサイズを変えながら反応を探るとよいでしょう。
・ケミホタル
ケミホタルは、夜釣りで仕掛けやアタリを見やすくするために役立つ発光アイテムです。暗い堤防では、仕掛けの位置やラインの角度が分かりにくくなり、タコエギをどの方向へ引いているか見失いやすくなります。
ケミホタルを仕掛け付近や目印として使えば、夜でも視認性を高めやすく、操作の安定につながります。タコ釣りでは光を強く出しすぎると違和感を与える可能性もあるため、まずは仕掛けの上部やライン周辺に付けて、位置把握を目的に使うと扱いやすいでしょう。
関連記事:東京でおすすめの釣りスポット18選!初心者向けの海・川・船釣り場も厳選
5. タコの夜釣りにおすすめ!タコエギの選び方
タコの夜釣りで使うタコエギは、サイズやカラー、種類を状況に合わせて使い分ける必要があります。タコは視覚だけでなく、底を動く物体や波動にも反応するため、目立つエギを投げれば必ず釣れるわけではありません。
タコの夜釣りにおすすめなタコエギの選び方を見ていきましょう。
・サイズ
タコエギのサイズは、狙うタコの大きさや釣り場の水深、潮流に合わせて考える必要があります。岸から狙う場合は、底取りのしやすさを優先して30〜40g程度の重めを基準にすると、夜でも着底を把握しやすくなります。
ボディサイズに迷う場合は、アピール力が出しやすい3.5号を基準にすると扱いやすいでしょう。小型が多い時期や、タコがなかなか抱き切らない状況では、2.5号などシルエットを小さくしたエギが効く場合もあります。
・カラー
タコエギのカラーは、夜釣りでタコに存在を気づかせるために重要な要素です。海中で目立ちやすい黄色は人気が高く、赤や緑、白などもタコ釣りでよく使われます。
夜間は光量が少ないため、常夜灯の有無や潮色、水深によって見え方が変わります。常夜灯周辺では白や夜光系、濁りが強い日はチャート系やオレンジ系、月明かりがある夜はシルエットが出やすい黒や濃色系を試すと反応を探りやすいでしょう。
・種類
タコエギには、オーソドックスな形状だけでなく、エサを巻きやすいタイプ、ワームをセットしやすいタイプ、ブレードやラトルでアピールを高めるタイプなどがあります。
夜釣りでは暗い海中でタコに気づかせる必要があるため、形状や付属パーツによるアピール力の違いが釣果に影響します。基本は標準的なタコエギを軸にして、反応が弱いときにラトル入りやブレード付き、シルエットが大きいタイプへ変えるとよいでしょう。
6. タコの夜釣りで活躍するポータブル電源とは

タコの夜釣りスポットにポータブル電源を持ち込めば、快適性が格段に向上します。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄え、どこでも電化製品に給電できる機器です。
昼夜の寒暖差で寒さに見舞われる渓流釣りでも、電気毛布で快適に楽しめます。釣った魚は、車載冷蔵庫に保存して長時間鮮度を保てるのも魅力です。夜釣りでは、集魚灯を駆使して高い釣果が期待できるでしょう。
車中泊時には、電気ケトルで温かいコーヒーや湯沸かしにも使用可能です。さらにポータブル電源は、登山や車中泊、DIY作業、防災、節電など、幅広い場面で重宝します。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、創業から14年間で世界販売台数700万台を突破し、7年連続で日本国内売上高・販売台数No1の実績を誇るJackery(ジャクリ)製品がおすすめです。業界最大級の軽量コンパクト設計と、高い安全性を兼ね備えています。
7. タコの夜釣りの釣り方と具体的なアクション

タコの夜釣りで安定した釣果を目指すなら、派手に動かすよりも底を丁寧に探る基本動作を身につけましょう。タコは海底付近でエサを見つけるため、タコエギやテンヤを浮かせすぎると抱きつくチャンスを逃しやすくなります。
タコの夜釣りの釣り方と具体的なアクションを見ていきましょう。
・基本のズル引きとステイ
タコの夜釣りの基本は、仕掛けを底に着けてからゆっくりズル引きし、途中でステイを入れて抱かせる流れです。タコは海底付近でエサを探すため、タコエギやテンヤが浮きすぎると視界や触腕の届く範囲から外れやすくなります。
まずはキャスト後に着底を確認し、竿先を下げ気味にして海底を感じながらゆっくり引いていきます。砂地だけでなく、敷石や沈み根、岸壁の基礎周りを通すと反応が出やすいでしょう。数十センチから1mほど動かしたら数秒止め、タコが追いついて抱く時間を作ります。
・夜に効くスローな誘い方
夜のタコ釣りでは、派手に動かし続けるよりも、底で見せる時間を長く取るスローな誘いが効果的です。タコは魚のように高速で追いかけるより、近くにあるエサへじわじわ近づいて抱きつく動きを見せます。
そのため、タコエギを大きく跳ね上げすぎると、底から離れてタコの目線を外してしまう可能性があります。岸からの夜釣りでは、ゆっくり引いて止める、軽く揺らして止める、違和感があればその場で待つという流れを意識しましょう。
・アタグの見分け方とフッキングのコツ
タコの夜釣りのアタリは、魚のように竿先が大きく引き込まれる形だけではありません。むしろ、仕掛けが急に重くなる、底に張り付いたように動かない、竿先の小刻みな動きが鈍くなるなど、違和感として出る場面が多いです。
違和感を覚えたら、軽くテンションをかけて重みを確認し、数秒待ってからしっかりロッドを立てるとフッキングが決まりやすいでしょう。合わせた後は、タコが底や壁に張り付く前に一定の力で巻き上げるのがコツです。
まとめ
タコの夜釣りで釣果を伸ばすには、タコが動きやすい時間帯や底を丁寧に探る釣り方の理解が欠かせません。タコは暗い時間にエサを探して移動しやすく、堤防際や敷石周り、常夜灯付近など身近なポイントでも反応を狙えます。
この記事で紹介した時間帯や仕掛けを参考に、タコの夜釣りを満喫してください。