ルーフキャリアの選び方ガイド!メーカー別おすすめ商品と用途別アタッチメント

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ルーフキャリアとは、車のルーフに取り付けて荷物を積むための収納システムです。ベースキャリア(フット+バー)を屋根に固定して、その上に用途に合わせたアタッチメントを乗せます。車内のスペースを使わずに大きな荷物を運べるため、アウトドアや引越し、長距離旅行など活躍するシーンは多いです。
この記事ではルーフキャリアの取り付け方式の種類等の基本から、人気メーカーのおすすめ商品、用途別のアタッチメントの選び方など、これからルーフキャリアを取り付けたい人が知りたい情報をまとめました。

目次
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1.ルーフキャリアとは

そもそも、ルーフキャリアは大きく2つの部分に分かれています。

  • 「ベースキャリア」:ルーフに直接取り付ける土台部分。フット(脚)+バー(横渡しのバー)+車種別のホルダーで構成される
  • 「アタッチメント」:ベースキャリアの上に乗せる積載用の器具。ルーフボックス・ルーフラック・サイクルキャリアなど用途別に交換して使う

ベースキャリアは車種専用の形状で取り付けるため、取り付け方式が車によって異なります。アタッチメントはベースキャリアに対応していれば付け替えられるため、季節やアクティビティに合わせて組み替えることが可能です。

2.ルーフキャリアの取り付け方式の種類

ルーフキャリアを選ぶ前に、自分の車がどの取り付け方式に対応しているかを確認することが必要です。方式が違うと取り付けられないため、まずはここを調べてから商品を選んでください。

  • ルーフオンタイプ:雨どいのない現代の国産車のほとんどに対応する。フット底面のパッドをルーフに押し当て、車種別のホルダーで固定する
  • ルーフレールタイプSUVやミニバンなど、ルーフにレールが装備されている車に対応する。レールにフットを差し込んで固定するため、ルーフを傷つけにくい
  • レインガータータイプ:古い国産車や一部の商用車に残っている。雨どいにフックを引っかけて固定する

どの方式かは車のルーフ(屋根)を見ればわかります。ルーフがフラットで何もなければルーフオンタイプ、縦に棒が通っていればルーフレールタイプ、ルーフの端に溝があればレインガータータイプです。以下で詳しく解説します。

①ルーフオンタイプはフラットな屋根に脚を挟んで取り付ける

ルーフオンタイプのフットは、ルーフのフラットな面に4つの脚を乗せて固定します。ドアを閉じることで締まるため、ルーフに穴をあけたりと大がかりな改造をする必要はありません。

現代の国産車の多くがこのルーフオンタイプに対応しており、適合する車種が幅広いのが特徴です。車を買い替えたときも、フットとバーはそのまま使えて、車種別ホルダーだけを買い替えればすむ設計のメーカーが多くあります。

②ルーフレールタイプはレールにフットを固定して取り付ける

引用:Amazon

ルーフレールはルーフの両サイドを縦に走る棒状のパーツで、SUVやアウトドア系の車に最初から付いているケースが多いです。ルーフへの傷がつきにくく、取り外しと再取り付けがしやすいです。

ルーフレールが付いている車はレールの幅や断面形状にメーカーごとの差があるため、フットを選ぶときは車種ごとの対応表を確認してください。

③レインガータータイプは雨どいにフックを引っ掛けて取り付ける

 

引用:Yahoo!ショッピング

レインガーター(雨どい)はルーフの縁に沿って溝状に走るパーツで、1980〜90年代の国産車や現行の一部商用車(ハイエースなど)に残っています。ここにフックを引っかけて固定するため、ほとんどは取り付けがシンプルで工具も不要、もしくは六角レンチなど最小限です。

ただし、現行の乗用車のほとんどは雨どいを持っていないため、このタイプを選ぶケースは限られます。

3.ルーフキャリア人気メーカー3社のおすすめ商品

ルーフキャリアのメーカーは国内外に多数ありますが、とくに人気の3社を紹介します。

  • スーリー(Thule):世界80か国以上で展開する世界最大級のキャリアメーカー。輸入車や欧州車への適合数が多く、デザインと強度を高いレベルで両立している
  • イノー(inno):カーメイトのルーフキャリアブランド。国産車への適合数が多く価格が手の届きやすいレンジ。SUVやミニバンからジムニーまで幅広く対応する
  • テルッツォ(Terzo):PIAAが展開する国産ブランド。国産車向けの適合車種が豊富で、ルーフボックスのラインナップも充実している

以下で詳しく見ていきましょう。

①スーリー(Thule)|輸入車対応力が高い世界最大のキャリアメーカー

引用:楽天市場

スウェーデン発祥のスーリーは、70年以上の歴史を持つ世界最大級のキャリアメーカー。多くのメーカーと自動車OEMとしても提携しており、輸入車・欧州車・北米車にも高い適合率を誇ります。ワンタッチでの固定、盗難対策のキーなど、細かい部分まで配慮された構造がポイントです。

写真はルーフレールタイプの「Thule WingBar Edge 9583B」。薄型のデザインで風切り音を抑えつつ、燃費への影響を小さくしています。アクセサリーをワンタッチで固定できるため、ルーフボックスやサイクルキャリアへの組み替えもスムーズです。

②イノー(inno)|豊富な適合車種とリーズナブルな価格が強みの国内メーカー

引用:inno

inno(イノー)は「カーメイト」のルーフキャリアブランドで、国内メーカーならではの国産車への高い適合率と手の届きやすいリーズナブルな価格帯が強みです。

写真は140×140cmのフラット面に最大75kgまで積める、アルミフレームの定番ルーフデッキ。アルミ製のため錆びにくく、ベースキャリアから工具なしで着脱できます。ジムニーやハイエース、大型SUV、大型ミニバンに使いやすいサイズです。

③テルッツォ(Terzo)|ルーフボックスと国産車への高い適合力が特徴

 

引用:Amazon

テルッツォ(Terzo)はPIAA株式会社が展開するルーフキャリアブランドで、ルーフボックスのラインナップが豊富なのが特徴です。

写真は「ルーフボックス EA164CBX」。コンパクトながら大容量で、厚みのある大きめ荷物にもしっかり対応します。ベビーカーなども積載できるので、子供のいるファミリー層にもおすすめです。鍵の締め忘れ防止機能など防犯機能もバッチリ。ハスラーのような小型の車にもフィットします。

4.用途別!ルーフキャリアアタッチメントの選び方

ベースキャリアを取り付けたら、次は何を積むかによってアタッチメントを選びます。以下の4種類がよく使われるアタッチメントです。

  • ルーフボックス:雨の日も荷物が濡れないクローズドタイプ。荷物全般の大容量積載向き
  • ルーフラック:オープンな金属フレームのデッキ。形を選ばず積めてオーバーランダースタイルにも
  • サイクルキャリア・スキーキャリア:アクティビティ専用のホルダー。旅先で使う道具に特化した積み方ができる
  • ソーラーパネル:走行中に充電できる。ポータブル電源との組み合わせで長旅が快適になる

それぞれの特徴を以下で解説します。

①ルーフボックスは雨の日も安心して大容量の荷物を積載できる

ルーフボックスはもっともよく使われている、荷物を入れられるルーフキャリアアタッチメント。フタが閉まる構造のため、走行中の雨や風から荷物を守れます。容量は300〜600L前後のものが多く、スーツケース数個分やキャンプ道具一式を車内に積むことが可能です。選ぶときのポイントは以下のとおり。

  • 容量(L):乗車人数と積みたい荷物量に合わせて選ぶ。家族4人なら400〜500Lが目安
  • 開閉方向:左右両開きのモデルは駐車スペースに関係なく開けやすい
  • 鍵付きか:セキュリティのために施錠できるものを選ぶのがおすすめ

買い替えのリスクを減らすために、3点とも確認して後悔のないように選びましょう。

②ルーフラックはキャンプ道具や脚立など形を問わず積載できる

ルーフラックはオープンな金属フレームのデッキで、形を問わず荷物を乗せられる自由度が強みです。テント・キャンプ用品・脚立・長尺材など、ルーフボックスでは入らない大きなものや長いものも積めます。積んだ荷物はベルトやネットで固定します。防水が必要な場合は防水バッグや防水カバーとの組み合わせが必要です。

③サイクルキャリア・スキーキャリアは旅先でのアクティビティに対応できる

自転車を乗用車で運ぶなら専用のサイクルキャリア(バイクキャリア)が、スキー・スノーボードを運ぶならスキーキャリアが必要です。どちらもベースキャリアに専用ホルダーをスライドして差し込むだけで取り付けられます。

サイクルキャリアは自転車の固定方式が「フォークマウント型」「ホイールホルダー型」「フレームクランプ型」などに分かれているので、自転車のタイプを確認してから選んでください。スキーキャリアは板の幅・本数によって使えるモデルが変わるので確認しましょう。

④ソーラーパネルをルーフキャリアに固定すれば走行中にポータブル電源を充電できる

ルーフにソーラーパネルを固定すると、走行中や駐車中に太陽光で発電しながらポータブル電源に充電できます。ソーラーパネルで発電した電気をポータブル電源にため、スマホの充電や電気ケトルでの湯沸かし、電気毛布や扇風機などの冷暖房に使うなど幅広い用途で活躍。車中泊を楽しむユーザーや、連泊も多いキャンパーによく選ばれるスタイルです。

固定には接着剤や専用のソーラーパネル固定器具が使われます。ぐねぐね曲げられる「フレキシブルタイプ」のソーラーパネルなら、車のルーフそのままの曲面にも対応するので、なんとベースキャリアの準備がいりません。

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5.ルーフキャリア×ソーラーパネルでポータブル電源を走りながら充電しよう

Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル「SolarSaga 100 Light」は曲げられるフレキシブル素材で厚さ16mmと薄く、車のルーフの上に貼り付けたり固定ベルトで取り付けたりできます。パネルのケーブルを車内に引き込み、ポータブル電源のDC入力ポートに接続するだけで、走行中に自動で発電と充電が可能です。

製品スペック Jackery SolarSaga 100 Light
ピーク電力 100W±5%
変換効率 25%
重量 2.05 kg±0.5 kg
展開サイズ 1060*560*16mm
防水等級 IP68
作動温度範囲 -40°C~85°C
保証期間 5年
出力ポート
充電時間(1枚) Jackery ポータブル電源 1000 New:約15時間
Jackery ポータブル電源 2000 New:約29時間

※車両への固定方法や配線方法は車種によって異なるため、施工方法を事前に確認してください。

ポータブル電源があるとエンジンをかけずともポータブルエアコンのような冷房が使えたり、サッと電気ケトルでお湯を沸かせるようになったりと使い方は無限大です。「ルーフキャリアをつけたいけど、何に使うか迷っている」なら、Jackeryのソーラーパネルとポータブル電源の組み合わせも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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6.ルーフキャリア取り付け時の注意点

ルーフキャリアは取り付ければ終わりではなく、法律上・安全上の注意点があります。以下の3点は必ず守ってください。

  • 積載物の高さと重量の上限を事前に確認し、道路交通法違反にならないようにする
  • 洗車機を通る前にルーフキャリアの有無を申告して、手洗い洗車に切り替える
  • 荷物はベルトとバンドでしっかり固定して走行中の落下を防ぐ

詳しく解説します。

①道路交通法違反にならない積載物の高さか事前に確認する

道路交通法では一般車の場合、積載物を含めた車の全高が3.8m(軽自動車は2.5m)以下であることが必要です。また、積載物の重量は車の最大積載量の範囲内に収める必要があります。ルーフキャリア自体の重量も加算されるため注意してください。

参考:国土交通省「2.道路通行車両の制限」

②洗車機を通過するときはルーフキャリアの有無を申告する必要がある

ルーフキャリアを付けたまま洗車機を通ると、ブラシやノズルがキャリアに当たって洗車機が破損したり、車が傷ついたりすることがあります。ガソリンスタンドや洗車場の洗車機は「ルーフキャリアあり」の申告が必要です。申告がないまま通ると損害賠償の問題になるケースもあります。

ルーフキャリアを付けたまま洗車したい場合は、手洗い洗車か、キャリア対応を明示している洗車機を利用してください。

③荷物はベルトやバンドでしっかり固定して走行中の落下を防ぐ

ルーフラックに積んだ荷物は、走行中の振動や風圧で飛んでいく危険があります。荷物は1点ずつタイダウンベルトで固定し、大きなまとまりにはネットをかけてください。

▲タイダウンベルトの例

引用:モノタロウ

固定が不十分なまま高速道路を走行して落下物を出すと、道路交通法違反になるだけでなく、後続車への重大な事故につながることがあります。荷物を積んだら必ず固定されているか確認してから発進してください。

7.ルーフキャリアに関するよくある質問

ルーフキャリアに関するよくある質問と、その回答をまとめました。

①ルーフキャリアの車種別適合表ってある?

各メーカーが公式サイトで車種別適合検索ページを公開しています。

検索ツールで対応品が出てくれば取り付けできます。ただし改造車や特殊な架装がある場合は合わないことがあるため、心当たりがある方は販売店へ問い合わせて確認しましょう。

②自作のルーフキャリアでも条件を満たしていれば車検に通る?

取り外しができるルーフキャリアなら、車体とは別のため車検には基本的に影響がありません。

一方で、溶接などを施して車体と一体化させた場合は車検に通らない可能性があります。自作ルーフキャリアを使いたいなら、ボルトやビス・ネジなどで簡単に取り外せる仕様にしてください。ただし、安全上の問題もあるため、基本的にはメーカーの市販品を使うことをおすすめします。

まとめ

ルーフキャリアは「取り付け方式の確認→ベースキャリア選び→アタッチメント選び」の流れで選びます。まず自分の車がルーフオン・ルーフレール・レインガーターのどれかを確認してから、対応するフットとバーを選んでください。そして、使いたいアタッチメントを選びましょう。

ソーラーパネルを車のルーフに固定してポータブル電源に充電するスタイルもおすすめです。車中泊やキャンプで電源の不安を消せます。Jackeryでは車のルーフに直接取り付けできるソーラーパネルを用意しているので、ご活用ください。

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