1.徹底比較!Jackery ポータブル電源 1500・1500 Pro・1500ultraの違い

Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 ultra」には、主に以下のような違いがあります。
項目/機種 |
1500 |
||
防水・防塵性能 |
あり(IP65) |
なし |
なし |
内蔵バッテリー |
リン酸鉄リチウムイオン電池 |
三元系リチウムイオン電池 |
三元系リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 |
1,536Wh |
1,512Wh |
1,534Wh |
アプリ対応 |
あり |
なし |
なし |
サイクル数 |
4000回 |
2000回 |
800回 |
ここでは、Jackery 1500Wポータブル電源の3機種のそれぞれの違いを13項目に分けて解説していきます。
①防水・防塵性能の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」には、以下のように防水・防塵性能に違いがあります。
機種 |
防水 |
防塵 |
あり |
あり |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
なし |
なし |
ポータブル電源 1500 |
なし |
なし |
Jackeryのポータブル電源「1500」と「1500 Pro」には、防水・防塵性能が備わっていません。
一方、最新機種である「ポータブル電源1500 Ultra」は防水・防塵性能が備わっているため、雨や粉塵の侵入を気にせずに使用できます。 各ポートに保護カバーが装備されて故障リスクを最小限にしたことで、メンテナンスコストの削減を実現しました。
②内蔵バッテリーの種類の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」には、以下のように内蔵バッテリーの種類に違いがあります。
機種 |
バッテリーの種類 |
ポータブル電源 1500 Pro |
三元系リチウムイオン電池 |
ポータブル電源 1500 |
三元系リチウムイオン電池 |
Jackeryのポータブル電源「1500」と「1500 Pro」は、どちらも軽量でコンパクトなリチウムイオン電池を搭載しています。
一方、最新機種の「1500 Ultra」には、より耐久性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。長寿命かつ安全性の高いバッテリーで、長期間にわたって私たちの生活をサポートしてくれます。
③バッテリー容量の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」のバッテリー容量は、以下のようになっています。
機種 |
容量 |
1,536Wh |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
1,512Wh |
ポータブル電源 1500 |
1,534Wh |
3機種のバッテリー容量には、わずかな差しかありません。実用面ではこの違いによって大きな性能差につながるわけではなく、どれも1500Whクラスとして十分な容量を備えています。
関連記事:1500wクラスのポータブル電源おすすめ製品6選!使い道やデメリットも解説
④定格出力の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」の定格出力は、以下のとおりです。
機種 |
定格出力 |
通常:1,800W |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
1,800W |
ポータブル電源 1500 |
1,800W |
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」の定格出力は、すべて「1,800W」となっています。
しかし、最新機種の「1500 Ultra」には新機能の「ブーストモード」を搭載。出力を「2,000W」まで引き上げることが可能になりました。15分の時間制限はありますが、より消費電力が大きい家電も使用可能です。
⑤サイズ・重量の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」のサイズ・重量は、以下のとおりです。
機種 |
サイズ |
重量 |
335 × 264 × 285mm |
17.5kg |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
384 × 269 × 307.5mm |
17kg |
ポータブル電源 1500 |
355 × 265 × 253mm |
16kg |
3機種でサイズ・重量のともに大きな違いはありませんが、もっとも軽いのは「1500」です。ただし「1500 Ultra」がもっともコンパクトで設置場所には困りません。
17.5kgともっとも重量はあるものの、滑りにくい取手付きで片手で持てる重さなので持ち運びやすさ抜群です。
⑥メンテナンス性の違い
Jackery のポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」のメンテナンス性には、以下のような違いがあります。
機種 |
メンテナンスのしやすさ |
洗浄の可否 |
ポータブル電源 1500 Ultra |
非常に優秀 |
底部プレートの取り外し・水洗い可 |
ポータブル電源 1500 Pro |
標準的 |
不可 |
ポータブル電源 1500 |
標準的 |
不可 |
Jackeryのポータブル電源「1500 Ultra」は、業界ではじめて本体底部に排気ファンと放熱口を備えた金属製ベースプレートを採用。このベースプレートは取り外して水洗いが可能なため、メンテナンスが非常に簡単です。
⑦出力ポートの数の違い
Jackeryのポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」には、以下の出力ポートが搭載されています。
● ACコンセント
● USB-A
● USB-C
● シガーソケット
一方で出力ポートの数には、以下のような違いがあります。
機種 |
ACコンセント |
USB-A |
USB-C |
シガーソケット |
ポータブル電源 1500 Ultra |
3 |
1 |
2 |
1 |
ポータブル電源 1500 Pro |
3 |
2 |
2 |
1 |
ポータブル電源 1500 |
3 |
1 |
1 |
1 |
Jackery ポータブル電源 1500の3機種には、AC出力がそれぞれ3つ搭載されています。搭載されている出力ポートの合計は、「1500 Pro」が8つ最も多いです。
⑧アプリ対応機能の違い
Jackery ポータブル電源1500 Ultraはアプリによる操作に対応しています。以下の機能の使用が可能です。
・電池残量や使用可能時間の確認
・充電状況や出力/入力値など稼働状況の確認
・電源のオン・オフ
・緊急充電モードへの切り替え
・静音充電モードへの切り替え
・緊急充電モードへの切り替え
・取扱説明書の確認
一方、「1500」と「1500 Pro」は、アプリによる操作に対応していません。アプリによるスマートな操作をしたい方は、最新機種の「Jackery 1500 Ultra」がおすすめです。
関連記事:Jackery アプリの機能詳細と使い方、ポータブル電源との接続方法を徹底解説
⑨充電時間の違い
Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」の充電時間は、充電方法や製品ごとにそれぞれ以下のように異なります。
製品 |
ACコンセント |
ソーラーパネル |
シガーソケット |
最速90分 |
200Wソーラーパネル×4枚:2.5時間 |
17時間 |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
最速2時間 |
200Wソーラーパネル×6枚:2時間 |
16.5時間 |
ポータブル電源 1500 |
最速4時間 |
200Wソーラーパネル*2枚:5.5時間 |
18.8時間 |
3機種とも充電時間は短いですが、とくに「1500 Ultra」は、ACコンセントによる充電が最速90分で完了。午前中にバッテリーを使い切ってしまっても、さっと充電して午後から作業を再開させられます。
⑩サイクル数(寿命)の違い
Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」のサイクル数は、下記のとおりです。
機種 |
サイクル数 |
4000回 |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
2000回 |
ポータブル電源 1500 |
800回 |
Jackery ポータブル電源「1500 Ultra」は、「1500」の5倍にもなる「4000回」のサイクル数を誇ります。1日1回の充放電を毎日繰り返しても、10年以上長持ちする長寿命モデルです。
使用頻度が高い方や長期的な使用を考えている方は、サイクル数の多い「1500 Ultra」がおすすめです。
⑪静音性の違い
Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」の静音性の違いは以下のとおりです。
機種 |
静音性 |
ポータブル電源 1500 Ultra |
静音モードなら30db以下 |
ポータブル電源 1500 Pro |
45db以下 |
ポータブル電源 1500 |
45db |
Jackeryの製品はどれも静音性が高く、基本的にはあまり動作音が気になりません。中でも「1500 Ultra」は、アプリによって静音モードへの切り替えが可能。30db以下と非常に静かなので、キャンプ場や避難先など人の集まる場所でも音を気にせず使用できます。
⑫UPS &パススルー機能搭載の違い
Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」のUPS &パススルー機能の搭載の有無は以下のとおりです。
機種 |
UPS機能 |
パススルー機能 |
あり |
あり |
|
ポータブル電源 1500 Pro |
なし |
あり |
ポータブル電源 1500 |
なし |
なし |
Jackery ポータブル電源「1500 Ultra」には、停電が発生した際に電源給電をポータブル電源に自動で切り替えてくれる「UPS機能」が搭載されています。さらに、ポータブル電源を充電しながら家電に電気を送れる「パススルー機能」も搭載。バッテリーに負担をかけることなく使用できるので、長期間安全にご利用いただけます。
関連記事:UPS(無停電電源装置)搭載のポータブル電源おすすめ5選!UPS機能のメリットや使用時の注意点も解説
⑬雷サージ保護機能の違い
Jackery ポータブル電源「1500 Ultra」には、雷サージ保護機能が搭載されています。これにより突然の落雷からポータブル電源に接続している家電の損傷が防げるようになりました。
なお、「1500」と「1500Pro」にはこの機能は搭載されていないため、より安全なポータブル電源を使いたい場合は「1500 Ultra」を導入しましょう。
2.これから買うなら「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」がおすすめ
これから1500Wのポータブル電源を購入しようと考えているなら、「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」がおすすめです。
● 防水・防塵性能搭載
● リン酸リチウムイオン電池採用で長寿命
● 雷サージ保護機能搭載
● 自己放電率が非常に低い
「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」は、Jackery製品ではじめて防水・防塵性能を搭載したアイテムです。粉塵や雨の侵入を気にせず利用でき、故障リスクも最小化されました。
さらに、定格消費電力が2,000Wまで使用できるようになる「ブーストモード」も搭載。複数機器の同時使用にも柔軟に対応できるので、災害時やキャンプで大活躍間違いなしです。
安全性と機能性を兼ね備えた「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」で、生活をより豊かにしていきましょう。
3.ソーラーパネルセット「Jackery Solar Generator 1500 Ultra」でより便利で快適な暮らしを
ポータブル電源を導入してより便利で快適な暮らしを手に入れたいなら、ソーラーパネルとセットになった「Jackery Solar Generator 1500 Ultra」がおすすめです。
ソーラーパネルとポータブル電源をあわせて導入することで、持続的な電力の確保が可能になります。
セットのJackeryソーラーパネルは、最大25%という高い変換効率を誇り、晴天時には短時間でポータブル電源の充電が完了。さらに複数枚を並列接続すれば、よりスピーディーな充電が実現し、長引く停電でも電力不足の心配がありません。
ソーラーパネルも防水・防塵仕様で屋外でも安心して使用できるので、災害時だけでなくキャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍間違いなしです。「Jackery Solar Generator 1500 Ultra」を導入して、より便利で快適な生活を手に入れましょう。
4.合わせてチェック!Jackeryのハイスペックなポータブル電源3選
Jackeryポータブル電源1500 Ultraの他に、Jackeryからハイスペックなポータブル電源を紹介します。気になる製品がないか見ていきましょう。
●Jackery ポータブル電源 1000 New:持ち運びやすさと十分な出力のバランスがちょうどいい
●Jackery ポータブル電源 2000 New:2200Wの定格出力でほぼすべての家電を動かせる
●Jackery ポータブル電源 3000 New:3,000Whクラスで業界最小・最軽量
まとめ
今回は、Jackery ポータブル電源「1500」「1500 Pro」「1500 Ultra」を徹底比較しました。それぞれさまざまな特徴がありますが、高性能で安全性も高い「1500 Ultra」がとくにおすすめです。
ベースプレートで熱もほこりもシャットアウトし、メンテナンスも簡単な「Jackery ポータブル電源 1500 Ultra」を導入して、暮らしをより豊かにしていきましょう。
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