キャンピングカー向け発電機のおすすめ5選!選ぶポイントも紹介

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キャンピングカー向けの発電機はどれがおすすめ?」と迷っていませんか。稼働音がうるさくて使えなかったり、走行中車内で利用できなかったりして後悔しないためには、自分に合った発電機を選ぶことが大切です。

 

そこで本記事では、おすすめのキャンピングカー向け発電機を5つ厳選して紹介します。選び方のポイントも解説するので、これを参考にあなたにぴったりの発電機を見つけてみてください。

目次

1.こんな時にはキャンピングカーに発電機があると便利!

 

発電機があればどんな場所でも電力を確保できるため、快適にキャンピングカーライフを楽しめます。特に便利なシーンは以下の3つです。 

1.消費電力の高い大型家電を同時に使用したい時

2.サブバッテリーの電力残量がない時

3.電源のない場所で長期間、車中泊する時 

エアコンや電子レンジなど、消費電力が高い家電を同時に使用する時、キャンピングカーのサブバッテリーだけでは十分な電力を供給できない場合があります。発電機があれば、エアコンをつけたままドライヤーを使ったり、電子レンジと電気クッカーを同時に使って効率よく調理したりでき、自宅にいるかのように快適に車中泊を楽しめます。 

また長期の車中泊では、サブバッテリーの充電が間に合わず残量がなくなってしまう場面も出てくるでしょう。そんな時に発電機があれば、スマホの充電や家電の使用はもちろん、キャンピングカーのサブバッテリーへの充電もできます。特に、電源がないキャンプ場や道の駅で長期間滞在する場合、サブバッテリーだけでは十分な電力を確保できないため、発電機が重宝します。

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2.キャンピングカーで使える発電機の種類

 

キャンピングカーで使える発電機の種類

キャンピングカーで使える発電機には「ガス・ガソリン式発電機」と「ポータブル電源&ソーラーパネル」の2種類があります。ここではそれぞれのメリット・デメリットについて解説するので、自分の車中泊スタイルに合ったものを選んでみてください。

ガス・ガソリン式発電機|燃料さえあれば電力を確保できるが、音がうるさい

ガス・ガソリン式発電機(ポータブル発電機)は、ガスやガソリンなどを燃料として電気を作る装置です。燃料さえあれば、600〜5,500W程度の高出力で電力を供給できるため、消費電力の大きい家電を同時に使用できるのが大きなメリットです。 

しかし、ガス・ガソリン式発電機には以下のデメリットもあります。 

稼働音が大きく70〜90dB程度(パチンコ店内が80dBほど)に達するため、周囲に人がいるキャンプサイトや道の駅の駐車場では使用できない

スパークプラグやエンジンオイルの交換など、定期的なメンテナンスをする必要がある

稼働時には排気ガスが発生するため、車内や室内での使用は一酸化炭素中毒のリスクを伴う 

特に、一酸化炭素中毒のリスクがあることから、室内で使えないのは大きなデメリットです。。

ポータブル電源&ソーラーパネル|燃料不要で、静かに電源を確保できる

ポータブル電源は、可搬式の蓄電装置です。あらかじめ充電しておけば、どこでも電力を確保できす。ソーラーパネルから充電できるモデルを選べば、太陽光を利用していつでも充電が可能です。ポータブル電源ソーラーパネルをキャンピングカーの発電機として使うメリットは以下のとおり。 

燃料が必要ない

静かに電源を確保できる

定期的なメンテナンスがいらない

キャンピングカー内で家電を使える 

周りを気にせずにいつでも電源を確保したい方には、「ポータブル電源&ソーラーパネル」がおすすめ。キャンピングカーで車中泊をする際、キャンプサイトやRVパークには他のお客さんもいるため、発電機の稼働音が周囲に迷惑をかけてしまう場合があります。しかし静かに電力を確保できるポータブル電源なら、周りを気にせずに車内で家電を使用できます。 

またガス・ガソリン式発電機の場合に発生する、エンジンオイル交換などの定期的なメンテナンスが不要なのも大きなメリットです。さらに2,000〜3,000W程度の高出力モデルを選べば、複数の家電を同時に動かせます。車内で家電を利用したいなら「ポータブル電源&ソーラーパネル」を選びましょう。

関連人気記事:キャンピングカーにソーラーパネルは必要!選び方と後付け向きの商品を紹介

3.後付けラクラク&音が静か!キャンピングカー用の発電機には「Jackery Solar Generator」がおすすめ

 

キャンピングカー向けの発電機には、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Jackery Solar Generator」がおすすめです。据付型の太陽パネル蓄電池のように設置工事が不要で、簡単にソーラー発電を導入できます。ここでは特におすすめのモデルを5つピックアップして紹介するので、自分にぴったりのものを見つけてみてください。

Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

キャンピングカーで頻繁に旅行を楽しむ方におすすめの1台です。セットのソーラーパネルは車のルーフキャリアに簡単に取り付けられ、設置したままポータブル電源を充電できます。太陽光さえ出ていれば、走行中でも駐車中でも充電可能なため、効率的に電力を確保できるのが魅力です。ソーラーパネルをキャンピングカーに設置したい方に特におすすめします。

Jackery Solar Generator 3000 New ポータブル電源 セット

バッテリー残量を気にせずにキャンピングカーで複数の家電を同時に使いたい方には、こちらの大容量で高出力のモデルがおすすめです。冷蔵庫やテレビの長時間使用はもちろん、消費電力が高いエアコンや電子レンジなどを同時に使えます。3,072Whの超大容量でありながら、市場の他のモデルと比較してサイズが約47%小さく重量が約43%軽いのも嬉しいポイントです。

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

キャンピングカーでの車中泊だけでなく、キャンプなどのアウトドアでも電力残量を気にせずに好きなだけ家電を使いたい方にぴったりのモデルです。2,042Whの超大容量を備えながらも、市場モデルよりも40%コンパクトで重量は34%軽量化されています。5人以上の大人数のファミリーやグループキャンプでも、十分に電力をまかなえるでしょう。

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

ソロでキャンピングカーライフを楽しみたいなら、こちらのモデルがおすすめです。ほぼすべての家電が使える1500Wの定格出力を備えながらも、約10.8kgと業界トップクラスの軽量設計を実現しました。ソーラーパネルは、両面発電により業界最高クラスの25%の変換効率を誇るため、曇り空でも充電が可能です。「キャンプも車中泊も家電をフル活用したい!」というソロキャンパーに適しています。

Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

週末に車中泊やキャンプを楽しみたい方におすすめのモデル。約3.6kgと軽量でリュックに収まるコンパクトさが魅力です。最速60分で充電できる「緊急充電モード」を搭載しているため、前日に充電するのを忘れてもすぐに対応できます。キャンピングカーの車中泊電源としてはもちろん、キャンプや釣りなどアウトドアレジャーにも最適です。

4.キャンピングカー用の発電機を選ぶ際の4つのチェックポイント

 

キャンピングカー用の発電機を選ぶ際の4つのチェックポイント

キャンピングカー用の発電機を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。こちらを参考に自分にぴったりの発電機を見つけてみてください。

設置タイプ|車載タイプかポータブルタイプか決めよう

キャンピングカー向け発電機には、おもに車載タイプとポータブルタイプの2つがあります。それぞれのメリットとデメリットは以下のとおりです。 

設置タイプ

メリット

デメリット

車載タイプ

(ガス・ガソリン式のみ)

● 出力が大きい(2,500〜4,000W)

● 車内で使用できる(排気が外に出るため)

● 燃料タンクが大きく頻繁に補充する必要がない

● 大型で車内スペースを占有する

● 後付けが難しく、購入時にオプションとして選ぶ必要がある

ポータブルタイプ

(ガス・ガソリン式およびポータブル電源&ソーラーパネル)

● 持ち運びできる

● 後付けできる

● 種類が豊富で自分に合ったものを選べる

● (ガス・ガソリン式の場合)車内では使用できない

車載タイプは、キャンピングカー購入時にオプションとして取り付けるタイプで、固定されているため持ち運びはできません。出力は2,500〜4,000Wと大きく、排気が車外に出る設計で車内で使用できるのが魅力です。 

一方でポータブルタイプは、持ち運びできる後付けタイプ。豊富なラインナップから自分に合ったものを選べます。どこでも持ち運んで使えるのがメリットです。 

「車内でも使用したいし、キャンプにも持ち運びたい!」という方には、ポータブル電源とソーラーパネルのセットをおすすめします。出力の高いモデルを選べば、消費電力が大きい家電も車内で使えます。ソーラーパネルで充電するため、ガスやガソリンなどの燃料は必要ありません。

サイズ|収納スペースを考えよう

収納スペースを考えて、サイズを決めましょう。一般的に、発電機やポータブル電源は出力が大きいほどサイズも大きくなります。以下は、主要な発電機のモデルとそのサイズの一覧です。 

メーカー/型番

定格出力(W)

サイズ

(全長×全幅×全高/mm)

重量(kg)

ホンダ/EU18i

1,800

509×290×425

21.1

ヤマハ/EF1800iS

1,800

555×300×470

25

Jackery/Jackery Solar Generator 2000 New(ポータブル電源)

2,200

335×264×292

17.9

特に長期旅行では荷物が多くなるため、コンパクトサイズのポータブル電源が重宝します。そこでおすすめなのが2000Whクラスの市場モデルより40%小型で、34%軽量な「Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット」です。このモデルは収納力と持ち運びやすさを重視する方に非常に人気があります。

発電量|使用する家電が使えるものを選ぼう

使用したい家電の消費電力と起動電力を確認しましょう。中には起動時のみ表示されている電力の3〜4倍の電力を必要とする家電があるため、同時に家電を使う場合には「起動電力」も確認する必要があります。以下にキャンピングカーで使用する家電の消費電力と起動電力の目安をまとめました。 

家電

消費電力(W)

起動電力の目安(W)

テレビ(37型)

300

300

炊飯器

1,300

1,300

電子レンジ

1,000

1,800

冷蔵庫

100

400

小型クーラー

200

800

例えばテレビ・冷蔵庫・小型クーラーを同時に使用したい場合、必要な定格出力は次の計算式から求められます。 

テレビ(300W)+冷蔵庫(400W)+小型クーラー(800W)=1,500W 

この場合、定格出力が1,500W以上の発電機やポータブル電源が必要です。同時に使用する家電の消費電力と起動電力を考えて、必要な出力を満たす発電機を選びましょう。

稼働音|どのくらいうるさいのか確認しよう

キャンピングカー向け燃料式発電機の稼働音は、一般的に70〜90dBです。騒音レベルについて、以下の表で確認してみましょう。 

騒音値(dB)

目安

具体的な音

70

かなりうるさい(大きな声を出さないと会話ができない)

・騒々しい街頭
・セミの鳴き声(2m)

80

うるさくて我慢できない

・地下鉄の車内
・麻雀牌をかき混ぜる音(1m)

90

きわめてうるさい

・カラオケ(店内中央)
・犬の鳴き声(5m)

燃料式発電機は音が大きいため、周囲に人がいる場合は使用を控える必要があります。ただし、負荷を抑えることで騒音レベルを下げることも可能です。それでも、静音性が高いポータブル電源と比較すると、かなりうるさく感じるでしょう。 

稼働音が気になる方には、静音性が高く30dB(郊外の深夜、ささやき声)以下のモデルもあるJackery(ジャクリ)のポータブル電源をおすすめします。

5.発電機以外のキャンピングカーで電源を確保する方法

 

発電機以外で電源を確保する方法を3つ紹介します。これを参考にして効率よく家電を使い、快適なキャンピングカーライフを楽しみましょう。

サブバッテリー|車のエンジンを切っても電力を確保できる

サブバッテリーは、キャンピングカー内で安定した電源を供給するための基本的なシステムです。車のエンジンを切っている状態でも車内で電力を確保できるため、長時間の滞在や夜間の使用に重宝します。 

走行中にはエンジンから充電し、効率よく電力を補充できます。目的地に到着した際には、すぐに必要な電源を使用可能です。ただしサブバッテリーから供給される電力は直流(DC)であるため、家庭用の交流(AC)電源を使用する家電を利用する場合には、インバーターを使って電力を変換する必要があります。

シガーソケット|走行中に電力を確保できる

シガーソケットは、車両に標準装備されている電源供給ソケットで、おもにスマホなどの小型電子機器の充電に使用されます。エンジンがかかっている間は、いつでもスマホやモバイルバッテリーなどを充電可能です。

外部電源|RVパークや電源付きキャンプ場で電力を確保できる

RVパークや電源付きサイトがあるキャンプ場では、外部電源を利用して電力を確保できます。外部電源を利用することで、エアコンや電子レンジなど消費電力が大きい家電も気兼ねなく使えます。キャンピングカーのサブバッテリーやポータブル電源も充電できるため、旅の途中で外部電源付きの施設を利用するのもおすすめです。

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6.キャンピングカーで発電機を利用する際の注意事項

 

燃料式発電機を利用する際の注意点は以下のとおりです。 

1.屋内での使用は避ける

2.稼働音がうるさいため、近くに人がいる時は使用しない

3.排気が他の人に向かないよう、風向きに配慮する

4.平坦で安定した場所に設置する

5.建物や車から1m以上離して使用する

6.周りに燃えやすいものを近づけない

7.使用中に発電機を傾けたり移動させたりしない

8.熱くなったマフラーには触れない

9.燃料補給時には必ずエンジンを停止する

10.直射日光があたる場所には保管しない

11.定期的なメンテナンスを行う 

燃料式発電機は取り扱いに細心の注意が必要です。安全を第一に考え、周囲の環境や他の人への配慮を忘れずに使いましょう。もし安全で静かに電源を確保したい場合は、ポータブル電源とソーラーパネルを発電機として使うのをおすすめします。

まとめ

 

キャンピングカーの発電機には、「Jackery Solar Generator」がおすすめです。この静音性の高いポータブル電源を使えば、夜中でも周囲を気にせずに家電を使えます。また容量や定格出力のバリエーションも豊富で、あなたにぴったりのモデルが見つかるでしょう。今回紹介した「Jackery Solar Generator」の中から、自分に合った商品を選び、キャンピングカーライフをさらに快適に満喫してみてください。

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