メンテナンスフリーの非常用電源とは?発電機・蓄電池・ポータブル電源どれがいい?

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「停電への備えとして非常用電源を持ちたい」と思ったとき、選択肢になるのが発電機・蓄電池・ポータブル電源の3つです。
発電機や蓄電池には、法令に基づく点検義務や燃料管理といったメンテナンス負担があります。この中で「維持する手間もコストもかからない」メンテナンスフリーなのはポータブル電源です。3つの非常用電源のメンテナンスの負担を比較し、どれが良いか見ていきましょう。

目次
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1.そもそも非常用電源に必要なメンテナンスの負担とは?

非常用発電機や蓄電池は、導入したら終わりではありません。備えとして設置した後にどんな維持負担が続くのかを把握しておきましょう。消防法の義務と費用の2つが主な論点です。

①非常用発電機は消防法により定期点検・負荷運転試験が義務づけられている

発電機 非常用

建物に設置された非常用発電機は、消防法に基づく消防用設備として定期的な点検が義務づけられています。点検は「機器点検」と「総合点検」の2種類です。必要な点検の主な内容をまとめました。

  • 原則として1年に1回実施。ただし予防的な保全策が講じられている場合は6年に1回に延長できる
  • 運転試験には専門業者への依頼が必要で、1回あたり数万〜十数万円のコストが発生する
  • エンジンオイル・冷却水・燃料フィルターなどの消耗品交換も義務的に行う

自家発電設備は使われないまま保管されることが多いため、「いざというときに動かない」事態を防ぐための点検義務です。停電時に機能するかどうかの保証が、この点検によって担保されています。

参考:総務省消防庁|自家発電設備の点検方法が改正されました

関連人気記事:非常用発電機のメンテナンスは必要!最低限のチェック項目や費用感を解説

②固定蓄電池も消防法の点検対象になるケースがある

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建物に設置する固定型の蓄電池も、スプリンクラーなどの消防用設備の電源として使う場合は消防法の点検対象になります。スーパーなど不特定多数の人が出入りする「特定防火対象物」の場合と、マンションや学校など主に特定の人が利用する「非特定防火対象物」で、必要な点検や報告の頻度が変わります。

対象 点検内容 点検の頻度 点検報告の頻度
特定防火対象物 機器点検(外観)
総合点検(機能)
6ヶ月(機器点検)
1年(総合点検)
1年に1回
非特定防火対象物 3年に1回

 点検・交換時には電気工事士など専門業者への依頼が必要です。大容量モデルは部品費・工賃で数十万円以上かかることがあります。

なお、基本的に点検義務の対象外となる個人宅に設置する場合も、もし故障して設備交換となれば多額の費用がかかります。結局のところ「定期的に点検して性能を維持する」のがコストを抑えることにつながるので、メンテナンスフリーとはいえません。

参考:総務省消防庁|蓄電池設備の点検

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③燃料管理・部品交換・業者費用など維持コストがかかり続ける

発電機を使うにはガソリン・軽油・LPガスなどの燃料が必要です。燃料は長期保管で劣化するため定期的な入れ替えが必要で、保管自体にも危険物管理の規制があります。発電機と固定蓄電池の維持コストの目安をまとめました。

  • 発電機の年間維持費用:点検費用・燃料交換・消耗品交換を合わせると年間数万〜十数万円が目安
  • 固定蓄電池の10年間のトータルコスト:設置費用に加えて電池交換・メンテナンス費用が加わると百万円超になるケースも

繰り返しますが、定期点検や消耗品交換は基本的に「義務」です。発電機や固定蓄電池を使うなら、避けられないメンテナンスの負担であることを覚えておきましょう。

2.ポータブル電源+折り畳みソーラーパネルがメンテナンスフリーな理由

発電機や固定蓄電池のメンテナンス負担やデメリットが明らかになってきたところで、ポータブル電源がなぜ「メンテナンスフリー」と言えるのかを解説します。3つの理由を見ていきましょう。

①大容量でも消防法の定期点検義務がなく維持の手間・コストがかからない

一般家庭向けのポータブル電源は、消防法に基づく非常用発電機や固定蓄電池の点検義務の対象外です。どれだけ大容量のモデルでも、何らかの理由で固定設置しない限り定期点検の義務や専門業者への費用は発生しません。導入後に必要な管理はシンプルです。

  • 劣化を防ぐため、長期保管するときは充電量を50〜80%に保っておく
  • 年単位で使わない場合は数か月ごとに充電し直して過放電を防ぐ
  • 保管温度の範囲内になる暑すぎ・寒すぎる場所に置かない

つまり、設置場所さえ決めてしまえば、数か月おきに充電するだけでメンテナンスは完了です。「非常用として買ったのに、維持するだけで毎年費用がかかる」というデメリットがないのがポータブル電源の強みといえます。

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②折り畳みソーラーパネルはたまにパネル表面を拭くだけでOK

ポータブル電源と組み合わせるソーラーパネルも、固定設置しないので特別なメンテナンスは不要です。定期的にやることは「表面についたほこりや汚れを拭く」だけで、工具も業者への依頼必要ありません。

たとえば当社Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルは折り畳み式で、使わないときはコンパクトにたたんで収納できます。屋外に固定設置する据え置き型ソーラーと違い、天候・季節・状況に合わせて使う場所を変えられます。

  • 晴れた日はベランダなどに広げて充電する
  • 停電時はどこでも使える移動式の発電源として機能する
  • 普段はたたんで物置にしまっておける

折り畳み式は「非常用に備えながら、普段は邪魔にならない」という使い方が自然にできます。個人で使うなら、普段使いで電気代の節約を目指してみるのもよいでしょう。

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③普段使いやアウトドアに兼用する「フェーズフリー」で自然と使い続けられる

ポータブル電源のもう一つの強みは、「非常時専用」に縛られないことです。普段のキャンプ・車中泊・節電や、はたまた「コンセントが届かない場所でちょっと電源が使いたい」シーンなど、日常で使い続けることが自然とメンテナンスになります。

定期的に使って充放電するのは、バッテリーの性能を保つために効果的です。操作に慣れておけば、いざ停電が起きたときに「本当に使えるか不安」という心配も減ります。

この「平常時と非常時に同じアイテムを使う」考え方は「フェーズフリー」と呼ばれています。防災備品として死蔵させない、理想的な活用方法です。

3.メンテナンスフリーの非常用電源に!Jackeryポータブル電源

消防法の点検義務がない・燃料管理が不要・使い続けるだけで状態が維持できる。こうした特性を最大限に活かすには、電池が長持ちして自然放電が少なく、ソーラーパネルで自給補充できるモデルを選ぶことがポイントです。

Jackery(ジャクリ)は日本国内のポータブル電源市場で年間売上No.1を獲得しているブランドです。全モデルにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、安全性が高く10年以上の長寿命。自然放電は年5%以下と少なく、一度フル充電にすれば1年放置しても残量95%前後を維持できます。停電がいつ来ても、充電がなくて使えない心配はありません。

ここでは、ポータブル電源とソーラーパネルのセット品「Solar Generator」シリーズの3モデルを紹介します。予算・使い方に合った1台を探してみてください。

Jackery Solar Generator 1500 New

1〜2人世帯や、まず1台目の非常用電源として備えたい方向けのセットです。

ポータブル電源 1500 New」の容量は1,536Whで、スマホ50回以上・電気毛布1日以上の連続稼働も余裕です。セットの100Wソーラーパネルは4つ折りにできる超コンパクト設計。普段は小さく収納して、使いたいときにはサッと取り出して充電をスタート。手軽に、こまめにポータブル電源を充電できます。

そして、「1500 New」の非常用電源としての強みは「6,000サイクル」という充放電寿命の長さです。毎日使ったとしても10年以上耐えられる長寿命となっているので、買ってから何年か後に大災害が来たとしても対応可能。さらに5年の保証付きで、長期保管する防災備品として安心して購入できます。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 1500 New
容量 1536Wh
定格出力 2000W(瞬間最大4000W)
充電速度 ACコンセント充電:1.5時間(緊急充電モードなら1.3時間)
ソーラーパネル充電:4.5時間(400W入力時)
Drive Charger 600Wによる走行充電:4.5時間
出力ポート数 AC出力×3
USB-A×1(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W)
DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
エアコン(960W):約6時間
電気毛布(55W):約18時間
液晶テレビ(60w):約18時間
電動ドリル(150W~350W):約6時間
スマホ(29W):約79回
電気ケトル(850W):約1.5時間
かき氷機(700W max):約2時間
製氷機(500W):約2.5時間
小型冷蔵庫(90W):約12時間
車載冷蔵庫(60W):冷凍22時間/保温57時間
充放電サイクル数 6000回
※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 約330×221×242 mm(約14.5 kg)

Jackery Solar Generator 2000 New

容量2,042Whの「ポータブル電源 2000 New」と、200Wソーラーパネル1枚のセットです。

2,042Whの容量があれば、電気毛布50Wを丸2日・スマホ4台を50回以上・電子レンジ600Wを2〜3時間ほど使える電力を確保できます。停電が1〜3日続く規模の災害なら、セットの200Wソーラーパネルで電力を補充しながら使えば十分に耐えられるでしょう。

定格出力2,200W・瞬間最大4,400Wは、電子レンジ・電気ケトル・ドライヤーなど家庭内のほぼすべての家電に対応する性能です。また、UPS機能を搭載しており、停電を感知した瞬間に0.02秒以内で給電元を自動切替するため、たとえば冷蔵庫につないでおけば外出中でも食べ物をダメにする心配はありません。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 2000 New
容量 2,042Wh
定格出力 2,200W (瞬間最大4,400W)
充電速度 ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間)
ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時)
シガーソケット充電:24時間
Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間
出力ポート数 AC出力×3
USB-A×1(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)
DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
ブロワー(400W-700W):約3.5時間
電気ドリル(150-300W):約8時間
ウッドチッパー(800-1800W):約2時間
電子レンジ(1160W):約1.5時間
冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2h/保温72H
電気毛布(55W):約25時間
スマホ(29W):約80回
電気バーベキューコンロ(1700W):1時間
エアコン(900W):約2時間
充放電サイクル数 約4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 2,000Whクラスで業界最軽量・最小:
約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg)

③Jackery Solar Generator 3600 Plus

拡張可能な超大容量ポータブル電源「3600 Plus」と、200Wソーラーパネル1~2枚のセットです。「ポータブル電源3600 Plus」の容量は3,584Whで、20Wのスマホ充電に換算すると実に140回以上も対応。さらに専用の拡張バッテリーを最大5台追加すれば容量を最大21,500Whまで増やせるため、1週間続くレベルの長期停電でも安心です。

200Wソーラーパネルは変換効率が非常に高いモデルで、2枚あればこの3600Plusの大容量でも最短13時間でフル充電。物足りなければ4枚に増設することで最短6.5時間でのフル充電を可能にします。

重量が非常に大きいのがネックですが、本体にキャスターと伸縮ハンドルが一体化しておりキャリーケースのように部屋間を移動可能。重さを感じさせず、どこでも移動して使える便利な非常用電源として活躍します。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 3600 Plus
容量 3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)
定格出力 3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)
充電速度 ACコンセント充電:3時間
ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)
シガーソケット充電:40時間
ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間
出力ポート数 AC出力×5
USB-A×2(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W)
家電への
稼働時間目安(例)
電動ドリル(400W-800W):約5.8時間
草刈機(1100-2200W):約3.6時間
高圧洗浄ガン(1400W):約2.5時間
電子レンジ(960~1160W):約2.6時間
冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間
電気ケトル(850w):3.6時間
炊飯器(330W):7.5時間
スマホ(29W):約130回
電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間
エアコン(900W):約3.3時間
充放電サイクル数 6,000回
※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 約 375 × 317 × 229 mm(約35kg)

まとめ

非常用電源の選択肢として、発電機や固定蓄電池は消防法に基づく点検義務・燃料管理・業者費用など維持コストやメンテナンスの手間が積みあがります。ポータブル電源は点検義務が、定期的に充電する以外のメンテナンスは不要です。普段のキャンプや車中泊に兼用することでメンテナンスフリーに使い続けられ、いざというときに「本当に使えるか」という不安もなくなります。

Jackery(ジャクリ)のパネルとポータブル電源のセットは、備えの質を下げずに維持負担をゼロにできる選択肢です。非常用電源の導入を検討しているなら、Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルを選んでみてください。

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