1.エネルギー問題とは将来的な資源不足が懸念される問題
エネルギー問題とは、電気やガソリンなどに使われる資源が不足したり、安定して使えなくなったりする問題です。私たちはエネルギー資源に主に以下の化石燃料を利用しています。
・石油
・石炭
・天然ガス
これらは地下から採掘される資源であり、無限に使えるものではありません。そのため、使い続けることで将来的な資源不足が懸念されています。
まずは、エネルギー資源が不足するといわれる理由について見ていきましょう。
●世界ではエネルギー資源の枯渇が懸念されている
世界では、石油や天然ガスなどのエネルギー資源が将来的に不足するのではないかと心配されています。実際に下の資料を見ると、2020年末時点でのエネルギー資源の埋蔵量は石油が約54年、天然ガスは約49年です。

引用:日本原子力文化財団
このまま消費が続けば、将来的にエネルギー不足や価格の高騰につながる可能性があります。
●エネルギーが枯渇する原因:人口増加・経済成長によるエネルギー需要の増加
エネルギー資源が不足するといわれる理由には、人口増加や経済成長によるエネルギー需要の増加があります。世界では人口が増え続けており、国連の報告によると、2024年の世界人口は約82億人です。今後も増加が続き、2080年代半ばには約103億人でピークを迎えると予測されています。
参考:国連
人口が増えると、電気やガソリンなどのエネルギーを使う量も増加します。また、中国やインドなどの新興国では、経済成長や生活水準の向上によって、エネルギーを使う量も増えています。そのため、世界全体でエネルギー消費が拡大している状況です。

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2.日本が抱える4つのエネルギー問題
日本では、エネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っているため、さまざまな課題を抱えています。
・エネルギー自給率が低く海外依存が大きい
・化石燃料への依存率が高い
・再生可能エネルギーの普及が進んでいない
・電力需要量の増加が見通されている
ここでは、日本が抱える主なエネルギー問題を見ていきましょう。
①エネルギー自給率が低く海外依存が大きい
日本はエネルギー資源が少ない国であり、石油や天然ガスなどの多くを海外からの輸入に頼っています。日本は国土が狭く、石油や天然ガスなどを採掘できる量が限られているため、国内だけで必要なエネルギーをまかなうことが難しい状況です。
資源エネルギー庁によると、2022年度の日本のエネルギー自給率は12.6%にとどまっています。そのため、海外情勢や燃料価格の影響を受けやすい点が課題です。

②化石燃料への依存率が高い
日本の発電は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料が中心です。特に火力発電の割合が高く、エネルギー供給を支える大きな役割を担っています。

引用:資源エネルギー庁 2024―日本が抱えているエネルギー問題(前編)
火力発電は、天候に左右されにくく、安定して発電できる点が特徴です。そのため、日本では現在も重要な発電方法として利用されています。しかし、化石燃料は燃やすとCO2が発生するため、地球温暖化への影響が課題です。
また、日本は化石燃料の多くを海外から輸入しています。そのため、世界情勢や燃料価格の影響を受けやすく、価格高騰によって電気代の上昇につながる点も問題です。
③再生可能エネルギーの普及が進んでいない
日本では太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーの導入が進められています。しかし、日本は山が多く、太陽光パネルや風力発電設備を設置できる場所が限られているため、普及が進みにくい状況です。
また、設備の導入には大きな費用がかかるため、自治体や企業でも導入が難しい場合があります。さらに、太陽光発電や風力発電は天候によって発電量が変わるため、安定して電気を供給しにくい点も課題です。
そのため、天候に左右されず安定供給できる仕組みづくりが求められています。
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④電力需要量の増加が見通されている
近年はAIやデータセンターの普及により、世界的に電力需要が増加しており、日本でも今後さらに多くの電力が必要になると予測されています。
特にデータセンターは、インターネットやAIの処理を24時間行うため、大量の電力を消費します。スマートフォンやクラウドサービスの普及によって、今後も電力使用量の増加が見込まれるでしょう。また、電気自動車(EV)の普及や生活のデジタル化によって、家庭や企業で使う電気の量も増えていくと考えられています。
電力需要が増え続ける中で、発電量が不足すると停電リスクの増加につながる可能性も避けられません。そのため、安定して電気を供給できる仕組みづくりが重要な課題となっています。
3.エネルギー問題が私たちの生活に与える4つの影響
資源の不足や不安定な供給が続くと、電気代や物価の上昇など、私たちの暮らしにも大きな影響を与えています。
主な影響は以下のとおりです。
・電気代の高騰で家計負担が増える
・電力不足による停電リスクが高まる
・食品や日用品の値上がりにつながる
・ガソリン価格の高騰が続く
食品工場や物流では多くの電気や燃料が使われています。そのため、エネルギー価格が上昇すると、製造コストや輸送費も高くなり、食品や日用品の値上がりにつながります。

引用:資源エネルギー庁 2024―日本が抱えているエネルギー問題(前編)
また、電力不足による停電リスクも問題のひとつです。実際、2022年3月には東日本で地震による発電所の停止や、寒さによる電力需要の増加によって、電力需給がひっ迫しました。
参考:経済産業省 2022年3月の東日本における 電力需給ひっ迫について
停電が起こると、テレビの視聴やスマートフォンの充電ができなくなり、情報収集や連絡が取りづらくなります。
また、エアコンや冷蔵庫が使えなくなると、暑い日や寒い日に快適に過ごせなくなったり、食べ物が傷んでしまったりする可能性もあるでしょう。
このように、エネルギー問題は遠い国の話ではなく、私たちの生活に直結する身近な問題となっています。
4.日本が掲げているエネルギー問題の対策3つ
日本では、エネルギー問題を解決するためにさまざまな取り組みが進められています。
・再生可能エネルギーの活用が進められている
・原子力発電の活用が進められている
・次世代エネルギーの開発が進められている
エネルギーを安定して確保しながら、環境への負担を減らすために、日本ではどのような対策が進められているのか見ていきましょう。
①再生可能エネルギーの活用が進められている
日本では、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの活用が進められています。
再生可能エネルギーは、自然の力を利用して発電できるエネルギーです。石油や石炭のように使うと減っていく資源ではなく、太陽光や風などを活用するため、繰り返し利用できる点が特徴です。
ただし、太陽光発電は夜間に発電できず、風力発電も天候によって発電量が変わります。そのため、安定して電気を供給するための課題もあるでしょう。また、再生可能エネルギーは発電時にCO2の排出量が少ないため、地球温暖化対策としても注目されています。
近年は家庭用の太陽光発電や蓄電池の導入も増えており、エネルギー問題への対策として今後も期待されていくでしょう。
②原子力発電の活用が進められている
日本では、安定した電力を確保するために、原子力発電の活用も進められています。
原子力発電は、少ない燃料で多くの電気をつくれる点が特徴です。また、発電時にCO2の排出量が少ないため、地球温暖化対策としても注目されています。
一方で、事故が起きた際の安全性や放射性廃棄物の問題など、さまざまな課題もあるため、安全対策を重視しながら運用が進められています。そのため、日本では安全対策を重視しながら、安定した電力供給との両立が求められています。
③次世代エネルギーの開発が進められている
次世代エネルギーとは、環境への負担を減らしながら利用できる新しいエネルギーのことです。再生可能エネルギーが自然の力を利用するのに対し、次世代エネルギーは新しい技術を活用してエネルギーをつくったり運んだりする点が特徴です。
日本では、水素やアンモニアなどを活用した研究や設備開発が進められており、今後の普及が期待されています。
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5.家庭でできるエネルギー対策3つ

エネルギー問題への対策は、国や企業だけが取り組むものではありません。以下のように、家庭でもできる対策があります。
・節電を意識して電力消費を抑える
・省エネ家電を導入する
・太陽光発電と蓄電池を活用する
日々の暮らしの中で、できるところからエネルギー対策を始めてみましょう。
①節電を意識して電力消費を抑える
家庭でもっとも取り組みやすいエネルギー対策が節電です。電気の使い方を少し見直すだけでも、消費電力を抑えやすくなります。特にエアコンや照明、テレビなどは使用時間が長いため、日々の積み重ねが電気代にも影響します。
以下のような方法を取り入れてみてください。
・使っていない部屋の電気を消す
・エアコンの設定温度を見直す
・使わない家電のコンセントを抜く
家庭で使う電気を減らすことは、電力不足対策だけでなく、CO2排出量の削減にもつながります。毎日の小さな積み重ねが、電気代の節約やエネルギー消費の削減につながっていくでしょう。
②省エネ家電を導入する
家庭で使う家電を省エネ性能の高い製品へ見直すのも、効果的なエネルギー対策です。家電は毎日使うものが多く、消費電力の差が電気代にも大きく影響します。特に古い家電は消費電力が高い場合もあり、買い替えることで電力消費を抑えやすくなるでしょう。
具体的には、以下のような方法があります。
・省エネ性能の高いエアコンへ買い替える
・消費電力を抑えた冷蔵庫を選ぶ
・照明をLEDへ変更する
省エネ家電は初期費用がかかるため、躊躇する人もいるでしょう。しかし、長く使い続ければ電気代がおさえられ、結果的に節約につながる可能性があります。
③太陽光発電と蓄電池を活用する
太陽光発電と蓄電池を活用する方法も、家庭でできるエネルギー対策の一つです。太陽光発電は、太陽の光を利用して電気をつくる発電方法。自宅で発電した電気を使えば、電力会社から購入する電気を減らしやすくなります。
また、蓄電池があれば、太陽光発電でつくった電気をためておけるため、夜間や停電時にも使用できます。電気代の節約につながるだけでなく、災害時の備えとしても役立つのがメリットです。
6.Jackery(ジャクリ)のポータブル電源&ソーラーパネルで太陽光発電の電気をためて使おう!

自宅で気軽に太陽光発電を活用するなら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせJackery Solar Generatorがおすすめです。ポータブル電源とは、持ち運びできる大容量蓄電池のこと。コンパクトで軽量なモデルも多く、好きな場所へ移動して使えます。
さらに、ソーラーパネルを組み合わせれば、太陽の光を利用して自宅で発電することも可能です。昼間に発電した電気をポータブル電源へためておけば、夜間に使ったり、停電時の備えとして活用したりできます。
なお、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、最大5年保証や長寿命設計を採用している点も特徴です。故障時の修理サポートも充実しており、毎日使用しても安心して10年以上使い続けられます。長期化が懸念されるエネルギー問題への備えとして、長く活用しやすいでしょう。
まとめ
エネルギー問題とは、石油や天然ガスなどの資源不足や、電力の安定供給に関わる問題です。日本は海外からの輸入に頼る割合が高く、電気代の高騰や停電リスクなど、私たちの生活にも大きな影響を与えています。
近年は再生可能エネルギーや次世代エネルギーの活用が進められており、家庭でも節電や省エネ家電の導入、太陽光発電などの対策が注目されています。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせれば、自宅で発電した電気をためて使うことも可能です。エネルギー問題への備えとして、できるところから対策を始めてみましょう。