秋のおすすめキャンプ飯まとめ|作り方や便利グッズも紹介

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秋のキャンプは、澄んだ空気と紅葉を眺めながら過ごす特別な時間。そんなひとときをより楽しませてくれるのがキャンプ飯です。

 

秋の食材を活かした料理は数多くあり、ソロキャンプやファミリーまで様々な方におすすめなラインナップが揃っています。

 

この記事では、おすすめの秋キャンプ飯をまとめて紹介します。便利な調理グッズにも目をとおし、秋のアウトドアを楽しむ準備をしましょう。

目次
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1.【ファミリー向け】子どもも楽しめる秋キャンプ飯

家族みんなで楽しめる秋のキャンプ飯を4つ紹介します。

焼き芋

焼き芋

焼き芋は、秋の家族キャンプで味わうべき料理のひとつです。焚き火を囲みながらゆっくり火を通すとさつまいもの甘みが引き立ち、ホクホクでしっとりとした食感が楽しめます。 

調理方法はアルミホイルで包んで炭の中に入れるだけなので、手間がかかりません。小さな子どもから大人まで幅広く人気があり、家族みんなでほおばれば自然と笑顔が広がるでしょう。 

おやつにもデザートにもぴったりな焼き芋は、キャンプの醍醐味を手軽に感じたいファミリーにおすすめです。

料理名

焼き芋

使う食材

さつまいも

必要な道具

アルミホイル、焚き火(または炭火)

調理時間の目安

約40〜60分

栗ご飯のおにぎり

栗ご飯のおにぎり

栗ご飯のおにぎりは、秋の味覚とも呼ばれる栗をキャンプで味わえる料理です。ほっくりとした栗と塩気の効いたご飯は相性抜群。持ち運びやすい形に握れば小さな子どもでも食べやすくなります。 

秋に旬を迎える栗と新米を混ぜ合わせ、キャンプ場で炊き上げると甘い香りが引き立ちます。調理方法も炊飯器や飯ごうを使って炊いたご飯に、皮をむいた栗を混ぜて握るだけとシンプルです。

料理名

栗ご飯のおにぎり

使う食材

栗、新米、塩

必要な道具

飯ごうまたは炊飯器、包丁、まな板

調理時間の目安

約60分

きのこの塩だれ焼きそば

きのこが旬を迎える秋には、肉や野菜をたっぷり使った塩だれ焼きそばもおすすめです。エリンギやしめじなどきのこ類を中心に食材を選べば、シャキシャキの食感と香ばしさを楽しめます。 

麺と野菜と一緒に食べられるため栄養バランスが良く、アウトドアで体を動かした後の身体にぴったりの料理です。調理方法もシンプルなため、家族みんなで仲良く分け合ってきのこの旨みを味わいましょう。

料理名

きのこの塩だれ焼きそば

使う食材

焼きそば麺、エリンギ、しめじ、しいたけ、キャベツ、塩だれ

必要な道具

フライパン(または鉄板、トング)

調理時間の目安

約15〜20分

秋の野菜カレー

秋の野菜カレー

秋の野菜カレーは、小さな子どもに大人気な定番メニューのひとつ。かぼちゃやさつまいもなど秋が旬の野菜をふんだんに使うことで、自然な甘みとコクが広がります。 

大鍋ひとつで家族全員分をまとめて作れるので、キャンプの持ち物を極力減らしたいファミリーにもおすすめです。焚き火やバーナーを使えば、アウトドアならではの香ばしさも加わって格別の味わいになるでしょう。

料理名

秋の野菜カレー

使う食材

かぼちゃ、さつまいも、にんじん、玉ねぎ、カレールー、ご飯

必要な道具

鍋、包丁、まな板、お玉

調理時間の目安

約40〜50分

関連人気記事:子供が喜ぶキャンプ飯10選!ファミリーキャンプにおすすめのレシピを紹介

2.【ソロキャンプ向け】秋の食材を活かしたキャンプ飯

ソロキャンプでも気軽に楽しめる、秋の食材を活かしたキャンプ飯を3つ紹介します。

きのことステーキのアヒージョ

きのことステーキのアヒージョ

引用:JA熊本経済連

きのことステーキのアヒージョは、ソロキャンプで手軽に作れる料理のひとつです。オリーブオイルとにんにくの香りが立ち上る中で、秋が旬のきのこやジューシーなステーキ肉を熱々で楽しめます。 

ワインやビールとも相性が良いので、ひとりでお酒を飲みながら贅沢な気分を味わいたい方にもおすすめ。調理もシンプルで手間がかからないため、ソロキャンプでリラックスしながら自分時間を楽しめる料理です。

料理名

きのことステーキのアヒージョ

使う食材

牛ステーキ肉、しめじ、エリンギ、にんにく、オリーブオイル

必要な道具

スキレット(または小鍋)、バーナー(または焚き火)

調理時間の目安

約20分

かぼちゃとベーコンのチーズリゾット

かぼちゃとベーコンのチーズリゾットは、心身を温めるのにおすすめなメニューです。旬のかぼちゃの自然な甘みとベーコンの旨味を溶け合わせ、濃厚なチーズで仕上げると満足感のある一皿になります。 

調理方法も鍋で米と玉ねぎを炒め、煮込んで柔らかくなったらかぼちゃとベーコンを加え、仕上げにチーズを溶かすだけと簡単。ひとり分でも作りやすいため、ソロキャンプにぴったりの料理のひとつです。

料理名

かぼちゃとベーコンのチーズリゾット

使う食材

かぼちゃ、ベーコン、米、玉ねぎ、チーズ、コンソメ

必要な道具

鍋(または深型フライパン)、ヘラ

調理時間の目安

約30〜40分

秋ナスミートグラタン

秋ナスミートグラタンは、とろけるチーズとミートソースに秋ナスの香ばしい風味が加わる料理です。食べ応えがあるナスのとろっとした食感を感じられるため、ひとりでも満足感を得やすくなります。 

まずはスキレットに、炒めた合い挽き肉と玉ねぎで作ったミートソースを敷きましょう。その上にスライスしたナスを並べてホワイトソースとチーズをかけ、焚き火やバーナーで焼き上げれば完成です。

料理名

秋ナスミートグラタン

使う食材

秋ナス、合い挽き肉、玉ねぎ、ホワイトソース、チーズ

必要な道具

スキレット(または耐熱皿)、バーナー

調理時間の目安

約30分

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3.【デイキャンプ向け】簡単に作れる秋キャンプ飯

日帰りデイキャンプで気軽に作れる秋のキャンプ飯を3つ紹介します。

秋鮭のホイル焼き

秋鮭のホイル焼き

秋鮭のホイル焼きは、秋のデイキャンプにぴったりな料理のひとつです。アルミホイルで包んで焼くだけなので、洗い物が少なく日帰りでも気軽に楽しめます。 

ホイルに鮭と野菜、バターをのせて包み、焚き火やバーナーの上に置くだけで簡単に作れます。秋鮭は脂がのって旨味が強くなっており、きのこや玉ねぎと一緒に蒸し焼きにすると素材の味が凝縮されます。 

栄養バランスも抜群なので、健康を重視しつつキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。

料理名

秋鮭のホイル焼き

使う食材

秋鮭、きのこ(しめじ・えのき等)、バター、玉ねぎ

必要な道具

アルミホイル、焚き火(またはグリル)

調理時間の目安

約20分

秋ナスとトマトのチーズグリル

秋ナスとトマトのチーズグリルは、シンプルかつ短時間で作れる料理のひとつです。ナスのとろける食感とトマトの酸味にチーズのコクが合わさると、大人のおつまみや子どものおやつにぴったりな味わいを楽しめます。 

作り方も簡単で、スキレットやグリルに並べたナスとトマトにオリーブオイルをかけて焼き、仕上げにチーズをのせて溶かすだけ。10〜15分程度で作れるため、限られた時間を有効に使いたいデイキャンプにおすすめなメニューです。

料理名

秋ナスとトマトのチーズグリル

使う食材

秋ナス、トマト、チーズ、オリーブオイル

必要な道具

スキレット(またはグリル網)

調理時間の目安

約10〜15分

柿と豚肉の炒め物

柿と豚肉の炒め物は、秋キャンプ飯の中でも栄養価の高い一品です。甘みのある柿と豚肉の旨味・役割が絶妙にマッチし、疲労回復や免疫力アップをサポートしてくれます。 

秋に旬を迎える柿を使用すると季節感も演出でき、子どもから大人まで楽しめます。調理方法もシンプルなので、日帰りキャンプでも手軽に挑戦できるユニークな料理です。

料理名

柿と豚肉の炒め物

使う食材

柿、豚肉、玉ねぎ、しょうゆ、みりん

必要な道具

フライパン、包丁、まな板

調理時間の目安

約15分

きのこの炊き込みご飯

きのこの炊き込みご飯は、秋の味覚を存分に楽しめるキャンプ飯のひとつです。舞茸やしめじ、しいたけを使うとで香りと旨味が広がります。 

冷めても美味しいため、デイキャンプ後に持ち帰りやすいのも魅力です。調理方法は飯ごうや鍋に米、だし、しょうゆと一緒にきのこやにんじんを入れて炊き込むだけ。 

焚き火やバーナーで炊き上げれば、外で食べるご飯の格別な美味しさを味わえるでしょう。

料理名

きのこの炊き込みご飯

使う食材

米、しめじ、舞茸、しいたけ、にんじん、だし、しょうゆ

必要な道具

飯ごう(または鍋、包丁、まな板)

調理時間の目安

約50〜60分

関連人気記事:秋の味覚が楽しめるキャンプ飯12選!料理をさらに充実させるアイテムも紹介

4.【宴会向け】秋のおすすめキャンプおつまみ

最後に、秋のキャンプにおける飲み会でおすすめなおつまみを3つ紹介します。

サツマイモとベーコンの甘辛スティック

サツマイモとベーコンの甘辛スティックは、お酒にも合う秋の食材を活かしたおつまみです。皮付きのままスティック状に切ったサツマイモをカリッと焼き、ベーコンを巻いて香ばしく仕上げます。 

しょうゆやみりん、砂糖で作る甘辛ダレを絡めると、ベーコンの塩気とサツマイモの自然な甘みが絶妙にマッチします。外はカリッと、中はホクホクで食感も楽しく、ビールにも焼酎にもよく合うおつまみです。

料理名

サツマイモとベーコンの甘辛スティック

使う食材

サツマイモ、ベーコン、しょうゆ、みりん、砂糖

必要な道具

包丁、まな板、フライパン(またはスキレット)

調理時間の目安

約15分

焼き銀杏

秋の風物詩のひとつである銀杏は、キャンプでの飲み会にもぴったりなおつまみです。殻付きのままフライパンで炒めたり、網にのせて炙ったりすると、ほろ苦く香ばしい風味を楽しめます。 

銀杏を火にかけてパチパチとはじける音がしたら、軽く塩を振って完成です。外側の殻をむいて薄皮を取れば、もちもちとした食感と独特の風味が広がります。加熱しすぎると苦みが強くなるため、火加減を見ながら短時間で仕上げるのがおすすめです。

料理名

焼き銀杏

使う食材

銀杏、塩

必要な道具

フライパン(または網、木べら)

調理時間の目安

約10分

長ネギの串焼き

長ネギの串焼きは、肌寒い秋冬の夜にぴったりな温かい一品です。ぶつ切りにした長ネギを串に刺し、炭火やバーナーでじっくり焼き上げます。 

長ネギを焼くと甘みが増し、外は香ばしく中はとろっと柔らかい食感になります。味付けはシンプルに塩だけでも十分美味しいほか、しょうゆや味噌ダレをつけて食べるのもおすすめです。

料理名

長ネギの串焼き

使う食材

長ネギ、塩、しょうゆなど

必要な道具

串、炭火(またはバーナー)

調理時間の目安

約10分

5.秋のキャンプ飯におすすめなグッズ5選

秋のキャンプ飯におすすめなグッズ5選

秋のキャンプ飯を作るとき、下記5つのグッズを揃えておくと便利です。 

メスティン

ダッチオーブン

スキレット

カセットコンロ

ポータブル電源 

それぞれ特徴や用途を紹介します。作ってみたい秋キャンプ飯に必要な道具を見つけましょう。

メスティン

メスティンは、軽量かつ熱伝導率が高いアルミ製の飯ごうです。焼きそばなどの炒め料理はもちろん、蒸し料理や燻製を作るときも活用できます。 

フタをしっかり閉めて食材を加熱すれば、食材に均一に火が通り、ふっくらと仕上がります。秋のキャンプでは、栗ごはんやきのこの炊き込みごはんを作るのにおすすめです。 

固形燃料を使えば手軽に温かい食べ物を作れるほか、後片付けも簡単。アウトドア初心者でも失敗しにくく、手軽に「キャンプ飯デビュー」ができるアイテムです。

ダッチオーブン

ダッチオーブンは、保温性と蓄熱性に優れた厚みのある鋳鉄製の鍋です。一度温めると冷めにくいため、炙り焼き料理や煮込み料理を作るときに重宝されます。 

フタの上にも炭を置いて上下から熱を加えられるため、パンやグラタンも作れます。秋キャンプでは、シチューやローストチキンなどの温かい料理を作るのにおすすめです。 

シーズニングをすれば長く使えるため、アウトドア好きにとって「育てる鍋」として人気があります。

スキレット

スキレットは、直火にも対応可能な鉄製のフライパンです。厚みがあるため熱をじっくり伝え、旨味を閉じ込めながら食材を焼き上げます。 

秋のキャンプでは、サツマイモのバター焼きやキノコのグリルなど旬の食材を生かした料理を作れます。ステーキやグリル野菜など、香ばしさと見た目の美しさを両立できる調理器具です。

カセットコンロ

カセットコンロは火力調整がしやすく、安定して食材を加熱できる調理器具です。炭火が使えない場所や風の強い日でも使いやすく、短時間で料理を仕上げられます。 

秋のキャンプでは、きのこ鍋やすき焼きなど温かいメニューを囲むのにぴったり。フライパンやメスティンなどさまざまな道具に対応できるため、キャンプの食事を効率よく進めたい人におすすめです。

ポータブル電源

ポータブル電源は、コンセントがなく電気が使えないキャンプ場でも便利なアイテムです。

ランタンやスマホの充電はもちろん、電気ケトルやホットプレートを動かして料理もできます。 

容量の大きいモデルなら冷蔵庫やクーラーボックスも動かせるため、食材や飲み物の保温にも役立ちます。ソーラーパネルと組み合わせれば、日中に太陽光エネルギーから電力を確保できるのも大きな魅力です。 

日が暮れるのが早い秋のキャンプでは、状況に応じて照明や電気毛布を使えます。停電時における防災グッズとしても兼用できるため、一家に一台持っておくと安心です。

キャンプに最適なポータブル電源特集はこちら

6.Jackery(ジャクリ)のポータブル電源でキャンプご飯を美味しく味わおう

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源でキャンプご飯を美味しく味わおう

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば、キャンプご飯の幅がぐっと広がります。コンセントのない場所で下記の調理家電を動かし、アウトドアでも自宅のように充実した料理環境を整えられます。 

ホットプレート

電気ケトルで朝のコーヒーや夜のホットワインづくり

炊飯器

IHコンロ

小型冷蔵庫など 

Jackery(ジャクリ)は、全世界において500万台以上のポータブル電源販売実績を持つ企業です。最大5年の無料保証もついているため、購入後に問題が発生しても安心して問い合わせできます。 

ソーラーパネルと組み合わせれば、電力を自給自足できるサステナブルなキャンプセットも作れます。アウトドア好きの方は、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を使って秋の料理をキャンプと共に楽しみましょう。


まとめ

秋は旬の食材が豊富で、キャンプ飯を楽しむのにおすすめな季節です。さつまいもやキノコなどの食材をうまく活用し、目的に応じて秋ならではの料理を作ってみましょう。 

スキレットやダッチオーブンなどの調理器具を活用すれば、焼き料理や煮込み料理を楽しめます。ポータブル電源がある場合、コンセントのない場所でも料理が可能です。 

焚き火を囲みながら秋の空気と香ばしい料理の香りを味わい、心も体も温まる秋キャンプを満喫しましょう。

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