春キャンプは寒さ対策をして楽しもう!防寒対策方法と必要なアイテムを紹介
気温が暖かくなる春には、ついついキャンプをしたくなりますよね。春キャンプは心地良い風を感じられて、最高に気持ちいいです。しかし、春キャンプでも寒さは付き物です。タイミングによっては、冬に近いくらい気温が下がる場合もあります。今回はそんな、春キャンプにおすすめの寒さ対策と、便利な春キャンプ防寒アイテムを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
春キャンプに寒さ対策は必要?
春キャンプには、絶対に寒さ対策が必要です。状況や場所によっては、かなり冷え込む場合もあります。
そんな時に寒さ対策を怠ってしまうと、風邪を引いてしまう場合があるでしょう。せっかくのキャンプが台無しになってしまうので、何としてでも避けたいですね。
楽しく健康的に過ごすためにも、春キャンプの寒さ対策を怠らないようにしましょう。
春キャンプに寒さ対策が必要な理由!
①春は風が強い
春は風が強い季節です。移動性の高気圧や低気圧が日本を通過するので、その際に強い風が発生します。
屋外で楽しむ春キャンプでは、この風の影響を強く受けてしまうでしょう。気温が低い場合は冷たい風が当たり、寒い思いをしてしまいます。
この厄介な風から身を守るためにも、春キャンプ寒さ対策は必要です。春の突風にも負けない格好やアイテムを準備して、キャンプに挑みましょう。
②朝晩は冷え込みやすい
春キャンプの朝晩は冷え込みやすいです。高気圧と低気圧が入れ替わることで、寒暖差が激しくなります。
この気温の変化が体に悪影響を与え、体調が悪くなってしまう事もあるのです。場合によっては、キャンプどころではなくなってしまいます。
そのため、春という暖かい季節にキャンプをしていても油断は禁物です。冬キャンプのような装備を準備して行くと、安心して生活ができますね。
③標高の高い位置にあるキャンプ場は寒い
標高の高い位置にあるキャンプ場は、非常に寒いです。太陽の当たっている面積が少ないので、周囲の空気が暖まりにくくなります。
また、上空に近付けば近付く程、空気の量が少なくなります。気圧が低くなってしまい、温度も低下してしまうのです。
その結果、標高の低い位置にあるキャンプ場と比べて、気温が低くなります。せっかく暖かい春にキャンプをしても、冬に行っているような感覚になってしまうでしょう。
春キャンプにおすすめの寒さ対策!
①標高の低いキャンプ場へ行く
春キャンプは、標高の低いキャンプ場へ行くと良いです。先程も紹介したように標高の低いキャンプ場は、太陽の当たる面積が広いので暖かくなります。
反対に標高の高いキャンプ場は、空気や地面が暖まりにくく、春という季節でも寒いです。そのため、標高の高いキャンプ場は、春のアウトドアに適していません。
ですので、暖かくなりやすい標高の低いキャンプ場を選んでください。事前にネットで「〇〇キャンプ場 標高」と検索をかけると、標高情報が表示されるので試してみてください。
②防寒着を持っていく
防寒着を持って行くのも、春キャンプにおすすめの寒さ対策です。標高の低いキャンプ場を選んでも、気温が上がらない場合があります。
日が隠れたり曇ったりした場合に、肌寒さを感じてしまうでしょう。出て行く時は暖かくても、すぐに気温や天気が変わってしまいます。
この寒さに対応するためにも、暖かい防寒着が必要です。上半身のアウターはもちろん、暖かいズボンのアウターを持ち合わせておくと、いざという時に活躍しますよ。
③暖房器具を使用する
春キャンプでは、暖房器具を使用するようにしましょう。手っ取り早く暖を取ることができます。
また、温度調節や管理がしやすいので、自分の体温に合わせて自由に変更できます。春キャンプの快適度を大きく上げてくれるのでおすすめです。
ストーブやこたつ、ヒーターなどを持って行くと、冬のような気候でも安心して春キャンプが楽しめます。
ただし、キャンプサイトによってコンセントの有無が異なります。事前に確認をするか、コードレスのアイテムを選ぶようにしましょう。
④温かい飲み物を飲む
春キャンプでは、温かい飲み物を飲むと良いです。消化器官から体を温められるので、内側からポカポカになります。
特に効果的なのは、朝に温かい飲み物を飲む事です。朝の4時から8時は、体温が低くなりやすくなっています。そんな時に温かい飲み物を飲めば、徐々に体の内側から暖かさを感じられるでしょう。
また、その際に「ココア」や「生姜湯」などを飲むと良いです。どちらも体を温めてくれる作用があるので、ポカポカとした状態になれますよ。
⑤発汗作用のある食べ物を食べる
発汗作用のある食べ物を食べるのもおすすめです。脳や脊髄などが刺激され、血管の拡張と発汗につながります。その結果、体の内側から体温が上昇するのです。特に寒い夜に発汗作用のある食べ物を食べると、体の芯からポカポカになれますよ。
なかでも、唐辛子が含まれている料理や香辛料を摂取すると良いです。この唐辛子には「カプサイシン」という発汗作用のある成分が含まれているので、効果的に体を温められます。
⑥焚き火で温まる
春キャンプの寒さを凌ぐには、焚き火が最適です。薪に火を付けて燃え上がらせれば、暖を取れます。
また、焚き火の上に網をセッティングすることで、調理も可能です。焚き火の近くで料理を作れば、体の冷えを防げます。
また、夜に焚き火をすると、体が温まると同時に癒されます。春キャンプを暖かく楽しく過ごすためにも、焚き火をしてみてください。
⑦寝袋を二重にする
春キャンプの就寝時には、寝袋を二重にしてみると良いです。2枚の寝袋を使うことで、暖かさが倍増します。特に春の夜の時間帯は、冷え込みが激しいです。通常の寝袋だけでは、中々寝付けずに起きてしまうでしょう。
そんな時でも、二重にした寝袋を使えば、快適に眠りにつけます。キャンプで充実した睡眠を取るために、ぜひ取り入れてみてください。
春キャンプの寒さ対策におすすめのアイテム!
春キャンプの寒さ対策におすすめのアイテムは、以下の8つです。
- ●①コット
- ●②ブランケット
- ●③グランドシート
- ●④ポータブル電源
- ●⑤電気毛布
- ●⑥こたつ
- ●⑦ストーブ
- ●⑧焚き火台
それぞれの防寒アイテムの必要性について紹介します。春キャンプを快適に過ごしたい方は、ぜひご覧ください。
①コット
コットはキャンプで使用する簡易ベッドです。頑丈なフレームや布を使用することで、人間が寝転がっても、壊れにくいように作られています。そんなコットがあれば、冷たい地面から距離を取れます。冷気から離れられるので、快眠が得られるのです。
また、コットの下の空間を布団などで埋めておくのもおすすめです。地面からの冷気が遮断されて、冷たさがコットまで伝わりにくくなりますよ。
②ブランケット
春キャンプには、ブランケットを持って行くと良いです。就寝時の寒い時にサッとかけて体の体温を保てます。
また、肌寒さを感じた昼や夜には、足にかけて寒さを凌げます。携帯性に優れていて、どこでもすぐに使えるのが魅力ですね。
ただし、火の粉が飛んでしまうと、穴が空いてしまう可能性もあります。心配な方は、難熱性を持ったブランケットを使用するようにしましょう。
③グランドシート
グランドシートは、テントと地面の間に敷いて使うアイテムです。地面からの浸水を防いでくれるので、雨の日も快適に過ごしやすくなります。そんなグランドシートには、冷気を遮断してくれる役割もあります。テント内の生活が快適になるので、ぜひとも使いたいアイテムですね。
グランドシートを選ぶ際には、出来る限り厚めのものを選ぶと良いです。冷気を遮断する力が上がると共に、保温性も高まります。
➃ポータブル電源
ポータブル電源は、春キャンプで大活躍するアイテムです。このポータブル電源とは、コンセントなどから電力を蓄えて、様々な家電製品(電気毛布や電気こたつ、ストーブ、炊飯器、電気ヒータなど)に給電する道具になります。
そのため、キャンプなどのコンセントがない空間でも、ポータブル電源あれば、電力を使用できるのです。これから紹介するこたつ、ストーブ、電気毛布が使えるようになります。
春キャンプの快適度が大きく上がるので、ぜひ持って行きたいアイテムです。寒さを凌いで快適な春キャンプにしたい方は、購入を検討してみてください。
⑤電気毛布
春キャンプの就寝時には、電気毛布があると良いです。電力を使用して温めるアイテムで、外側からポカポカになれます。
まるで自宅で寝ているかのような快適感が得られるのです。寒くて中々寝付けない夜にあると、活躍してくれますね。
しかし、こちらの電気毛布も電力を使用するので、コンセントがないと使えません。事前にキャンプ場のコンセントの有無を確認するか、家電に給電できるポータブル電源をもって行きましょう。
⑥こたつ
こたつは春キャンプに最適なアイテムです。外に設置しておけば、こたつに入りながらアウトドアを満喫できます。
また、温度調節もしやすいので、より快適に過ごすことが可能です。春キャンプのお花見には、持ってこいのアイテムなのではないでしょうか。
しかし、こたつを使用するのには、電力が必要となります。事前にキャンプサイトのコンセントの有無を確認して、持って行くようにしましょう。もしくは、コンセントのないキャンプ先の場合は、ポータブル電源を使い給電します。
⑦ストーブ
ストーブも春キャンプにピッタリのアイテムです。高い火力で熱を放出してくれるので、辺りがポカポカになります。そして、製品によっては、上で調理できるタイプもあります。暖を取りながら調理ができるので、小寒い春キャンプに最適ですね。
また、こちらのストーブには、石油ストーブと電気ストーブがあります。石油ストーブは電力を必要としないので、屋外で使いやすいです。
ただし、灯油を燃焼させるので、比較的臭くなりやすく、空気も悪くなってしまいます。
電気ストーブの場合は、電気と灯油を使って温めます。ボタンひとつで着火でき、即暖性に優れているのでおすすめです。
しかし、電力が必要となるため、ポータブル電源で給電するか、またはコンセント電源のあるキャンプ先を選びます。
⑧焚き火台
焚き火台も春キャンプに持って行くようにしましょう。寒い時期のアウトドアで暖を取るには、焚き火に限ります。
燃え上がる薪に近づけば、暖を取れることはもちろん、心が落ち着きます。キャンプを楽しむためにも、焚き火台は必要ですね。
ただし、焚き火台の下にシートを敷く必要があります。手頃な価格で販売されているので、セットで準備しておくようにしましょう。
春キャンプの防寒対策におすすめなポータブル電源
春キャンプにはJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。その理由は以下の通りになります。
- ●①軽くて持ち運びやすい
- ●②様々な電化製品に給電できる
- ●③大容量で充電が長持ちする
上記3つのおすすめポイントを紹介します。ポータブル電源に興味がある方は、必ずチェックしておきましょう。
①軽くて持ち運びやすい
Jackeryのポータブル電源は、軽くて持ち運びやすいです。余計なパーツが排除されていて、軽量化されています。そのため、力が弱い女性の方でも比較的運搬しやすいです。遠くのキャンプサイトへ持ち運ぶ際にも助かりますね。
また、握りやすい折り畳み式ハンドルも付いているので、さらに持ちやすくなっています。片手でも持ち運べるので、携帯性が抜群です。以下にそれぞれの製品の重量をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
製品 |
重量 |
約6.8kg |
|
約10.6kg |
|
約11.5kg |
|
約16kg |
|
約19.5kg |
②様々な電気製品や暖房アイテムに給電できる。
Jackeryのポータブル電源は、暖房アイテムが使えます。中には大容量タイプもあるので、消費電力が大きい家電の使用も可能です。
電気毛布はもちろんのこと、暖房やストーブなども利用できます。春キャンプの寒さを凌ぐためにも、ぜひとも持っておきたいアイテムですね。
ただし、こちらの暖房アイテムを使用する際は、ポータブル電源の容量と定格出力が重要になります。この容量は、Wh(ワットアワー)という数値で表します。Wは(消費電力)を表し、hは(時間)を意味する言葉です。
定格出力は、ポータブル電源が安定して放出できる電力の量です。電子機器の消費電力が、定格出力を下回っていれば使えます。
以下にそれぞれの製品の定格出力と容量、電気毛布の利用可能時間をまとめてみたので、チェックしてみてください。
製品 |
容量 |
定格出力 |
電気毛布給電時間 |
708Wh |
500W |
10時間 |
|
1002Wh |
1000W |
13時間 |
|
1002Wh |
1000W |
13時間 |
|
1534Wh |
1800W |
17時間 |
|
2160Wh |
2200W |
68時間 |
関連人気記事:「徹底解説」用途別のポータブル電源容量目安を紹介
③大容量で充電が長持ちする
大容量で充電が長持ちするのも、Jackeryのポータブル電源の魅力です。大容量タイプの製品があるので、たくさんの電力を蓄えておけます。
そのため、消費電力の大きい電子機器も長く使用できるのです。充電切れになりにくいので、最後まで活躍してくれますよ。
しかし、春キャンプにポータブル電源を持って行く際は、事前に充電しておかないといけません。余裕を持って充電して、100%の状態で春キャンプに持って行きましょう。
Jackery ポータブル電源一覧
製品一覧
まとめ
ポカポカな気候で、よりアウトドアを楽しめる春キャンプ。花々も色づき始め、美しい景観の中で楽しめます
。しかし、タイミングによっては寒さが続く日もあり、凍えてしまう場合もあるでしょう。そんな時には、今回紹介した寒さ対策がおすすめです。小寒い春キャンプでも、比較的暖かく過ごせますよ。
特にポータブル電源(Jackery)があると便利です。暖房アイテムが使用できるので、春キャンプの快適度がグンと上がります。
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