1.ポータブル電源の充電ポートにはどんな種類がある?

ポータブル電源には、主に4種類の充電ポートがあります。
- ACポート|家庭用コンセントと同じ形状で、コンセントに差すあらゆる家電を使える
- USB-Cポート|スマホやノートパソコンなど、急速充電に対応した機器向け
- USB-Aポート|従来型のUSBケーブルを使う、モバイルバッテリーや古い機種のスマホ向け
- DCポート(シガーソケット)|車載用の機器や、一部の家電の充電に使う
ACポートは、電子レンジやドライヤーのような消費電力の大きい家電にも対応できる、もっとも汎用性の高いポートです。USB-Cポートは近年主流となってきているUSBポート。対応しているワット数が高いモデルほど、ノートパソコンのような機器も素早く充電できます。
ポータブル電源のそれぞれのポートの数と種類を確認しておけば、いざというときに「充電したいのに挿すところがない」というトラブルを防げるでしょう。
2.充電ポートが多いポータブル電源を選ぶポイント
充電ポートが多いモデルを選ぶときはポートの口数だけでなく、以下の4点も確認しておきましょう。
- 定格出力|つなぐ機器の合計消費電力を上回る上回る出力が必要
- 容量|機器・充電時間が増えるほど必要な容量も増える
- USB-Cの最大出力|ノートパソコンを急速充電したいなら、PD対応・65W以上出力のモデルを選ぶ
- ACコンセントの数|同時に使いたい家電の台数分、AC口が足りているか確認する
それぞれ詳しく解説します。
①定格出力

ポートの数がいくら多くても、同時に使う機器の消費電力を合計した数値を上回る定格出力がなければ動きません。たとえば、ACポートにドライヤー(消費電力1,200W程度)、USB-Cポートにノートパソコン(消費電力65W程度)をつないで同時に使うとしましょう。合計の消費電力は1,265Wとなり、この数値を下回る定格出力のモデルでは、ドライヤーを使うと電源が落ちてしまいます。
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②容量

必要なポータブル電源の容量(Wh)の目安は、同時に使う機器の消費電力(W)を合計した数値に使用時間をかけ、そこから0.8で割れば計算できます。0.8で割るのは、ポータブル電源の出力時にいくらかロスを見込んでいるためです。
たとえば扇風機(40W)とLEDライト(10W)、小型冷蔵庫(50W)を8時間使用する場合を考えてみます。消費電力の合計はおよそ100W、8時間をかけて0.8で割ると、必要なポータブル電源の容量は約1000Whです。同時に使う機器の種類や台数が増えるほど、容量に余裕のあるポータブル電源を選んでおきましょう。
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③USB-Cの最大出力

USB-Cポートは、機器によって必要な出力が異なります。スマホなら20W前後でも十分なことが多い一方、多くのノートパソコンでは65W以上が必要です。出力が足りないと充電に時間がかかったり、充電量を消費量が上回ったりしてしまいます。
USB-Cの充電性能は、PD(Power Delivery)という給電規格に対応しているかどうかも重要です。PD対応なら、機器に合わせて電圧や電流を自動で調整し、ちょうどよい出力で充電できます。
充電したい機器に必要な出力を確認し、それ以上のUSB-C PD最大出力に対応したポータブル電源を選びましょう。
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④ACコンセントの数

ACコンセントは、炊飯器やドライヤーのようなコンセントプラグをそのまま差し込んで使える便利なポートです。ただし、モデルによって数は1口から4口以上までさまざまです。
「キャンプで炊飯器と電気ケトルを同時に使う」「災害時に冷蔵庫と照明を同時につなぐ」など、具体的な使い方を思い浮かべながら、必要なACコンセントの数をチェックしておきましょう。
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3.充電ポートの種類・数が多いポータブル電源おすすめ5選

7年連続で国内ポータブル電源の年間売上・販売台数No.1の「Jackery」から、充電ポートの種類と数が多いモデルを5つ紹介します。各モデルのポート構成を以下にまとめました。
| 機種 | ACポート | USB-Cポート | USB-Aポート | DCポート | 合計ポート数 |
| 500 New | 2 | 2 | 1 | 1 | 6 |
| 1000 New | 3 | 2 | 1 | 1 | 7 |
| 2000 New | 3 | 2 | 1 | 1 | 7 |
| 3000 New | 5(うち1つは100V30A) | 2 | 2 | 1 | 10 |
| 3600 Plus | 5(うち1つは100V30A) | 2 | 2 | - | 9 |
容量が大きいモデルほど、ACポートの数も増える傾向です。必要なポートがそろっている機種をチェックしてみてください。
①Jackery ポータブル電源 500 New|AC×2・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の計6口

「Jackery ポータブル電源 500 New」は、AC×2・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の合計6口を備えています。スマホの充電とノートパソコンの利用、さらに小型の調理家電まで、複数の機器を同時につなげるポート構成です。
本体重量は約5.7kgと軽く、置き場所を選ばず持ち運びやすいのが魅力。512Whの十分な容量で、スマホやノートパソコンなどのちょっとした充電ニーズを十分にまかなえます。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源500 New |
| 容量 | 512Wh |
| 定格出力 | 500W (瞬間最大1,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:1.3時間 ソーラーパネル充電:3.3時間(200W入力時) シガーソケット充電:6時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×2 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
|
家電への 稼働時間目安(例) |
電動ドリル(400W):約1.1時間 テレビ(60W):約8時間 電気毛布(55W):約7時間 スマホ(29W):約24回 ノートパソコン(80W):約4回 車載冷蔵庫(60W):約18時間(0度保冷) |
| 充放電サイクル数 |
6000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 311x205x157 mm(約5.7 kg) |
| 参考価格 | 59,800円(セール時は約4万円になる場合あり) |
②Jackery ポータブル電源 1000 New|AC×3・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の計7口

「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、AC×3・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の合計7口を備えたモデルです。ACポートが3口あるため、扇風機や電気ケトルのような家電も延長コードなしで複数台まとめてつなげます。
家庭のコンセントと同じ1,500Wの定格出力があるため、自宅と同じ感覚で使えるのもポイントです。500 Newよりも一回り大きい容量で、家族みんなのデバイスをしっかり充電できます。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 1000 New |
| 容量 | 1,070Wh |
| 定格出力 | 1,500W (瞬間最大3,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間(緊急充電モードなら1時間) ソーラーパネル充電:3時間(400W入力時) シガーソケット充電:12時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約3時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×3 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約48分間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍1.7時間/保温38時間 電気毛布(55W):約12時間 スマホ(29W):約45回 テレビ(60W):約12時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約327 x 224 x 247 mm (約10.8 kg) |
| 参考価格 | 119,800円(セール時は8万円以下になる場合あり) |
③Jackery ポータブル電源 2000 New|AC×3・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の計7口

「Jackery ポータブル電源 2000 New」は、AC×3・USB-C×2・USB-A×1・DC×1の合計7口で「1000 New」と同じポート構成のモデル。ポートの数はそのままに、容量と出力を引き上げています。
2,200Wの定格出力で、電子レンジのような消費電力の大きい家電を使いながら、他のポートでスマホやノートパソコンも同時に充電可能。同時に使える家電の幅がぐっと広がっているのがポイントです。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 2000 New |
| 容量 | 2,042Wh |
| 定格出力 | 2,200W (瞬間最大4,400W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間) ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時) シガーソケット充電:24時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×3 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約1.5時間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2時間/保温72時間 電気毛布(55W):約25時間 スマホ(29W):約80回 電気バーベキューコンロ(1700W):1時間 エアコン(900W):約2時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 |
2,000Whクラスで業界最軽量・最小: 約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg) |
| 参考価格 | 209,800円(セール時は15万円以下になる場合あり) |
④Jackery ポータブル電源 3000 New|AC×1(100V30A)・AC×4(100V15A)・USB-C×2・USB-A×2・DC×1の計10口

「Jackery ポータブル電源 3000 New」は、100V30A対応のACポート1口と、100V15A対応のACポート4口をあわせたAC5口に、USB-C×2・USB-A×2・DC×1を加えた合計10口を備えています。キャンプで炊飯器・電気ケトル・扇風機・照明といった複数の家電を、延長コードなしで同時に使用可能です。
定格出力は3,000Wあり、これだけの家電を同時につないでも電力不足になりません。容量も3,072Whと大きく、1日を通して電源を使い切る心配が少ないモデルです。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源3000New |
| 容量 | 3,072Wh |
| 定格出力 | 3,000W (瞬間最大6,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 ソーラーパネル充電:5.5時間(800W入力時) シガーソケット充電:35時間40分 Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×4(最大20A) AC出力×1(最大30A) USB-A×2(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約2時間 ルームエアコン(900W):約2時間 電気毛布(55W):約30時間 スマホ(29W):約108回 ノートパソコン(80W):約31回 オーブンレンジ(800W/1600W):約3時間/1.7時間 ミキサー(300W max):約6時間 炊飯器(820W):約3時間 電気圧力鍋(1080W):約2時間 電気バーベキューグリル(1600-1700):1.5h マルチクッカー(1400W):約1.8時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約416×325×305 mm (約27 kg) |
| 参考価格 | 359,800円(セール時は20万円以下になる場合あり) |
⑤Jackery ポータブル電源 3600 Plus|AC×1(100V30A)・AC×4(100V15A)・USB-C×2・USB-A×2の計9口

「Jackery ポータブル電源 3600 Plus」は、3000 Newと同じAC5口・USB-C×2・USB-A×2の合計9口を備えています。DCポートは搭載していません。容量は最初から3,584Whと最強クラスで、さらに専用の拡張バッテリーをつなげば、最大21,500Whまで容量を増やせます。
必要に応じて拡張バッテリーを足していけるので、はじめは最低限の分だけそろえ、あとから買い足すことが可能。本体の買い替えをせず容量を増やせるコスパの良い1台です。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 3600 Plus |
| 容量 | 3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能) |
| 定格出力 | 3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:3時間 ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時) シガーソケット充電:40時間 ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×5 USB-A×2(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W) |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電子レンジ(960~1160W):約2.6時間 冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間 電気ケトル(850w):3.6時間 炊飯器(330W):7.5時間 スマホ(29W):約130回 電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間 エアコン(900W):約3.3時間 |
| 充放電サイクル数 |
6,000回 ※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約 375 × 317 × 229 mm(約35kg) |
| 参考価格 | 359,800円(セール時は25万円以下になる場合あり) |
まとめ
充電ポートの口数だけを見て選ぶと、実際に複数の機器を同時に使ったときに電力が足りず、宝の持ち腐れになってしまいます。ポートの種類と数、そしてポータブル電源が耐えられる出力があるかをセットで確認するのが後悔しない選び方です。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、ポート構成や出力の異なるモデルを幅広くラインナップしています。用途に合った1台を見つけましょう。
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