UPSと非常用電源の違いまとめ|停電対策に必要なのは?

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UPSは「瞬断や短時間の停電からPCなどを守る装置」であって、容量が小さいため長時間の停電を乗り越えるための電力は確保できません。長時間の停電対策には、UPSとは別に大容量で家電を長時間使える「非常用電源」の準備が必要になります。
この記事ではUPSと非常用電源の違いや使い分けを詳しく解説するので、しっかりチェックしておきましょう。

目次
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1.UPSと非常用電源の違いとは?

UPSと非常用電源は、守る対象と対応できる時間が違います。「何を守りたいか」「どれくらいの時間に備えたいか」によって、使い分けなければいけません。3つの違いを見ていきましょう。

①UPSは瞬断からPCやサーバーを守るための機器

UPSには、停電した瞬間に発生する大きな電圧から機器を守ったり、突然のシャットダウンによるPCやサーバーなどのデータの消失などのトラブルを防ぐ役割があります。

  • 停電・瞬断・電圧低下が起きた瞬間に、つながっている機器への給電を途切れさせない
  • 電源異常を検知したPCが安全にシャットダウンする時間を確保する

つまりUPSは停電が続く間ずっと家電を動かし続けるための機器ではありません。あくまで、一時的な「時間稼ぎ」に使うのが主な目的です。

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②非常用電源は大規模・長時間停電向けの電力確保手段

業務の非常用電源にポータブル電源をおすすめする理由:導入・運用の手軽さ

大規模災害や台風・落雷による長時間停電では、復旧まで数時間〜数日、あるいは数週間以上かかることがあります。このときに生活を維持するための電力を確保するのが非常用電源の役割です。

  • 冷蔵庫・照明・スマホ充電など生活に必要な家電を動かし続ける
  • 人工呼吸器・透析装置など「電源が切れてはいけない機器」を維持する
  • オフィスのBCP対策として業務用PCやルーターを動かし続ける

役割がまったく異なるため、本格的な停電対策にはUPSと非常用電源両方が必要になります。

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③非常用電源の種類と比較

非常用電源として使われる主な機器の特徴を表でまとめました。

種類 主なメリット 主なデメリット
発電機 燃料さえあれば長時間使用できる大きな出力に対応できる 燃料管理・定期点検が必要排気が出るので屋外でしか使えない騒音が大きい
固定蓄電池 大容量で家全体をカバーできる 設置工事が必要高額でメンテナンスコストもかかる
ポータブル電源+ソーラーパネル 導入コストが安い工事がいらない室内でも使用できるアウトドアなどでの普段使いにも兼用できる 固定蓄電池より容量が小さいモデルが多い

 ポータブル電源は設置工事なしで導入でき、普段のキャンプや車中泊にも使い続けられるのが特徴。近年は家庭用蓄電池レベルの容量を持つモデルも登場しており、非常用電源として注目されています。

2.UPSと非常用電源の使い分け

UPSと非常用電源は役割が違うため、目的に応じて使い分けるか、2つを組み合わせることが必要です。自分の状況にどちらが当てはまるか確認しましょう。

①瞬断・短時間停電が目的ならUPSを選ぶ

「PCで作業中に停電が来て、データが消えた」「サーバーが突然落ちてシステムが壊れた」などのトラブルを防ぐのはUPSの得意分野です。短時間の停電への対応が目的なら、UPS単体で十分に機能します。

  • 常時稼働しているデスクトップPC・サーバーのデータを保護したいとき
  • 医療機器・ネットワーク機器など一瞬でも電源断が許されない機器を使っているとき
  • 落雷の多い地域や送電が不安定なエリアで機器を保護したいとき

注意点として、UPSのバッテリー容量は数百Wh程度が一般的で、停電が長引いた場合は接続している機器をシャットダウンして終わりです。

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②数時間以上の停電対策にはポータブル電源または発電機・蓄電池が必要

大規模な台風や地震で数時間〜数日の停電が想定される場合、UPSだけでは電力が足りなくなります。以下のような用途には、長時間使える非常用電源が必要です。

  • 家庭の防災備え
  • 事業所・オフィスのBCP対策
  • 在宅医療の予備電源

注意点は、燃料式の発電機は室内で使えないこと。室内での使用を想定するなら、蓄電池またはポータブル電源を選ぶのがおすすめです。

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③家庭・オフィスではUPSとポータブル電源の組み合わせがおすすめ

Jackery Battery Pack 5000 Plus CTBコンパクト設計 高強度・小型化を実現

機器トラブルも防いで長時間の停電にも対策するなら、UPSで「瞬断・データ保護」を担い、ポータブル電源で「長時間の電力確保」を担う役割分担がおすすめです。

  • UPSはPCへの瞬断を0に近づけ、シャットダウンの時間を稼ぐ
  • ポータブル電源はパソコンなどの動作のほか、冷蔵庫・照明・スマホ充電・暖房器具など生活を維持する家電もカバーする

なお、Jackery(ジャクリ)ではこの2つの役割を1台でこなせる特殊なポータブル電源「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」をリリースしました。切り替え時間が0msの「オンラインUPS機能」を搭載しており、パソコン・サーバーのような精密機器や医療機器にも対応します。瞬断による機器への影響を防いだ後、そのまま非常用電源として活用可能です。

3.大容量で長期停電にもしっかり対応!UPS機能搭載のポータブル電源

UPSの役割も非常用電源の役割も1台で担えるポータブル電源があります。それがポータブル電源とソーラーパネルをセットにした「Jackery Solar Generator」シリーズです。日中にソーラーで電力を補充しながら使えるので、「電力が尽きたら終わり」にならない体制をつくれます。

Jackeryは日本国内のポータブル電源市場で、7年連続年間売上No.1を獲得している安心のブランドです。今回はUPS機能を搭載する、最新の3モデルをピックアップしました。

Jackery Solar Generator 5000 Plus

Jackery Solar Generator 5000 Plusは、UPS+非常用電源を1台で済ませたい方向けの最強モデルです。

容量は5,040Whで、冷蔵庫・照明・医療機器・ルーターなどを同時に稼働しつつ数日間の停電に対応。もし容量が足りない場合は、別売りの拡張バッテリーで容量を6倍の32,400Whまで拡張できます。定格出力6,000W・瞬間最大12,000Wは家庭内のほぼすべての家電に対応し、さらに業務用エアコンなどの200V機器も動作可能です。

このモデル最大の特徴が「オンラインUPS機能」です。一般的なUPS機能は停電検知後に数ミリ秒〜数十ミリ秒で切り替わりますが、5000 Plusは0ms、つまり切り替え遅延がゼロです。PCやサーバーのように「一瞬でも電源が途切れてはいけない機器」にも常時接続できます。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 5000 Plus
容量 5,040Wh(最大30,240Whまで拡張可能)
定格出力 6,000W (瞬間最大12,000W)
充電速度 ACコンセント充電:4.1時間
ハイブリッド充電:1.4時間
出力ポート数 AC出力×4(最大20A)
USB-A×2(最大18W)
USB-C×2(最大100W)
DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
電子レンジ(960~1160W):約3.4時間
冷蔵庫(55W):75時間
電気毛布(55W):約50時間
電気ケトル(850w):5時間
炊飯器(330W):10時間
充放電サイクル数 4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 420×390×635mm(60kg)

Jackery Solar Generator 2000 New

Jackery Solar Generator 2000 Newは、2〜4人家族の防災備えとして非常用電源を用意したい方向けのセットです。

容量は2,042Whで、冷蔵庫60Wを約27時間・電気毛布50Wを30日以上・スマホを80回ほど充電できます。UPS機能は0.02秒以内の自動切り替え。PCやサーバーには向きませんが、冷蔵庫やエアコンなどのデータを扱わない機器はしっかりカバーします。

定格出力2,200W・瞬間最大4,400Wで、電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルなど一般家庭のほぼすべての家電に対応。セットのソーラーパネル「SolarSaga 200W」で日中に電力を補充しながら使えるため、数日間の停電でも電力切れのリスクを大きく下げられます。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 2000 New
容量 2,042Wh
定格出力 2,200W (瞬間最大4,400W)
充電速度 ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間)
ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時)
シガーソケット充電:24時間
Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間
出力ポート数 AC出力×3
USB-A×1(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)
DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
電子レンジ(1160W):約1.5時間
冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2h/保温72H
電気毛布(55W):約25時間
スマホ(29W):約80回電気
バーベキューコンロ(1700W):1時間
エアコン(900W):約2時間
充放電サイクル数 約4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 2,000Whクラスで業界最軽量・最小:
約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg)

Jackery Solar Generator 3600 Plus

Jackery 3600 Plus 超大容量防災電源 停電・災害対策 拡張バッテリー対応セット

Jackery Solar Generator 3600 Plusは、大家族・在宅医療機器が必要な世帯などで、数日1週間規模の停電対策を想定した方向けのセットです。

容量は3,584Whで、冷蔵庫・照明・電気毛布・スマホ充電をフル稼働しても2、3日もちます。専用の拡張バッテリーを最大5台追加すれば、容量を最大21,500Whまで増やすことも可能。もしもの容量不足にも後付けで対応します。UPS機能は0.02秒以内の自動切替となっているので、パソコン・サーバーなど精密機器ではなく、冷蔵庫やエアコンなどでの使用を想定ください。

重量35kgで男性でも一人での持ち運びは難しいですが、本体のキャスターと伸縮ハンドルで転がして移動できます。家庭でも家全体をカバーでき、企業のBCP対策として使う場合も部署・部屋間の移動がラクラクです。

また、「3600Plus」は充放電サイクル6,000回で10年以上の長寿命、さらに5年の保証付きと、長期間の運用を前提にしたモデル。長く、安心してお使いいただけます。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 3600 Plus
容量 3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)
定格出力 3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)
充電速度 ACコンセント充電:3時間
ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)
シガーソケット充電:40時間
ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間
出力ポート数 AC出力×5
USB-A×2(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W)
家電への
稼働時間目安(例)
電子レンジ(960~1160W):約2.6時間
冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間
電気ケトル(850w):3.6時間
炊飯器(330W):7.5時間
スマホ(29W):約130回
電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間
エアコン(900W):約3.3時間
充放電サイクル数 6,000回
※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 約 375 × 317 × 229 mm(約35kg)

まとめ

UPSはPCやサーバーへの瞬断・短時間停電を防ぐための安全装置であり、長時間停電の電力確保には使えません。長時間の停電対策には、ポータブル電源や発電機・固定蓄電池といった非常用電源が別途必要です。

家庭やオフィスでは、UPSで精密機器を守りながらポータブル電源で生活・業務の継続に必要な電力をカバーする組み合わせをおすすめします。

Jackery ポータブル電源 5000 Plus」は0msの切り替えで精密機器への瞬断もゼロにできる「オンラインUPS機能」を搭載。UPSと非常用電源の両方を1台でカバーできます。別々の機器管理が不要になるので、これから導入するなら選択肢に入れてみてください。

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