地震に強い家を建てるなら?判断基準とおすすめハウスメーカー8選

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地震に強い家を建てるには木造か鉄骨などの構造だけでなく、ハウスメーカーがどのような耐震・制震対策を行っているかも重要です。耐震等級や建物の形などで、同じ地震に強い家でも安全性には差が出ます。本記事では、地震に強い家を建てるための判断基準をわかりやすく整理します。その上で独自技術を持つおすすめハウスメーカー8社を紹介するので、家選びの参考にしてみてください。

目次
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1.地震に強い家の特徴とは?ハウスメーカーを選ぶときの判断基準

地震に強い住宅の特徴解説

地震に強いと呼ばれる家には、どのような特徴があるのでしょうか?ハウスメーカーを選ぶときの判断基準にするといいのは以下の5つです。

● 耐震等級

● 建物の形・構造

● 建物の重さや高さ

● 検証・根拠

● 地盤

地震に強い家の特徴を知り、実際の耐震性能につながる基準で比較できるようになりましょう。

・耐震等級|いくつで設計されているか

耐震等級とは、住宅の耐震性能を示す指標です。耐震等級は以下の3段階に分かれていて、高いほど地震への備えが高い設計になります。

等級

内容

耐震等級1級

建築基準法を満たす最低限の水準

耐震等級2級

耐震等級1級の1.25倍相当の耐震強度

耐震等級3級

耐震等級1級の1.5倍相当の耐震強度

耐震等級が高ければ絶対に安心というわけではありませんが、設計上の強度を示すものとして参考にしてみてください。地震に強い家づくりの土台となる指標なので、最初に比較すべき判断基準として押さえておきましょう。

参考:国土交通省「耐震性能を等級で確認して、安心の住まいづくり」

・建物の形・構造|シンプルな設計になっているか

正方形や長方形に近いシンプルな形状の建物は揺れの力が均等に分散されやすく、耐震性を確保しやすい傾向があります。地震の揺れは建物全体に力を加えるため、以下のように形が複雑になるほど力の流れが偏って耐震性が低下する可能性があるといわれています。

● L字型・コの字型の住宅

● 大きな吹き抜けや広い開口部が多い間取り

たとえば耐震等級が一緒であれば、L字型の住宅より正方形の住宅のほうが倒壊リスクが低くなります。基本的には、シンプルな形を推奨しているハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

・建物の重さや高さ|耐震に配慮されているか

地震の揺れによって建物にかかる力は、基本的に建物が重いほど大きくなります。そのため屋根や外壁などが重い住宅は揺れの影響を受けやすく、耐震性を確保するためにより強固な構造が求められます。また背の高い建物ほど地震の際に揺れが大きくなりやすく、上階ほど振れ幅が増える傾向にあるのが一般的です。

ハウスメーカーを選ぶときは、以下のように建物の重さや高さに応じた耐震設計がきちんと行われているか確認しましょう。

・検証・根拠|実際の大地震の振動実験などで性能を確かめているか

地震に強い家といわれるためには、それを裏付ける検証データや根拠があるかも必要です。実際にどのような形で耐震性能が確かめられているかを確認しましょう。大手ハウスメーカーでは実物大の住宅を揺らす「実大振動実験」や、過去の大地震を再現した地震波によるテストを行って倒壊しにくさや損傷の程度を検証しています。

ただし実験しているからといって、どの家でも同じ性能になるとは限りません。実験結果が標準仕様にどう活かされているかも合わせて確認してみてください。

・地盤|調査や改良が進められているか

耐震等級が高くシンプルな設計の住宅でも、地盤が弱ければ地震の揺れによって建物が傾いたり沈下したりするリスクが高まります。そのため多くのハウスメーカーは建築前に地盤調査を行い、その結果に応じて基礎の仕様を決めたり、必要に応じて地盤改良工事を実施したりします。

ハウスメーカーを選ぶときは地盤の調査結果をきちんと説明してくれて、改良工事の品質管理や保証制度が整っているかまで確認しましょう。

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2.地震に強い家の構造3選

jackery

ここでは地震に強い家の代表的な3つの構造について、特徴を簡単に整理します。

・木造|耐震性とコストパフォーマンスに優れる

木造住宅は日本でもっとも普及している構造で、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・建物が比較的軽いため地震の揺れによる負担を受けにくく、耐震設計を工夫することで高い耐震性を確保しやすい

・鉄骨造やRC造に比べて建築コストを抑えやすく、コストパフォーマンスに優れている

デメリット

設計や施工品質によって耐震性に差が出やすい

木造住宅を選ぶ場合は耐震等級や制震技術、施工体制まで含めて確認しましょう。

・鉄骨造|大空間や自由な間取りを実現しやすい

鉄骨造は柱や梁に強度の高い鉄骨を用いる構造で、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・広いリビングや大きな開口部など、自由度の高い間取りを実現しやすい

・木造に比べて構造部材の強度が安定しているため、大空間を確保しながら耐震性を高めやすい

デメリット

木造より建物が重くなる傾向があるため、地震時の揺れが大きくなる可能性がある

鉄骨造を選ぶ場合は、耐震性能だけでなく制震技術や構造の工夫まで含めて比較しましょう。自分の希望する間取りと安全性を両立できるハウスメーカーを選んでみてください。

・RC造(鉄筋コンクリート)|揺れで建物が変形しにくい

RC造(鉄筋コンクリート)は鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造で、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・壁や床が一体になりやすく、地震の揺れでも建物全体が大きく歪みにくい

・揺れによる変形が小さく、倒壊や大きな損傷を抑えやすい

デメリット

木造や鉄骨造に比べて建物が重くなりやすく、地震時に建物へかかる力が大きい

RC造を選ぶときは施工実績の豊富さや地盤対策、長期的なメンテナンス計画まで含めて比較してみてください。その上で、安心して任せられる会社を選びましょう。

関連記事:地震発生時に家の中で一番安全な場所の3つの条件とは?安全対策も紹介

3.地震に強いハウスメーカー8選|独自の耐震・制震技術も紹介

地震に強いハウスメーカーは、以下の8社です。

耐震性能に優れたハウスメーカー8社一覧

● ヘーベルハウス

● 三井ホーム

● 積水ハウス

● ダイワハウス

● セキスイハイム

● パナソニックホームズ

● 一条工務店

● ミサワホーム

独自の耐震・制震技術とともに1社ずつ紹介します。

・ヘーベルハウス|ハイパワード制震ALC構造

ヘーベルハウスは、高強度の鉄骨柱・梁に制震フレーム「ハイパワードクロス」を組み合わせた独自のハイパワード制震ALC構造を採用しています。地震エネルギーを吸収して揺れによる損傷を抑えやすく、耐震性と制震性を両立している点が特徴です。

また通し柱を必要としない「梁勝ち構法」により、構造の安全性を確保しながら設計自由度の高い間取りにも対応できます。

参考:ヘーベルハウス「地震に強く」

・三井ホーム|プレミアム・モノコック構法

三井ホームは、2×4工法を発展させた「プレミアム・モノコック構法」を採用しています。実際に起きた地震より過酷な条件で耐震実験を行い、震度7の揺れに連続60回耐えた実績があります。

参考:注文住宅の三井ホーム「耐震実験」

壁・床・天井を面で支える構造により変形を抑えやすく、強固な基礎仕様と組み合わせて耐震性を高めているのが特徴です。地震に強い家を重視しつつ、デザイン性や住み心地も両立したい方におすすめです。

・積水ハウス|シーカス

積水ハウスは、国土交通大臣に認定された独自の制震構造「シーカス」を採用しています。震度「7」クラスの大地震への対応を想定していて、実大モデルによる振動実験は245回実施されています。

また外壁のひび割れや脱落を防ぐ独自の「外壁パネルロッキング工法」もあり、総合的な地震対策を重視したい方におすすめです。

・ダイワハウス|xevoΣ(ジーヴォシグマ)

ダイワハウスの「xevoΣ」は、地震エネルギーを繰り返し吸収する「持続型耐震」が特徴の住宅です。独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」により、揺れによるダメージを抑えながら大空間や間取りの自由度も確保しやすい設計になっています。

参考:注文住宅の大和ハウス「特長|xevoΣ(ジーヴォシグマ)」

天井高が272センチメートルの開放感や断熱性能にも力を入れており、地震対策と住み心地を両立したい方におすすめです。

・セキスイハイム|ボックスラーメン構造

セキスイハイムは、柱と梁を溶接で一体化した「ボックスラーメン構造」により、地震の揺れでも構造が安定しやすい強靭な骨組みが実現されています。建物を面で支えるベタ基礎を標準採用し、地震エネルギーを吸収する独自システム「GAIASS」と組み合わせて揺れを軽減しています。

さらに実大耐震実験では250回を超える加振検証を行っており、設計通りの性能を工場生産で安定して提供できる点も特徴です。

参考:セキスイハイム「TECHNOLOGY 01 強さの理由:構造体」

・パナソニックホームズ|制震鉄骨軸組構造(HS構法)

パナソニックホームズは、超高層ビル技術を応用した制震装置「アタックダンパー」を組み込む制震鉄骨軸組構造(HS構法)を採用しています。地震エネルギーを吸収して建物の歪みや損傷を抑えやすく、震度7換算で200回以上の加振に耐える性能も示されています。

参考:パナソニックホームズ「制震鉄骨軸組構造(HS構法)」

大地震だけでなく余震などによる損傷を抑えることを目的とした制震技術を採用している点が特徴です。

・一条工務店|ツインモノコック構造

一条工務店は、「壁」「床」「天井」の3点を強力に結びつけた箱型の「ツインモノコック構造」を採用しています。この構造にすることで、巨大地震などの外圧を面でバランスよく受け止められます。

壁自体が揺れの力に対して強く、建築基準法の認定上の上限値である「壁倍率5倍」の強度を持った耐力壁も使用しているのが特徴です。

参考:性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】「ツインモノコック構造」

・ミサワホーム|MGEO(エムジオ)

ミサワホームは、耐震構造に制震装置「MGEO(エムジオ)」を導入し、内装仕上げ材の「損傷ゼロ」までを目指しています。MGEOは地震エネルギーを最大約50%軽減できる制震技術で、建物の変形量は鉄骨ブレース構造の約1/8に抑えられる計算が出ています。

参考:ミサワホーム「制震とは[MGEO®]」

倒壊を防ぐだけでなく、室内の被害を抑えることまで狙った制震装置である点が特徴です。

4.地震に強い家にするため「Jackery Solar Generator」で電源の不安を解消!

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地震に強い家づくりでは倒壊しない構造や制震技術が注目されがちですが、実際の災害時に大きな不安となるのが停電です。電力供給がとまってしまうと照明が使えず夜の生活が不安になるだけでなく、スマートフォンの充電が切れて情報収集や連絡手段を失う恐れもあります。

電源の不安を解消するために備えておきたいのが、ソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせた「Jackery Solar Generator」です。1台備えることで、以下のようなことがメリットを得られます。

● 停電が長引いても太陽光発電ができるため、電気が尽きる不安を減らせる

● スマホやラジオの充電を確保できるので、安否確認や災害情報の取得が途切れにくい

● 照明を使えるため夜間の安全確保がしやすい

● 扇風機・電気毛布・電気ケトルなど生活に必要な家電を動かせるため、停電時でも最低限の暮らしを維持しやすい

そして「Jackery Solar Generator」は設置工事や複雑なメンテナンス作業などが不要で、一般家庭でも手軽に導入可能です。耐震・制震対策に加えて電源の備えも整えておくことで、災害時の不安をより減らせるようにしてください。


5.地震に強い家に関するよくある質問

地震に強い家に関するよくある質問とその回答をまとめました。

・地震に強い家を作るためにはどのような工夫をすればいいですか?

地震に強い家を作るためには、以下のような工夫をしましょう。

● 耐震等級3で設計する

● シンプルな形状の間取りにする

● 揺れに耐性が強い壁をバランスよく配置する

● 制震・免震装置がついた家にする

● メーカーに地盤調査を依頼する

これらの工夫を設計段階から取り入れることで、地震の揺れに耐えやすい住まいを実現しやすくなります。

・地震に強いマンションはどのような構造になっていますか?

地震に強いマンションは、鉄筋コンクリート造(RC造)など揺れで建物が大きく変形しにくい構造で建てられていることが多いです。また、マンションでは建物全体で地震の力を受けるため、次のような対策が採用されることがあります。

● 耐震:柱や梁、壁を強くして揺れに耐える

● 制震:ダンパーなどで揺れのエネルギーを吸収して被害を減らす

● 免震:建物の下に装置を入れ、地盤の揺れを建物に伝えにくくする

なおマンションの耐震性は築年数によっても差があるため、古い物件の場合は耐震基準を満たしているか確認しましょう。

・地震に強い家の間取りは?

地震に強い家の間取りは、以下のとおりです。

● 建物の形をシンプルにすること

● 壁や柱をバランスよく配置すること

● 2階建ての場合は上下の間取りを揃えること

地震に強い家を目指すのであればデザインや広さだけでなく、揺れに強い間取りの基本を押さえて設計しましょう。

・地震に強い家はどのくらいの値段で作れる?

地震に強い家の価格は構造や工法のレベルによって幅がありますが、一般的な戸建て住宅の価格相場をふまえて考えると次のような目安になります。

● 耐震等級1:1,500万円〜2,500万円

● 耐震等級2:2,000万円〜3,000万円

● 耐震等級3:2,500万円〜4,000万円

ただしこれらはあくまで目安であり、実際の費用は建物の大きさや仕様などによって大きく変わります。複数のハウスメーカーで耐震仕様や標準性能を比較しながら、自分の予算と照らし合わせて選びましょう。

・昔の家は地震に強いの?

昔の家は地震に弱い可能性があります。1981年5月以前に建てられた「旧耐震基準」の家は震度5強程度までを想定しているため、現代の巨大地震では倒壊リスクが高くなります。

一方で、耐震補強やリフォームを行っている家であれば、地震に強い状態に改善されていることもあるでしょう。そのため築年数だけで判断せず、耐震診断を受けたり補強工事が行われていたりするかも確認してみてください。

まとめ

地震に強い家を建てるには耐震等級や構造の違いだけでなく、各ハウスメーカーが採用する耐震・制震技術や地盤対策まで総合的に比較してみてください。万一の大地震に備えるなら倒壊を防ぐだけでなく、地震後の暮らしを守る視点も欠かせません。地震による停電対策として「Jackery Solar Generator」を1台備え、より安心できる住まいづくりを実現しましょう。

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