大阪の停電情報はどこでリアルタイム確認できる?原因・停電事例・停電対策を解説

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突然の停電は、大阪に住む方にとって決して無関係ではありません。過去には、台風や落雷、送電トラブルなどによって電気が使えなくなるトラブルが発生しています。万が一に備えて、停電が発生する原因や対策を押さえておきましょう。 

本記事では、大阪での停電リスクに備えた情報収集方法や対策アイテムを紹介します。参考にして、できる備えからはじめてみましょう。

目次
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1.大阪府で現在停電している範囲の情報はどこで確認する?


大阪府で現在停電している範囲の情報はどこで確認する?

停電が発生したときに「うちの地域も停電している?」「復旧はいつ?」と、不安になる方が多いのではないでしょうか。そんなときに役立つのが、正確かつリアルタイムで停電情報を確認できるサービスです。大阪府内の停電状況を調べる方法には、主に下記の3つの手段があります。

①スマホアプリで関西停電情報をリアルタイムで確認する

まず一つ目は、関西電力送配電の公式サイト「停電情報」ページです。府内の各市区町村の停電軒数や復旧見込みが一覧表示されており、簡単に把握しやすくなっています。 

信頼性が高く、現時点で大阪停電の発生状況を正確に確認できるのがメリットです。なお、停電が発生していない場合には「現在停電情報はございません」と表示されます。

参考:関西電力送配電「停電情報」

②大阪市旭区・北区など住所を登録する

関西電力送配電が提供しているスマホアプリ「関西停電情報」では、自宅や実家、勤務先など最大10カ所まで住所を登録可能です。 

大阪での停電の発生や復旧、見込み時間などの情報がスマホにプッシュ通知で届くため、現地にいなくても状況を把握できます。特に、高齢の家族や小さな子どもがいる家庭では、事前登録しておくと心強いでしょう。

参考:関西電力送配電「関西停電情報アプリのご紹介」

③「停電 大阪」などX(旧ツイッター)で検索する

停電の情報は、X(旧Twitter)で「停電 大阪」などのキーワードでも検索可能です。関西電力送配電の公式アカウント(@KANDEN_souhai)でも情報を発信しており、地域住民の投稿とあわせて、現場のリアルな状況がわかります。

たとえば「〇〇区で信号も止まっている」といった投稿は、復旧の見通しを読む手がかりになるでしょう。 

このように、公式サイトやアプリで広域の情報を確認し、SNSで周辺の様子を補完すると効果的です。万が一の停電時でも、冷静に行動しやすくなります。複数の情報源を併用して、確実に備えを整えておきましょう。

関連記事:停電から冷蔵庫の食材を守れ!NGの行動は?停電復旧しても動かない時の対処方法

2.なぜ大阪で停電が発生?さっきの停電原因・理由


なぜ大阪で停電が発生?さっきの停電原因・理由

突然の停電に見舞われた際には「さっきの停電原因は?」「また起きるのでは?」と、不安になるでしょう。都市部の大阪では停電が少ないイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際には自然災害や設備トラブルなど、さまざまな要因で停電が発生しています。 

ここでは関西電力送配電の情報をもとに、大阪さっきの停電原因を過去の実例を交えて紹介します。

①強風や大雨などの自然災害

自然災害以外でも鳥の巣や蛇、伸びた木の枝が電線に触れてショートすることがあります。特に春から夏にかけては、巣作りや樹木の成長が活発なため、こうした自然との接触による停電リスクが高まるのです。 

過去には、カラスが運んだ針金が電線に接触し、瞬間的な停電が発生した事例も確認されています。

②設備への樹木や鳥獣等の接触

夏場の落雷も、停電の原因になることがあります。雷が電柱や変圧器、絶縁体の碍子(がいし)に直撃して絶縁破壊を引き起こし、局所的な送電障害が起こるケースがあるためです。 

落雷があった場所を中心とした広い範囲で電圧が瞬間的に下がってしまう「瞬時電圧低下」により、地域全体が停電する場合もあります。

参考:関西電力送配電「瞬時電圧低下とは」

③送電設備の故障

地下ケーブルや変電設備などの経年劣化・施工不良も見逃せません。2017年には、大阪市東淀川区や吹田市などで約34,000軒が停電しました。原因は、マンホール内にあるケーブルの絶縁破壊によるものです。 

このような大規模な設備事故は復旧にも時間がかかるため、夜間や悪天候時はさらに影響が大きくなります。

参考:関西電力「大阪市東淀川区、吹田市、摂津市の一部で発生した停電について [第六報]」

④電気の使いすぎ

猛暑日には、冷房の使用が一気に増えて電力需要が急増します。結果、地域単位でブレーカーが作動し、意図的に送電を一時停止する「輪番停電」が検討されるケースもあるのです。 

実際に1999年には、電力系統の過負荷が原因で、京都を中心に40万世帯以上が停電しました。

参考:関西電力「西京都変電所停電事故の原因について」

⑤漏電でブレーカーが落ちた

家庭レベルでは、配線の劣化や水漏れによる漏電が原因でブレーカーが作動し、自動的に停電するケースがあります。家全体ではなく一部の部屋や機器だけが停止することもあり、「停電なのか、機器の故障なのか」の判断が難しい場合もあるため注意が必要です。

関連記事:停電したら何をすればいいの?取るべき6つの行動と注意事項を詳しく解説

3.大阪の過去の停電事例と復旧にかかった時間を紹介


大阪の過去の停電事例と復旧にかかった時間を紹介

大阪で起きた過去の停電事例と復旧時間をまとめました。 

発生日

被害規模

停電の原因

復旧にかかった時間

2018年6月18日

約17万軒の停電(大阪府北部)

マグニチュード5.6の大阪北部地震による送電設備の被災

約2時間で99%復旧

2018年9月4日

関西全域でピーク時約約220万戸停電

台風21号(ジェビ)の強風による電柱倒壊・飛来物による送電線断線など

全面復旧までに約17日(ピークの99%復旧は5日)

2024年8月15日

約24.5万戸停電(大阪市・守口市中心)

送電線の不具合(不具合の原因は未特定)

約5時間(4:00~9:00に完全復旧)

参考:内閣府防災情報のページ 関西電力株式会社  関西電力送配電株式会社

2018年の台風21号では、なんと関西全域で約220万戸におよぶ停電が発生。99%の復旧までに5日かかっています。このように停電は長期間に及ぶ場合があるため、ポータブル電源をはじめとする対策が必須です。

関連記事:エアコンが停電で使えない!復旧後にやるべきこと・トラブルの対処法を解説

4.大阪の停電対策で用意しておきたいアイテム8選


大阪の停電対策で用意しておきたいアイテム

ここでは、大阪停電に備えて「最低限これだけは用意しておきたい」防災アイテムを紹介します。

①懐中電灯やランタン

夜間の停電では視界が一気にゼロになり、転倒やケガのリスクが高まります。暗闇で役立つ懐中電灯やLEDランタンを、最低限ひとつずつ各部屋に備えておくと安心です。 

停電が長引くことを想定した場合は、保管しておけばすぐに使える「乾電池式」と、繰り返し充電して経済的に使える「充電式」の両方を用意しておくのをおすすめします。

②乾電池やモバイルバッテリー

単3形や単4形の乾電池を忘れずに用意しておきましょう。乾電池式の懐中電灯やラジオなどに使えるので、多めにストックしておくと安心です。 

また、モバイルバッテリーも停電時スマホの充電に役立ちます。大容量タイプ(10,000mAh以上)であれば、スマホを数回充電することも可能です。

③ポータブル電源

ポータブル電源とは、大容量バッテリーに複数の出力端子(ACコンセント、USB、DCなど)を備えた多機能蓄電池です。災害時はもちろん、キャンプやアウトドアでも活躍します。 

スマホやノートパソコンを充電できるほか、冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトル、エアコンなどの家電へも電力を供給可能です。 

さらに便利なのが、ソーラーパネル対応モデルです。停電中でも太陽光で繰り返し充電でき、ガソリンやガスを使わないため室内でも安心して使用できます。Jackery(ジャクリ)ポータブル電源は軽量で持ち運びやすく、女性でも楽に移動できるモデルが豊富なのでチェックしてみてください。

④非常食・水

停電が長引くと冷蔵庫の中身が傷み、水道も長期間断水する恐れがあります。そんな事態に備えて、非常食と飲料水は最低3日分、できれば7日分の備蓄がおすすめです。 

下記のような、火を使わずそのまま食べられるものを用意しておきましょう。 

● レトルト食品

● 缶詰

● アルファ化米 

水は1人あたり1日3リットルを目安に用意し、衛生面を考慮して調理・手洗い・飲用を使い分けてください。

⑤衛生用品

停電中は給湯器が使えず、お風呂や洗面も制限されます。そんなときに役立つのが、下記のような衛生用品です。 

● ボディシート

● アルコールスプレー

● ウェットティッシュ 

特に夏場は汗をかきやすく、身体を拭くだけでもかなりのリフレッシュ効果があります。口腔ケア用のうがい液や歯磨きシートもあれば、口の中の不快感を軽減できます。感染症対策としても重要なアイテムなので、家族全員分+予備を用意しておきましょう。

⑥簡易トイレ

停電と同時に断水が起こると、トイレの水も流れなくなります。そんなときの備えとして必須なのが「簡易トイレ(非常用トイレ)」です。 

便器に袋をかぶせて使うタイプや吸水凝固剤で処理するタイプがあり、衛生的に処理できます。1人あたり1日5回分を目安に、3日から1週間分を備えておくのが理想です。

⑦携帯ラジオ

インターネットが使えなくなったときに、もっとも頼れるのがラジオです。災害時はFM/AM放送で避難情報や復旧状況が流れるため、スマホ以上に重要な情報源となります。 

特に「手回し式」や「ソーラー充電対応」の携帯ラジオなら、乾電池が切れても情報を入手できるため便利です。なかには、ライトやモバイル充電機能付きの多機能ラジオも販売されています。

⑧季節用品

停電は季節を選ばず発生します。夏の停電ではエアコンや扇風機が使えず熱中症のリスクが高まりますし、冬は暖房が使えずに低体温症の危険があるため注意が必要です。 夏と冬それぞれの対策として、下記のアイテムを用意しておきましょう。 

● 冷感シート

● ポータブル扇風機

● 保冷剤

● 使い捨てカイロ

● 毛布

● 湯たんぽ 

特に、電気を使わずに体温を保てるアイテムがあると便利です。

5.大阪の停電対策におすすめの非常用電源2選


大阪の停電対策にはJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめ

大阪停電時の「使える電気」を確保するなら、Jackeryのポータブル電源がおすすめです。ACコンセント・USB・DC出力を備えており、スマだけではなく、冷蔵庫や電気ケトル、扇風機などの家電も給電できるので、停電時の生活をサポートします。

ソーラーパネル充電にも対応しており、太陽光さえあれば停電が長引いても繰り返し充電が可能です。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源が採用している「リン酸鉄リチウムイオン電池」は、約10年の長寿命を誇ります。62種類の保護機能を搭載した最先端の高速充電技術「ChargeShieldテクノロジー2.0」により、安全性も世界基準です。 

業界最長クラスの5年保証付きのモデルを選べるほか、日本語サポートや使用済みバッテリーの無料回収を実施しています。はじめてポータブル電源を購入するなら、品質と安全性を重視したJackeryのポータブル電源を選択肢のに入れてみましょう。

停電時におすすめの非常用ポータブル電源一覧



6.大阪の停電に関するよくある質問(Q&A)


ここでは、大阪府内の停電に関するよくある質問に回答します。疑問に思うことがあれば、解決しておきましょう。

①大阪で過去に発生した停電情報は確認できますか?

関西電力送配電の公式サイトでは、下記の情報を一覧表示で見ることができます。 

● 発生・復旧日時

● 都道府県・市区町村・地区別の停電地域

● 原因

● 発生件数 

たとえば、「〇月〇日、大阪市北区で何軒停電したか?」など、詳細に確認可能です。

参考:関西電力送配電「過去の停電一覧」

②一瞬停電するのはなぜ?

瞬間的な停電(瞬時電圧低下)は、雷や鳥の接触などにより送電系統が自動的に保護作動した結果です。たとえば、電線に鳥が接触してショートした場合、安全装置が働いて瞬時に電気を遮断します。 

安全が確認されるとすぐに復電するため、ほんの数秒だけ電気が落ちたように感じるのです。完全な停電とは異なり、テレビが消える、照明が一瞬暗くなるといった家電製品の一時的な停止で気づくケースもあります。

③大阪で停電によって電車が止まったことはありますか?

実際に停電が原因で鉄道が運転見合わせになった例もあります。たとえば、2024年8月15日に大阪市内で発生した局地的停電により、一部の地下鉄路線で信号装置が停止し、一時的に運転が見合わせになりました。

参考:産経新聞社「大阪、24万戸で大規模停電 鉄道運休、信号機点灯せず」

④停電でブレーカーが落ちた場合の復旧方法は?

まずは安全を確認し、順を追って操作すれば家庭内の停電は多くの場合、自力で復旧可能です。主な手順は以下のとおりです。

1. 落ちたブレーカー(分電盤)を確認

2. 主幹ブレーカーがOFFになっていれば一旦すべてのスイッチをOFFに

3. 主幹ブレーカーをON → 各部屋のブレーカーを1つずつON

4. 特定の回路で再度ブレーカーが落ちたら、そこに異常がある可能性大

原因がわからない場合や繰り返しブレーカーが落ちる場合は、無理せず電気業者に相談しましょう。

関連記事:停電でブレーカーは落ちてない?種類ごとの復旧方法や対策アイテムを紹介

まとめ


停電は「いつか来るもの」ではなく「明日来るかもしれない現実」です。大阪という大都市で暮らす方にとって、停電で電気が使えなくなると非常に困ります。だからこそ、懐中電灯やモバイルバッテリーといった基本アイテムに加え、家電を稼働できるポータブル電源まで含めた電力の備えが重要といえるでしょう。

なかでも、Jackeryのポータブル電源は信頼性・機能性・安全性を兼ね備えた、非常用電源の最適解です。「うちは大丈夫」と思わずに、停電への備えを今日から始めていきましょう。

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