秋キャンプで夜を過ごす寒さ対策は?おすすめの寒さ対策装備と注意点

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秋のキャンプでは、昼夜の寒暖差による「寒さ対策」が欠かせません。日中は暖かくても、夜になると気温が一気に下がり体調を崩してしまうことも。特に電源なしのフリーサイトでキャンプする場合や、毛布だけで寒さをしのごうと考えている方は要注意です。

そこで本記事では、秋キャンプの夜を快適に過ごすための寒さ対策を中心に、おすすめの寒さ対策グッズも合わせて詳しく解説します。7insect-repellent-measuresを万全にして秋のキャンプを満喫しましょう。

目次
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1.快適に秋キャンプを過ごすために取るべき寒さ対策6選

快適に秋キャンプを過ごすために取るべき寒さ対策6選

秋キャンプでは日中は暖かくても、日が沈むと気温が急降下します。特に注意したいのがキャンプ場の標高です。標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がるため、標高800m以上の高地では平地より5℃近く冷え込み、冬装備が必須となります。事前にキャンプ地の標高を必ず確認しておきましょう。

ここからは秋キャンプで快適に過ごすための寒さ対策のポイントと、具体的な対策方法を詳しく解説していきます。

①地面からの冷気対策にマットなどを敷く

秋キャンプでテント内を暖かく保つためには、地面からの冷気を遮断するのが大切です。厚手の銀マットやインフレータブルマットを敷き、さらにその上にブランケットを重ねましょう。コットを使えば地面から距離を取れるため、より効果的に冷気を遮断できます。 

テントの床は薄く、地面の冷たさがダイレクトに伝わってきます。特に秋の夜は地面が冷え込むため、何も寒さ対策をしないと体温を奪われて眠れなくなることも。しっかり準備して快適な睡眠を確保しましょう。

②テント/車内の寒さ対策に電気ストーブをつける

テントや車内全体を暖めるなら、電気ストーブがおすすめです。石油ストーブやガスストーブと違い、一酸化炭素中毒のリスクがなく換気の心配もいりません。密閉空間でも安心して使えるため、特に車中泊キャンプや小型テントでの使用に適しています。 

電気ストーブの課題は電源の確保ですが、可搬式電源「ポータブル電源」があれば電源サイトでなくても使用可能。例えばJackeryのポータブル電源なら、容量によっては一晩中電気ストーブを稼働させられます。車中泊キャンプの場合、エンジンをかけっぱなしにする必要もなく静かで快適に過ごせます

③就寝時の寒さ対策に電気毛布や湯たんぽを用意する

秋キャンプの就寝時寒さ対策には、電気毛布や湯たんぽがおすすめです。寝袋だけでは秋の夜の冷え込みに対応しきれず、夜中に寒くて目が覚めてしまうことも。体を動かさない就寝時は特に冷えを感じやすいため、しっかりとした対策が必要です。 

電気毛布は温度調整ができ、広範囲を暖められるのが魅力。ポータブル電源があれば電源サイトでなくても使用でき、朝まで快適に眠れます。一方湯たんぽは電源不要で手軽に使えるのがメリット。お湯を沸かすだけで使えるため、コストを抑えたい方におすすめです。

④寒いときに厚着できるよう防寒具を持っていく

秋キャンプでには、寒さが増す夜に備えて防寒具をしっかり持参しましょう。厚手のアウターやフリース、ダウンジャケットなど重ね着できる服がおすすめです。 

気温が下がると体温が奪われやすく、特に首元・手首・足首の「三首」を冷やさないことがポイント。ネックウォーマーや手袋、厚手の靴下も持参すると良いでしょう。さらに、気温変化に応じて脱ぎ着できるよう、軽くて圧縮できる防寒具を選ぶと便利です。重ね着を上手に活用すれば、秋の夜も快適に過ごせます。

⑤(車中泊キャンプの場合)断熱のためにサンシェードを使う

車中泊キャンプで秋の夜を快適に過ごすには、サンシェードを使った断熱対策が効果的です。サンシェードは日差しを遮るだけでなく、夜間の冷気を防ぎ車内の暖かさを保つ役割もあります。特に窓からの冷気は体感温度を大きく下げるため、全ての窓をしっかり覆うのがポイントです。 

アルミ製や厚手の多層タイプを選べば、保温性がさらにアップします。また外からの視線を遮る効果もあり防犯面でも安心。サンシェードを活用すれば、車中泊でも快適で暖かな夜を過ごせます。

⑥焚き火や暖かい料理で体を温める

寒い秋のキャンプでは、焚き火や温かい料理で体の内側からしっかり温めましょう。焚き火の周りで鍋料理やスープを作れば、体も心もぽかぽかに。特に生姜や根菜類など、体を温める食材を使うとより効果的です。 

火を扱う際は火の粉が飛ばないよう防炎シートを敷き、就寝前には完全に消火するのを忘れないでください。焚き火と温かい食事で、秋の夜を快適に楽しみましょう。 

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2.秋キャンプの寒さ対策で役立つアイテム

快適に秋キャンプを過ごすために取るべき寒さ対策

紅葉を狙って秋キャンプを楽しむなら、11月に入ったくらいが見頃でしょう。その時期には夜間はかなり冷え込みが厳しくなってきているので、寒さ対策は万全に整えておく必要があります。ここでは、秋キャンプの寒さ対策として欠かせないアイテムをご紹介します。

0℃まで対応可能な装備(寝袋&毛布)

秋キャンプで使用する寝袋は、比較的ゆったりと寝られて温かい封筒型の寝袋がおすすめです。寝袋を購入するときのポイントとして、

丸洗いができること

・快適温度が季節に合っていること

柔軟な使用ができること

に注目して選ぶと失敗しません。寒いのが苦手な方は、毛布やブランケットも一緒に用意しておくと対策は万全となるでしょう。

湯たんぽやカイロなどで温度調整

冷え性の方や、手足の冷えが気になる方に重宝するのが「湯たんぽ」です。寝る前にお湯を沸かして入れておいた湯たんぽを、寝袋の中に入れておけば冷えている足元を温かくして眠ることができます。

充電式の方が便利に思えますが、あまり長時間利用することができないのと、バッテリーが切れてしまうと急速に温かさが失われてしまうデメリットがあります。充電式をお求めの際は蓄熱型の湯たんぽを購入した方が良いですね。腰や肩などの部分的な対処は、カイロで温かさをカバーするのが良いでしょう。

焚火やストーブなど暖が取れるアイテムを装備

キャンプを満喫するなら、焚火台で暖を取りながら、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、調理をしたりとキャンプを楽しめるのではないでしょうか。就寝時のテント内で過ごすときや、車中泊キャンプであれば、電気ストーブやファンヒーターがあると快適です。

●秋キャンプの寒さ対策グッズの電力供給源「ポータブル電源」

秋キャンプにおける寒さ対策には、電気毛布や電気ストーブ、電気ケトルなど、安全面を考慮した場合、電源サイトのない場所でも家庭用の電源AC100Vが使える電力供給源「ポータブル電源」があると、重宝します

ポータブル電源とは、モバイルバッテリーより大容量且つ高出力で、スマホやカメラだけではなく、電気毛布や電気ケトルなど様々な家電にも給電できる持ち運び可能なアイテムです。

とくにガスや灯油を使わなくて済むのは、安全面から考えるととても良いは思いませんか?すべてを電気で賄うことができれば、石油ストーブやガスコンロなどの使用に注意が必要なものを使うこともありません。


3.子供と秋キャンプに行きたい!寒さ対策のポイント

子供と秋キャンプに行く際には、夜の寒さ対策が特に重要です。寒さ対策のために以下のものを準備しましょう。

● 保温性の高い服(フリース・ダウンジャケット・長袖インナー)

● 保温性の高い小物類(防寒用帽子・厚手の靴下・手袋・ネックウォーマー)

● 子供用の寝具(寝袋・毛布)

● 電気毛布・湯たんぽ

● 保温できる飲み物や温かい食事(スープ・おかゆ)

● サンシェード・銀マット(テントや車内の断熱用) 

大人より体温調節がうまくできない子供は少しの冷えでも体調を崩しやすいため、保温性の高い服や寝具で防寒対策してあげる必要があります。

電気毛布や湯たんぽを使えば、就寝時も体をしっかり温められます。また厚手の靴下や手袋、ネックウォーマーなど「三首」を冷やさない工夫も大切です。

焚き火や温かい食事で体を温めながら、安全で快適な秋キャンプを楽しみましょう。

関連記事:子供が喜ぶキャンプ飯10選!ファミリーキャンプにおすすめのレシピ・必要な料理グッズ

4.秋キャンプの寒さ対策に!コンパクト・大容量なJackeryポータブル電源

秋キャンプの寒さ対策に!コンパクト・大容量なJackeryポータブル電源
秋キャンプの寒さ対策には、以下の理由からJackeryのポータブル電源がおすすめです。

● 毎日使っても10年以上使える長寿命で高性能

● 電気用品安全法(PSE)に合格しているので品質面、安全面に自信がある

● 世界で500万台以上の販売実績

● 信頼のアフターサービス

● 最大5年間保証

● 商品ラインナップが豊富

● ソーラーパネルとセットモデルがある

秋キャンプでは、冷え込み対策として電気毛布や電気ストーブなど電気を使うアイテムが活躍します。そんなときに頼りになるのが Jackery のポータブル電源です。長寿命で高性能なうえ、PSE認証済みで安全性も高くアウトドアでも安心して使用できます。

Jackery ポータブル電源 1000 New:最低限の寒さ対策におすすめ


なるべくコンパクトで軽量なモデルで電気毛布を使いたい方には「Jackery ポータブル電源 500 New」がおすすめです。

重量は500Whクラスで最軽量のわずか5.7kgと軽く、力に自信がない方でもラクに持ち運べます。電気毛布(55W)なら約7時間使用でき、1泊の秋キャンプには十分な容量です。

Jackery ポータブル電源 1000 New:2人程度のキャンプにおすすめ


2人程度の秋キャンプには「Jackery ポータブル電源 1000 New」 がおすすめです。コンパクトながら大容量で、電気毛布やスマホの充電など複数の電気機器を同時に使っても安心。

1泊以上のキャンプでも快適に過ごせます。また毎日使っても10年間使える長寿命も魅力。持ち運びしやすいサイズ感なので、車中泊や防災用としても活躍する万能モデルです。

Jackery ポータブル電源 2000 New:連泊キャンプやファミリーキャンプにおすすめ


暖房以外の電気機器も使いたい方には「Jackery ポータブル電源 2000 New」 がおすすめです。出力が非常に大きいモデルなので、電気毛布に加えて調理家電や電子レンジなども同時に使用可能。

大人数の連泊キャンプでも自宅並みの快適さで安心して過ごせます。秋キャンプをより快適に楽しみたい方にぴったりのモデルです。

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5.秋キャンプの寒さ対策についてのよくある質問

秋キャンプの寒さ対策についてのよくある質問

ここでは秋キャンプの寒さ対策についてのよくある質問8つにお答えします。

①秋キャンプは電源なしのサイトでも問題ない?

ポータブル電源があれば電源なしのサイトでも快適に秋キャンプを楽しめます。電気毛布や電気ヒーターなどの暖房器具が使えるため、夜間の冷え込みにも対応可能です。またスマホやランタンなどの充電も可能で、安心してキャンプを満喫できます。さらに焚き火で体を温めたり、就寝時には湯たんぽを使ったりすることで、寒さ対策をしながら自然の雰囲気も楽しめます。

関連記事:冬キャンプにおける電源なしサイトの寒さ対策11選!おすすめグッズも紹介

②秋キャンプに暖房器具は必要?

秋キャンプでは、暖房器具があると安心です。特に標高が高いキャンプ場では、日中は暖かくても日が沈むと急激に冷え込む場合があります。就寝時の寒さ対策には、電気毛布や電気ストーブが役立ちます。ただし火器を使用する場合は換気や火災対策を徹底し、子供やペットがいる場合は安全に十分配慮しましょう。

③気温15℃のキャンプで寝る時の服装は?

気温15℃前後の秋キャンプでは、長袖インナーにフリースや薄手のダウンを重ね着すると快適です。下半身は保温性のあるズボンと厚手の靴下を着用し、寝袋やブランケットで体全体を包みましょう。それでも寒さが気になる場合は、首・手首・足首の三首を温めることで体温の低下を防げます。帽子やネックウォーマーなどの防寒小物を持参し、秋キャンプを快適に過ごしましょう。

④冬キャンプに毛布だけで大丈夫?

冬キャンプや標高の高いキャンプ場では、毛布だけでは十分な寒さ対策になりません。冬キャンプの防寒対策には、下記のアイテムがあると便利です。 

● 冬用の寝袋

● 防寒服

● 電気毛布

● 電気ストーブ

● 湯たんぽ

● 断熱マット 

冬用の寝袋はもちろん、電気毛布や湯たんぽなどを併用して体温を保ちましょう。毛布だけだと体温が逃げやすく、夜間に体調を崩す原因になりかねません。また寝袋の下に断熱マットを敷けば、底冷えを防げ快適な睡眠を確保できます。しっかりと寒さ対策を行えば、冬キャンプでも暖かく安心して楽しめるでしょう。

⑤北海道での秋キャンプでやるべき寒さ対策は?

北海道の秋は本州より早く冷え込むため、以下の寒さ対策が必須です。 

● 防寒着の準備(厚手のダウン・防寒インナー・手袋・帽子・ネックウォーマーなど)

● 銀マットや断熱シートを敷いてテント床からの冷気を遮断

● 氷点下対応の寝袋を準備

● 鍋料理など温かい料理で体の内側から温める

● 焚き火で暖をとる

● 湯たんぽと電気毛布を併用

● 電気ストーブなどの暖房器具を準備

● スカート付きテントの使用(下からの冷気をシャットアウトするため) 

服装・寝具・暖房をしっかりと整え、冷気を遮りながら暖をとる工夫をして快適に北海道での秋キャンプを楽しみましょう。

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⑥秋キャンプでテント内の結露や冷え込み対策はどうすればいい?

秋キャンプでテント内の結露対策は以下の通りです。 

● 結露しにくいコットンやポリコットン素材のテントを選ぶ

● 大きめのテントを選ぶ

● 湿気の多い場所に設営しない

● テントの下にグランドシートを敷く

● こまめに換気する 

秋キャンプでテント内の冷え込み対策は以下の通りです。 

● スカート付きのテントを選ぶ(スカートが冷気やすきま風の侵入を防ぐ)

● 地面からの冷気を遮断するために銀マットを敷く

● 暖房器具を使う

● ポータブル電源を準備する(電気毛布や電気ストーブが使える) 

テント内の結露や冷え込みは、設営場所と装備の工夫で大きく軽減できます。適切なテントを選んで換気と防寒対策をしっかり行い、快適な秋キャンプを楽しみましょう。

⑦秋キャンプにおすすめの温かい食べ物や飲み物は?

秋キャンプでは、体の内側から温まる以下のような料理がおすすめです。 

● おでん

● キムチ鍋

● カレー鍋

● もつ鍋

● クラムチャウダー

● けんちん汁

● ポトフ 

次に秋キャンプにおすすめの温かい飲み物を紹介します。 

● ホットコーヒー

● ホットココア

● ホットはちみつレモン

● ホットミルク

● 緑茶

● ホットワイン

● 甘酒 

鍋料理は、夜の冷えた体を内側から温めてくれます。飲み物はホットココアや温かい緑茶がおすすめです。焚き火を囲みながら温かい食事を楽しめば、より快適に秋キャンプを満喫できます。

⑧秋キャンプで焚き火やストーブを安全に使うコツは?

焚き火やストーブを使用する際は、安全第一が基本です。焚き火を安全に行うためのチェックポイントは以下の通り。 

● 周囲に燃えやすいものがないか?

● 強風が吹いていないか?

● 焚き火の近くに水を張ったバケツを準備しているか?

● 火は大きすぎないか?

● しっかり消化しているか?(片付ける際)

また小さな子どもがいる場合は目を離さないように注意してください。テント内で安全にストーブを使うためのチェックポイントは以下の通りです。 

● テントを締め切っていないか?(換気口を開けておく)

● 適度に換気しているか?

● 就寝前に消化したか?

● テントに近づけすぎていないか?

● 一酸化炭素チェッカーを設置しているか? 

就寝前には焚き火もストーブも安全のために完全に消火しなければなりません。またストーブ使用時には、しっかり換気することで一酸化炭素中毒を防げます。これらのポイントを守れば、焚き火やストーブを安全に楽しみながら、寒さ対策も兼ねた快適な秋キャンプが可能です。

まとめ:秋キャンプは自然を満喫し旬の味覚を味わるのに最適


秋キャンプの寒さ対策には、ポータブル電源が欠かせません。ポータブル電源があれば電源サイトでなくても電気毛布や電気ストーブが使えるため、急な冷え込みにも対応でき快適に秋キャンプを満喫できます。 

中でも電気ストーブや電気毛布が長時期使える、大容量モデルが豊富にそろっているJackeryのポータブル電源がおすすめです。豊富なラインナップの中からあなたにぴったりのモデルを見つけてみてください。

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