1.ポータブル電源でモニターは何時間動く?構成・容量別の稼働時間目安

モニターの使用時間は、組み合わせるPCの種類によって大きく変わります。同じ1,000Whの容量でも、ノートPCメインの構成なら丸1日近く使えるのに対し、ゲーミングPCの構成では1時間程度しか持たないこともあります。「容量1,000Wh」を基準にしたときの稼働時間目安は、以下のとおりです。
- PCモニター+デスクトップPC|消費電力は170W〜350W程度で、2〜4時間ほど使える
- モバイルモニター+ノートPC|消費電力は35W〜80W程度で、10〜24時間ほど使える
- ゲーミングモニター+ゲーミングデスクトップPC|消費電力は400W〜800W程度で、1〜2時間ほど使える
なお前提として、稼働時間は【1,000Wh÷PC・モニターの消費電力(W)×0.8】で算出しています。以下で詳しく見ていきましょう。
※消費電力は、あくまで市場の一般的な機種をベースに記載しています。実際の消費電力は、パソコン・モニター裏面のラベルや取扱説明書などで確認してください。
①PCモニター+デスクトップPCは1,000Whで2〜4時間が目安

一般的なデスクトップPCとモニターの構成の場合、1,000Whのポータブル電源容量で2~4時間ほどの稼働が目安です。消費電力の内訳をまとめました。
| 機器 | 消費電力の目安 |
| デスクトップPC | 150W〜300W |
| モニター | 20W〜50W |
| 合計 | 170W〜350W |
合計170W〜350W程度とすると、1,000Whの容量で2〜4時間ほど使える計算です。ただし、グラフィックボードを搭載した高性能なPCでは消費電力は大きくなります。自分のPCのスペックに応じて目安を調整しましょう。
②モバイルモニター+ノートPCは1,000Whで10〜24時間が目安

ノートPCとモバイルモニターのケースで、1,000Whの容量で10〜24時間ほど使える計算になります。消費電力の内訳をまとめました。
| 機器 | 消費電力の目安 |
| ノートPC | 30W〜65W |
| モバイルモニター | 5W〜15W |
| 合計 | 35W〜80W |
一般的な構成であれば、消費電力の合計は35W〜80W程度です。デスクトップPC構成と比べて消費電力が小さいため、同じ容量でも長時間作業を続けられます。
③ゲーミングモニター+ゲーミングデスクトップPCは1,000Whで1~2時間が目安

ゲーミングPCとゲーミングモニターのケースでは、1,000Whの容量で1〜2時間ほど使える計算です。消費電力の内訳は以下のとおり。
| 機器 | 消費電力の目安 |
| ゲーミングデスクトップPC | 350W〜700W |
| ゲーミングモニター | 50W〜100W |
| 合計 | 400W〜800W |
合計400W〜800W程度となり、さらにグラフィックボードの性能が高いほど消費電力も跳ね上がるため、長時間プレイしたい場合は容量に余裕を持たせましょう。
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2.ポータブル電源でモニターを使う場合の選び方

モニターをポータブル電源で使うなら、容量以外にも次の2点を確認しておきましょう。
- 定格出力:デスクトップPC構成なら350W程度、ノートPC構成なら80W程度を上回る出力が必要
- 瞬間最大出力:ゲーミングPCは起動時に消費電力が跳ね上がることがあり、余裕のあるモデルを選ぶ
それぞれの理由を確認していきましょう。
①定格出力はPC・モニターの合計消費電力を上回るモデルを選ぶ

ポータブル電源の定格出力(W)がPCとモニターの合計消費電力(W)を下回っていると、電源を入れても動かなかったり、使用中に落ちてしまったりします。デスクトップPC構成なら350W程度、ノートPC構成なら80W程度が必要です。ゲーミングPCの場合は800Wほどになることも。それを上回る定格出力のモデルを選びましょう。
なお、複数のモニターを同時に使いたい場合は、モニターの台数分の消費電力を忘れずに合計してください。
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②ゲーミングPC用途では瞬間最大出力も確認する

ゲーミングPCは、起動時やグラフィックの負荷が急に高まった瞬間に、消費電力が一時的に跳ね上がることがあります。
目安として、消費電力800W程度のゲーミング構成なら、瞬間的に1,200W〜1,600W程度まで跳ね上がると想定しておきましょう。定格出力に余裕があっても瞬間的な高負荷に対応できないと、保護回路が作動して電源が落ちてしまうことがあります。
ゲーミングPCとゲーミングモニターの組み合わせで使うなら、定格出力だけでなく「瞬間最大出力」に余裕のあるモデルを選んでおくと安心です。
3.モニター用途におすすめのポータブル電源

同じ「モニターを使う」目的でも、必要な出力や容量は構成によってまったく変わります。ノートPCかデスクトップPCか、さらにゲーミング用途かどうかで判断しましょう。Jackeryのポータブル電源から、構成別におすすめの3モデルを紹介します。
- Jackery ポータブル電源 240 New|ノートPCとモバイルモニター向け
- Jackery ポータブル電源 1000New|デスクトップPCとモニター向け
- Jackery ポータブル電源 3600 Plus|ゲーミングPCとゲーミングモニター向け
自分のPC・モニターの構成に近いモデルをチェックしてみてください。
①Jackery ポータブル電源 240 New|ノートPC&モバイルモニター用途におすすめ

「Jackery ポータブル電源 240 New」の容量は256Wh。消費電力35W〜80W程度のノートPC構成を2.5時間〜5.8時間ほど動かし続けられます。本体重量は約3.6kgと軽く、持ちやすいハンドル付きでサッと持ち運ぶことが可能です。カフェや図書館、もしくは車内のように電源のない場所で、ノートPCとモバイルモニターをつないで長時間作業したい方におすすめします。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 240 New |
| 容量 | 256Wh |
| 定格出力 | 300W (瞬間最大600W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 ソーラーパネル充電:3.3時間(100W入力時) シガーソケット充電:5時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×1(最大10A) USB-A×1(最大15W) USB-C×2(それぞれ最大100W、15W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
LEDライト(5W):約21時間 扇風機(15W):16時間 スマホ(29W):約11回 ノートパソコン(80W):約2回 32V型液晶テレビ(60W):約3.5時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約23.1 x 15.3 x 16.8 cm (約3.6kg) |
| 参考価格 | 32,800円(セール時は3万円以下になる場合あり) |
②Jackery ポータブル電源 1000New|デスクトップPC&PCモニター用途におすすめ

「Jackery ポータブル電源 1000New」の容量は1,070Wh、定格出力は1,500Wです。消費電力200W〜350W程度のデスクトップPC構成なら定格出力は余裕。計算上、2.4時間〜4.3時間ほど動かせます。
自宅のデスクトップPCとモニターを、停電中や電源のない部屋でもそのまま使いたい方におすすめです。ちょっとした資料作成や、動画編集の続きを、環境を変えずに進められるでしょう。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 1000 New |
| 容量 | 1,070Wh |
| 定格出力 | 1,500W (瞬間最大3,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間(緊急充電モードなら1時間) ソーラーパネル充電:3時間(400W入力時) シガーソケット充電:12時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約3時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×3 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
32V型液晶テレビ(60W):約12時間 スマホ(29W):約45回 ノートパソコン(80W):約13回 ゲーミングノート(150W-200W):約17時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約327 x 224 x 247 mm (約10.8 kg) |
| 参考価格 | 119,800円(セール時は8万円以下になる場合あり) |
③Jackery ポータブル電源 3600 Plus|ゲーミングPC&ゲーミングモニター用途におすすめ

「Jackery ポータブル電源 3600 Plus」は定格出力3,000W、瞬間最大6,000Wのハイクラスなポータブル電源です。消費電力が800Wを超えるハイスペックなゲーミングPC+モニターの用途でも難なく動かせます。容量は3,584Whで、消費電力800W程度のゲーミング構成でも、3.5時間ほどキープすることが可能です。
30kg超の重量級モデルですが、本体キャスター付きで移動はラクラク。キッチンに持っていて電子レンジや電気ケトルを使う、といったイメージでも活用可能です。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 3600 Plus |
| 容量 | 3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能) |
| 定格出力 | 3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:3時間 ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時) シガーソケット充電:40時間 ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×5 USB-A×2(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W) |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
32V型液晶テレビ(60W):約36時間 スマホ(29W):約130回 ノートパソコン(80W):約43回 ゲーミングノート(150W-200W):約17時間 |
| 充放電サイクル数 |
6,000回 ※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約 375 × 317 × 229 mm(約35kg) |
| 参考価格 | 359,800円(セール時は25万円以下になる場合あり) |
4.ポータブル電源とモニターに関するよくある質問
ポータブル電源とモニターに関するよくある質問と、その回答をまとめました。
①ポータブル電源をPCやモニターのUPS代わりに使える?

UPS機能を搭載したポータブル電源なら、PC・モニターのUPS代わりに使える可能性があります。
ただし、一般的なポータブル電源のUPS機能は切替速度が遅く、一瞬電源が切れてしまうことも。PCのUPS代わりに使うなら、停電時0ms以内に給電元を切り替えられる「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」がおすすめです。PCの電源が一瞬も途切れないため、作業中のデータを失う心配もありません。
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②車のフリップダウンモニターもポータブル電源で動く?

フリップダウンモニターの多くは、車のバッテリーやシガーソケットから電源を取る設計となっているので、基本的には動かせます。ポータブル電源のシガーソケット出力や、ACアダプターを介したAC出力から給電すれば、車のエンジンをかけていない状態でも使用可能です。
消費電力は10W〜30W程度のモデルが多く、小型のポータブル電源でも問題ありません。例としてフリップダウンモニターの消費電力20W・ポータブル電源の容量256Whの場合、10時間ほど動かせます。
③テレワーク中の停電対策には何Whあれば安心?

テレワーク中の停電対策に必要な容量の目安は、ノートPCメインの構成なら1,000Whほどです。ノートPCとモバイルモニターの消費電力は35W〜80W程度のため、1,000Whあれば10時間以上、丸1日分の勤務時間をカバーできます。
デスクトップPCを使っている場合は、消費電力が170W〜350Wほどまで増えます。丸一日分の勤務をカバーするなら、3,000Wh以上の容量を確保するのがおすすめです。
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まとめ
モニターをポータブル電源で使うなら、組み合わせるPCの種類によって必要な容量が大きく変わります。ノートPC構成なら小容量でも長時間動かせますが、デスクトップPCやゲーミングPCは消費電力が大きいので大容量モデルを選びましょう。
Jackeryのポータブル電源は、外出先で使うのにおすすめの軽量モデルから、ゲーミング環境にも対応する大容量モデルまでそろっています。自分の作業環境に合った1台をJackeryから選んでみてください。
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