賃貸でコンセント増設!費用・工事不要の解決策・大家への交渉方法まとめ

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「この部屋、コンセントが少なくて不便だな」と感じたことはありませんか。テレワークの普及やスマート家電の増加により、賃貸でもコンセント不足に悩む人は増えています。

 ただし、賃貸でのコンセント増設には守らなければならないルールがあり、手順を誤ると退去時に高額な費用が発生することも。そこでこの記事では、賃貸でのコンセント増設の手順や費用相場・工事なしの解決策・大家への交渉方法をまとめました。

目次
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1.賃貸でコンセント増設する方法|大家の許可が必須

賃貸のコンセント増設は、持ち家の場合とは事情が異なります。まず基本的なルールを確認しておきましょう。

①勝手に増設すると契約違反・原状回復費用が発生

賃貸物件でコンセントを増設する際は、大家さんや管理会社の許可を取るのが前提です。コンセントの増設は「建物の設備に対する工事」にあたり、ほとんど賃貸契約で入居者による無断でのリフォームや改造を禁止しています

無断で工事を行った場合、退去時に「原状回復義務」として増設したコンセントを撤去し、壁を元の状態に戻す費用を請求されることも。工事費だけでなく、壁紙の張り替えなどの復旧費用が加わることもあるため、許可なく工事するリスクは高いです。

②DIYは電気工事士資格が必要で無資格は違法

DIYは電気工事士資格が必要で無資格は違法

「コンセントを自分で増やせばいい」と思う方もいるかもしれませんが、コンセントの増設や屋内配線の変更は「電気工事士法」により、第二種電気工事士以上の資格を持つ人しか行えません。無資格で行った場合、法律違反になるだけでなく、漏電や火災といった重大な事故につながる危険があります。

参考:経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」

 電源タップなどの差し込み口を増やすアダプタを使う程度であれば、もちろん資格は不要です。壁のコンセント本体を増やす工事は、必ず資格を持つ業者に依頼しましょう。

③許可を得るときは増設理由を明確に伝えよう

大家さんに許可を求める際は単に「コンセントを増やしたい」とだけ伝えるより、以下のように増設の理由を具体的に説明すると、大家さん側も判断しやすくなります。

 テレワークでパソコンや周辺機器を使うため、書斎スペースの電源が足りない

 エアコンを設置したいが、専用コンセントがない

あわせて、賃貸期間が長くなる見込みであることを添えると、スムーズに交渉しやすいでしょう。

関連記事:コンセントの増設はどう実現する?増設の代わりに使える方法も紹介

④勝手なコンセント増設はバレる!その理由

無断でのコンセント工事は退去時の確認でほぼ確実に発覚します。退去の際には物件の状態を管理会社やオーナーが確認する「退去立会い」が行われ、入居前の物件状況と比較して変更点をチェックされるためです。コンセントは壁に埋め込む構造上、以下の点から無断工事がほぼ確実に発覚します。

 設置場所や口数が変わっていれば、退去立会いで一目でわかる

 壁クロスに補修跡がある場合も、変更点として記録される

退去費用のトラブルを避けるためにも、必ず事前に許可を得てから工事を進めましょう。

関連記事:DIYでコンセントの増設はできるの?ズルい裏ワザ教えます

2.賃貸のコンセント増設工事の種類と費用相場

大家さんの許可が得られた場合、どのような工事が必要になるかは、設置場所や使用する家電によって異なります。まず工事の種類と費用を一覧で確認しておきましょう。

工事の種類

費用相場

差し込み口を増やす

1〜2万円

既存配線を分岐させる

2〜3万円

分電盤から新規配線を引く

3〜5万円

電圧変更(200V化)する

5万円以上

 それぞれの工事内容を詳しく見ていきます。

①前提:費用負担は基本的に入居者・原状回復費用も発生する可能性あり

入居者の希望によるコンセント増設工事の費用は、原則として入居者が負担します。また、退去時に原状回復が必要となる場合、増設したコンセントを撤去して壁を元に戻す費用も入居者負担となるのが一般的です。

ただし、コンセントの増設を相談したときに大家さんと「退去時の原状回復は不要」と取り決めておけば、負担をしなくて済む場合もあります。

②差し込み口を増やす工事|1〜2万円

既存のコンセントの差し込み口が2つのところを4つや6つに増やす、もっともシンプルな工事です。既存の電気配線をつなぎ替えるだけで済むため、工事時間は約30分程度と短く、費用相場は1〜2万円程度となります。壁を大きく傷つけることもないため、賃貸でも許可が得やすい工事のひとつです。

ただし、差し込み口を増やしても使える電力の総量は変わりません。多くの家電を同時に使いたい場合には対応できないことがあります。消費電力の大きい家電を増やしたい場合は、次に紹介する既存配線を分岐させる工事か、分電盤から新規配線を引く工事が必要です。

③既存配線を分岐させる工事|2〜3万円

既存の電気配線から分岐させる形で、別の場所に新たなコンセントを増設する工事です。近くにある既存のコンセントから配線を延ばすため、分電盤を触らずに新しい場所にコンセントを作れます。費用相場は2〜3万円程度で、工事時間は1〜2時間が目安です。

壁の中を配線するため、場合によっては壁の穴開けが必要になることもあります。賃貸では壁への影響が出る可能性を考慮し、大家さんに具体的な工事内容を伝えて事前に許可を得ましょう。

関連記事:コンセントの配線を分岐する方法は?|スッキリ見せる配線のやり方も解説

④分電盤から新規配線を引く工事|3〜5万円

エアコンや食洗機など消費電力が大きい家電のために、分電盤から専用の回路を新たに引く工事です。既存の配線から分岐させるだけでは容量が足りない場合や、専用コンセントが必要な場合に行います。費用相場は3〜5万円程度ですが、配線距離が長くなるほど高くなりやすいです。

工事規模が大きくなるぶん、賃貸で許可を得るハードルも上がります。エアコンの設置が目的であれば、生活に必須な設備のひとつとして大家さんに相談する形がよいでしょう。

⑤電圧変更が必要な工事|5万円以上

IHクッキングヒーターや大型エアコンなど、200V電源が必要な家電を使いたいなら電圧変更を伴う工事が必要です。分電盤から200V対応の専用回路を引く必要があり、多くのケースで工事費は5万円以上になります。

賃貸では設備の大幅な変更にあたるため、許可が得られないケースも多いです。キッチンや設備の入れ替えを考えているなら、入居前や更新のタイミングで相談したほうが良いでしょう。

関連記事:コンセント交換は自分でできる?依頼先・費用相場を解説

3.賃貸で工事なしでコンセントを増やす方法

大家さんへの相談が難しい場合や、少ない口数を手軽に増やしたい場合は、工事不要の方法も検討してみましょう。

①電源タップで差し込み口を増やす

もっとも手軽な方法が電源タップの活用です。既存のコンセントに差し込むだけで口数を増やせます。工事不要で資格も不要なため、今すぐ使いたい場合にすぐ対応可能です。

電源タップを選ぶ・使う際は、以下の2点に注意してください。

 定格容量を超えた使い方は発熱・発火の原因になる

 コードを束ねたまま通電すると熱がこもりやすくなる

電源タップをつないでも、使用可能な電力は元のコンセント(1500W)から変わりません。とくにドライヤーや電子レンジなど、消費電力が大きい家電の併用は容量オーバーになりやすいです。

また、コードを束ねたまま使うと発火の原因になります。必ず完全に引き出した状態で使いましょう。

②ポータブル電源を使う

ポータブル電源を使う

コンセントのない場所に手軽に電源を作りたいなら「ポータブル電源」がおすすめです。ポータブル電源はコンセント出力も使える大容量バッテリーで、電源がない場所や工事できない賃貸でも、好きな場所に持ち運んで家電に給電できます。

スマートフォンの充電程度であれば小型のモバイルバッテリーで十分ですが、電子レンジや炊飯器、冷蔵庫などコンセントが必要な家電を使いたい場合はポータブル電源が便利です。万が一の停電時にもポータブル電源があれば電気を使い続けられるのもポイント。「コンセントの増設」と「防災」の2役として、一台備えておくとよいでしょう。

関連記事:「Jackery製品はコンセント代わりに各部屋に置いています」Hennery Farm代表 坂尾英彦さん

4.引っ越しても損なし!停電対策にもなるJackeryポータブル電源

賃貸でコンセント工事の許可が得られないとき、ポータブル電源はコンセント不足を解消するだけでなく、賃貸生活特有の悩みをまとめて解決してくれます

 工事不要・大家への許可も不要で今日から使える

 部屋のどこにでも電源を作れるのでレイアウトの自由度が上がる

 退去時の原状回復費用が一切かからない

 引っ越し後の新居にそのまま持ち込める

 停電・災害時の非常用電源として機能する

 配線がいらないのでアウトドアや車中泊にも持ち出せる

 充電さえしておけば停電中も家電が使える

 折り畳みソーラーパネルをつなげば電気代の節約もできる

これだけのメリットがありながら、初期費用はコンセント増設工事と大差ないケースも多いです。退去時の原状回復費用まで考えると、ポータブル電源のほうがトータルコストで上回ることもあります。

Jackeryのポータブル電源は、こうした賃貸での使い方に特化したラインナップが揃っています。デスクの脇にすっきり置けるコンパクトな100〜300Whクラスから、複数の家電を同時に動かせる5,000Wh超の大容量モデルまで、部屋の広さや用途に合わせて選択可能。リビングでの日常使いにとどまらず、引っ越し先でもキャンプ場でも活躍するため、賃貸を転々とするライフスタイルの方ほど元が取りやすいです。7年連続で日本国内の売上高・販売台数1位を記録しており、発火などの事故の心配もなく安心してお使いいただいています。

コンセントの増設工事をする前に、ポータブル電源の選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。


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5.場所別|賃貸でコンセント増設が必要になるケース

そもそも賃貸でコンセント増設をすべきなのはどのようなケースでしょうか。コンセントが不足しやすい場所ごとに、増設の必要性や注意点をまとめました。

①エアコン|専用コンセント増設が必要な場合

エアコンは消費電力が大きいため、専用回路のコンセントが必要です。古い賃貸物件にはエアコン専用のコンセントが用意されていない部屋もあり、設置しようとして初めて気づくケースがあります。

エアコン用のコンセントは、100Vと200Vのどちらが必要かによっても工事内容が変わります。購入予定のエアコンのスペックを事前に確認し、必要なコンセントの規格を大家さんに伝えて工事の許可を取りましょう。エアコン設置の許可と合わせてコンセントの増設を相談すると話が進めやすいです。

関連記事:エアコン用コンセントの増設は必要?工事内容から費用相場まで解説

②キッチン|食洗機用のコンセント増設

食洗機を設置したいものの、キッチン周辺のコンセントが足りない、または専用のコンセントがないケースはよくあります。食洗機の消費電力は機種によりますが、既存のコンセントで電子レンジなど消費電力の大きい調理家電と同時に使うとブレーカーが落ちることも多いです。

食洗機専用にコンセントを1口確保したい場合は、既存配線の分岐か、分電盤からの新規配線工事が必要になります。

関連記事:キッチンのコンセントが全然足りない!賃貸でもできる安全な増設方法を紹介

③トイレ|温水洗浄便座用のコンセント増設

古いマンションや築年数の経った物件では、トイレにコンセントが設置されていないケースも少なくありません。温水洗浄便座(ウォシュレット)を設置したくてもトイレにコンセントがないなら増設が必要です。

なお、トイレの場合は「1灯2差ソケット」と呼ばれる、照明器具の口金部分を使ってコンセントに変換するアダプタを使う方法であれば、資格なし・工事なしで対応できることもあります。ただし使える電力量が限られるため、温水洗浄便座の消費電力とあわせて確認が必要です。心配なら、専門の業者に相談しましょう。

④テレビ・LAN・光コンセントの増設

テレビを別の部屋に設置したい、または光回線のコンセントを新たに設けたい場合も増設工事が必要になることがあります。

テレビ用のアンテナ端子はコンセントの電源口とは別に、アンテナ配線の分岐工事が必要になるため、通常のコンセント増設より費用がかさみやすいです。費用相場はアンテナ端子の増設込みで2〜3万円程度が目安となります。

光コンセントの場合は、通信事業者や管理会社が工事を手配するケースが多いです。入居者自身で工事を手配せず、まず大家や管理会社に光コンセントの設置が必要なことを相談しましょう。

関連記事:テレビコンセントがない・遠い場合の対処法|よくある疑問を解決

6.賃貸で大家にコンセント増設を交渉するときのポイント

「コンセントを増設したいけど、大家さんや管理会社の許可が取れるか心配」という方も安心です。許可を得るときに押さえておきたいポイントを整理しました。確認しておけば、スムーズにコンセント増設の許可が得られるでしょう。

①退去時の原状回復範囲を事前確認する

交渉の前に、現在の賃貸契約書で「原状回復の範囲」がどう定められているかを確認しておきましょう。「入居者が設置したものはすべて撤去すること」などと書かれている場合は、何も交渉せずに進めると退去時の原状回復費用が発生します。

「コンセントの増設については退去時の原状回復は不要」という条件で許可をもらえれば、費用を抑えることが可能です。大家さん側にも物件の設備が充実するメリットがあるため、交渉の余地があります。トラブル防止のため、合意の内容は口頭だけでなく書面や記録に残してください。

②設備系(エアコン・食洗機)は承諾されやすい

「書斎のコンセントを増やしたい」という個人的な理由のための増設より、エアコンや食洗機のような設備目的の増設のほうが、大家さんから承諾されやすくなります。設備の充実は物件の価値向上にもつながるため、大家さん側にもメリットがあると伝えやすいからです。

「入居中に費用を自分で負担するので、退去後はそのまま置いていく(所有権を大家さんに移す)」という条件を提示するのも、交渉をスムーズにするひとつの方法です。

③長期入居を前提に費用負担を交渉すると通りやすい

「今後も長く住む予定なので、コンセントを整備したい」と交渉すると、大家さんが費用の一部を負担してくれるケースもあります。長期入居は空室発生の回避、つまり家賃収入ストップのリスク軽減につながるため、大家さんにとっても歓迎されやすいです。

以下のような具体的な情報があれば、交渉時の理由の裏付けになります。

 定職に就いており、収入が安定していること

 現在の住まいに満足していて長期居住を予定していること

 ファミリー世帯など転居しにくい事情があること

「部屋をもっと快適にして、長く住み続けたい」という姿勢を見せることが、交渉成功のポイントです。

まとめ

賃貸でのコンセント増設は、大家さんへの事前許可が必須です。無断工事は契約違反になるうえ、退去時に高額な原状回復費用が発生するリスクがあります。工事の種類と費用相場は以下のとおりです。

 差し込み口を増やすだけ:1〜2万円

 既存配線の分岐:2〜3万円

 分電盤からの新規配線:3〜5万円

 電圧変更が必要:5万円以上

工事の許可が難しい場合は、電源タップやポータブル電源を使うのも選択肢です。とくにポータブル電源は引っ越し後もそのまま使えるため、賃貸生活が長い方には費用対効果の高いアイテム。停電対策にもなるJackeryのポータブル電源は、コンセント不足の解消と停電対策を同時に叶えてくれる、賃貸暮らしの強い味方です。コンセントが足りなくて困っているなら、Jackeryポータブル電源で解決しましょう。

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