停電中の冷蔵庫に保冷剤は効果ある?入れ方のコツと食材を守る時間の目安

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停電したとき、冷蔵庫に保冷剤を入れておくのは効果があります。庫内の温度が上がるのを遅らせ、食材が傷むまでの時間を延ばせます。ただし、保冷剤だけでは限界があるのも事実です。

この記事では、保冷剤の正しい使い方と入れ方のコツ、停電が長引いたときの食材の対処時間の目安、保冷剤以外の冷蔵庫停電対策を解説します。

目次
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1.停電時に冷蔵庫へ保冷剤を入れるのは効果あり!

停電中の冷蔵庫に保冷剤を入れると、以下の3つの効果があります。

  • 庫内の冷気が逃げにくくなり、温度の上昇を遅らせられる
  • 保冷剤なしと比べて食材が傷みにくくなる
  • ドライアイスや冷凍食品も保冷剤の代わりとして使える

一般的に、十分に冷えた状態で停電した場合、冷蔵庫の冷たさが保たれるのはドアを開けなければ2〜3時間が目安。保冷剤を入れることでこの時間をさらに延ばせますが、「入れていれば大丈夫」という過信は禁物です。


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2.保冷剤を冷蔵庫に入れるときの正しい使い方

保冷剤を入れる場所・量・扉の開閉の3点を守ると、効果が大きく変わります。

  • 上部に置く:冷気は下に落ちる性質があるため、庫内上部に置くと冷気が全体に広がりやすい
  • 量を増やす:保冷剤の量が多いほど庫内温度の維持時間が延びる
  • 扉の開閉を最小限にする:10秒の開閉だけで庫内温度が3〜5℃上昇するため、確認のためだけに開けるのはNG

なお、保冷剤が足りない場合は、ペットボトルに水を入れて凍らせたものや、まだ凍っている冷凍食品でも代用可能です。正しい保冷剤の入れ方を、以下で詳しく見ていきましょう。

①保冷剤は庫内の上部に置くと冷気が下に広がり効果が高まる

冷気は暖かい空気より重く、自然に下へ落ちていく性質があります。保冷剤を庫内の上段に置けば、冷気が棚全体に広がりやすいです。床に近い下段に置いてしまうと、冷気が下にとどまるだけで庫内全体を冷やす効果が下がってしまいます。

複数の保冷剤があるなら、上段を中心にバランスよく配置しましょう。タオルや新聞紙を下に敷いておけば、保冷剤から出る水滴で庫内が濡れるのも防げます。

②保冷剤の量が多いほど庫内温度の維持時間が延びる

保冷剤1個では効果が小さいですが、複数入れることで持続時間が延びます。

ただし、保冷剤を大量に入れるために食材を出してしまうと、せっかく冷えた空気が外に逃げてしまいます。食材は庫内に残したまま、空いたスペースにできるだけ保冷剤を入れるのが理想的です。

③扉の開閉を最小限にすることで保冷剤の効果が長持ちする

停電中は「食材の状態が気になる」とついつい冷蔵庫を開けてしまいがちです。しかし、開けるたびに庫内の冷気が外に逃げてしまいます。保冷剤の効果を最大限に生かすには「必要なもの以外は取り出さない」「家族全員で開閉を控える」ルールを決めておくのがポイントです。

停電が発生したら、まず庫内に何があるかを素早く確認して扉を閉め、その後は開け閉めを最小限にしましょう。

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3.何時間もつ?夏の停電で保冷剤がある場合の食材の対処時間目安

停電または保冷剤を使用しない状態が4時間以上続いた場合は、冷蔵庫内の生鮮食品(肉・魚・卵・牛乳など)の廃棄を検討する必要があります。保冷剤を入れていれば多少時間を延ばせますが、夏場はとくに庫内温度が上がりやすいです。

参考:アメリカ疾病予防管理センター「停電後は、安全な食品を食べてください」

「見た目や匂いが変わっていないから大丈夫」と自己判断するのは危険です。食中毒の原因となる食品は、完全に腐ってしまったものと違って見た目の変化や不快な臭いがありません。気づかずに食べてしまう恐れがあります。以下で詳しく解説します。

①牛乳・卵・肉・魚は4時間以内に優先消費か加熱する

牛乳や卵・肉・魚のような生鮮食品は温度変化の影響を受けやすく、4時間以上5℃を超えた状態が続くと廃棄を検討したほうがよいとされています。

停電直後から「早めに使い切れるもの」を優先的に食べる計画を立てましょう。牛乳は加熱してホットドリンクにする、卵はすぐに調理して食べるなど、消費を急ぐのが現実的です。

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②停電が4時間以上続くなら生鮮食品の廃棄を考える

夏場に7時間以上の停電が続くと、庫内温度はかなり上昇している可能性があります。保冷剤を大量に使っていたとしても、庫内温度を5℃以下に保つのは難しいです。

このタイミングで、生鮮食品はいったん廃棄することを検討しましょう。「もったいない」という気持ちはわかりますが、食中毒のリスクを考えると、食材を少し捨てるコストより体調を崩さないことのほうがはるかに大事です。

③すぐに冷凍庫に移動すれば24時間前後はもつ可能性が高い

冷蔵庫の生鮮食品を、停電してすぐに冷凍庫に移動するのもおすすめです。冷凍庫は、保冷剤が入っていて扉を開けなければ24~48時間ほど0℃以下を維持できます。

ただし、これはあくまで「冷凍庫内に凍った食材がある程度詰まっている」のが前提です。スカスカの冷凍庫に生鮮食品を移動しても、停電中は冷蔵庫に入れているのとほとんど変わりません。冷凍庫は冷凍食品や保冷剤を半分以上詰めた状態にしておくことをおすすめします。

4.保冷剤以外の冷蔵庫の停電対策

保冷剤以外の冷蔵庫の停電対策

保冷剤は手軽ですが、停電が長引くほど限界が出てきます。ほかの対策を組み合わせれば、食材を守れる時間がさらに延びます。

  • ごはんや飲料を冷凍しておくと保冷剤の代わりになり、庫内温度キープに役立つ
  • 冷凍庫は普段から隙間なく詰めておくと、停電時に温度が下がりにくくなる
  • ポータブル電源を備えておくと、停電中でも冷蔵庫を動かし続けられる

保冷剤はあくまで「時間稼ぎ」の手段です。以下で保冷材以外の対策を詳しく見ていきましょう。

ごはんや飲料を冷凍しておくと保冷剤の代わりになる

余ったごはんを冷凍しておいたり、ペットボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせておいたりすると、停電時にそのまま保冷剤として使えます。食べられるものが保冷剤の役割も果たすため、一石二鳥の備えです。

凍らせたペットボトルは停電後、冷蔵庫の上段に入れると効果が高まります。複数本用意しておけば、保冷剤が足りないときの代用になります。

冷凍庫は隙間なく詰めておくと停電時に温度が下がりにくくなる

凍った食材が保冷剤の働きをして、お互いに冷やし合うため、冷凍庫は食材をすき間なく詰めておくことで庫内の温度が上がるのを抑えられます。ちなみに、これは停電時だけでなく、普段の節電にも役立つ方法です。

普段あまり冷凍食品を買わない人は、水を入れて凍らせたペットボトルや保冷剤を隙間に入れておくと、停電時の温度キープに役立ちます。

③ポータブル電源で電源を維持できるようにしておく


保冷剤でできることには限界があります。停電が数時間以上続く場合に、確実に食材を守る方法はひとつ、冷蔵庫に電気を供給し続けることです。設置工事がいらない移動式の蓄電池「ポータブル電源」を1台備えておきましょう。

冷蔵庫の稼働中の消費電力は機種によって異なりますが、多くは50〜200W程度です。たとえば容量2,000Whのポータブル電源なら、1~2日ほど冷蔵庫を動かし続けられます。

5.保冷剤より確実な停電対策に「Jackeryポータブル電源」を備えよう

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、停電中でも冷蔵庫を動かし続けられる確実な備えです。停電が発生した時に、自動的に冷蔵庫への電源の供給元をポータブル電源に切り替える「UPS機能」を搭載。「コンセント→ポータブル電源→冷蔵庫」の順で普段からつないでおけば、外出中の急な停電でも冷蔵庫がストップしません。

ポータブル電源は燃料式の発電機のようにガスが出ないので、室内でそのまま使用可能です。冷蔵庫以外にも電子レンジや電気ケトルなどを使って、普段と変わらない生活を維持できます。一家に1台、この機会に備えておきましょう。

関連人気記事:UPS(無停電電源装置)搭載のポータブル電源おすすめ5選!UPS機能のメリットや使用時の注意点も解説

6.停電時の冷蔵庫・保冷剤に関するよくある質問

停電時の冷蔵庫・保冷剤に関するよくある質問と、その回答をまとめました。

①「保冷剤を冷蔵庫に入れっぱなしにするのはダメ」は本当?

保冷剤を冷蔵庫に入れっぱなしにしていても、とくに問題はありません。ただし、古くなった保冷剤は劣化して中身が漏れてしまうリスクがあります。漏れた液が食品が汚れたり、冷蔵庫の故障の原因になったりすることも。冷蔵庫ではなく「冷凍庫」に入れておけば、凍るので液が漏れる心配はほぼありません。停電時の保冷効果も高くなるので一石二鳥です。

②停電時に食材をクーラーボックスへ移すのは有効?

停電が4時間以上続いているとき、冷蔵庫内の生鮮食品をクーラーボックスに移動して、氷または保冷剤を入れて保管するのは有効な対処法です。クーラーボックスと保冷剤と組み合わせれば、しばらくの間食材を安全に保てます。

とくに冷蔵庫・冷凍庫の中身がスカスカな場合は、冷蔵庫に入れたままにするよりも、小さなクーラーボックスに食品と保冷剤を詰め込んだ方が保冷効果が高いです。

③計画停電が事前にわかっている場合はどんな準備をすればいい?

停電が事前にわかっている場合は、以下の準備をしておくと食材を守りやすくなります。

  • 停電前日から保冷剤や水を入れたペットボトルを冷凍庫で凍らせる
  • ドライアイスを事前に入手して、新聞紙や段ボールに包んで入れておく
  • 冷蔵庫・冷凍庫の温度を最低温度に設定して庫内をしっかり冷やしておく
  • 傷みやすい食材は停電前に食べ切るか冷凍庫に移しておく

計画停電は事前にわかっているので準備が間に合います。ただし、停電の時間が4時間以上と長い場合は、ポータブル電源を冷蔵庫に接続しておくのが確実です。

まとめ

停電時には保冷剤を冷蔵庫の上部に置いて、扉の開閉を最小限にすれば、食材が傷むまでの時間を延ばせます。ただし夏場に4時間以上停電が続くと、保冷剤だけでは生鮮食品を守りきれません。

食材を確実に守るなら「ポータブル電源で冷蔵庫を止めない」のがベストな方法です。Jackeryのポータブル電源には、突然の停電でも冷蔵庫がストップしない「UPS機能」を搭載しています。停電にしっかり備えたいなら、今から準備しておいて損はないでしょう。

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