1.ポータブル電源でWi-Fiルーター・ONUを動かすために必要な容量は?
停電中もインターネットを使い続けたいなら、「なんとなく」で容量の大きそうなモデルを選んではいけません。実際に必要な電力から逆算するのが失敗しないコツです。以下の3つを押さえておきましょう。
- ルーターとONUをあわせて消費電力20〜40W程度が目安。これを超える定格出力のポータブル電源ならOK
- 「消費電力×使用時間÷0.8」で必要な容量の目安が分かるので、これをもとに計算していく。4時間なら150Wh、8時間なら300Wh、24時間なら900Wh程度がおすすめ
- たとえばポータブル電源の容量が100Whの場合、一般的なルーター&ONUなら2~4時間ほど動かせる
消費電力と計算式さえ分かれば簡単です。順番に解説します。
①ルーターとONUの合計消費電力は一般的に20〜40W程度

自宅のインターネット環境は、光回線を屋内で受け取るONU(回線終端装置)と、そこから無線でWi-Fi電波を飛ばすルーターの2つで成り立っています。それぞれの消費電力の目安をまとめました。
| 機器 | 消費電力の目安 |
| ONU | 5W〜20W |
| ルーター | 5W〜20W |
| 合計 | 20W〜40W |
20W〜40Wは、LED電球を4〜8個点灯させたときの消費電力とほぼ同じです。なお、最近増えてきている「ONU一体型ルーター」も、消費電力は高くて40W程度となっています。本体のシールや取扱説明書で、自宅の機器の正確な数値を確認しましょう。
②必要な容量の目安は合計消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8で計算できる

必要なポータブル電源の容量は、ルーターとONUの合計消費電力(W)に使いたい時間(h)をかけ、0.8で割ることで計算します。0.8で割るのは、ポータブル電源の出力時に若干のロスが生まれるためです。
たとえば合計消費電力30Wの環境を基準にした、使用時間別の必要なポータブル電源の容量をまとめました。
| 使用時間 | 必要な容量の目安 |
| 4時間 | 150Wh |
| 8時間 | 300Wh |
| 24時間 | 900Wh |
停電の想定時間が長くなるほど、必要な容量も比例して大きくなります。
③容量100Whあれば一般的なルーター・ONUで2〜4時間ほど使える!

容量100Whのポータブル電源なら、合計消費電力20W〜40W程度のルーターとONUを、2〜4時間ほど使い続けられる計算です。資源エネルギー庁の資料によれば、平常時に何らかの理由で停電が起きても、続くのはせいぜい20分程度。100Wのポータブル電源でも十分にまかなえる計算になります。
ただし地震や台風があった時は別で、停電時間が平均数時間におよぶことも。100Whの容量では支えきれません。

このことから、大規模災害時のように復旧の見込みが立たない状況を想定して、少し余裕のある容量を選んでおくと安心です。
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2.停電時のWi-Fi確保におすすめのポータブル電源3選
7年連続で国内ポータブル電源の年間売上No.1の「Jackery(ジャクリ)」から、停電時のWi-Fi確保におすすめの3機種を紹介します。
- Jackery ポータブル電源 240 New:コンパクトな本体で、一般的な停電の大半をカバーできる容量
- Jackery ポータブル電源 500 New:半日程度の停電でも、Wi-Fiとスマホの充電を両立できる容量
- Jackery ポータブル電源 1000 New:Wi-Fiを維持しながら、ほかの家電も使いたいときの余裕がある容量
容量が大きいほど長く使えますが、価格や重さとのバランスも考えたいところです。1つずつ、詳しく見てみましょう。
①Jackery ポータブル電源 240 New

「Jackery ポータブル電源 240 New」は、容量256Whのコンパクトなモデル。合計消費電力30W程度のルーターとONUなら、6時間以上キープできる計算です。短時間の停電なら、この容量で十分に事足ります。
重量もわずか3.6kgで、すぐにサッと動かせるのでどこに置いても邪魔になりません。AC充電なら最短1時間でフル充電できるため、台風が迫っていても慌てず準備できます。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 240 New |
| 容量 | 256Wh |
| 定格出力 | 300W (瞬間最大600W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 ソーラーパネル充電:3.3時間(100W入力時) シガーソケット充電:5時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×1(最大10A) USB-A×1(最大15W) USB-C×2(それぞれ最大100W、15W) DC出力×1:12V⎓10A |
|
家電への 稼働時間目安(例) |
LEDライト(5W):約21時間 扇風機(15W):16時間 電気毛布(55W):約3.7時間 スマホ(29W):約11回 ノートパソコン(80W):約2回 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約23.1 x 15.3 x 16.8 cm (約3.6kg) |
| 参考価格 | 32,800円(セール時は3万円以下になる場合あり) |
②Jackery ポータブル電源 500 New

「Jackery ポータブル電源 500 New」は、容量512Whと余裕のあるポータブル電源です。合計消費電力30W程度のWi-Fi環境を半日以上維持しながら、あわせてスマホの充電もこなせます。
本体重量は約5.7kgで、女性でも片手で持ち運べる軽さです。停電対策はもちろん、車で作業をしたいリモートワーカーなどにも選ばれています。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源500 New |
| 容量 | 512Wh |
| 定格出力 | 500W (瞬間最大1,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:1.3時間 ソーラーパネル充電:3.3時間(200W入力時) シガーソケット充電:6時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×2 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電動ドリル(400W):約1.1時間 テレビ(60W):約8時間 電気毛布(55W):約7時間 スマホ(29W):約24回 ノートパソコン(80W):約4回車載冷蔵庫(60W):約18時間(0度保冷) |
| 充放電サイクル数 |
6000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 311x205x157 mm(約5.7 kg) |
| 参考価格 | 59,800円(セール時は約4万円になる場合あり) |
③Jackery ポータブル電源 1000 New

「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、容量1,070Whの大容量ポータブル電源です。合計消費電力30W程度のWi-Fi環境だけなら丸1日以上維持できます。ルーターやONUに加えて照明や扇風機を同時に使っても、出力不足で止まる心配はありません。定格出力は家庭のコンセント1ヶ所と同じ1,500W。電気ケトルや電子レンジも動かせる優れモノです。停電中もWi-Fiをしっかり長時間キープしつつ、照明をはじめほかの家電もあわせて使いたい方におすすめします。
| 製品スペック詳細 | Jackery ポータブル電源 1000 New |
| 容量 | 1,070Wh |
| 定格出力 | 1,500W (瞬間最大3,000W) |
| 充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間(緊急充電モードなら1時間) ソーラーパネル充電:3時間(400W入力時) シガーソケット充電:12時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約3時間 |
| 出力ポート数 |
AC出力×3 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
| 家電への 稼働時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約48分間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍1.7h/保温38H 電気毛布(55W):約12時間 スマホ(29W):約45回 テレビ(60W):約12時間 |
| 充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
| サイズ&重量 | 約327 x 224 x 247 mm (約10.8 kg) |
| 参考価格 | 119,800円(セール時は8万円以下になる場合あり) |
3.ポータブル電源とWi-Fiに関するよくある質問
ポータブル電源とWi-Fiに関するよくある質問と、その回答をまとめました。
①Wi-Fiで遠隔操作できるポータブル電源もあるの?

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、専用アプリからWi-Fi経由で遠隔操作できます。スマホにアプリをインストールすれば、残量の確認や出力のオン・オフといった操作を、Wi-FiやBluetooth経由で離れた場所から行うことが可能です。
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②スマホ充電も同時に行う場合の容量のおすすめは?

合計消費電力30WのWi-Fi環境を8時間キープし、スマホを2~3回ほど充電すると想定した場合、400~500Whほどの容量がおすすめです。Jackeryでは、容量512Whの「Jackery ポータブル電源 500 New」がジャストフィットします。
「もっと短時間でも大丈夫」というケースでは、容量256Whの「Jackery ポータブル電源 240 New」でもOKです。キープしたい時間にあわせて選んでみてください。
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③ポータブル電源でWi-Fiを使うときの注意点はありますか?

注意点は、停電中に一瞬でも電源が途切れると、ルーターやONUの再起動が必要になることがある点です。ポータブル電源からケーブルが抜けたり、バッテリー残量がなくなったりしないよう、こまめに確認しておきましょう。
また、機種によっては出力ポートの数が限られています。たとえばルーター・ONU・スマホ充電を同時に行いたい場合は、最低でもコンセント(AC)ポートが2つ、USBポートが1つなければいけません。購入前には、十分なポート数があるか確認してください。
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まとめ
停電時にWi-Fiを使うなら、ルーターとONUの合計消費電力20〜40W程度をもとに、使いたい時間から必要な容量を計算しましょう。2~4時間ほどの短時間なら100Wh前後、半日以上なら500Wh前後で事足ります。
Wi-Fi環境の維持だけなら小型モデルで十分ですが、ほかの家電もあわせて使うなら大容量モデルが必要です。Jackeryのポータブル電源は、用途や環境に合った豊富なモデルをラインナップしています。必要な容量があるモデルを確認してみましょう。
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