ポータブル電源の安全性とは?確認するポイントを解説

ポータブル電源の安全性とは

近年、キャンプの流行や防災意識の高まりから注目されている商品がポータブル電源です。しかし、利用方法や商品の選び方によっては、火災などの危険な事故を招く場合もあり不安に感じている方もいるでしょう。

そこで今回は、初心者の方に向けて、事故の原因や事例、ポータブル電源メーカーの安全性と見分け方や、事故を防ぐためのおすすめの利用方法を紹介します。ポータブル充電を購入する際のヒントにしてみてください。

そもそもポータブル電源とは?

ポータブル電源が安全なの

ポータブル電源とは、持ち運びが可能な電源のことを指します。容量の大きさが特徴で、商品によっては小型冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーなども給電可能なほどです。

また、出力方法も多様で、AC出力(コンセント)やシガーソケットといった、USB以外のさまざまな出力にも対応しています。アウトドアやキャンプといったレジャー利用はもちろん、停電や災害に備えるなど、さまざまな利用方法が可能です。

モバイルバッテリーとの違い

「持ち運べる電源」というと、一般に馴染み深いのはスマートフォンなどを充電する「モバイルバッテリー」があります。

ポータブル電源とモバイルバッテリーは、以下の点が異なります。

 

ポータブル電源

モバイルバッテリー

バッテリー容量

2000Wh程度

100Wh程度

入出力ポートの種類

USB、AC/DC、シガーソケットなど

基本はUSBのみ

重量

3〜7kg程度(容量によって違う)

100〜500g程度

航空機への持ち込み

不可

基本は可

上記をまとめると、モバイルバッテリーはスマートフォンなどの小型電化製品を充電するため、普段から持ち運ぶ用途で使われます。

一方、ポータブル電源は「電源」として、アウトドアや災害時など、電源が必要な際に利用が可能です。

ポータブル電源は安全?事故や火災の発生事例

ここからは、ポータブル電源によって具体的にはどのような事故があり、なぜ起こったのかを見ていきましょう。読むことで、屋外でも手軽に利用できるポータブル電源ですが、安全性に問題はないのかを確認できます。

ポータブル電源による事故の事例

消費者庁によると、2017年(平成29年)から2021年(令和3年)までの5年間で、ポータブル電源が直接の原因となって起きた事故は29件です。

2017年(平成29年)の時点では年間3件程度だった事故数ですが、2019年(平成31年/令和1年)からは年間9件前後で推移しており、数としては3倍近くに急増しています。

さらに、火災現場にポータブル電源が見つかった事例(火災の原因がポータブル電源かどうかは不明)を含めれば、2021年(令和3年)の事故件数は26件。

被害は、火傷やけがなどの比較的軽度のものから、場合によっては建物の爆発や火災などにもつながる深刻なものまでさまざまです。

事故情報データバンクシステムによると、ポータブル電源による事故の状況は、ほとんどの場合、以下のどちらかとなっています。

  • ・バッテリーが異常発熱し出火
  • ・過充電状態となり出火

しかし、上記2つの事故原因は、安全性の高い製品の購入及び安全で正確的な使用方法により事前に防ぐことが可能です。ポータブル電源の安全性で確認すべきポイントは、下記に詳しく紹介していきます。最後まで見ていきましょう。

ポータブル電源の安全性で確認すべきポイント

ポータブル電源の安全性で確認すべきポイント

紹介してきたように、ポータブル電源は場合によって深刻な事故にもつながってしまいます。そこで、利用上のリスクを低めるためには、ポータブル電源を購入時、安全性でどのようなことに気をつければ良いのかを確認していきましょう。

①制御機能

まず重要なのは、リチウムイオンバッテリーの制御装置が搭載された商品を選ぶことです。そもそも異常発熱が起こらないように設計された商品なら、事故のリスクはぐっと低くなります。制御装置の名称は以下が代表的です。

  • ・BMS(バッテリーマネジメントシステム)
  • ・NCM制御装置

これらの装置は、以下の働きによって異常発熱を防ぎ、製品の安全性を高められます

  • ・過充電や過放電を防ぐ
  • ・過電流を防ぐ
  • ・ショートを防ぐ
  • ・電池の温度を管理する
  • ・電圧を均等にする

②ライフサイクル

ポータブル電源の寿命は、製品を0パーセントから100パーセントまで充電し、それを0パーセントまで使い切ったときを1サイクルとして数えたとき、500〜2,500回程度です。それを超えると、電池そのものが劣化してしまい、誤作動が起きやすくなるほか、事故にもつながりやすくなってしまいます。そのため、商品を選ぶ際は、ライフサイクルの長いポータブル充電を選ぶことで、長期間の利用が可能になります。

また、電池の寿命は、保管場所や利用方法などによっても変化します。

③PSEマーク(電気用品安全法認証)

PSEマークとは、電気製品が一定の安全性を満たしていることを示すマークです。PSEマークには、以下の二種類があります。

  • ・ひし形(高い安全性が要求される特定の電気用品のみに使用)
  • ・丸型(特定の電気用品以外について使用)

どちらのマークも、取得には国の定めた技術基準に適合している製品であると認証を受ける必要があり、認証のためにはメーカー側の努力が必要です。そのため、PSEマークの表示されていない電化製品については、事故につながる可能性もあるため利用や購入を控えましょう。

■ポータブル電源は電気用品安全法では非対象

電気製品の開発・販売時は「電気用品安全法」を守る必要があり、先程のPSEマークの表示については、この「電気用品安全法」上で定められています。

しかし、ポータブル電源は、電気用品安全法の対象外となっています(経済産業省の定義によれば、「蓄電池」に該当しないため)。このため、ポータブル電源そのものには、PSEマークが表示されません。

ただし、ポータブル電源にACアダプターが付属している場合、ACアダプターについてはPSEマークの表示義務があります。ポータブル電源の購入時は、ACアダプターにPSEマークの表示があるかをチェックしましょう。

➃製造・販売元

製造・販売元のメーカーのサポート体制も、購入前に確認します。メーカーのホームページなどで以下の内容を確認してみましょう。

  • ・事故防止対策
  • ・アフターケアの有無
  • ・処分の際の回収・リサイクル
  • ・ホームページの文章に違和感はないか
  • ・カスタマーサポートの有無

上記を確認し、信頼できると思ったメーカーからの購入をおすすめします。

⑤サポート体制

メーカーが故障やトラブルに対して、どのようなサポートを用意しているのかも確認しましょう。

  • ●初期不良品を返品・交換できるのか
  • ●定期点検はあるか
  • ●修理サービスはどうか
  • ●製品保証は何年あるのか
  • ●カスタマーサポートは存在するか

などの項目を、メーカーのホームページでチェックします。ポータブル電源は、数年のスパンで長く利用する製品です。長期にわたって信頼できそうなメーカーから購入することで、トラブルが起きても安心して利用できるでしょう

ポータブル電源の安全使用で事故を防ぐための注意点

ポータブル電源の安全使用上の注意点

たとえ安心できるメーカーから製品を購入したとしても、ユーザーである私たちの利用や保管方法によっては、深刻な事故を起こしてしまう可能性もあります。ポータブル電源の使用で、安全性を高め事故を防ぐために心がけるべき注意点を見てみましょう。

①保管場所や温度に注意する

ポータブル電源に使用されているリチウムイオンバッテリーは、低温や高温が原因で異常発熱を起こしてしまいます。このため、以下の内容が重要です。

  • ●極端な高温、低温の環境で保管しないこと
  • ●高温のもののそばや、直射日光の当たる場所に置かないこと

たとえば、庭などの屋外や、エアコンの付いていない車の中は、保管場所としては適していません。十分に注意しましょう。

温度については、ポータブル電源の説明書や注意書きに記載の「保管温度」をチェックしましょう。たとえば、ポータブル電源メーカーであるJackery(ジャクリ)の製品は、保管温度が-10〜40℃。この温度を超えると、火災や事故のリスクが高まります。

メーカーや製品によって、推奨保管温度は異なります。使用の際は、必ず決められた保管温度を守りましょう。

②利用時の感電に注意する

ポータブル電源の利用時は、感電にも注意が必要です。感電すると、やけどを負ったり、体内の組織の損傷につながったりすることもあります。また、場合によっては心臓の動きに影響を及ぼす危険性もあります。ポータブル電源の使用時の感電を防ぐためには、以下の内容を心がけます。

  • ●唾液や汗、水などによって濡れた手で、プラグの抜き差しをしない
  • ●金属(針金やヘアピンなど)を差し込まない

また、小さなお子さんがいる場合は、誤って製品に触れないよう、細心の注意を払いましょう。

③製品がリコール対象ではないか確認する

2017年(平成29年)から2021年(令和3年)までの5年間に起こった事故のうち、半数はリコール製品によって起きたものでした。

このため消費者庁は、ポータブル電源を購入する際、リコール対象商品となっていないかを確認するよう呼びかけています

購入予定の商品がリコール対象となっているかどうかは、消費者庁のリコール情報サイトで確認が可能です。

Jackery ポータブル電源の安全性

Jackeryポータブル電源の安全性

Jackery」は、世界累計販売台数200万台を突破し、利用ユーザーが非常に多いポータブル電源です。ここでは、Jackeryのポータブル電源の安全性について詳しく見ていきます。

①本体の耐久性と放熱性に優れている

Jackeryのポータブル電源は、本体素材に「ポリカーボネート樹脂」と「ABS(エービーエスアロイ)防火材料」が使われています。ポリカーボネート樹脂はプラスチック中最高の耐衝撃性を持っています。

また、ABS防火材料は、化学物質や水による腐食や劣化が起こりにくいことが特徴。

この二つの素材が使われているJackeryのポータブル電源は、優れた耐久性と放熱性が持ち味です。一度に大量の電気を使用しても、事故のリスクが低く抑えられます。

②BMS+NCMで安全機能を自動制御

Jackeyのポータブル電源に利用されているバッテリーシステムは、BMS(バッテリーマネージメントシステム)とNCM制御機能が搭載されています。異常発熱がそもそも起こりづらい設計になっている上、NCM制御機能によって、万が一異常発熱が起こったとしても、充電と放電が自動で停止されます。

またこの際、冷却ファンも自動でオンになるなど、徹底した安全対策が取られていることが特徴です。

さらに、バッテリーの組み立て前には、保護機能テストとバッテリーの充電・放電サイクルテストを実施しています。

これに加えて、出荷時には、すべての電源ポート機能と、経年劣化サイクルをテストするなど、徹底した品質管理方法が採用されています。

③PSEマーク検査に合格済み

Jackeyのポータブル電源に付属のACアダプターは、国の機関で検査をし、認証を受けたPSEマークを取得済みです。事業者の届出や、基準への適合、検査などを全てクリアした、高品質なACアダプターをお届けします。

Jackeryのポータブル電源を安全に使う方法を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

➃一般社団法人防災安全協会の防災推奨マークを取得

Jackeryのポータブル電源製品は全部「防災推奨」マークを取得しています。

この認証は、(一般社団法人)防災安全協会が認証するもので、災害時、有効かつ安全に利用できる防災用品であることを証明するものです。

品質の安全性、耐久性、劣化などの使用期限をはじめとした、厳しいチェックをクリアしています。

⑤3年保証とサポート付き

Jackeryは、サポート機能も充実しています。たとえば、購入日から36カ月の長期にわたる品質保証をご提供しています。

※2年間の保証に加えて、ユーザー登録で1年間の延長保証

さらに、未使用かつ未開封の場合は7日間の返品期間があり、製品に不安がある方でも安心してお買い求めいただけます。

カスタマーサポートも充実しています。電話、メール、もしくはチャットで、製品の初期不良や故障、さらに注文などの情報についても相談が可能です。

まとめ

ポータブル電源は、アウトドアや災害時にも利用でき、近年注目が集まっています。事故防止に強く安全性の高いメーカーからの購入を検討されている場合、Jackeryのポータブル電源がおすすめです。

  • ●優れた耐久性・放熱性
  • ●安全装置付き
  • ●PSEマーク合格済み
  • ●防災推奨マークを取得
  • ●3年保証とサポート付き

上記のような特徴があり、初心者の方から、ポータブル電源について知識のある方まで、幅広く安心して利用できる高安全性のポータブル電源を提供しています。Jackeryポータブル電源の製品一覧は、こちらからご覧ください。

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