1.日時や場所を指定した地震予知は本当にできる?
地震予知のような非科学的なことは、本当に可能でしょうか?2026年2月時点における見解を紹介します。

①日時や場所を指定した地震予知はデマの可能性が高い
日時や場所を具体的に言い切る地震予知情報は科学的に裏付けられていないケースがほとんどであり、デマの可能性が高いと考えられています。
地震予知には、地震が起きる「時」「場所」「大きさ」の3つの要素を特定することが必要だといわれています。しかし、現在の科学的知見からはそのような確度の高い地震の予測は難しく、根拠が示されていない情報を鵜呑みにするのは危険です。
自分の地域が含まれていると不安になる気持ちもわかりますが、気象庁の公式発表や一次情報を確認して判断しましょう。
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②個人の超能力や前兆現象による予知は科学的根拠がない
地震予知は、以下のような個人の超能力や前兆現象を根拠にされることがあります。
● 音・電気・電磁波・匂いなどの感知
● いわゆる「地震雲」の発生
● 動植物の通常とは異なる行動・反応
しかし、このような地震予知は再現性がなく、科学的に確立された根拠は示されていません。
地震は地下深くの断層活動で発生するため、雲の形や動植物の行動・反応と直接結びつけて日時や場所を特定するのは難しいでしょう。見かけ上結びつけられることがある程度なので、信じすぎないようにしてください。
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2.【2026年2月現在】SNSやアプリなどで出回っている地震予知の実例
2026年2月現在、SNSやアプリ上では地震予知の情報が出回っています。ここでは、代表的な実例を3つ紹介します。
※以下で紹介するのは、信頼できる地震予知情報を示すものではありません。あくまで実例の紹介です。
①地震予測アプリ「MEGA地震予測」|東京大学名誉教授村井氏が開発
「MEGA地震予測」は、測量工学の権威・東京大学名誉教授の村井俊治氏らが関わっている地震科学探査機構(JESEA)が提供する地震予測情報サービスです。全国のGPSデータや複数の観測データを解析して地表の異常変動などの兆候を捉え、地震発生の可能性を予測情報として提供しています。
ただし、こうした予測は想定範囲内で発生する可能性が高い時期・エリアを示すものにすぎず、日時や場所を正確に断言するものではありません。予測の仕組みや精度については一般の読者が検証しにくく、外れた場合の扱いも含めて慎重に受け止める必要があります。
アプリの通知は参考情報として受け取りつつ気象庁など公的機関の最新情報と照らし合わせ、過度に信頼することは避けましょう。
②EPI21地震予知研究所|大地震の数週間前に予測情報を発信するサイト
「EPI21地震予知研究所」は、独自の解析手法を使って地震発生の可能性を探る活動を行う団体の1つです。独自の数学的手法(Physical Wavelets)を用いて地震記録を解析し、大地震が発生する3〜15ヶ月前から生成過程を捉えられると主張しています。
ただし、この予測情報も公的機関によって科学的に確立された地震予知ではありません。あくまで独自解析の結果としての可能性の提示であり、それが実際の地震発生と因果関係があるとは言い切れない点に注意しましょう。
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3.地震予知や予測情報を見たらどうすればいい?
ここでは改めて、おもにインターネットやアプリ上で地震予知や予測情報を見かけたらどうすればいいかを解説します。
①断言する内容はまず疑い、気象庁の情報を確認する
SNSで「◯月◯日に◯◯で大地震が起きる」「この地域が危ない」などと断言する投稿を見かけた場合、まず疑ってみましょう。気象庁も「一般に、日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます」との見解を示しています。
不安になったときは誰かに話したり情報を拡散したりするのではなく、気象庁などの公的機関の最新情報を確認し、落ち着いて行動するようにしましょう。
②科学的根拠がない情報は信じないようにする
「地震雲を見た」「動物が騒いでいる」など、地震予知に関する情報の中には科学的根拠がないものも見受けられます。こうした情報は再現性がないため、信じないようにしてください。根拠が説明されない予測を真に受けてしまうと、普段の生活を送る上で不要な心配事が増えてしまいます。不安を感じたときこそ噂や体験談を信じるのではなく、公的機関の発表や現実的な備えへ意識を向けましょう。
③本当に地震が起きた場合の対策を考えるようにする
地震予知や噂を追い続けても、いつ地震が起きるかを正確に当てられません。しかし地震が起きたときに困る状況を減らすことは、準備次第で十分可能です。地震の不安を感じたときこそ、本当に地震が起きた場合のことを考えて対策しましょう。地震予知はできないにしても、地震の備えを進めて安心材料を増やしてみてください。
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4.本当に地震が起きたときに備えて最低限用意しておくもの

地震予知の情報に振り回されるよりも、実際に地震が起きたときに困らない準備を進めていくのがもっとも有効な地震対策です。とくに地震直後は停電や断水などで、一気に生活が不便になります。ここからは、今日から最低限用意しておいた方がいい基本の備えを5つに分けて紹介します。
①飲料水と食料を確保する(最低3日間)
まず優先したいのが、飲料水と食料の確保です。地震が発生すると、断水や物流の停止によって水や食料がすぐに手に入らなくなる可能性があります。目安としては最低3日分、できれば1週間分を用意しておいてください。
水は1人あたり1日3リットル程度が必要とされるため、家族の人数分を計算して備えておきましょう。食料は以下のようなものを揃えてみてください。
● 乾パン
● 缶詰
● レトルト食品(ごはん・おかゆなど)
● インスタント食品
● 飴やチョコレートなどの携帯食
そのまま食べられるもののほかに、お湯を入れて簡単に食べられるものが便利です。
②寒さ・暑さ対策を整える
冷暖房が使えなくなると低体温症や熱中症などのリスクが高まるため、以下のような寒さ・暑さ対策は最低限の備えとして欠かせません。
● 寒さ対策:毛布・寝袋・カイロ・防寒着
● 暑さ対策:携帯扇風機・冷却シート・飲料水
地震後の体調を守るためにも普段から季節ごとの備えを整えておき、電気に頼らずにできる寒暖対策を準備しておきましょう。

③衛生用品と簡易トイレを用意する
避難生活でもっとも困ったことに「トイレ問題」が挙げられることもあり、衛生用品と簡易トイレの備えは欠かせません。地震が起きた直後は断水や下水設備の停止により、普段通りにトイレが使えなくなることがあります。簡易トイレはもちろん、以下のような衛生用品も準備しておきましょう。
● マスク
● 生理用品
● ウェットティッシュ
● 手指の消毒用アルコール
● 歯ブラシ・マウスウォッシュ
衛生状態が悪化すると感染症のリスクも高まるため、最低でも数日分は確保しておいてください。衛生用品と簡易トイレの備えは、被災後の生活の快適さを大きく左右します。
④救急アイテム(常備薬含む)を用意する
地震発生後は交通や物流が止まって病院や薬局にすぐ行けない場合もあるため、以下のような救急アイテムを備えておきましょう。
● 絆創膏
● 消毒液
● 包帯
● ガーゼ
● ハサミ
● 体温計
家具の転倒やガラスの破片などでケガをする可能性があります。また持病がある人は常備薬を数日分多めに確保し、お薬手帳のコピーも準備しておきましょう。そして被災時はストレスや体調不良も起こりやすいため、頭痛薬や胃腸薬などの市販薬も役立ちます。医療に頼れない状況を想定して備えておいてください。
⑤停電が長引く場合に備えてポータブル電源を用意する
停電が長引く場合に備え、持ち運びが自由にできる蓄電池「ポータブル電源」を備えておきましょう。一般的なモバイルバッテリーと比べて容量が大きく、AC・USB・DCの複数ポートから同時給電も可能なため、災害時の非常用電源として注目されています。
停電になると照明が使えないだけでなく、スマホの充電ができず情報収集や家族との連絡も難しくなります。さらに冬は暖房、夏は冷却手段がなくなり体調管理にも影響します。
こうした状況が数時間で終わるとは限りません。ポータブル電源があればスマホやライトの充電はもちろん、家電製品などの電源確保にも役立ちます。

5.「Jackeryのポータブル電源」を備えておけば停電対策は万全
数あるポータブル電源の中でも「Jackeryのポータブル電源」は以下のような特徴があるため、停電対策は万全になります。
● スマホやタブレットなどを同時に充電できるため、家族との連絡手段や最新情報の確認を継続しやすい
● 家庭用100Vに対応した正弦波出力なので、停電時でも家電を安定して動かせる
● 豊富なラインナップで、1人暮らしから家族世帯まで必要な電力に応じた容量のモデルを選びやすい
● 過充電・過放電などを防ぐBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しているため、非常用電源として安心して備えられる
● 耐久性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を使っていて、4,000〜6,000回の充放電サイクルにより1日1回使っても約10年間利用できる
またソーラーパネル付きの「Jackery Solar Generator」であれば太陽光発電ができるので、長期間の停電で充電切れになる不安も解消できます。不確定な予知に振り回されるより、停電しても普段通りに近い生活を続けられるよう準備しておきましょう。
6.地震予知に関するよくある質問
地震予知に関するよくある質問とその回答をまとめました。
①今日の地震予知をリアルタイムで知ることは可能ですか?
今日の地震予知をリアルタイムで知ることは不可能です。気象庁も地震が起きる時間や場所、大きさまで特定して予測することは現在の科学的知見から難しいと示しています。
ただし、地震発生直後に知らせる緊急地震速報はリアルタイムで確認できます。予知情報を探すよりも、気象庁など公的機関の発表をチェックするようにしましょう。
②地震予知ができる人は本当にいるんですか?
地震予知ができる人は、科学的に存在しません。日時や場所を指定した地震予知はデマの可能性が高いと考えられているため、インターネット上やアプリで出回っている情報を安易に信じないようにしましょう。
③「南海トラフ地震臨時情報」は大規模地震を予知する情報ですか?
「南海トラフ地震臨時情報」は、大規模地震を予知する情報ではありません。大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高くなっていることをお知らせする情報です。そのため南海トラフ地震臨時情報が発表された場合でも、必ず大規模地震が発生するとは限りません。逆に、何も発表がなくても突発的に大規模地震が発生することも考えられます。
④犬や猫の行動から地震予知は可能?
犬や猫など動物の行動からの地震予知はできません。地震の前に動物が騒いだり落ち着きがなくなったりした体験談はありますが、行動の変化にはさまざまな要因があると考えられています。そのため、地震との因果関係を科学的に証明できていないのが現状です。
⑤耳鳴りから地震予知はできる?
耳鳴りからの地震予知はできません。耳鳴りは疲労やストレス、気圧の変化などさまざまな要因から起きるものです。地震との因果関係は、科学的に証明されていません。
⑥電磁波を用いた地震予知の方法があるって本当?
現時点で電磁波を用いた地震予知の方法はありませんが、地中の電磁波を捉えて地震予知につなげようと実用化を目指して精力的に研究が続けられています。
参考:京都産業大学「誰も挑戦しなかった地中電磁波による地震予知—地上の電磁波研究から、地中の電磁波パルスの検出へ—」
電磁波の異常がすべて地震に繋がるわけではないため、将来的な地震予測のアプローチの1つとして期待されている段階です。
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まとめ
「時」「場所」「大きさ」の3つの要素を特定する地震予知は現時点で科学的に確立されたものはありません。そのため、インターネット上やアプリの情報に振り回されないでください。不安を感じたときは気象庁など公式情報を確認し、本当に地震が起きたときに備えて最低限必要なものを用意しておきましょう。
とくに停電は生活への影響が大きいため、水や食料に加えて電源の確保も重要です。停電対策として「Jackeryのポータブル電源」を備え、地震の不安解消とともに家族の安心も同時に入れましょう。