1.ペット可避難所の探し方|マップと自治体への問い合わせが確実!
ペット可の避難所を探す方法は大きく分けて3つあります。
- うちトコ動物避難所マップで近くの避難所を探す
- 自治体のホームページで確認する
- 事前に電話で受け入れ可否を問い合わせる
使えるツールと、事前に必ず押さえておきたい注意点をあわせて確認しましょう。
①うちトコ動物避難所マップで近くの避難所を探す
まず確認してほしいのが「うちトコ動物避難所マップ」です。NPO法人全国動物避難所協会とNPO法人 人と動物の共生センターが共同で運営している、全国の動物避難所をまとめたWebサービスです。

引用:うちトコ動物避難所マップ
うちトコ動物避難所マップでは、以下の3項目を入力するだけで近くの動物避難所を絞り込めます。
- 動物の種類
- 場所
- 避難所の形態
掲載されているのは、動物病院・ペットホテル・トリミングサロンなどの民間施設が中心です。施設によっては利用料がかかるため、あらかじめ各施設のページで条件を確認しておきましょう。
②自治体のホームページで確認する
指定避難所でのペット受け入れ状況は、各市区町村のホームページで確認できます。「〇〇市 ペット 同行避難 避難所一覧」のように検索すると、対応している避難所の一覧ページが見つかることが多いです。
また、自治体によっては、ペット可の避難所を地図や一覧表で公開しています。自宅から通える範囲の候補をいくつか把握しておけば、いざというとき迷わず動けます。ホームページの情報は更新されることがあるため、年に一度は確認しておきましょう。

③事前に電話で受け入れ可否を問い合わせる
ホームページに掲載されていても、実際の受け入れ体制が整っていないケースがあります。確実な情報を得るには、候補の避難所や自治体の担当窓口に直接電話で問い合わせるのが一番です。問い合わせ時に確認しておきたいのは以下の点です。
- ペットの種類・サイズの制限
- 受け入れスペースの形態
- ワクチン接種証明書など必要な書類
- 利用料の有無
「ペットOKとあったのに当日断られた」というトラブルを防ぐためにも、事前確認は欠かせません。問い合わせの内容はメモに残し、緊急連絡先とあわせて保管しておきましょう。
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2.お住まいの自治体ごとの「ペット同行避難ガイドライン」を確認しておこう
「ペット同行避難ガイドライン」は、国の方針をもとに各自治体が独自に作成した災害時にペット避難の手引きです。受け入れ可能なペットの種類や条件、避難所でのルール、平時の備えなど、具体的な内容が記載されています。お住まいの自治体のガイドラインを一度は読んでおきましょう。
なお、この記事では以下のような複数の自治体ガイドラインをもとに、主な記載内容を整理して紹介しています。
参考:埼玉県 ペット同行避難ガイドライン
参考:山形県 ペット同行避難ガイドライン
参考:大阪市 ペット同行避難ガイドライン
参考:横須賀市 ペット同行避難ガイドライン
①ガイドラインの主な記載内容①受け入れ可能なペットの種類
ガイドラインでは、避難所に連れてこられるペットの種類が定められています。多くの自治体で受け入れ対象となっているのは以下のとおりです。
- 犬
- 猫
- 小鳥
- ハムスターなどの小型げっ歯類
残念ながら、一般的なペット以外の動物は受け入れできないケースが多いです。大型犬・爬虫類・農業用家畜などを飼っている場合は、自治体の担当窓口に事前確認するか、預け先を個別に探しておかなければいけません。

②ガイドラインの主な記載内容②受け入れ可能なペットの条件
受け入れ可能な種類に該当していても、健康状態や管理状況について条件が設けられています。主な条件は以下のとおりです。
- 狂犬病予防接種・各種ワクチンの接種済みであること
- ノミ・ダニなどの寄生虫の駆除が済んでいること
- ケージやキャリーバッグに収容できること
- 水やフードなど最低限の避難用品が用意できていること
ワクチン未接種の場合、感染症の拡大を防ぐために受け入れを断られることがあります。接種証明書はペット用の非常持ち出し袋にあらかじめ入れておきましょう。
また、ペット用の避難用品の用意は基本的にないものと思ってください。水・フード・トイレ用品のようなペット用のアイテムは、一式揃えてひとまとめにしておくのがおすすめです。
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③ガイドラインの主な記載内容③避難所で行うこと
避難所に到着したら、飼い主自身がペットの世話と管理のすべてを担います。行政やスタッフがペットを世話してくれることは基本的にありません。避難所でのルールとして、多くの自治体が定めているのは以下のとおりです。
- ペットのスペースと人間のスペースを完全に分ける
- 給餌・排泄物の処理・清掃は飼い主が責任を持って行う
- 鳴き声・においへの対策を徹底する
- 他の避難者への配慮を常に忘れない
「ペットと一緒の部屋で過ごせる」と思ってくると、実態とのギャップに戸惑うことになります。多くの避難所では、ペットは屋外や別室の専用スペースで管理する形が一般的です。
なお、多くの避難所では大規模災害時に、ペットを連れた避難者で「飼い主の会」を立ち上げ、ペットの世話・管理を共同で行います。

④ガイドラインの主な記載内容④平時からやるべきしつけの内容
避難所では、飼い主がペットをコントロールできることが前提です。十分なしつけができていないペットは、他の避難者とのトラブルや受け入れ拒否につながることがあります。ガイドラインで求められることが多い、最低限のしつけは以下のとおりです。
- ケージ・キャリーバッグに嫌がらずに入れること
- 「待て」「おいで」「お座り」などの基本動作ができること
- 不必要に鳴かないこと
- 人や他の動物に慣れていること
とくにケージトレーニングは、日常的に行っていないと避難時にペットのストレスが大きくなります。「嫌がって入れられない」状態では、ペットにとっても飼い主にとっても大変です。普段の生活にケージトレーニングを取り入れて、少しずつ慣れさせておきましょう。
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⑤ガイドラインの主な記載内容⑤用意しておくべき避難用品
ペット用の物資は避難所に備蓄されていません。フードから排泄処理グッズまで、すべて飼い主が用意するのが前提です。最低5日分、できれば7日分以上の備蓄が推奨されています。
必ず用意しておきたいものは以下のとおりです。
- ペットフード・水・食器(5〜7日分)
- キャリーバッグまたはケージ
- 予備のリード・首輪
- トイレ用品・排泄物の処理グッズ
- ワクチン接種証明書・ペットの写真
- かかりつけ動物病院の連絡先
療法食や薬を使っているペットは、それも必ず持参します。支援物資としてペットフードが届くまでに数日かかることがあるため、少し多めに備蓄しておきましょう。
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3.避難所や在宅避難での停電に備える!Jackeryポータブル電源でペットの快適環境を

避難所はペットにとって過酷な環境です。見知らぬ人・動物・においに囲まれ、強いストレスから鳴き声や問題行動が増えるケースも少なくありません。電源を確保できれば、ペットが一番落ち着ける自宅で避難生活を送るという選択肢が生まれます。
事前にポータブル電源を備えておけば、災害で停電が起きてもペットのために下記のような家電を動かして快適な環境を作れます。
- 扇風機・スポットクーラーで暑さを防ぐ
- 電気毛布・ペット用ヒーターで寒さを防ぐ
- 照明を保ち、ペットが暗闇で怯えないようにする
- スマホを充電して、頼れる親族やかかりつけ動物病院へ連絡できる状態を保つ
- 加湿器・空気清浄機でペットが過ごす室内環境を整える
- ペット用自動給水器を動かし続ける
- ペットカメラに接続して、離れている間の様子を確認する
Jackeryのポータブル電源は、7年連続で日本国内の売上高・販売台数1位で様々なユーザーに信頼され、ご利用いただいています。
「名前を聞いたことがある」ではなく、世界中の災害現場や日常の場で実際に選ばれ続けてきました。Jackeryのポータブル電源で、ペットと自宅で乗り切れる備えを整えておきましょう。
4.ペット避難所に関するよくある質問
ペット避難所に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
①ペットと同じ部屋で過ごせる?
ほとんどの避難所では、ペットと同じ部屋で過ごすことはできません。人間の居住スペースとペットの飼育スペースは分けられるのが原則です。飼い主と同室で生活できる避難所はごく少数にとどまります。
どうしてもペットのそばにいたい場合、車中泊や在宅避難を選ぶ飼い主も多いです。ただし在宅避難が安全かどうかは災害の状況によって異なるため、自治体からの避難指示や被害状況をもとに判断してください。
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②東日本大震災の時、ペットはどうだった?
環境省「東日本大震災におけるペットの被災概況」によると、震災では多数のペットが犠牲になりました。犬の死亡頭数は、青森県で少なくとも31頭、岩手県で602頭、福島県では約2,500頭と報告されています。猫については登録制度がなく、被災状況の全容は把握されていません。
また命は助かったものの、飼い主と離れて放浪状態になったペットも多数確認されています。福島では原発事故による警戒区域の設定で、ペットを自宅に残したまま、あるいは係留したまま避難せざるを得なかった飼い主が多く出ました。
こうした震災の教訓をもとに、環境省は2013年に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を策定し、同行避難の推奨が明文化されています。
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③避難所でよくあるペットのトラブルはある?

環境省が公表している「熊本地震における被災動物対応記録集」によると、たとえば熊本地震では以下のようなトラブルが報告されています。
- ペットを人間の生活スペースに持ち込んだことで他の避難者から苦情が出た
- 犬が体育館内でマーキングをし、においへのクレームが相次いだ
- ストレスが原因で犬がよく吠えるようになった
- ペットの食欲がまったくなく日に日に元気がなくなっていった
事前のしつけと健康管理でトラブルの大半は防げます。他の避難者にとっても、ペット連れの飼い主にとっても過ごしやすい環境をつくれるかどうかは、飼い主自身の準備にかかっているといっても過言ではありません。
ペットの受け入れ可否に関する詳しい情報は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:避難所のペット受け入れ可否とは?迷惑にならないための対策や必要なものも紹介
④ペットの「同行避難」と「同伴避難」の違いって何?
混同されやすい2つの言葉ですが、意味はまったく異なります。
| 用語 | 意味 |
| 同行避難 | ペットを連れて安全な場所まで避難する行動のこと |
| 同伴避難 | 避難所で飼い主が責任を持ってペットを飼育管理している状態のこと |
環境省のガイドラインが推奨しているのは「同行避難」です。「ペットと一緒に避難所まで移動すること」を指しており、「避難所でも同じスペースで生活できる」ことを意味するものではありません。避難所に着いてから「ペットと離れなければいけないのか」と混乱しないよう、事前にこの違いを理解しておきましょう。
まとめ
ペット可の避難所は数が限られており、事前に確認しておかなければ当日困る状況になりかねません。うちトコ動物避難所マップや自治体のホームページで候補を把握し、複数の選択肢を持っておきましょう。
ガイドラインで求められる準備の基本は、ワクチン接種・ケージトレーニング・5〜7日分の備蓄の3つです。これらは平時からコツコツ取り組むしかありません。「いざとなれば何とかなる」では、ペットも飼い主も危険な状況に置かれます。
また、停電時のペットの体温管理や情報収集にも、電源の確保は欠かせません。Jackeryポータブル電源を備えておき、ペットと一緒に落ち着いて行動できる準備を整えておきましょう。