1.東京23区の地震に強い街まとめ|安全な地域はどこ?
東京都では、地震の揺れによる危険性を町丁目ごとに評価した「地震に関する地域危険度測定調査」がおおむね5年ごとに公表されます。危険度は5段階のランクで示され、ランク1が最も安全で、数字が大きくなるほど危険性が高まります。

引用:地震に関する地域危険度測定調査(第9回)|東京都都市整備局
東京都全体の傾向として、地盤の固い西側の台地や多摩地域は危険度が低い一方で、やわらかい東部の低地は地震のリスクが高いです。23区内では、山の手台地が広がる西側の区が比較的危険度の低いエリアとなっています。地盤が固く、揺れによる被害を受けにくいです。
反対に、荒川や隅田川沿いの東部低地は、やわらかい地盤が広がり危険度が高くなります。
以下では、地震に強い特徴的な5区を取り上げて紹介します。
①千代田区

千代田区はオフィス街が多く木造住宅がきわめて少ないため、23区の中で最も危険度が低い区です。
建物の多くが耐火性の高いビルで、火災の延焼リスクを抑えやすい点も強みとなっています。道路や公園が広く整い、災害時に避難や消火をしやすい環境も保たれています。
麹町や番町などの台地を中心に、地盤の安定した町丁目が多くを占めている街です。
②港区

港区は区の大半が山の手の台地に位置し地盤が比較的安定しており、23区の中でも危険度が低い区として知られています。
オフィスビルやマンションなど耐火建築が多く、火災の延焼リスクを抑えやすい点も強みです。一方で、臨海部の埋立地では、地盤の揺れやすさや液状化のリスクがあります。
全体としては、建物倒壊・火災のいずれの危険度も低い町丁目が多くを占めています。
③中央区

銀座や日本橋に耐火性の高いビルが集まる中央区も、総合危険度が低い区の一つです。道路や公園などの環境も全体的に整っており、災害時に活動しやすい環境が評価されています。
ただし区内の多くは埋立地や低地にあたるため、液状化への備えは欠かせません。地盤面の対策が施された建物かどうかを、事前に確認しておく必要があります。
④渋谷区

区の大部分が山の手台地に位置する渋谷区は、地盤が安定しているエリアです。繁華街のイメージが強い一方で、住宅地の多くは危険度の低いランクに分類されています。
耐火建築が多いため、延焼のリスクを抑えやすい点も安心材料です。谷地や幹線道路沿いなど注意したい場所はあるものの、23区全体で見ると安全性は高い部類に入るでしょう。
⑤世田谷区

武蔵野台地の上に閑静な住宅街が広がる世田谷区は、全体的に地盤がしっかりしている区です。都内でも人口が多い区でありながら、住宅地の多くが危険度の低いランクに分類されています。
ただし下北沢や太子堂の周辺などには木造住宅が密集した地域が残っており、火災の危険度が高い町もあります。同じ区内でも安全性の差が大きいため、住まい選びでは場所ごとに危険度を確かめておくのが大切です。
緑や公園が多く、いざという時に避難しやすいスペースが多い点はメリットといえるでしょう。
関連人気記事:地震が起きた時に取るべき行動を徹底解説|やってはいけないことや事前備えも紹介
2.東京23区の地震危険度ランキング

東京23区の地震危険度ランキングは以下のとおりです。
- 1位:荒川区
- 2位:葛飾区
- 3位:墨田区
- 4位:北区
- 5位:中野区
ランキングの上位には、荒川や隅田川沿いの東部低地に位置する区が多く並んでいます。やわらかい地盤に加え、木造住宅が密集した地域が多数残っているため、建物の倒壊や火災の延焼が起きやすいです。
また中野区のように西側に位置しながら、道路が狭く災害時に活動しづらいために危険度が高い区もあります。同じ区内でも町丁目ごとに危険度の差が大きいため、住まい選びでは番地単位でのチェックを必ず行いましょう。
関連人気記事:震度5弱の揺れはどれくらい?過去の地震や被害例、おすすめの防災対策を解説
3.地震による停電に備えて!Jackeryのポータブル電源を用意しよう

地震が起きると、広い範囲で停電が発生する可能性があります。復旧までに時間がかかる場合、スマホや冷暖房が長時間使えなくなってしまうリスクもあるでしょう。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば、停電時でも以下の用途で電気を使えます。
- スマホを充電して家族との連絡手段を保つ
- LEDランタンを灯して夜間の暗い室内を明るく照らす
- 電気ケトルでお湯を沸かして温かい飲み物や食事を作る
- 電気毛布や扇風機で夏の暑さ・冬の寒さをしのぐ
Jackery(ジャクリ)は、2019年から2025年まで日本国内のポータブル電源年間販売台数・売上で第1位を獲得し続けている企業です。過去の震災では被災地への無償提供も行っており、防災面での実績も豊富です。
いざという時の防災グッズとして、頼れる1台を用意しておきましょう。
4.東京の地震に強い地域に関してよくある質問
最後に、東京の地震に強い地域に関してよくある質問に回答します。
①東京23区以外の関東で地震に強い地域はどこ?

関東では、埼玉県の所沢市や神奈川県の相模原市の台地部などが地盤の安定した地域として知られています。
ただし関東平野の広い範囲には、川沿いの低地や埋立地も混在しています。同じ市内でも揺れやすさは変わるため、地盤の情報は住所単位で確かめておきましょう。
関連人気記事:南海トラフ巨大地震で東京はどうなる?震度・津波・死者数をデータで解説
②東京に首都直下型地震が来ても安全な場所・地域はある?

どの地域でも大地震の揺れは避けられないものの、以下の特徴にあてはまる地域なら、倒壊や延焼のリスクを抑えやすいです。
- 地盤の固い台地に位置している
- 耐火建築が多い
- 道路や公園の環境が整っている
実際に東京都の調査でも、山の手台地の区や多摩地域には危険度の低いエリアが多くあると発表されています。「絶対に安全な場所」を探すのではなく、リスクの低い地域や住まいを選んだうえで、日ごろの備えを徹底しておくのが大切です。
関連人気記事:首都直下型地震は津波の心配がある?到達時間と範囲からわかる危険度と対策
③埼玉・神奈川で地震に強い地域はどこ?

埼玉県で地盤が安定しているのは、以下などの大宮台地の上に広がる地域です。
- さいたま市の一部(大宮台地)
- 川越市
- 所沢市
いずれも台地の上に位置するため、川沿いの低地に比べて揺れにくいのが特徴です。
神奈川県も同様に、以下など内陸の台地部が比較的安定した地盤として知られています。
- 相模原市
- 横浜市の内陸台地部
- 藤沢市
一方で荒川や利根川沿いの低地、臨海部の埋立地は、揺れの増幅や土地の液状化に注意が必要です。両県とも自治体によって地震ハザードマップが公開されているため、 気になる地域の地盤や想定される被害を事前に確認しましょう。
関連人気記事:地震予知は本当に可能?今日起きるかもしれない大地震への最低限の備え
まとめ
東京で地震に強い地域を選ぶには、地盤の固い台地や、耐火建築の多いエリアに注目するのが大切です。23区では千代田区や港区、中央区などが比較的危険度の低い区とされており、西側の多摩地域にも安定した地盤が広がっています。
ただし危険度のランクはあくまで相対評価であり、同じ区内でも町丁目ごとに差が出るのも事実です。住まいを選ぶ際は、東京都や各自治体の危険度マップで番地単位まで確認しておきましょう。
Jackeryのポータブル電源があれば、停電時でもスマホの充電や冷暖房の確保ができます。いざという時の安心のために、頼れる1台を用意しておきましょう。