1.台風で飛行機の欠航はいつ決まる?仕組み・条件・タイミング

台風による欠航は「前日〜当日」に発表されることがほとんどで、直前まで確定しない場合もあります。
● 欠航を決めるのは風速・視程・滑走路の状態など複数の条件を組み合わせた総合判断
● 大手(JAL・ANA)とLCC、国内線と国際線では欠航基準や発表タイミングが異なる
● 台風の進路や勢力は直前まで変わるため、運航情報は出発当日までこまめに確認する
欠航の決まり方を知っておくと、当日の行動計画を立てやすくなります。以下で詳しく見ていきましょう
①風速・視程・滑走路の状態が重なると欠航の判断が下りる
実は、飛行機が台風で欠航となる基準は明確には定められていません。欠航は各航空会社が天候や滑走路の状況、風速などを総合的に判断して決定するものです。
一般的には横風の影響が大きく、毎秒15〜20mを超えると運航に支障が出るとされていますただし。風速だけでなく、視界の確保(視程)や滑走路の状態も合わせて判断されます。
また、大手航空会社とLCC(格安航空会社)では欠航基準の傾向が異なります。国土交通省が公開する2025年度第2四半期(7〜9月期)の欠航率の情報によると、スカイマークが0.87%であるのに対し、ANAが1.01%、JALが1.73%と比較的高めです。

これはLCCが運航便数を絞って欠航リスクを下げている一方、大手は便数が多く影響を受けやすいことも背景にあります。
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②台風の進路や勢力次第で欠航の有無が直前まで変わることがあるので注意
台風はその勢力や進路によって影響範囲が大きく変わります。JALやANAなどの大手航空会社はギリギリまで飛行の可能性を模索するため、欠航が正式に決定するのは当日、早くても前日のケースがほとんどです。
前日の夜に「飛ぶかも」と思っていた便が、当日朝に欠航になるパターンもあります。台風シーズンの旅行では、前日から運航情報をこまめにチェックする習慣をつけておきましょう。
③台風が接近したときは航空会社の公式サイト・アプリで運航状況をチェック
台風が接近したときの運航情報は、各航空会社の公式サイトやアプリで確認できます。事前に予約した航空会社のアプリをインストールして通知設定をオンにしておき、欠航決定の連絡をすぐ受け取れるようにしておきましょう。
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2.台風で飛行機が欠航したときのキャンセル料の扱い
キャンセル料がかかるかどうかは、「誰が判断したキャンセルか」で決まります。航空会社が欠航を決めた場合と、乗客が自分でキャンセルした場合では扱いがまったく違います。
● 航空会社都合の欠航:キャンセル料なし、全額払い戻し可能
● 自己都合のキャンセル:出発日に近いほど高い取消料が発生する
● 旅行代理店経由の場合:航空会社とは別に代理店の規定が適用される
「欠航しそうだから先にキャンセルしよう」という判断が損になるパターンが多いため、欠航の確定を待つのが基本です。以下で詳しく解説します。
①航空会社の判断による欠航なら全額払い戻しでキャンセル料はかからない
ANA・JALともに、悪天候や自然災害などの影響によりその便の運航に影響が見込まれる場合、実際の運航状況にかかわらず手数料なしで予約変更や航空券の払い戻しに対応しています。
欠航が確定していなくても、航空会社が「運航への影響が見込まれる」と判断した対象便であれば、先にキャンセルしてもキャンセル料がかかりません。自分が予約している便が対象かどうかは、各社の公式サイトで確認できます。
参考:JAL|悪天候や自然災害が発生した場合、手数料なしで予約変更や払い戻しができる対象か確認する方法を教えてください
参考:ANA|悪天候などによる運航への影響・ご旅行のお取り扱いについて
②自己都合キャンセルは出発日に近いほど高い違約金が発生する
台風が来そうだからといって、欠航確定もしくは影響対象便になる前に自分でキャンセルすると「自己都合キャンセル」になります。この場合、航空会社の取消料規定が適用され、購入した航空券の取り消し・払い戻しには所定の手数料がかかります。
しかも取消料は出発日が近いほど高くなるのが一般的で、当日キャンセルでは航空券代金の大半が戻らないことも。欠航になる可能性が高くても、まず航空会社の運航情報ページで対象便の状況を確認してから動きましょう。
③旅行代理店経由の場合は航空会社と異なる代理店規定が適用される
旅行会社のパッケージツアーで航空券を購入している場合、払い戻しや変更は旅行会社の規定に従います。ANAトラベラーズなど旅行商品として購入した場合は、宿泊施設やレンタカーについては原則として各施設規定の取消料がかかります。
ホテルや交通機関のキャンセルについては、「天候による欠航」という理由だけでは無条件に無料キャンセルにならないケースも。旅行代理店に直接問い合わせて、適用される規定を確認しましょう。
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3.台風で飛行機が欠航したときの手続き

もし台風の影響で欠航が確定したときに慌てないよう、手続きの流れを事前に把握しておきましょう。
● ステップ1:対象便が手数料なしの手続き対象かどうかをまず確認する。確認前にキャンセルすると取消料がかかる場合がある
● ステップ2:払い戻しか振替便かを早めに選ぶ。振替便は欠航後に混み合うため迷わず動くことが大事
● ステップ3:払い戻しを選んだ場合は公式サイトか専用フォームから申請する
● ステップ4:振替便を選んだ場合は空き状況を確認し、満席なら新幹線など他の手段も検討する
● ステップ5:宿泊・交通手段のキャンセルは航空券の手続きと並行して、できるだけ早く進める
● ステップ6:欠航証明書を取得しておくと保険請求や宿泊キャンセルの交渉に役立つ
各ステップの詳細を以下で順番に確認してみてください。
※ANA・JALの場合の対応を基本として掲載しています。その他の航空会社は対応が異なる場合があるので、それぞれ問い合わせてご確認ください。
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①ステップ1:航空会社に連絡して運航状況を確認する
まず、自分が予約している便が手数料なしでの変更・払い戻しの対象になっているかを確認します。JALの場合は公式サイトの発着案内の便名横に「*」または「!」が表示されていれば対象です。ANAも同様に運航情報ページで対象便を確認できます。
対象かどうかを確認せずに自己判断でキャンセルすると、通常の取消料がかかる可能性があります。まず航空会社の公式サイトかアプリで状況を確認し、対象便であることを確認してから次のステップに進みましょう。
②ステップ2:払い戻しか振替便かを選択する
欠航が確定したら、「払い戻し」か「振替便への変更」かを選びます。天候による欠航の場合、JAL・ANAともに手数料なしで振替便への変更または取り消しが可能です。
どちらを選ぶかの判断基準は以下のとおり。
● 旅行を中止・延期する場合→払い戻しを選んで全額返金を受ける
● 数日後に旅行を続けたい場合→台風が過ぎた後の振替便を予約する
● 急ぎで現地に向かう必要がある場合→払い戻しを受けて新幹線やフェリーに切り替える
台風直後の振替便は混み合います。乗りたい便が決まっているなら、なるべく早く手続きするのがポイントです。
③ステップ3:払い戻し手続きを申請する
払い戻しを選んだ場合は、航空会社の公式サイトかアプリから手続きします。ウェブで手続きできない種類の航空券は、各社が設けている専用フォームから申請してください。
払い戻しの手続きは、旅行開始日(出発前の場合は航空券の発行日)から1年と30日以内に行う必要があります。欠航した便に加え、それに伴って影響を受ける往路・復路・乗り継ぎ便も同時に手続きすることで、まとめて払い戻しを受けられます。
④ステップ4:振替便の空き状況を確認して再予約する
台風が落ち着いた後は振替便に乗客が集中するため、人気路線や特定の時間帯は満席になりやすいです。希望する振替便がすでに満席の場合は以下の選択肢があります。
● 空席待ちに登録する
● 次の日以降の便を探す
● 新幹線やフェリーなど他の移動手段に切り替える
JALとANAで連帯運送契約が結ばれているため、同方面の便への振り替えを相談できる場合もあります。公式サイトまたは電話で問い合わせてみましょう。
⑤ステップ5:宿泊・交通手段のキャンセル・変更手配をする
航空券の手続きが終わったら、宿泊施設や現地での交通手段のキャンセルも進めます。欠航による宿泊の延泊代や追加の交通費は航空会社が負担してくれないため、自分で手配が必要です。
宿泊施設に「台風による欠航でキャンセルしたい」と連絡する場合、次のステップで解説する「欠航証明書」を提示できると、キャンセル料の免除や減額に対応してもらえる場合があります。ただし宿泊施設によって対応は異なるため、必ず問い合わせて確認しましょう。
⑥ステップ6:欠航証明書・遅延証明書を取得する
欠航証明書・遅延証明書は、旅行保険への保険金請求や宿泊施設へのキャンセル料免除交渉の際に使える書類です。ANA・JALの場合は空港のカウンター、もしくは公式サイト内の証明書発行ページから発行してもらえます。
参考:ANA「FLIGHT STATUS / 欠航/遅延/臨時着陸証明書発行のご案内」
使う予定がなくても、念のため取得しておくと後から役立つことがあります。旅行保険の補償を受ける際にも「欠航を証明する書類」を求められるケースが多いため、空港を離れる前に取得しておくのがスムーズです。
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4.台風で飛行機が欠航するリスクへの事前準備
台風シーズンに旅行を計画するなら、欠航が起きた場合に備えた事前準備が損害を最小限に抑えます。コストをかけずにできる準備から、お金をかける価値のある準備まで、以下の3点を確認してみてください。
● 旅行保険・キャンセル保険:欠航による追加費用を補償してもらえる場合がある
● 運航情報の通知設定:事前に登録しておくと欠航情報を自動で受け取れる
● ポータブルバッテリーの準備:空港での待機中にスマホの充電切れを防ぐために必要
小さな準備が、欠航当日の慌て方をぐっと減らします。
①旅行保険・航空券キャンセル保険に出発前に加入する
旅行保険や航空券キャンセル保険に加入しておくと、欠航による損失を補償してもらえる場合があります。ただし、保険によってカバーされる内容は異なります。欠航による「航空券の払い戻し分」はカバー対象外でも、欠航によって追加でかかったホテル代や交通費が補償されるプランもあります。加入する前に補償内容をよく読んで、自分の旅行スタイルに合ったものを選びましょう。
②航空会社の運航情報をメール・アプリで受け取れるよう事前に設定する
予約完了後に、各航空会社の公式アプリをインストールして通知設定をオンにしておきましょう。近年では欠航や遅延が決まると、公式アプリやSMSで素早く通知が届くようになっています。早めに情報を受け取れると、振替便や他の交通手段の手配に使える時間が増えます。
③機内持ち込み可能なポータブルバッテリーを準備して待機中の充電切れに備える
欠航が確定したあとの空港は、振替手配のためにスマホを使う時間が増えます。スマホの充電をキープできるモバイルバッテリーや小型のポータブル電源を用意しておくと安心です。
なお、2026年4月24日から機内でのモバイルバッテリーへの充電、およびスマホなどへの給電が禁止されました。モバイルバッテリーやスマホは機内に持ち込む前に満充電にしておきましょう。
参考:JAL|モバイルバッテリーの機内持ち込み個数および充電に関するルール変更(2026年4月24日以降)
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5.台風シーズンの旅行には「Jackery ポータブル電源 100 Plus」を用意しよう!

台風シーズンの旅行に便利なバッテリーが、Jackery(ジャクリ)の「ポータブル電源 100 Plus」です。国内線・国際線ともに容量99.2Whで飛行機への持ち込みが可能。重さ965g、手のひらサイズで荷物も圧迫しません。スマホを約4〜5回繰り返し充電できます。充電時間もコンセントで1.8時間と短く、出発前にさっとフル充電にして持っていけます。
待機中にスマホで振替便を調べたり、知り合いと連絡を取ったりする間のスマホの充電を維持するには、大容量のバッテリーが必要です。もちろん、旅先でのスマホ充電にも役立ちます。台風シーズンの旅行に持っていくバッテリーとして1台用意しておきましょう。
6.台風の影響による飛行機の欠航に関するよくある質問
台風の影響による飛行機の欠航に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
①クレジットカードの旅行保険で欠航補償は受けられる?
「航空機遅延保険」が付帯されたクレジットカードであれば、欠航や長時間遅延によって発生したサービスの取消料や宿泊費・食事代が補償対象になるケースがあります。
ただし、補償の対象となる欠航の定義や補償の対象・補償額の上限はカードによって異なります。自分が持っているカードの保険内容を出発前に確認しておきましょう。
②欠航によるホテル延泊代や追加交通費は補償される?
航空会社は欠航による宿泊費や交通費の補償はしてくれません。各クレジットカード会社の航空機遅延保険を活用しましょう。
③台風で欠航になった場合に新幹線など代替交通への振替はできる?
原則として、欠航が起きても航空会社が新幹線やバスなどの代わりの交通手段を手配・負担することはありません。払い戻しを受けた上で、自分で他の移動手段を探すことになります。
ただし、JALからANA、ANAからJALには公式サイトから振り替えが可能です。同じ方向の便に空きがある場合は、他社便への振り替えが可能かも確認してみましょう。
まとめ
台風で飛行機が欠航になったとき、航空会社都合であればキャンセル料はかかりません。欠航前に自己判断でキャンセルすると通常の取消料が発生するため、まず航空会社の運航情報を確認してから動きましょう。
また、空港での待機中にスマホの充電が切れないよう、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーを1台用意しておくのもおすすめです。「Jackery ポータブル電源 100 Plus」は99.2Whで飛行機への持ち込みが可能で、重さ965g・手のひらサイズでコンパクト。台風シーズンの旅行のお供にピッタリです。Jackery公式サイトでチェックしてみてください。