1.夜釣り用ヘッドライトの選び方

明るさや電源方式だけでなく、機能の組み合わせで釣り場での使い勝手が大きく変わるのが夜釣り用ヘッドライトです。後悔しない1本を選ぶために、6つの選び方のポイントをひとつずつ確認しておきましょう。
①用途に合わせてヘッドライトかネックライトを選ぶ
夜釣りで使えるライトの装着スタイルは、頭に固定する「ヘッドライト」と首から下げる「ネックライト」の2種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
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種類 |
メリット |
デメリット |
向いている用途 |
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ヘッドライト |
頭の向きに連動して照らせる 両手が常に空く |
長時間装着で頭・首が疲れることがある |
移動 仕掛け準備 ランディングなど |
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ネックライト |
視線に関係なく手元を常時固定で照らせる 頭への負担がない |
照らす方向が固定のため移動中の足元には向かない |
エサ付け ライン結節 細かい手元作業 |
まず1本選ぶならヘッドライトがおすすめです。慣れてきたらネックライトをサブとして追加すれば、手元作業の快適さがさらに上がります。
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②明るさ(ルーメン)は300〜500ルーメンを目安に選ぶ
ヘッドライトの明るさを示す単位が「ルーメン(lm)」です。ルーメンは光源が発する光の量を数値化したもので、大きいほど遠くまで明るく照らせます。
夜釣りで使いやすい目安は300〜500ルーメン程度。常夜灯のある堤防なら100〜200ルーメンでも手元作業はこなせます。ただし、街灯のない磯や岸壁では移動中の足元が安全に関わるため、300ルーメン以上を基準に選ぶと安心です。
③点灯モード切替機能付きを選ぶ
白・赤・電球色(オレンジ系)の3色を切り替えられるモデルを選ぶと、釣りのあらゆるシーンに1本で対応できます。
● 白色:明るさがあり移動時の足元確認や遠くを照らすのに向いている
● 赤色:魚の警戒心を刺激しにくく、水面近くで仕掛けを確認するときやライトゲームで重宝する
● 電球色:目への刺激が少なく長時間の手元作業でも疲れにくい。細かい仕掛けを結ぶ時間が長い釣りで活躍する
とくに赤色LEDはメバルやアジのライトゲームで、釣果にも周囲への配慮にも効いてきます。最初の1本は3色点灯モード搭載モデルを選んでおくのがおすすめです。
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④長時間使用なら充電式を選ぶ|予備が必要なら電池式
充電式と電池式(乾電池)の2種類があり、釣りのスタイルによって向き不向きが分かれます。
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電源方式 |
向いている人 |
注意点 |
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充電式 |
ランニングコストを抑えたい 毎回乾電池を買うのが面倒 |
事前充電を忘れると釣り場で使えない |
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電池式 |
突然の電池切れを避けたい 充電し忘れが心配 |
長く使うほど乾電池代がかかる |
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ハイブリッド(両対応) |
充電式をメインにしつつ、予備の乾電池も確保したい |
やや重くなることがある |
コスト重視なら充電式、充電し忘れが心配なら電池式がおすすめ。両方に対応したハイブリッドモデルは「充電池が切れても乾電池で凌げる」安心感があります。遠征釣行や夜通しの長時間釣りなら、ハイブリッドモデルを選ぶとよいでしょう。
⑤快適性重視なら軽量モデルを選ぶ
日没から夜明けまで数時間以上ヘッドライトをつけ続けることも多い夜釣りでは、重量が首や肩の疲れにつながります。
一般的なヘッドライトの重さは50〜400g程度と幅があります。明るさが増すほどバッテリーが大きくなって重くなる傾向があるため、明るさと軽さのバランスが判断のポイントです。「必要な明るさギリギリ」にすれば、ムダに重いヘッドライトをつけずに済むでしょう。
なお、ヘッド本体と電池ボックスを分離したセパレートタイプは重心が前後に分散されます。頭が前に引っ張られる感覚が出にくく、長時間装着でも疲れにくいです。
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⑥防水性能・角度調整・後部認識灯などの機能を確認する
夜釣りは雨・霧・水しぶきなど水まわりの環境が多いため、防水性能は必ず確認しておく項目です。防水・防塵の等級は「IP○○」という表記で示され、後ろの数字が防水性能を表します。釣り場の環境に合わせて以下を目安に選んでください。
● IP4(防滴仕様):あらゆる方向からの水しぶきに対応。堤防や港など一般的な釣り場ならこれで十分
● IP5(防噴流):水の噴流にも対応。荒れた堤防や磯での使用に向いている
● IP6以上(耐水):どの方向からの強い水流にも耐える。船釣りなど過酷な環境で使いたい人向け
このほか確認しておくと便利な機能が「角度調整機能」と「後部認識灯(背後から視認できる灯り)」です。角度調整があれば照射方向を足元や手元に向けやすく、後部認識灯はウェーディング(水に入りながらの釣り)など安全確保が必要なシーンで役立ちます。
2.夜釣り用のおすすめヘッドライト6選
夜釣り専用設計のブランドからアウトドア汎用モデルまで、実際の釣りで使いやすい6本を揃えました。自分の釣りスタイルに近いものを選んでみてください。
①ZEXUS ZX-R730

引用:ZEXUS
電気ウキで100年以上の歴史を持つ冨士灯器の釣り用ヘッドライトブランド「ZEXUS(ゼクサス)」の充電式ヘッドライトです。フォーカスダイヤルを回すだけでスポット(遠くを絞って照らす)とワイド(手元を広く照らす)を無段階に切り替えられるため、移動中と作業中でわざわざ設定し直す手間がありません。白・電球色・赤の3色もしっかり搭載する、「釣り専用」の設計思想が活きた1台です。
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②GENTOS DPX-418H

引用:GENTOS
ジェントスのDELTA PEAKシリーズで、「センサーに手をかざすだけでON/OFFできるモーションセンサー」が最大の特徴です。ルアーを結んでいる途中で水面を確認したいときや、魚を取り込んだ直後で手が血や臭いで汚れているとき、スイッチを直接触らなくても点灯・消灯できます。さらに、付属の専用リチウムポリマー充電池(1800mAh)と単3アルカリ電池×3本のどちらでも使えるハイブリッド仕様。万が一の電池切れでもコンビニ調達で対処できるのも安心です。
③Gamakatsu ヘッドライト LEHL251WR

引用:がまかつ
釣り具メーカー・がまかつのヘッドライトで、充電池込みわずか約70gという軽さが特徴。一般的なヘッドライトの半分以下の重さで、長時間つけていても頭への負担をほとんど感じません。最大250ルーメンの明るさは、他のモデルと比べると控えめな数値です。ただしエギングやアジングのように繊細な仕掛けを頻繁に触る釣りでは、軽さによる疲れにくさの方が長丁場の快適さを上げてくれます。サブライトとしても入門の1本としても選びやすいモデルです。
④LEDLENSER MH8

引用:LEDLENSER
1993年にドイツで創業したポータブルライト専門ブランド「レッドレンザー」のアウトドアヘッドライトです。白・赤・緑・青の4色LEDを1台に搭載しています。
移動中の誤点灯を防ぐスイッチロック機能がついており、カバンに入れたままうっかり電池を使い切るミスを防げるのがポイント。また、専用充電池(1550mAh)と単3アルカリ電池×2本のハイブリッド仕様です。重量は約139gと扱いやすく、釣り以外に登山やキャンプでも使い回せます。
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⑤GENTOS GH-300RG

引用:GENTOS
GH-300RGはジェントスのGシリーズ最上位機種で、最大1500ルーメン・IP66の耐水性を備えたプロ向けの1台です。1500ルーメンあれば岩場の隙間や濡れた足元まではっきり確認でき、安全性が格段に上がります。4段階切り替えのEcoモード(60lm)では約96時間の連続点灯が可能なため、夜通しの長時間釣行でも電池残量を気にせずに使用可能。最長5年の保証も付くため、使い込む釣り人が長期間付き合えるよう作られたモデルです。
⑥Olight Perun 3

引用:Amazon
Olight Perun 3は最大3000ルーメン・IP68(水深2mまで防水)という、6本の中でも突き抜けたスペックを持つモデルです。あくまで3000ルーメンは最大値であり、実際の使用では30〜120ルーメンのような低輝度モードを使うことが大半です。最大輝度を確保しながら細かく絞れるモデルは、真っ暗な釣り場から手元の繊細な作業まで1本でカバーできるのが強みといえます。また、ライト部の取り外しが可能な設計で、ヘッドバンド・手持ち・クリップ・マグネット固定・ストラップ吊り下げの5通りで使える汎用性もポイントです。
3.その他の夜釣りに役立つおすすめライト|用途別に使い分けよう!

ヘッドライトはどんな場面にも使える万能な1本ですが、用途に特化したライトを組み合わせると夜釣りの快適さと釣果がさらに上がります。手元作業・足元の安全・魚を集める効果それぞれに向いたライトを紹介します。
①手元作業に便利な首掛けタイプ「ネックライト」
ネックライトは首にかけたまま手元を常時照らすライトです。以下のような細かい作業で重宝します。
● 仕掛けを結ぶ
● 小さなフックを扱う
● 細いラインを結節する
首にかけるぶん頭への負担がなく、ヘッドライトと組み合わせてサブとして首から下げておくスタイルが快適です。

たとえば「充電式ネックライト GEMINI」は釣り用に設計されたネックライトで、首にかけたまま仕掛け準備に集中できます。USB-C充電対応のバッテリー式で繰り返し使えるため、夜釣りのサブライトとして長く付き合える1本です。
②足元の安全確保に「ランタン」
ランタンは周囲360度に光が広がるため、荷物を置いたポイント周辺をまるごと明るくするのが得意です。ヘッドライトは向いている方向しか照らせませんが、ランタンを地面や荷物の横に1個置くだけで後ろや横の視界も確保できます。磯のように足場が複雑な場所や、釣れた魚をスカリに入れる作業など、常時明るいエリアを作りたいシーンで役立つでしょう。

たとえば「0.3W1LEDランタンサーチライト」はコンパクトな設計で釣り場への持ち込みがしやすく、足元や荷物置き場を照らす用途にピッタリ。電源投入後すぐに使えるシンプルな構造、そして「持つ・吊るす・置く」3対応の便利さで、夜釣りの常備品として重宝します。
③夜の集魚効果アップに「集魚ライト」
集魚ライト(集魚灯)は水中に沈めて光を当て、「プランクトンを集め→小魚が集まり→大型魚が集まる」食物連鎖を人工的に作り出すアイテムです。常夜灯のない場所でも自分だけの明るいポイントを作って、アジやメバルのナイトゲームで釣果アップが期待できます。

たとえば「水中ライト・集魚ライト SY66」は水中専用設計の集魚灯で、沈めるだけでプランクトンを引き寄せます。乾電池式のため電源も不要。光量は控えめですが、真っ暗な環境ならしっかりと集魚ライトとしての効果を発揮します。
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④海面を照らして魚を引き寄せる「投光器」
投光器は水面に向けて強い光を当て、ベイトフィッシュ(エサとなる魚)を引き寄せるライトです。集魚灯と同じ原理ですが、水中に沈めずに水面上から照らすため設置がシンプル。そして広い海面をカバーできます。ほとんどの投光器はコンセントが必要なため、堤防や岸壁ではポータブル電源との組み合わせが前提です。

引用:Yahoo!ショッピング|20W LED投光器 3000LM
たとえば「20W LED投光器 3000LM」は3000ルーメンの強い明るさで海面を広く照らせる投光器で、水面全体を明るくして小魚を集める用途に使えます。設置して電源を入れるだけで効果を発揮するシンプルな構造も、夜釣りの現場では扱いやすい理由のひとつです。IP66防水仕様で、どの環境での釣りでも安心し使えます。
4.投光器で爆釣!Jackeryポータブル電源で夜釣りの釣果を伸ばす

投光器や集魚灯はコンセントが必要ですが、堤防や岸壁にはコンセントがありません。この問題を解決するのが家庭用コンセントと同じ差し込み口(AC出力)を備えた大容量のバッテリー「ポータブル電源」です。夜釣りでの使い方は多岐にわたります。
● 投光器・集魚ライトを設置してベイトフィッシュを引き寄せる
● 充電式集魚灯や予備のヘッドライト充電にも使える
● 電気毛布・電気カイロで冬の長時間釣行を暖かく乗り切る
● 電気ケトルでお湯を沸かして温かい飲み物を確保する
● スマホをフル充電でキープしてタイドグラフや地図をいつでも確認できるようにする
Jackeryのポータブル電源は、釣り場への持ち込みも想定した圧倒的な軽さとコンパクトさが特徴。最短1時間~の高速充電にも対応しており、夜釣り前にさっと充電して持ち出せます。ポータブル電源を1台用意するだけで、堤防でも岸壁でも「光」と「防寒」を自分で確保して快適な夜釣りが可能です。Jackeryは7年連続で日本国内の売上高・販売台数1位を記録しているブランドで、多くのアングラーが信頼できる1台として使用しています。
今の釣り装備にJackeryのポータブル電源を加えて、夜釣りの釣果を底上げしましょう。
5.100均(ダイソー)で買える!「ケミカルライト37」で夜釣りの効率アップ

引用:ダイソー
ダイソーの「ケミカルライト37」は、スティックを折るだけで発光する使い捨ての光るスティックです。ケミカルライトとは、折ることで内部の2種類の薬液が混ざって発光する仕組みで、電池も充電も不要。37は長さ(約3.7cm)を表しています。
夜光(グロー)仕掛けやワームの蓄光に使ったり、堤防の自分の釣り位置を仲間に知らせるマーカーにしたりと、用途の幅が広いアイテムです。100円(税別)で手に入る手軽さから夜釣り初心者の定番アイテムとして定着しています。夜通しの釣行では複数本を準備しておくのがおすすめです。
まとめ
夜釣りのライトはまずヘッドライト1本から始めてみましょう。明るさは300〜500ルーメンで、白・赤・電球色の切り替えとIP4以上の防水性能があれば、堤防から磯まで多くの釣り場に対応します。
慣れてきたらネックライトやランタン・集魚灯・投光器を目的に応じてプラスしてみてください。釣り場のルールと周囲のアングラーへの配慮を守りながら使えば、光の使い方で釣果を大きく上げられるかもしれません。投光器や集魚灯を使いたくなったら、電源のない釣り場でもコンセントが使えるJackeryのポータブル電源を合わせて用意しましょう。
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