災害時のミルク作りにポータブル電源が役立つ!電気ケトルで何回沸かせる?

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停電と断水が重なったとき、ミルク用のお湯をどう確保するかは判断が難しくなる場面の一つです。オール電化の住宅ではガスコンロも使えず、カセットコンロでは換気やガス残量の心配が残ります。こうした場面で注目されているのが、ポータブル電源と電気ケトルを組み合わせる方法です。

この記事では、ケトルを何回沸かせるかの計算方法と、災害時に頼れるポータブル電源の選び方を紹介します。

目次
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1.停電時に赤ちゃんのミルク作りで電力が必要になる場面

停電時に赤ちゃんのミルク作りで電力が必要になる場面

停電時のミルク作りでは、ケトル・冷蔵庫・照明の3つを同時にまかなう電力が必要です。それぞれの消費電力を把握しておくと、容量選びの判断がしやすくなります。

①ガスやIHが止まっても電力があればお湯を沸かせる

ポータブル電源は、充電しておいた電気を家庭用コンセントと同じ形で使える持ち運び式の蓄電池です。電気ケトルの消費電力をまかなえる機種があれば、停電時でもお湯を沸かせます。

一般的な電気ケトルは消費電力が1,000〜1,400W程度と大きいため、容量だけでなく定格出力の確認が欠かせません。オール電化住宅では停電時にIHも使えなくなるため、ミルク用のお湯の確保手段を事前に整理しておきたいところです。

②電気ケトル1回分の電力量はどれくらい?

ポータブル電源の「1,000Wh」「1,500Wh」という数字は、ためておける電気の量のこと。この数字と電気ケトル1回分の消費量を比べれば、何回お湯を沸かせるかがわかります。

ミルク1回分(200ml)を沸かすのに使う電気は、計算上およそ23Whが目安です。算出条件:水200ml、水温20℃、水の比熱4.186J/g/℃、熱効率80%。実測値ではなく理論計算。

関連記事:ケトルが使えるポータブル電源おすすめ7選|選び方も紹介

2.ポータブル電源で電気ケトルを何回使えるか

ポータブル電源で電気ケトルを何回使えるか

ミルク作りに使う電力は1回約23Whという数字ががわかったところで、次に気になるのは「うちは何日もつの?」という点でしょう。季節や同時に使う家電で必要なポータブル電源容量は変わってきます。

①容量から稼働回数を計算する方法

ポータブル電源が電気ケトルを使える回数は「容量の8割÷ケトル1回分の電力量」で計算できます。

表示容量がまるまる使えるわけではなく、内部で電気の形を変換する際に2割ほどロスが出るため、この分を差し引いておくのがポイント。

②冬場や保温機能の多用で消費電力は増える

冬場は水温が低い分、1回あたりの電力量が増えます。保温機能を多用する場合も加算されるため、夏場の回数だけで容量を選ぶと冬に余裕が足りなくなるかもしれません。

③1日のミルク回数から必要容量を逆算する

新生児期のミルクは1日7〜8回が目安。前の章の計算で1回あたり約25Whなので、ミルクだけなら1日約200Wh、3日分で約600Whの電力量が必要になるでしょう。

ただし停電中は冷蔵庫やLEDライトも同時に動かすことが多く、その分を足すと1,500Wh以上のポータブル電源が現実的な線でしょう。冬場や長期停電まで見込むなら3,000Wh超も選択肢に入ってきます。 

用途

算出条件

Jackery1500 New

Jackery 3600 Plus

ミルク用湯沸かし・夏場

200ml、水温20℃、約25Wh/回

52回

121回

ミルク用湯沸かし・冬場

200ml、水温10℃以下、約30Wh/回

43回

101回

ベビーモニター

10Wで連続使用

130時間

304時間

 

3.停電時の備えとして知っておきたいこと

停電への備えでは、「切り替えの速さ」と「普段の充電管理」の2点が安心を左右します。

①ベビーモニター・搾乳の保存も同時に守れる

UPS機能は、停電の瞬間にバッテリー給電へ自動で切り替えてくれる機能です。ベビーモニターや冷蔵庫をつないでおけば、夜中の停電でも赤ちゃんの見守りや食品の冷蔵が途切れにくくなります。

Jackeryのポータブル電源にもこの機能が搭載されていて、切り替えは10〜20ms(0.01〜0.02秒)とほぼ気づかない速さです。

②普段から充電しておく習慣が運用の基本

防災用品として押し入れにしまうのではなく、普段から部屋に置いて使い慣れておくのがポータブル電源の上手な備え方です。

Jackeryポータブル電源はリビングにも馴染むデザインで、日常的にコンセントのない場所で家電を使ったり、電池の減り方を体感しておけば、停電時にも落ち着いて対応しやすくなります。

低自然放電技術により満充電で1年放置しても放電は約5%程度なので、毎日充電を気にする必要もありません。普段使いがそのまま災害への備えになる、いわばフェーズフリーな活用法です。

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4.ミルク作りにおすすめのポータブル電源2選

ミルク作りにおすすめのポータブル電源

停電時にミルク作りための電気ケトルと冷蔵庫・照明を同時に動かすなら、容量1,500Wh以上・定格出力2,000W以上が選定の目安です。ここでは条件を満たす2機種を取り上げます。 

製品名

容量

定格出力

AC最速充電

UPS

重量

Jackery ポータブル電源 1500 New

1,536Wh

2,000W

1.3時間

10ms

14.5kg

Jackery ポータブル電源 3600 Plus

3,584Wh

3,000W

3時間

10ms

35kg

 

①Jackery ポータブル電源 1500 New|1,536Wh / 2,000W

Jackeryポータブル電源1500Newは、約14.5kgと女性でも家の中を持ち運べる重さ。リビングに置いても馴染むサンドゴールドカラーも選べるので、インテリアの雰囲気を崩さず普段使いしやすいのもポイントです。

コンセントのない場所で掃除機をかけたり、ベランダで扇風機を回したりと日常的に使いながら操作に慣れておけます。

満充電で1年保管しても自然放電は約5%と少なく、動作音も約35dB未満で夜間に充電しても気になりにくい設計です。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 1500 New

容量

1536Wh

定格出力

2000W(瞬間最大4000W)

充電速度

ACコンセント充電:1.5時間(緊急充電モードなら1.3時間)

ソーラーパネル充電:4.5時間(400W入力時)

Drive Charger 600Wによる走行充電:4.5時間

出力ポート数

AC出力*3、

USB-A*1(最大18W)

USB-C*2(それぞれ最大100W)

DC出力*1:12V⎓10A

家電への稼働

時間目安(例)

エアコン(960W):約6時間

電気毛布(55W):約18時間

液晶テレビ(60w):約18時間

スマホ(29W):約79回

電気ケトル(850W):約1.5時間

かき氷機(700W max):約2時間

製氷機(500W):約2.5時間

小型冷蔵庫(90W):約12時間

充放電サイクル数

6000回

※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約330*221*242 mm(約14.5 kg)

参考価格

149,800円(セール時は10万円以下になる場合あり)

②Jackery ポータブル電源 3600 Plus|3,584Wh / 3,000W

Jackeryポータブル電源3600Plusは、普段リビングのエアコンや暖房の補助電源として使いながら、停電時にはそのまま赤ちゃんの部屋の室温維持に切り替えられます。

出力3,000Wで電気ケトルと空調の併用にも余力があり、長期停電でも部屋の温度を保ちやすいでしょう。

拡張バッテリーで最大21.5kWhまで増設でき、家族の成長や暮らしの変化に合わせて備えを厚くしていけます。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 3600 Plus

容量

3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)

充電速度

ACコンセント充電:3時間

ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)

シガーソケット充電:40時間

ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間

出力ポート数

AC出力*5、

USB-A*2(最大18W)

USB-C*2(それぞれ最大100W)

家電への稼働

時間目安(例)

電子レンジ(960~1160W):約2.6時間

冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間

電気ケトル(850w):3.6時間

炊飯器(330W):7.5時間

スマホ(29W):約130回

電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間

エアコン(900W):約3.3時間

充放電サイクル数

6,000回

※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約 375 * 317 * 229 mm(約35kg)

参考価格

359,800円(セール時は25万円以下になる場合あり)

関連記事:ポータブル電源でお湯を沸かす!何回使える?おすすめの方法も解説

5.よくある質問

Q. カセットコンロよりポータブル電源のほうがいいの?

カセットコンロは換気とガス残量の管理が前提となります。ポータブル電源であれば湯沸かし・冷蔵・照明を同時に支えられるため、昼夜問わず室内で扱える選択肢と言えるでしょう。

Q. 冬場の寒い時期は、お湯を沸かせる回数が減るの?

減ります。水温が低いほど必要な電力量が増え、夏場より約2割少ない回数で見積もるのが安全です。冬場は保温分も含めて、3日分に余裕のある容量を確保しておきたいポイント。

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