ポータブル電源でコンプレッサーを動かす条件とおすすめモデルを徹底解説

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ポータブル電源があれば、電源のない場所でもコンプレッサーを動かせます。ただし、コンプレッサーはとくに起動時の電力消費が大きく、ポータブル電源選びを間違えると電源が落ちるトラブルが起きやすいです。
この記事では、コンプレッサーをポータブル電源で動かすための条件と、確実に対応できるモデルの選び方を解説します。参考にして、コンプレッサーの電源問題を解決しましょう。

目次
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1.コンプレッサーをポータブル電源で動かすための条件と機種選び

コンプレッサーは「定格消費電力」よりも「起動電力」の問題がとにかく大きい機器です。他の家電と違い、起動時に定格消費電力の3〜5倍もの電力が瞬間的に発生します。この特性を理解した上でポータブル電源を選ばないと、「定格出力は足りているのに電源が落ちる」トラブルになりかねません。まずは、5つの条件を順に確認していきましょう。

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①まず定格出力がコンプレッサーの定格消費電力を上回るか確認する

最初に確認するのは、ポータブル電源の「定格出力」とコンプレッサーの「定格消費電力」の関係です。コンプレッサーの定格消費電力はメーカーの仕様書か本体のラベルに記載されています。よく使われるコンプレッサーの定格消費電力の目安は以下のとおりです。

用途 定格消費電力の目安
エアダスター・タイヤ空気入れ用(小型) 100〜300W
DIY・内装工事向け(中型) 300〜750W
 塗装・建築向け(中〜大型) 750〜1,500W
自動車整備・工業向け(大型) 1,500〜3,000W

ポータブル電源の定格出力がコンプレッサーの定格消費電力を下回っている場合、そもそも起動すらできません。まずは定格出力の条件をクリアしているのが前提です。

②起動時に定格の3〜5倍の瞬間電力が発生するため瞬間最大出力も合わせて確認する

コンプレッサーのモーターは起動した瞬間に、定常動作時より大幅に大きな電力を消費します。この起動電力は定格消費電力の3〜5倍に達することがあります。これがコンプレッサーがポータブル電源で動かしにくい最大の理由です。起動電力の計算例を紹介します。

  • 定格消費電力500Wのコンプレッサーの起動電力:1,500〜2,500W
  • 定格消費電力1,000Wのコンプレッサーの起動電力:3,000〜5,000W
  • 定格消費電力1,500Wのコンプレッサーの起動電力:4,500〜7,500W

ポータブル電源の「瞬間最大出力」がこの起動電力を上回っていない場合、コンプレッサーの電源を入れた瞬間に保護機能が働いて出力が止まります。しかし、起動電力はコンプレッサーのスペックにも記載がないことがほとんどです。そのため「ポータブル電源の瞬間最大出力>コンプレッサーの消費電力の5倍」を目安に選ぶことをおすすめします。

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③想定する連続稼働時間から必要な容量(Wh)を計算して選ぶ

コンプレッサーはモーターが止まっているアイドル状態と、タンクに空気を充填しているポンプ稼働状態を交互に繰り返します。起動時を除く実際の消費電力は、定格消費電力の50〜70%程度のことが多いです。

コンプレッサーの稼働可能時間を計算するときは、以下の式を使います。

  • 稼働時間(h)=容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)

たとえば定格消費電力750Wのコンプレッサーでの平均消費電力を、約70%にあたる500Wと見積もった場合、3,000Whのポータブル電源での稼働時間は3,000×0.8÷500=4.8時間となります。

逆に「稼働させたい時間から、必要な容量を調べたい」場合は「稼働時間×消費電力÷0.8」の計算式を使って逆算してください。

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④200Vコンプレッサーを使う場合は200V出力に対応したモデルかどうか確認する

中型以上の工業用コンプレッサーには200V電源が必要なモデルがあります。100Vのポータブル電源に200Vのコンプレッサーをつないでも動きません。

使いたいコンプレッサーが100Vか200Vかをまず確認してから、対応するポータブル電源を選んでください。当社Jackeryでは「5000Plus」と、「3600Plus(2台連結稼働時のみ)」の2モデルが200Vに対応しています。

⑤過負荷保護・過熱保護など安全機能が搭載されているモデルを選ぶ

コンプレッサーのような高負荷機器は、ポータブル電源に対しても大きなストレスをかけます。以下のような機器を守る保護機能が充実しているモデルを選ぶことが、ポータブル電源とコンプレッサーの両方を長く使うための条件です。

  • 過負荷保護:定格出力を超えた電力が要求されたときに自動で出力を制限する
  • 過熱保護:本体の温度が上昇しすぎたときに自動で出力を抑える
  • 短絡保護:配線が短絡した際に回路を遮断して発火を防ぐ

Jackeryでは62の保護機能を搭載するBMS(バッテリーマネジメントシステム)により、バッテリーに高負荷がかかっても発熱・発火を防ぎます。コンプレッサーのような高負荷の機器も安心してお使いいただくことが可能です。

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2.コンプレッサーの大きな起動電力にも対応できる「Jackeryポータブル電源」

コンプレッサーに対応できるポータブル電源に求められるのは、定格出力の大きさだけではありません。大きな起動電力スパイクに耐えられる瞬間最大出力と、長時間稼働を支える大容量が揃っているかが実用レベルかのポイントです。

日本国内のポータブル電源市場で7年連続年間売上No.1を獲得している「Jackery」のポータブル電源は、全モデルが「定格出力の2倍の瞬間最大出力」の設定です。コンプレッサーの大きな起動電力にもしっかり耐えられるラインナップが多くあります。62の保護機能を搭載する「バッテリーマネジメントシステム」により、高負荷をかけ続けても安全です。

今回はとくにコンプレッサーで使うのに向いた上位モデル3機種を紹介します。使い方や予算に合った1台を見つけましょう。

①【100V/200V(2台連結時)・定格3000W・瞬間最大6000W】Jackery ポータブル電源 3600 Plus

Jackery ポータブル電源 3600 Plus生活家電

Jackery ポータブル電源 3600 Plusは、「今は100Vコンプレッサーで十分だが、将来的に200Vを使うかもしれない」という方向けのモデルです。

3,584Wh・定格出力3,000W・瞬間最大出力6,000Wスペックで、定格消費電力1,000Wクラスの100Vコンプレッサーの起動電力に対応します。さらに別売の「Jackery充電コネクター」で2台を並列接続すると、定格4,000W・旬下院最大出力8,000Wの200V出力対応。「最初は1台から、必要になったら2台に」と段階的に拡張できるので、初期投資を抑えつつ将来発生し得るニーズにも対応します。

35㎏の重量級ポータブル電源ですが、本体一体型のキャスターと伸縮ハンドルで転がして移動でき、現場間の搬送もスムーズです。充放電サイクルは6,000回と十年以上の長寿命、さらに5年保証付きで安心してお使いいただけます。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 3600 Plus

容量

3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)

充電速度

ACコンセント充電:3時間

ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)

シガーソケット充電:40時間

ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間

出力ポート数

AC出力×5、

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W)

家電への稼働
時間目安(例)

電動ドリル(400W-800W):約5.8時間

草刈機(1100-2200W):約3.6時間

高圧洗浄ガン(1400W):約2.5時間

電子レンジ(960~1160W):約2.6時間

冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間

電気ケトル(850w):3.6時間

炊飯器(330W):7.5時間

スマホ(29W):約130回

電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間

エアコン(900W):約3.3時間

充放電サイクル数

6,000回
※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約 375 × 317 × 229 mm(約35kg)

②【100V・定格3000W・瞬間最大6000W】Jackery ポータブル電源 3000 New

Jackery ポータブル電源 3000 New セット UPS機能搭載 停電時20ms以内自動切替

Jackery ポータブル電源 3000 Newは、100Vコンプレッサーをメインに「一人で持ち込んで、その場でサッと使いたい」方向けのモデルです。

定格出力3,000W・瞬間最大出力6,000Wというスペックは3600 Plusと同じですが、3000 Newの最大の特徴は約27kgという3,000Whクラスの中での軽さです。35kgある3600Plusは「男性一人でも持ち運びはかなりしんどい」レベルですが、27㎏の3000Newなら一人でも持ち運べます。電源のない屋外・車のラゲッジからの出し入れ・狭い場所での移動など、毎回一人で動かす必要がある用途では、この重量差が作業効率を上げてくれるでしょう。

3,072Whの容量で、定格500Wのコンプレッサーなら平均消費電力を350Wと見積もると約7時間稼働できます。軽い用途なら十分なスペックです。100V専用モデルのため200Vコンプレッサーには対応しませんが、100Vのメイン電源としてコスパが高いモデルです。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 3000 New

容量

3,072Wh

定格出力

3,000W (瞬間最大6,000W)

充電速度

ACコンセント充電:2.5時間

ソーラーパネル充電:5.5時間(800W入力時)

シガーソケット充電:35時間40分

Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間

出力ポート数

AC出力×4(最大20A)、AC出力×1(最大30A)

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)

DC出力×1:12V⎓10A

家電への稼働
時間目安(例)

ブロワー(400W-700W):約3.5時間

電気ドリル(150W-300W):約9時間

ウッドチッパー(800W-1800W):約3時間

電子レンジ(1160W):約2時間

ルームエアコン(900W):約2時間

電気毛布(55W):約30時間

スマホ(29W):約108回

ノートパソコン(80W):約31回

オーブンレンジ(800W/1600W):約3時間/1.7時間

ミキサー(300W max):約6時間

炊飯器(820W):約3時間

電気圧力鍋(1080W):約2時間

電気バーベキューグリル(1600-1700):1.5h

マルチクッカー(1400W):約1.8時間

充放電サイクル数

約4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約416×325×305 mm (約27 kg)

③【100V/200V・定格6000W・瞬間最大12000W】Jackery ポータブル電源 5000 Plus

Jackery ポータブル電源 5000 Plus 5040Wh超大容量・6000W高出力 製品全体イメージ

Jackery ポータブル電源 5000 Plusは、大型200Vコンプレッサーを単体で動かしたい方や複数のコンプレッサーや電動工具を同時稼働させたい方、長時間の連続作業に備えたいという方向けのモデルです。

単体でも100V/200Vに両対応し、さらに定格出力6,000W・瞬間最大出力12,000Wは3モデルの中で最強。定格消費電力2,000Wクラスの大型コンプレッサーの起動電力が最大10,000Wに達するとしても、瞬間最大12,000Wの出力でしっかりと耐えられます。複数の作業者が同時にコンプレッサーと電動工具を動かす大規模現場でも、電源が落ちる心配なく作業を続けられるでしょう。

また、単体でも5,040Whの大容量に加えて、専用の拡張バッテリーを最大5台追加すれば容量を最大30,240Whまで増やせるため、丸1日を超える長時間作業にも対応します。約60kgの重量は、持ち出す場合は車での移動が前提になりますが、本体に搭載されたキャスターとハンドルでトランクから作業場所まで一人で移動できます。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 5000 Plus

容量

5,040Wh(最大30,240Whまで拡張可能)

定格出力

6,000W (瞬間最大12,000W)

充電速度

ACコンセント充電:4.1時間

ハイブリッド充電:1.4時間

出力ポート数

AC出力×4(最大20A)

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(最大100W)

DC出力×1:12V⎓10A

家電への稼働
時間目安(例)

電子レンジ(960~1160W):約3.4時間

冷蔵庫(55W):75時間

電気毛布(55W):約50時間

電気ケトル(850w):5時間

炊飯器(330W):10時間

充放電サイクル数

4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

420×390×635mm(60kg)

まとめ

コンプレッサーをポータブル電源で動かすには以下5つの条件を満たす必要があります。

  • ポータブル電源の定格出力>コンプレッサーの消費電力である
  • ポータブル電源の瞬間最大出力>コンプレッサーの起動電力(消費電力の2~5倍)である
  • 「想定稼働時間×コンプレッサーの消費電力÷0.8」で計算した容量がある
  • 200Vコンプレッサーの場合、ポータブル電源に200V出力がある
  • 過負荷保護・過熱保護など安全機能が搭載されている

今回紹介したJackeryの3モデルは、いずれも瞬間最大出力6,000W以上を確保しています。「バッテリーマネジメントシステム」で発熱や発火を抑えた、コンプレッサーの大きな負荷にも耐えられる設計ですので、安心してお使いください

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