1.ポータブル電源でキャンプ用冷蔵庫を動かせる時間を計算しよう!

冷蔵庫は他の家電と違い、電源を入れている間ずっと電力を消費し続けます。スマホ充電や電気ケトルは「使うときだけ」ですが、冷蔵庫は「キャンプ中ずっと」です。まずは、キャンプで使う冷蔵庫の消費電力を確認して、必要なポータブル電源の容量を計算する手順を覚えましょう。
①まずは冷蔵庫の「消費電力(W)」をチェックしよう
冷蔵庫の消費電力は製品によって異なりますが、容量のサイズ別に大まかな目安があります。
|
冷蔵庫の容量 |
主な用途 |
消費電力の目安 |
|
12L以下 |
ソロ/ドリンクメイン |
30〜45W |
|
15〜25L |
デュオ/2〜3泊対応 |
40〜60W |
|
30〜40L |
ファミリー/2〜4人用 |
50〜80W |
|
45L以上 |
大型ファミリー/長期 |
70〜120W |
上記はあくまで目安なので、正確な消費電力は取扱説明書や製品のラベルで確認してください。自分の冷蔵庫の消費電力がわかったら、次のステップで稼働時間を計算してみましょう。
②「ポータブル電源の容量(Wh)×0.8÷冷蔵庫の消費電力(W)」が稼働時間の目安
ポータブル電源は容量を100%使い切れるわけではなく、変換ロスが生じます。一般的な変換効率は「0.8」が目安です。計算式はこうなります。
● 冷蔵庫の稼働時間の目安(時間)=ポータブル電源の容量(Wh)×0.8÷冷蔵庫の消費電力(W)
たとえば1,000Whのポータブル電源で消費電力50Wの冷蔵庫を動かす場合を見てみましょう。
● 1000Wh×0.8÷50W=16時間
ここから「何泊するか」と「1日あたり何時間冷蔵庫を動かすか」を逆算すると、必要な容量が見えてきます。
※キャンプにおすすめのポータブル電源:
2.キャンプで冷蔵庫を使うポータブル電源の選び方

計算で必要な容量の目安がわかったら、次はモデルを絞り込んでいきましょう。冷蔵庫との組み合わせでとくに確認しておきたいポイントが3つあります。詳しく見ていきましょう。
①キャンプ日数から必要な容量を選ぶ|日帰り・1泊・連泊の目安
日帰りキャンプと連泊キャンプでは必要なポータブル電源の容量がまったく変わります。また、冷蔵庫以外の家電も一緒に使うことを想定して、余裕を持った容量を選ぶのが基本です。 キャンプ日数別の容量目安は以下のとおりです。
※冷蔵庫の消費電力は60Wとして計算しています。
● 日帰り〜1泊で冷蔵庫を12時間前後動かす場合:冷蔵庫で約900Wh。照明・スマホ充電も含めると1,000Wh前後が目安
● 1泊2日で冷蔵庫を24時間前後動かす場合:冷蔵庫で約1,800Wh。他の家電も含めると2,000Wh以上が安心
● 2泊3日以上で冷蔵庫を48〜72時間前後動かす場合:冷蔵庫だけで3,600Wh以上。ソーラー充電や走行充電との組み合わせがおすすめ
2泊3日以上を1台で乗り切ろうとすると容量が大きくなりすぎるため、ソーラーパネルや走行充電器との組み合わせがおすすめです。日中に充電しながら使うと考えれば、無理のない容量のモデルを選べます。
②冷蔵庫の起動電力をカバーできる定格出力を選ぶ|少し余裕を持たせるのが基本
冷蔵庫は運転中の消費電力こそ小さいものの、コンプレッサーが起動する瞬間には通常時の2〜3倍程度の電力が必要になる場合があります。
例えば消費電力60Wの冷蔵庫であれば、起動時に120〜180W程度の電力が発生することがあります。
そのため、キャンプで冷蔵庫を安定して動かすには、「消費電力<ポータブル電源の定格出力」、さらに「起動電力<ポータブル電源の最大瞬間出力」を満たしていることが重要です。
③パススルー充電に対応する機種を選ぶ|ソーラー・走行充電中も冷蔵庫をキープ!
「パススルー充電」とは、ポータブル電源を充電しながら同時に家電へ給電できる機能です。この機能があると、充電中も冷蔵庫への給電が途切れません。パススルー充電が便利なシーンを見てみましょう。
● 昼間にソーラーパネルで充電しながら冷蔵庫を動かし続けられる
● キャンプ場への移動中に走行充電しながら冷蔵庫を稼働させておける
● 電源サイトのあるキャンプ場では、コンセントからポータブル電源を充電しながら冷蔵庫も動かせる
冷蔵庫は電源を切ると庫内温度が上がり始めます。充電のためにいちいち電源を切らずに済むパススルー充電は、食材管理の観点で便利な機能です。
関連記事:キャンプ用ポータブル電源の容量:人数・スタイル別の容量目安とおすすめ製品
3.キャンプの冷蔵庫におすすめのポータブル電源
冷蔵庫を動かすなら、日本国内のポータブル電源市場で7年間連続で売上・販売台数No.1を獲得しているブランド「Jackery(ジャクリ)」をおすすめします。最新のリン酸鉄リチウムイオン電池を内蔵し、毎日使っても10年以上の長寿命でコスパは抜群。パススルー充電にも対応しているので、充電中も冷蔵庫がストップしません。
今回はキャンプ×冷蔵庫の用途におすすめのポータブル電源をピックアップしました。必要な容量に応じて選んでみてください。
①Jackery ポータブル電源 1000 New
Jackeryポータブル電源 1000New は、ソロ〜デュオの1泊キャンプで、15〜25L前後の小さめ冷蔵庫を一晩動かしたい方向けのモデルです。
容量は1,070Whで、消費電力60Wの車載冷蔵庫なら約15時間連続で冷凍運転が可能です。夏のキャンプや車中泊でも、食材や飲み物を長時間しっかり保冷・冷凍できます。
定格出力は1,500Wで、、冷蔵庫はもちろん、電気ケトルやホットプレート、電子レンジなどの高出力家電も同時に使用可能。キャンプ場でも自宅に近い快適な電化環境を実現できます。
重さは約10.8kgと1,000Whクラスで業界トップクラスの軽さで、車のトランクへの積み下ろしやテントへの移動もラクラク。
ACコンセントからの充電は約1.7時間でフル充電になるため、出発前の充電忘れにも対応しやすく、週末キャンプや急なアウトドア予定にも安心して備えられます。
|
製品スペック詳細 |
|
|
容量 |
1,070Wh |
|
定格出力 |
1,500W (瞬間最大3,000W) |
|
充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間(緊急充電モードなら1時間) ソーラーパネル充電:3時間(400W入力時) シガーソケット充電:12時間 |
|
出力ポート数 |
AC出力×3、 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
|
家電への稼働 時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約48分間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍1.7h/保温38H 電気毛布(55W):約12時間 スマホ(29W):約45回 |
|
充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
|
サイズ&重量 |
約327 x 224 x 247 mm (約10.8 kg) |
②Jackery ポータブル電源 1500 New
Jackeryポータブル電源 1500 Newは、ファミリーやグループの1〜2泊キャンプで、25〜40Lの中型冷蔵庫を使いたい方向けのモデルです。
容量は1,536Whと「1000New」より500Whほど余裕があり、消費電力60Wの車載冷蔵庫なら約20時間の冷凍運転が可能です。保冷モードで使用する場合は、最大約57時間稼働できます。連泊キャンプはもちろん、停電対策や防災用途にも適しています。
定格出力は2,000Wとパワフルで、冷蔵庫を動かしながら電気ケトルやホットプレート、電子レンジなどの高出力家電も使用可能。複数人でのキャンプでも快適な電力環境を確保できます。
1500Whクラスで業界最小・最軽量級の14.5kgで、容量が大きくても片手で持ち運べるのがメリット。女性の友達とのキャンプにも軽々と持っていけます。
さらに、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、約6,000回の充放電サイクルに対応。毎日使用しても長期間にわたって性能を維持できるため、アウトドアだけでなく防災備蓄や日常の節電用途まで幅広く活躍します。
|
製品スペック詳細 |
|
|
容量 |
1536Wh |
|
定格出力 |
2000W(瞬間最大4000W) |
|
充電速度 |
ACコンセント充電:1.5時間(緊急充電モードなら1.3時間) ソーラーパネル充電:4.5時間(400W入力時) ドライブチャージャー:4.5時間 |
|
出力ポート数 |
AC出力×3、 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W) DC出力×1:12V⎓10A |
|
家電への稼働 時間目安(例) |
エアコン(960W):約6時間 電気毛布(55W):約18時間 スマホ(29W):約79回 電気ケトル(850W):約1.5時間 かき氷機(700W max):約2時間 製氷機(500W):約2.5時間 車載冷蔵庫(60W):冷凍22時間/保温57時間 |
|
充放電サイクル数 |
6000回 ※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
|
サイズ&重量 |
約330×221×242 mm(約14.5 kg) |
③Jackery ポータブル電源 2000 New
Jackeryポータブル電源2000Newは、キャンプで大型の車載冷蔵庫を長時間使いたい方や、調理家電から暑さ対策家電まで電力を気にせず使いたい方におすすめのモデルです。
容量が2,042Whと大きく、消費電力60Wの冷蔵庫を0度保温なら約72時間も稼働できます。食材や飲み物を新鮮な状態で保ちながら、扇風機やLEDランタン、スマートフォンの充電なども同時に行えるため、2泊以上のキャンプでも余裕を持って使用できます。
定格出力は2,200Wで、冷蔵庫・電気ケトル・ポータブルクーラーを同時につないでも余裕をもって使えます。夏のキャンプで「冷蔵庫を動かしながらクーラーでテントを涼しくしたい」というニーズにもしっかり対応。
重さも約17.9kgと、2,000Whクラスの大容量帯ながら20kgを切っており、車への積み込みやサイト内での移動もスムーズにできます。
|
製品スペック詳細 |
|
|
容量 |
2,042Wh |
|
定格出力 |
2,200W (瞬間最大4,400W) |
|
充電速度 |
ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間) ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時) シガーソケット充電:24時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間 |
|
出力ポート数 |
AC出力×3、 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
|
家電への稼働 時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約1.5時間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2h/保温72H 電気毛布(55W):約25時間 スマホ(29W):約80回 電気バーベキューコンロ(1700W):1時間 エアコン(900W):約2時間 |
|
充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
|
サイズ&重量 |
2,000Whクラスで業界最軽量・最小: 約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg) |
まとめ
キャンプで冷蔵庫をポータブル電源で動かすなら「稼働時間の計算」が必須。計算式は「ポータブル電源の容量×0.8÷冷蔵庫の消費電力」です。ここから必要な容量を逆算しましょう。また、充電しながら使える「パススルー充電」対応モデルが便利です。
Jackeryでは、さまざまな容量のニーズに応える豊富なラインナップを用意しています。パススルー充電にも対応し、冷蔵庫を動かすのにぴったりです。



コメント