ポータブル電源の火災リスクを下げるには?選び方・使い方・保管方法を解説

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ポータブル電源の普及に伴い、発火・火災に関するトラブルの報告も増えています。「どう選べば安全か」「使い方を誤ると本当に火災になるのか」という疑問は、購入前後を問わず多くの方が感じている不安です。 

この記事で解説するポータブル電源の製品選びと日常的な使い方・保管方法によって、火災リスクは大きく下げられます。購入を検討している方も、すでに使用中の方も、一度確認しておきましょう。

目次
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1.ポータブル電源の火災リスクの低い製品の選び方

ポータブル電源の火災リスクの低い製品の選び方

ポータブル電源の安全性は、バッテリー素材・保護機能・認証取得の有無によって大きく変わります。火災リスクを下げるために、購入前に以下の5つのポイントを確認しておきましょう。

①安全認証を取得している

ポータブル電源本体は電気用品安全法(PSE法)の規制対象外のため、PSEマークの有無で安全性を判断できません。以下のような第三者機関が発行する認証の取得状況を確認するのが、安全性を見極める方法のひとつです。 

 UL 94V-0:ケース部分の難燃性を証明する規格。火がついても自己消火できることを示し、格安品は未取得のケースも多い

 防災製品等推奨品マーク:一般社団法人防災安全協会が推奨する製品に付与される認証

 CE認証:欧州連合の安全基準への適合を示す認証

 EU RoHS 2.0:製品の有害物質使用を制限した欧州規制への準拠を示す 

認証の有無はメーカーの製品ページやパッケージに記載されています。記載のない場合はメーカーへの確認がおすすめです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、UL 94V-0・防災製品等推奨品マーク・EU RoHS 2.0をはじめとする複数の認証を取得しており、安全性が第三者機関によって確認されています。

関連記事:Jackeryポータブル電源の安全性について

②リン酸鉄リチウムイオン電池を採用している

ポータブル電源に使われるバッテリーには、大きく「三元系リチウムイオン電池」と「リン酸鉄リチウムイオン電池」の2種類があります。 

比較項目

リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)

三元系リチウムイオン電池(NMC)

熱分解温度

600〜700℃

200〜220℃

熱暴走リスク

低い

高い

サイクル寿命(充放電回数)

3,000回以上

500〜1,000回程度

エネルギー密度

やや低い

高い

熱分解温度が高く酸素を放出しにくいリン酸鉄リチウムイオン電池は、万が一の異常時にも熱暴走に至るまでの余裕が三元系より大きいです。発熱・発火のリスクが抑えられていますので、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源がおすすめです。

製品ページの「バッテリータイプ」欄で「LFP」または「LiFePO4」と記載されていれば、リン酸鉄リチウムイオン電池に該当します。Jackeryのポータブル電源は全機種にリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、三元系と比べて発火リスクを抑えた設計です。

③BMS(バッテリーマネジメントシステム)が搭載されている

BMS(バッテリーマネジメントシステム)とは、ポータブル電源のバッテリー電圧・電流・温度をリアルタイムで監視し、異常を検知すると自動で保護動作に入る制御システムです。主な保護機能は以下のとおり。 

 過充電保護:設定電圧を超えた充電を自動で遮断し、バッテリーへのダメージを防ぐ

 過放電保護:残量が限界値を下回る前に給電を自動停止し、劣化を抑える

 過電流保護:許容範囲を超えた電流が流れた場合、瞬時に回路を遮断する

 過熱保護:温度が上昇しすぎると充放電を自動停止し、発火リスクを低減する

 短絡保護:ショートが発生した瞬間に電流を遮断し、異常発熱を防ぐ 

保護機能が正常に機能していれば、多くのトラブルは自動で解決されます。 

格安品の中にはBMSを搭載していない、または保護機能が限定的な機種も少なくありません。購入前に「BMS搭載」「多重保護」などの記載を確認してください。JackeryのポータブルはBMSを全機種に搭載し、電圧・電流・温度のトラブルを常時監視します。

関連記事:ポータブル電源の安全性の要!BMS(バッテリーマネジメントシステム)とは|機能と役割を解説

④複数の安全試験を実施して性能をテストしている

安全認証の取得に加えて、ポータブル電源製品の出荷前にどれだけの安全試験を実施しているかも、信頼性を見極める基準のひとつです。たとえばJackeryのポータブル電源は、出荷前に累計533種の安全試験を実施しています。主な試験内容は以下のとおりです。 

 砂塵試験・耐摩耗テスト

 ボタン寿命試験

 コネクターの抜き差し試験

 熱性能試験・落下試験・衝撃テスト・振動テスト

 バッテリー充放電テスト・精密部品テスト・シミュレーション試験 

ソーラーパネルも累計87種の試験を実施しており、3,600回の折りたたみ耐久テスト・防水テスト・浸水テストなどをクリアしています。

⑤アフターサービスが充実したメーカーを選ぶ

長く使うポータブル電源は、購入後のサポート体制もチェックポイントです。確認すべきポイントを以下にまとめました。 

 保証期間が最低2年以上あるか

 国内に専用のサポート窓口(電話・メール・チャット)があるか

 日本語で問い合わせ対応が受けられるか

 修理・交換の対応範囲と手続きがはっきりしているか 

Jackery(ジャクリ)は保証期間を最大5年(登録条件による)に設定しており、国内に専用の日本語サポート窓口を設けています。過去に大規模なリコールや火災事故の報告がない点も、安心のポイントです。

関連記事:【失敗しない】ポータブル電源メーカーの選び方!買ってはいけないメーカーの特徴とおすすめ

※安全性の高いポータブル電源おすすめ:

2.ポータブル電源の発火を防ぐ使い方・保管方法

ポータブル電源の発火を防ぐ使い方・保管方法

ポータブル電源が安全に設計されていても、使い方しだいでは発火事故のリスクがあります。ポータブル電源の発火事故を防ぐ安全な使い方と保管方法をチェックして実践しましょう。

①純正・対応充電器を使い過充電・過放電を避ける

ポータブル電源には、必ず付属または指定の充電器を使用してください。非純正の充電器は電圧・電流の制御が適切に機能しないことがあります。充電器の誤使用は、非常に多いリチウムイオン電池製品の火災原因です。 

また、充電が終わったら、なるべく早くコンセントから外しましょう。フル充電のまま長時間つなぎっぱなしにする「過充電」や、残量ゼロで長期放置する「過放電」はどちらもバッテリーを傷めます。残量が20〜30%を下回る前に充電を始め、100%になったら外すサイクルを習慣にしましょう。

②高温多湿の場所・直射日光下での使用・保管を避ける

夏の車内は60℃以上の超高温になる日が多いです。ポータブル電源をトランクに放置したまま夏を越すと、バッテリーを急速に劣化させるだけでなく、発火リスクも高めます。使用後は必ず車内から取り出し、室内に保管してください。 

保管場所は直射日光が当たらず、風通しの良い0〜35℃の室内を基本にしましょう。充電中も、布団・収納ボックス・密閉されたケースのような熱がこもる場所には置かないでください。

③落下や強い衝撃を与えない

外部からの強い衝撃はポータブル電源の電池セルを内側から傷つけ、内部短絡(ショート)の原因になります。車のトランクに積む際は転倒しないようしっかり固定し、走行中に動き回らない状態にしておきましょう。 

もし、落としてしまったあとに異臭・異音・発熱・変形がみられた場合は、そのまま使い続けないでください。外観に目立った変化がなくても、落下後はしばらく本体から目を離さず使うことをおすすめします。

④充電しながらの使用を避ける

充電中に機器へ同時給電すると、バッテリーへの熱負荷が通常の使用より大きくなります。長時間続けるとバッテリーの劣化が早まり、異常の原因になりやすいです。緊急時を除き、充電と使用は同時に行わないようにしましょう。 

ただしJackeryポータブル電源は、充電しながら給電できる「パススルー機能」を備えています。つなぎっぱなしは基本的に問題ありません。

⑤異常を感じたらすぐに使用を中止して安全な場所に移動する

以下のような異常が見られたら、直ちに使用を中止してください。 

 充電中・使用中に異音や異臭がする

 本体が異常に熱い

 本体が膨らんでいる・変形している

 充電できない・電源が入らないなど通常と異なる動作がある 

異常に気づいたら、本体を周りの可燃物から遠ざけ、安全な場所に移動させてください。

⑥不要になったポータブル電源は適切に廃棄する

ポータブル電源を燃えるゴミ・燃えないゴミに捨てるのは厳禁です。内蔵されているリチウムイオン電池が収集車内で圧迫されると発火し、大きな火災につながる可能性があります。廃棄の際は以下の方法を活用してください。 

 自治体の回収:各自治体のルールに従い指定の回収場所へ持ち込む

 メーカーの回収サービス:回収対応メーカーの場合は窓口へ問い合わせる 

Jackeryポータブル電源の無料回収サービス

多くの人が勘違いしていますが、ポータブル電源はモバイルバッテリーのように家電量販店やホームセンターの回収ボックスでは廃棄できません。回収ボックスの運営母体である一般社団法人JBRCのホームページに、ポータブル電源は「回収対象外電池」として明記されています。自治体の指示に従って廃棄、もしくはメーカーの回収サービスを利用してください。 

参考:JBRC「排出方法(回収対象、対象外説明)」 

廃棄前は残量をできるだけゼロに近づけてから持ち込みましょう。端子部分をビニールテープなどで保護しておくと、輸送中のショートを防げます。

関連記事:ポータブル電源は回収してもらえる?不要になったポータブル電源の廃棄・処分方法

3.安全設計!火災リスクを抑えたJackeryのポータブル電源

安全設計!火災リスクを抑えたJackeryのポータブル電源

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、下記のように業界トップクラスの高い安全性を実現しております。

最大6000回の充放電サイクル数を実現できたリン酸鉄リチウムイオン電池採用:熱暴走リスクを抑えた素材で三元系より発火リスクが低い

 BMS搭載:過充電・過放電・過熱・過電流・短絡を常時監視し自動で保護

 累計533種の安全試験をクリア:落下・振動・衝撃・熱性能・充放電など実使用を想定した試験を経て出荷

 UL 94V-0認証・防災製品等推奨品マーク取得:筐体の難燃性と防災製品としての品質を第三者機関が認定

 独自のChargeShield技術:充電中の電流制御でバッテリーへの負担も最小化

 国内5年保証・専用サポート窓口完備:国内窓口で日本語対応購入後のトラブルにも迅速に対処 

安全性だけでなく、アウトドアや防災から日常の節電利用まで対応する幅広い製品ラインナップ、そして2012年の創業以来培ってきた技術力があります。

Jackeryポータブル電源は、日本国内のポータブル電源市場で7年間連続販売実績NO.1と、多くの方に選ばれている製品です。「ポータブル電源を安心して長く使いたい」と考えているなら、一度Jackeryの製品ラインナップを確認してみてください。




4.ポータブル電源と火災に関するよくある質問

ポータブル電源と火災に関するよくある質問と、その回答をまとめました。

①ポータブル電源の火災の主な原因と事故例は?

ポータブル電源の火災原因としては「防水・防塵対策の不備」「暑い空間での長時間使用・保管」「雨水などの浸入による電池内部のショート」が多いです。 

2022年3月に宮城県で発生した事例では、通販で購入したポータブル電源を屋外で充電中に出火し、周辺が焼損する被害が起きました。製品は雨よけとして樹脂製ケースで覆われていましたが、覆いが不十分で雨水が浸入し、内蔵の電池セルが内部短絡を起こして異常発熱に至ったと考えられています。屋外で使用する際は、完全防水仕様でない限り雨水や結露が入り込む環境は避けてください。 

参考:経済産業省 ポータブル電源の事故に注意

②万が一ポータブル電源が発火した場合の消火方法は?

発火が確認されたら、まず本体を周囲の可燃物から離れた安全な場所に移動させてから消火に当たってください。消火には水または消火器を使用します。東京消防庁は「大量の水で温度を十分に下げ、安全に配慮して水没させる」方法を案内しています。 

火花や煙が激しく噴出している間は無理に近づかず、勢いが収まってから対処してください。 

参考:東京消防庁 住宅でも注意!リチウムイオン電池関連火災

まとめ

ポータブル電源の火災事故は「粗悪な製品を買ってしまった」「屋外に放置していた」「非純正の充電器を使っていた」など、知っていれば避けられた原因によるものが大半です。安全認証の取得状況やリン酸鉄リチウムイオン電池の採用、BMS(バッテリーマネジメントシステム)の搭載をチェックして製品を選びましょう。そして高温環境を避け、純正充電器を使う基本的な使い方を守るだけで、火災リスクは大幅に下げられます。 

長く安心して使えるポータブル電源を探しているなら、安全性の基準を満たし、国内サポートと5年保証を備えたJackeryのポータブル電源を選んでみてください。

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