ポータブル電源でガス給湯器を使いたい|選び方とおすすめモデルを解説

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ガス給湯器はガスで水を温めますが、着火・温度制御・リモコンの動作に電気を使っています。そのため、電力会社から電気が来なくなった瞬間、ガスがあってもお湯は出なくなります。
この記事では、停電時にポータブル電源でガス給湯器を動かす方法や機種の選び方、使用時の注意点をまとめました。参考にして、停電に備えた給湯器の電源対策を整えましょう。

目次
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1.停電時にガス給湯器はポータブル電源で動くのか

結論から言うと、条件を満たすポータブル電源があれば停電中でも給湯器を動かせます。ただし種類によって対応方法が異なり、注意すべき点もあるので、順番に確認しましょう。

①条件を満たすポータブル電源があれば停電中でもガス給湯器を動かせる

ガス給湯器は「ガスで水を温める」機器ですが、着火装置・ファンモーター・温度センサー・リモコン表示などに電気を使っています。稼働時の消費電力は機種によって異なりますが、一般的な家庭用ガス給湯器は給湯中に約100〜150W程度。待機中は2〜10W程度とごくわずかです。

この消費電力をまかなえる定格出力と、停電が続く時間分の容量を備えたポータブル電源があれば、停電中でも問題なくお湯を出し続けられます。

対応できる給湯器の種類を確認しておきましょう。

  • ガスふろ給湯器:もっともよく使われるタイプで、多くの機種がポータブル電源で対応できる
  • エコジョーズ:従来型の省エネ版で、消費電力はほぼ同じ
  • 石油給湯器:灯油で水を温めるタイプだが、電気制御は同じため対応できる

いずれも「電気制御部分への給電さえできれば動作する」点が同じです。

②石油給湯器・エコジョーズも同様にポータブル電源で対応できる

Jackery ポータブル電源 3600 Plus調理家電

給湯器の種類に関わらず、電気で制御している部分の構造はほぼ同じです。熱源がガスであれ灯油であれ、電気制御部分への給電ができれば動作します。給湯器の取扱説明書で消費電力の記載を確認し、その数値に対応できるポータブル電源を用意すれば対応可能です。

エコジョーズは省エネ設計のため待機電力が特に小さく、ポータブル電源の容量をあまり消費しないので長時間運用に向いています。ただし石油給湯器は灯油タンクが空になると止まるため、燃料の残量確認も忘れずに行ってください。

③【注意】ただし、ポータブル電源ではアースが取れない

通常、屋外や水回り付近に設置される給湯器のコンセントにはアース(接地)が設けられています。アースは万が一の漏電時に電流を地面に逃がして感電事故を防ぐための安全対策で、水回りでの電気機器使用に必要なものです。

メーカーや機種によって、ポータブル電源での使用を推奨・非推奨とする場合があります。アースなしでの使用は感電リスクが上がる可能性があるので、使用前に給湯器のメーカーへ対処法を問い合わせるのがおすすめです。

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2.給湯器用ポータブル電源の選び方

ポータブル電源で給湯器を動かすのに必要な4つのポイントを解説します。「買ったのに動かない」ことがないよう、事前に確認しておきましょう。

①給湯器の消費電力を確認してから出力を選ぶ

給湯器の消費電力は機種によって異なります。必ず使用している給湯器の取扱説明書や本体のラベルで確認してください。なお、動作状態ごとの消費電力の目安は以下のとおりです。

  • 給湯のみの動作:100〜150W程度
  • 追い炊き機能使用時:200〜350W程度
  • 床暖房との同時使用:250〜400W程度
  • 待機中:2〜10W程度

ポータブル電源の定格出力は、想定される消費電力の1.5倍以上を目安に余裕を持たせると安心です。追い炊きや床暖房を使う場合は、それらをすべて同時稼働させた状態の消費電力を基準に選んでください。

関連人気記事:初心者必見!ポータブル電源の購入前に知っておくべき定格出力とは?

②給湯器は正弦波出力のポータブル電源でないと正常に動作しない場合がある

給湯器はマイコン制御の精密機器です。電源の波形が歪んでいると誤作動・エラー表示・内部基板の故障につながります。「修正正弦波」または「疑似正弦波」と書かれた、波形が歪んでいる機種はNGです。ポータブル電源を選ぶときは必ず「正弦波出力」の記載があるモデルを選んでください。

なお、Jackery(ジャクリ)の全モデルは正弦波出力を採用しており、給湯器との相性を気にせず使えます。

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③停電が長引くことを想定して余裕のある容量のポータブル電源を選ぶ

台風の停電に備えて

台風や大規模災害による停電は、数時間では終わらないケースがあります。何日も続くことを想定して、容量には余裕を持たせておきましょう。稼働時間の計算方法は以下のとおりです。

稼働時間(時間)=容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)

給湯のみ150Wで使うなら、容量2,000Whのポータブル電源では約10.7時間分の給湯に対応できます。追い炊きや床暖房を同時に使う場合は消費電力が上がるため、合計して計算し直してから容量を選んでください。

④長時間の稼働を想定して安全性の高いモデルを選ぶ

停電中にポータブル電源で給湯器をバックアップする場合、停電が続く間は稼働し続けることになります。長時間使い続けても安全に動作するモデルを選ばなければいけません。安全性の確認ポイントは以下のとおりです。

  • リン酸鉄リチウムイオン電池採用モデルは熱に強く、長時間使用でも発火リスクが低い
  • 過充電・過放電・過熱・短絡(ショート)に対する保護機能が多いモデルほど安全性が高い

こ23点が揃っているモデルを選べば、停電が来たときも安心して給湯器をバックアップできます。Jackeryのポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池採用、そして62もの保護機能を搭載する「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」採用で安全性バツグンです。

関連人気記事:Jackeryポータブル電源の安全性について

3.停電時の給湯器バックアップに!Jackeryポータブル電源で対策しよう

Jackery(ジャクリ)は日本国内のポータブル電源市場で7年連続年間売上No.1を獲得しているブランドです。全モデルにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、安全性の高さはお墨付き。自然放電は年5%以下と少なく、充電したまま保管しておいても1年後でも容量の95%前後を維持できます。「停電がいつ来ても使えるポータブル電源」としての条件を満たしているのがポイントです。

今回は給湯器の長時間バックアップを始め、家庭の停電対策におすすめな大容量モデルを3機種ピックアップしました。容量や出力などの基本スペックはもちろん、価格帯も異なるモデルなので、用途や予算に合ったものを選んでみてください。

①Jackery ポータブル電源 2000 New

Jackery ポータブル電源 2000 Newは、「停電してもいつも通りお風呂に入れる」環境をキープしたい方向けのモデルです。

2,042Whの容量は、給湯150Wのみなら約10.9時間分。夕方の停電から翌朝まで対応可能です。また、定格出力2,200Wは家庭のコンセント(1500W)より大きいので、追い炊きや床暖房も余裕でカバーします。同時に電気ケトルや電子レンジなど、停電時に使いたい家電を軒並みカバーできるのが魅力です。

また、重さは約17.9kgと2,000Whクラスで最軽量で、給湯器以外の家電を使いたいときの移動も片手でラクラク。コンパクトなので普段は洗面所の棚下や廊下に置いておけます。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 2000 New
容量 2,042Wh
定格出力 2,200W (瞬間最大4,400W)
充電速度 ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間)
ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時)
シガーソケット充電:24時間
Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間
出力ポート数 AC出力×3
USB-A×1(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)
DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
瞬間湯沸かし器(2100W):約0.8時間
ブロワー(400W-700W):約3.5時間
電気ドリル(150-300W):約8時間
ウッドチッパー(800-1800W):約2時間
電子レンジ(1160W):約1.5時間
冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2h/保温72H
電気毛布(55W):約25時間
スマホ(29W):約80回電気
バーベキューコンロ(1700W):1時間
エアコン(900W):約2時間
充放電サイクル数 約4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 2,000Whクラスで業界最軽量・最小:約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg)

②Jackery ポータブル電源 3600 Plus

後から容量をプラスできる、超大容量の防災電源
Jackery 3600Plus + 専用拡張バッテリー

Jackery ポータブル電源 3600 Plusは、床暖房と給湯を同時に使って、冬の長期停電でも暖かく過ごしたい方向けのモデルです。

床暖房のポンプが動くと消費電力は300〜400W程度まで上がります。3,584Whの大容量があるので、消費電力を350Wとすると約8.2時間分をカバー。丸一晩の床暖房+給湯をしっかり維持できます。

定格出力3,000Wは給湯器と床暖房の同時稼働にも十分で、それどころか電子レンジと電気ケトルを同時稼働するような不可の大きい使い方も余裕です。充放電サイクル6,000回で毎日使っても10年以上の長寿命、さらに5年保証付きと、年に数回停電が起きるような地域での長期運用にも安心して使えます。

本体の重さは35㎏と、「2000New」のように片手で持ち運ぶのはかなり難しいです。ただし、本体にキャスターと伸縮ハンドルが付いており、キャリーバッグのようにコロコロ転がして移動できます。玄関や車のトランクに使えるスロープもあわせて用意しておけば、いつでも、どこへでも移動して使えるでしょう。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 3600 Plus
容量 3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)
定格出力 3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)
充電速度 ACコンセント充電:3時間
ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)
シガーソケット充電:40時間
ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間
出力ポート数 AC出力×5
USB-A×2(最大18W)
USB-C×2(それぞれ最大100W)
家電への
稼働時間目安(例)
瞬間湯沸かし器(2100W):約1.5時間
電子レンジ(960~1160W):約2.6時間
冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間
電気ケトル(850w):3.6時間
炊飯器(330W):7.5時間
スマホ(29W):約130回
電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間
エアコン(900W):約3.3時間
充放電サイクル数 6,000回
※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 約 375 × 317 × 229 mm(約35kg)

③Jackery ポータブル電源 5000 Plus

Jackery ポータブル電源 5000 Plusは、給湯器・床暖房に加えて、冷蔵庫や照明などもまとめて全部バックアップしたい方向けのモデルです。

5,040Whの大容量と定格6,000Wの出力で、給湯器はもちろん家庭の電力ニーズを

すべてカバー。一般的な4人家族の1日の電気使用量は10kWh前後なので、一切電気をケチらずとも半日ほどカバーできる計算です。さらに専用の拡張バッテリーを最大5台追加すれば容量を最大30,240Whまで拡張でき、数日~1週間以上の長期停電にも対応します。

また単体で100V/200V両対応のため、業務用エアコンや200VタイプのIHがあるオール電化住宅のニーズもカバーします。さらに、別売の「切り替え分電盤」を接続すれば、いつものコンセントから電気が使えるように。もはや「ポータブル電源」の枠を超えた、停電対策として最強クラスの安心の1台です。

製品スペック詳細 Jackery ポータブル電源 5000 Plus
容量 5,040Wh(最大30,240Whまで拡張可能)
定格出力 6,000W (瞬間最大12,000W)
充電速度 ACコンセント充電:4.1時間ハイブリッド充電:1.4時間
出力ポート数 AC出力×4(最大20A)USB-A×2(最大18W)USB-C×2(最大100W)DC出力×1:12V⎓10A
家電への
稼働時間目安(例)
瞬間湯沸かし器(2100W):約2時間
電子レンジ(960~1160W):約3.4時間
冷蔵庫(55W):75時間
電気毛布(55W):約50時間
電気ケトル(850w):5時間
炊飯器(330W):10時間
充放電サイクル数 4,000回
※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持
サイズ&重量 420×390×635mm(60kg)

4.停電時にポータブル電源でガス給湯器を動かす際の注意点

ポータブル電源で給湯器をバックアップする際、安全に使うために知っておくべき注意点が5つあります。故障・使えないなどのトラブル防止のため、事前に必ず確認してください。

①ポータブル電源の故障・感電事故につながるのでコネクタ部分を濡らさない

Jackery ポータブル電源 3600 Plus生活家電

とくに室内設置タイプの給湯器の周囲は水が飛びやすい環境です。ポータブル電源の電源コードやコネクタ部分に水がかかると、ショートや感電事故につながります。確認しておくべきことは以下のとおりです。

  • ポータブル電源本体は給湯器から離れた乾いた場所に置く
  • 延長コードを使う場合は、コネクタ部分が床の水に触れないよう高い位置で固定する
  • 結露が出やすい冬場は、接続部分に水滴がついていないか定期的に確認する

とくに床置きになる場合は、コネクタが直接床に接触しないように注意してください。

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②お風呂場など湿気の多い空間にポータブル電源を置かない

浴室・洗面所など湿気が多い空間はポータブル電源の設置に適しません。湿気が継続的にかかると内部基板の腐食につながり、故障リスクが高まります。廊下やリビング、玄関など乾燥した場所から延長コードで電力を供給するのが安全です。

③リンナイ・ノーリツなどメーカーによって推奨する接続方法が異なる

リンナイ・ノーリツ・パロマなど、給湯器メーカーによって、ポータブル電源使用時の接続方法や対応可否が異なります。事前に確認しておきたいことは以下のとおりです。

  • 延長コードを使って接続しても良いか
  • ポータブル電源での使用が保証の対象外とならないか
  • 停電時の操作・接続手順がメーカーから案内されているか

メーカーが推奨しない方法で使うと、万が一の故障時に保証が効かなくなる場合があります。使用している給湯器のメーカーサポートページや取扱説明書を確認してから使用してください。

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④停電復旧後に給湯器がリセットされる場合があるため操作手順を確認しておく

ポータブル電源からコンセントへ電源が切り替わる際、給湯器がリセットされて設定が初期化されることがあります。

リモコンの温度設定や自動運転モードが消えてお湯が出なくなる事態を避けるために、普段の設定内容をメモしておくか、取扱説明書で再設定の手順を確認しておきましょう。

⑤床暖房・追い炊きを同時使用すると消費電力が跳ね上がる点に注意する

給湯のみの状態と比べて、追い炊きや床暖房を追加すると消費電力が2〜3倍になることがあります。ポータブル電源は「実際の使い方に合った消費電力に対応する定格出力があるか」「その使い方に十分な容量があるか」の2点を確認してください。

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まとめ

ガス給湯器は電気とガスの両方で動くため、停電中はポータブル電源でバックアップすればとでお湯を使い続けられます。給湯器を動かすポータブル電源は「正弦波出力」が前提です。そして給湯器のすべての動作をカバーする十分な定格出力と、想定する停電時間分の容量があるモデルを選びましょう。

国内売上No.1のJackery(ジャクリ)は全モデルが正弦波出力で、給湯器が動かない・故障するトラブルの心配はありません。容量や出力のラインナップも豊富で、用途や予算に合わせて選べます。あなたにピッタリの1台を見つけましょう。

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