1.福岡を含む九州北部に台風が接近しやすい時期はいつ?

福岡を含む九州北部では、台風の接近が7月〜9月に多く見られます。この時期は暴風や大雨、停電への備えを進めておきたい時期です。暴風による倒木や飛来物が停電につながる場合もあるため、電源の備えも確認しておきましょう。
一方で、6月や10月以降に接近する年もあるため、台風対策は真夏だけでなく梅雨時期から秋にかけて意識しておく必要があります。以下では、九州北部に台風が接近しやすい時期と注意しておきたい季節を解説します。
①7月〜9月に集中しやすい
気象庁の統計を見ると福岡を含む九州北部では、7月〜9月に台風が集中しやすい傾向にあります。台風が福岡県に直接上陸しなくても、進路によっては暴風や大雨の影響を受けることがあります。台風のシーズンに入る前に、ハザードマップや非常用品などを確認しておきましょう。
なお気象庁では、台風の中心が福岡県や佐賀県、長崎県などの気象官署等から300km以内に入った場合を「九州北部地方に接近した台風」としています。
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②5月〜6月や10月にも接近する可能性がある
福岡を含む九州北部に接近する台風は、7月〜9月だけではありません。気象庁の統計を見ると、5月〜6月や10月にも台風が接近した年があります。
5月下旬から6月は梅雨前線の影響で雨量が増えやすい時期です。台風が接近すると、大雨による浸水や土砂災害への注意が必要になります。また、10月も台風の進路によっては、福岡で強風や大雨の影響を受けることがあります。
台風シーズンの中心は7月〜9月ですが、その前後の時期も備えを確認しておきましょう。
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2.福岡で被害が出た過去の台風事例
福岡では、台風の進路や勢力によって強い風や大雨の影響を受けることがあります。
● 2021年(令和3年)台風14号:福岡県福津市付近に上陸した、福岡県への初上陸事例
● 2020年(令和2年)台風10号:非常に強い勢力で接近し、博多で最大瞬間風速39.1m/sを観測
● 1991年(平成3年)台風19号:九州北部で記録的な暴風となり、大規模な風倒木が発生
それぞれの台風が福岡にどのような影響を及ぼしたのか、具体的に見ていきましょう。
①2021年(令和3年)台風14号|統計開始以来初めて福岡県に上陸
2021年9月の台風14号は、福岡県に台風が上陸した事例です。
福岡管区気象台によると、台風14号は2021年9月17日19時前ごろ、福岡県福津市付近に上陸しました。福岡県へ台風が上陸したのは、1951年の統計開始以来初めてとされています。
この台風では、福岡県内が17日未明から18日明け方にかけて強風域に入りました。博多では、南南東の風28.3m/sの日最大瞬間風速を観測しています。
福岡県に台風が上陸するケースは多くありませんが、進路によっては今後も福岡に台風が上陸し、強い風や大雨の影響を受ける可能性があります。
参考:福岡管区気象台「令和3年台風第14号による9月17日から18日にかけての福岡県の気象状況について」
②2020年(令和2年)台風10号|博多で最大瞬間風速39.1m/sを観測
2020年9月の台風10号は、福岡県内で強い風が観測された事例です。
福岡県の資料によると、台風10号は非常に強い勢力のまま福岡県に接近しました。その影響で、9月6日と7日は大荒れの天気となっています。博多(福岡市博多区)では、9月7日5時25分に南の風39.1m/sの最大瞬間風速を観測しました。この値は、博多の観測史上1位を更新しています。
参考:福岡県「令和2年9月4日からの台風第10号による災害」
最大瞬間風速とは、瞬間的に吹いたもっとも強い風の速さです。数値が大きいほど、屋外の物が飛ばされたり、建物や設備に影響が出たりするおそれがあります。台風接近前には、ベランダや家の周りの物を片付けておきましょう。
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③1991年(平成3年)台風19号|記録的暴風で大規模な風倒木が発生
1991年9月の台風19号は、九州北部で記録的な暴風をもたらした台風です。
国土交通省九州地方整備局によると、台風19号は1991年9月27日に上陸しています。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/sでした。九州北部のほとんどの気象台や観測所で最大風速が統計開始以来最大を記録しました。その結果、九州北部の山林では大規模な風倒木(ふうとうぼく)が発生しました。
引用:国土交通省 九州地方整備局「主な災害の概要:[12]台風19号」
風倒木が多く発生すると、流木や土石流などの二次災害につながるおそれがあります。台風時は倒木や飛来物による被害を防ぐため、家の周りにある飛ばされやすい物を早めに片付けておきましょう。
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3.福岡に台風が接近・上陸するとどんな影響がある?
福岡に台風が接近・上陸すると、地域によって異なる影響が生じます。
● 博多湾沿岸:高潮や高波により、海沿いや港湾部で浸水が発生する場合がある
● 博多駅・天神周辺:短時間の大雨で排水が追いつかず、道路冠水や地下空間への浸水に注意が必要となる
● 遠賀川などの河川沿い:台風による大雨で河川の水位が上がり、周辺の低地で洪水や浸水が発生しやすくなる
また博多駅や福岡空港、博多港などの交通拠点に影響が出ると、移動や物流にも支障が出ます。停電が発生した場合は、スマートフォンや家電製品が使えなくなるため、事前の備えが必要です。以下では、台風が接近・上陸すると起きる影響や、取るべき対策を解説します。
①博多湾沿岸では高潮・高波に注意する
博多湾沿岸では台風による高潮や高波に注意が必要で、潮位の上昇によって浸水が発生する場合があります。福岡市の高潮ハザードマップでは、想定最大規模の高潮が発生した場合の浸水範囲や深さおよび継続時間を確認できます。
参考:福岡市総合ハザードマップ
博多湾沿岸や港湾部に住んでいる方は、台風が接近する前にハザードマップを確認しておきましょう。自宅や職場が浸水想定区域に入っている場合は、避難場所や避難経路もあわせて確認しておく必要があります。
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②博多駅・天神周辺では道路冠水や地下空間への浸水に注意する
博多駅や天神周辺では短時間に強い雨が降ると、下水道などの排水能力を超えて雨水を処理しきれなくなる場合があります。博多駅・天神周辺地区は大規模な地下街を有しているため、内水ハザードマップが指定・公表されています。
これは、大雨で下水道などが雨水を排水できなくなった場合に、浸水が想定される範囲や深さを示したものです。台風が接近する前には、内水ハザードマップで浸水想定区域を確認しておきましょう。また大雨の際は、冠水した道路や地下通路、地下街への移動を避けて早めに安全な場所へ移動するようにしてください。
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③遠賀川など河川沿いでは洪水リスクがある
遠賀川などの河川沿いでは台風による大雨で河川の水位が上がり、洪水や浸水が発生するおそれがあります。福岡県では、県が管理する河川ごとに洪水浸水想定区域図を公表しています。洪水浸水想定区域図で確認できるものは、以下のようなものです。
● 浸水範囲・浸水深
● 想定最大規模降雨
● 計画規模降雨
● 浸水継続時間
● 家屋倒壊などの氾濫想定区域
河川の水位が上がってから川の様子を見に行くのは危険です。台風が接近する前に、自宅や職場が浸水想定区域に入っていないか確認しておきましょう。
④交通機関・物流への影響も出やすい
福岡には「博多駅」「福岡空港」「博多港」など、鉄道・航空・船便を利用する拠点があります。そのため、台風が接近すると交通機関や物流に運休・遅延が発生し、移動や荷物の配送に影響が出ます。実際、2026年6月の台風6号の影響で、宅配大手が九州を中心に集配業務を一時停止したり配送遅延になったりしました。
参考:時事通信「九州中心に集配停止 台風影響、荷物遅延も―宅配大手」
台風の接近が予想される場合は、鉄道会社や航空会社などの運行情報を早めに確認しましょう。また無理に移動しようとせず、予定の変更や早めの帰宅を心がけてください。
⑤停電でスマホや家電製品が使えなくなる不安が生じる
台風による強風で飛来物が電線に絡まったり倒木が発生したりすると、停電が発生する場合があります。停電が長引くとスマートフォンの充電ができなくなり、家族との連絡や最新の避難情報の確認が難しくなることも考えられます。
2024年8月の台風10号では、九州電力管内で大規模な停電が発生しました。鹿児島県や宮崎県、熊本県を中心に福岡県なども含めて21万軒を超える停電が発生しています。
参考:日テレNEWS「【台風10号】九州電力管内で大規模な停電発生 21万軒超(29日午後4時半現在)」
停電時の不安を軽減するためにも、台風が接近する前には懐中電灯などの照明器具や、モバイルバッテリー・ポータブル電源などの充電器も準備しておきましょう。
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4.福岡に台風が来る前に準備しておきたいこと
福岡に台風が来る前には、以下のようなことを準備しておきましょう。
● 地域ごとのリスクに合わせて準備する:自宅や職場周辺のハザードマップを確認し、想定される被害に応じた備えを進める
● 暴風で飛ばされやすい屋外のものを室内に移動する:台風前に室内へ移動するか固定しておく
● 窓ガラスと排水口を点検しておく:窓まわりの補強やベランダ・玄関周辺の排水口の掃除をしておく
● 交通情報を早めに確認する:移動予定がある場合は早めに運行情報を確認しておく
● 停電に備えてポータブル電源を用意する:停電時でもスマートフォンの充電や照明、小型家電の使用ができるようにする
ここからは、それぞれの準備について詳しく解説します。
①地域ごとのリスクに合わせて準備する
福岡県内でも、沿岸部・市街地・河川沿いなど住んでいる地域によって台風時に注意すべきリスクが以下のように違います。
● 博多湾沿岸:高潮ハザードマップで、自宅や職場が浸水想定区域に入っていないか把握しておく
● 博多駅・天神周辺:内水ハザードマップを見て、道路冠水や地下空間への浸水に備える
● 遠賀川などの河川沿い:洪水浸水想定区域図をもとに、浸水範囲や避難先を事前に調べておく
台風が来る前にハザードマップを確認し、自宅や職場周辺で想定される被害に合わせて避難場所や備蓄品を準備しておきましょう。
②暴風で飛ばされやすい屋外のものを室内に移動する
台風の接近前には、ベランダや庭先にある飛ばされやすいものを片付けておきましょう。強風で飛ばされると窓ガラスを割ったり、近隣の住宅や通行人に被害を与えたりするおそれがあります。室内へ移動できるものは早めに入れ、難しい場合はロープなどでしっかり固定しておいてください。
③窓ガラスと排水口を点検しておく
窓ガラスや雨戸、シャッターの状態を台風接近前に確認しておきましょう。ひび割れや閉まりにくい箇所があると、強風や飛来物によって被害が広がるおそれがあります。
また、ベランダや玄関周辺の排水口に落ち葉やゴミが詰まっていると、大雨の際に水が流れにくくなります。浸水を防ぐためにも、窓まわりの点検と排水口の掃除を早めに済ませておきましょう。
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④交通情報を早めに確認する
博多駅や福岡空港、博多港などは台風が接近すると運休や欠航となる可能性があります。移動予定がある場合は、当日ではなく前日から運行情報を確認してみてください。欠航や運休が見込まれる場合は、予定の変更や早めの移動を考えておきましょう。
また、物流が乱れると食品や日用品が届きにくくなることもあります。買い物や配送の予定も、台風接近前に確認しておくのが無難です。
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⑤停電に備えてポータブル電源を用意する

台風による停電に備えるなら、スマートフォンや照明だけでなく、在宅避難中に必要な家電を動かすための電源も確保しておきましょう。モバイルバッテリーは手軽ですが、使える機器や充電回数には限りがあります。
ポータブル電源があれば、停電時に以下のような用途で活用できます。
● スマートフォンやタブレットの充電
● LEDライトやランタンによる照明の確保
● ノートパソコンやWi-Fiルーターなど通信機器への給電
● 扇風機などによる暑さ対策
● 冷蔵庫への給電による食品の保冷
ただし、使える家電は製品の容量や定格出力、家電側の消費電力によって異なります。停電時に使いたい機器を想定し、必要な容量のポータブル電源を選んでおきましょう。
5.普段からの停電・防災対策に「Jackeryのポータブル電源」を導入しよう

「Jackeryのポータブル電源」は、停電時だけでなく日頃の防災対策にも役立ちます。停電や災害時の備えとしてはもちろん、キャンプや車中泊、DIY、屋外イベントなど普段のさまざまなシーンでも活用できます。
非常時だけでなく日常から使えるため、いざという時にも安心して役立つ一台です。
ポータブル電源とソーラーパネルのセット品を選べば、停電時でも太陽光で繰り返し充電して使えます。また工事なしで導入できるため、自宅の防災用品として取り入れやすいです。
そしてJackery(ジャクリ)は日本国内のポータブル電源・ポータブルソーラーパネル市場で7年連続売上・販売台数No.1を記録しています。最大5年の長期保証や日本語サポートも用意されているため、初めてポータブル電源を買う人でも導入しやすいブランドです。
台風シーズン前に、家庭の備えとして活用してみてください。
まとめ
福岡を含む九州北部では、7月〜9月に台風が接近しやすい傾向があります。台風が接近すると高潮や浸水、交通機関の乱れなどが発生する場合があるため早めの備えが必要です。
また福岡で台風に備える際は、自宅周辺のハザードマップや交通情報を早めに確認しておきましょう。停電時にスマートフォンや照明、家電を使えるようにしたい方は、「Jackeryのポータブル電源」を防災対策の一つとして検討してみてください。
停電時にスマートフォンや照明、扇風機などを使えるようにしたい方は「Jackeryのポータブル電源」を導入して防災対策にも役立ててください。