10月の台風はいつまで続く?発生確率や特徴・過去の被害事例を解説

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10月になれば台風の心配はもうない」と思っていませんか?しかし、日本では10月以降も台風が発生し、接近・上陸によって大きな被害をもたらすことがあります。とくに秋の台風は進路や強さに特徴があり、油断できません。

そこで本記事では、10月の台風はいつまで続くのかや発生確率や特徴も解説していきます。過去の被害事例も紹介するので、台風シーズン後半に備えて必要な対策を行う際に役立ててみてください。

目次
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1.台風はいつまで発生する?10月シーズンの特徴

台風はいつまで発生する?10月シーズンの特徴

台風シーズンのピークは夏のイメージが強いですが、日本では10月でも台風が発生・接近することがあります。10月の台風の特徴は、以下のとおりです。 

● 台風の発生・接近・上陸は7〜10月に多く、10月に入っても油断できないシーズンが続く

● 10月に日本に接近する台風は平年で約1.7個で、9月より頻度は下がるものの影響がなくなるわけではない

● 2017年の台風21号のように10月下旬でも甚大な被害が生じる可能性がある 

10月の台風の特徴を理解して、事前に対策しておきましょう。

①台風シーズンは10月まで続くことが多い

気象庁の平均値(1991〜2020年)によると、台風の発生・接近・上陸はいずれも7月〜10月にかけてもっとも多くなります。つまり、10月に入っても台風シーズンは続いていると考えておく必要があります。 

また9月以降は台風が南海上から放物線を描くように日本付近を通るケースが多く、秋雨前線の活動を活発にして大雨を降らせる場合もあります。「10月だから台風の心配はない」と油断せず、引き続き最新の気象情報を確認しましょう。

参考:気象庁|台風の発生、接近、上陸、経路

②10月に台風が発生・接近する確率:平均1.7個接近、0.3個が上陸

気象庁の統計によると、10月に日本へ接近する台風の数は平年で約1.7個、上陸するものは約0.3個とされています。9月の約3.3個と比べると接近の頻度は下がるものの、台風による影響がなくなるわけではありません。

なお「接近」は台風が300km以内に迫ること、「上陸」は中心が陸地に入ることです。「上陸」しなくても強風や大雨の影響を受ける場合があります。

また10月でも勢力を維持したまま日本付近へ接近する台風があり、大雨や暴風による被害が発生する可能性があります。発生数だけで「台風シーズンは終わった」と判断せず、台風情報を確認しながら早めに対策を取るのがポイントです。

参考:気象庁|台風の平年値

③10月下旬でも大型台風が接近した事例があるため油断は禁物

2017年10月に発生した台風第21号は「超大型・強い」勢力で、10月23日に静岡県御前崎市付近へ上陸しました。この台風では死者8名、負傷者215名のほか、床上浸水2,456棟、床下浸水3,426棟など広範囲で被害が記録されています。

また、大潮の時期と重なったことで、太平洋側を中心に高潮も発生するなど、複合的な災害となりました。 10月下旬であっても強い台風が日本へ接近・上陸する可能性があるため、シーズン終盤まで警戒を続けるようにしましょう。

参考:気象庁|台風21号及び前線による大雨・暴風等

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2.10月の台風の特徴

10月の台風は、夏の台風とは異なる特徴があります。発生数はピーク時より減少するものの、日本付近へ接近する台風や大雨をもたらす台風もあるので注意しましょう。10月の台風の主な特徴は、以下の4つです。

● 南海上から放物線を描くように日本付近を通るケースが増え、本州へ接近・上陸する進路を摂りやすくなる

● 秋雨前線と重なることで雨量が増え、大雨災害につながる場合がある

● 海面水温が高い場合は、勢力を維持したまま接近するケースがある

● 広範囲で大雨や暴風、高潮などの複合的な被害が発生しやすい

以下でそれぞれ詳しく解説するので、10月ならではの台風リスクを理解して早めの備えにつなげましょう。

①10月の台風は本州へ接近・上陸する進路をとりやすい

夏の台風は太平洋高気圧のまわりを回りながら北上するものが多いですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るケースが増えます。その結果、台風が北寄りへ進路を変え、日本付近へ接近したり本州に影響を及ぼしたりする場合があるのです。

また偏西風の影響で、進路や移動速度が変化するケースもあります。このように10月でも台風が日本に影響を与える可能性はあるため、進路の変化に注意しながら最新の台風情報を確認しましょう。

参考:気象庁|台風の発生、接近、上陸、経路

②秋雨前線と重なると大雨になりやすい

秋は日本付近に秋雨前線が現れやすく、曇りや雨の日が増える時期です。この時期に台風が接近すると台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気によって前線の活動が活発になり、雨の量が増える場合があります。

実際に、秋雨前線と台風が重なったことで記録的な大雨につながった事例も報告されています。このように、10月は台風単体だけでなく、秋雨前線との組み合わせによる大雨にも注意しながら対策をとる必要があります。

参考:気象庁|季節ごとの平年の天候についてのコラム「秋の降水」

③勢力が強いまま接近するケースも多い

台風は、暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーとして発達します。これにより、秋になっても日本付近の海面水温が十分に高い場合、勢力を維持したまま接近する場合があるのです。

実際に2019年10月の台風19号は発生後まもなく急速に発達して猛烈な台風となり、上陸直前まで非常に強い勢力を維持していました。こうした事例から見ても10月の台風だからといって必ずしも弱いとは限らないため、台風の強さや進路の情報をこまめに確認して早めに備えましょう。

参考:気象庁|台風とは

参考:気象庁|令和元年台風第19号とそれに伴う大雨などの特徴・要因

④広範囲で被害が発生しやすい

秋は日本付近に秋雨前線が停滞しやすく、台風から流れ込む暖かく湿った空気によって前線の活動が活発になる場合があります。その結果、台風の中心から離れた地域でも雨雲が発達し、広い範囲で大雨となりやすくなるのです。

また沿岸部では、気圧の低下や強風の影響で海面が押し上げられて満潮と重なると潮位がさらに高くなり、浸水リスクが高まる恐れもあります。このように台風は広い範囲に影響を及ぼすため、進路だけでなく周辺地域の気象情報や避難情報もチェックしましょう。

参考:気象庁|【コラム3】秋雨前線と台風による大雨

参考:気象庁|台風に伴う高潮

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3.過去の10月台風で発生した主な被害事例

過去の10月台風で発生した主な被害事例

10月の台風は発生数こそ夏のピーク時より少なくなりますが、接近・上陸した場合には大雨や河川氾濫、浸水、土砂災害など大きな被害につながる場合があります。実際に以下のように、記録的な豪雨による広範囲の被害や、地域の生活に大きな影響を与える災害も発生しています。

● 令和元年台風19号:東日本を中心に記録的な大雨となり、河川氾濫や広域浸水が発生した

● 令和4年台風15号:静岡県で記録的豪雨となり、浸水・断水・停電などのライフライン被害が発生した

● 平成16年台風23号:近畿・四国を中心に河川氾濫や土砂災害が発生し、甚大な人的・物理的被害に発展した

それぞれ詳しく解説していくので、実際の事例を参考に10月の台風に備えていきましょう。

①令和元年台風19号:記録的な豪雨により河川氾濫が各地で発生

2019年10月に上陸した令和元年台風19号は、大型で強い勢力で伊豆半島に上陸し、東日本を中心に記録的な大雨をもたらした台風です。神奈川県箱根では総降水量が1000ミリに達し、東日本を中心に17地点で500ミリを超えたと記録されています。

この大雨により1都12県に大雨特別警報が発表され、河川の氾濫や土砂災害・浸水害が広域で発生。沿岸部でも過去最高潮位を超える高潮が観測されるなど、さまざまな被害をもたらした事例です。

参考:気象庁|台風第 19 号による大雨、暴風等

②令和4年台風15号:静岡県を中心に大規模な浸水・断水被害が発生

2022年9月の台風15号は、静岡県を中心に線状降水帯が複数回発生し、記録的な大雨をもたらした台風です。静岡市駿河区では24時間降水量が416.5ミリと観測史上1位を更新したほか、複数の地点で9月1か月分の平年降水量を上回りました。

この大雨により土砂災害や河川の氾濫・浸水害が広範囲で発生し、停電・断水などライフラインへの深刻な被害が発生したと記録されています。突風などの被害も確認されるなど、台風終盤でも油断してはならないことを示した事例の1つです。

参考:気象庁|令和 4 年台風第 15 号による大雨

③平成16年台風23号:近畿・四国で洪水や土砂災害が相次ぎ甚大な被害が発生

2004年10月の台風23号は大型で強い勢力で高知県に上陸後、大阪府南部に再上陸し近畿・東海地方を縦断した台風です。台風と前線の影響による期間降水量は四国地方や大分県で500ミリを超えたほか、近畿北部や東海・甲信地方でも300ミリを超える広範囲の大雨となりました。

兵庫県の円山川・出石川や京都府の由良川が氾濫して浸水害が発生。さらに西日本を中心に土砂災害も相次ぎ、死者・行方不明者が100人近く、床上浸水13,341棟など甚大な被害をもたらしました。

参考:気象庁|台風第23号、前線 平成16年(2004年)

関連記事:台風から命を守る9つの対策!台風接近が分かったら取るべき5つ行動を徹底解説

4.10月の台風の停電対策に「Jackery」のポータブル電源で家族の安全を守ろう

10月の台風の停電対策に「Jackery」のポータブル電源で家族の安全を守ろう

10月の台風は発生数こそ夏より少なくなりますが、大雨や暴風による停電が発生する可能性があります。 

家庭のコンセントと同じAC出力が可能な「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源があれば、電気ケトルでお湯を沸かしたり電子レンジで調理したりと、災害時にも日常に近い生活が可能です。

【Jackery ポータブル電源のおすすめポイント】

● 業界トップクラスの軽量コンパクトで持ち運びやすいから、コンセントが必要な場所にすぐ移動できる

● 約30db以下の超静音設計だから、室内や避難所で使用しても動作音が気にならない

● 防災製品等推奨品マーク取得済みだから、災害時にも安全に使用できる

● 容量のラインナップが豊富だから家族構成や使用目的に合わせて自分にぴったりの製品を見つけられる

「Jackery」のポータブル電源を導入して、台風が来ても慌てず過ごせるようにしておきましょう。



5.10月の台風に関するよくある質問

以下で、10月の台風に関するよくある質問にお答えしていきます。

宮古島は10月に台風が直撃しやすい?

台風の直撃に関する統計はありませんが、接近数のデータをもとに見ると、10月の宮古島への台風接近は平年値で0.5個とされています。これは、ピーク時である9月の1.2個と比べると少なく、頻度がとくに高いとはいえません。

ただし、ゼロというわけではなく過去には10月に複数の台風が接近した年もあります。宮古島地方は「台風銀座」と呼ばれるほど台風の接近が多い地域なので、10月であっても台風情報をこまめに確認して強風や大雨への備えをしておきましょう。

参考:気象庁|台風の宮古島への接近数(1951年~2025年)

関連記事:宮古島は停電が多い!過去の大規模停電事例と離島ならではの対策

10月の九州は台風が多い?

九州は日本の中でも台風の影響を受けやすい地域ですが、平年値で見ると10月の台風接近数は夏のピーク時よりも少なくなりやすいです。例えば九州北部地方では、9月の接近数が約1.1個なのに対し、10月は約0.4個に減少しています。

このように10月は夏〜初秋のピークよりは減少するものの、ゼロではありません。秋の台風は進路が日本付近で変わりやすく、九州に接近・影響するケースもあるため、大雨や暴風への備えは引き続き行いましょう。

参考:気象庁|台風の平年値

関連記事:九州で台風が多い時期はいつ?過去の被害と事前にできる対策も解説

10月の石垣島はまだ台風シーズン?台風は来ない?

石垣島を含む沖縄地方は、年間を通して台風の接近が多い地域ですが、平年値で見ると10月の台風接近数は約0.7個とされています。これは8月の約1.9個、9月の約2.0個と比べると減少はしているものの、依然として一定の頻度で台風が接近する水準です。

とくに沖縄は台風の通り道になりやすいため、台風シーズンの終盤であってもゼロになるわけではありません。「10月だから安心」とは言い切れないので、旅行や屋外活動の際は最新の台風情報を事前に確認しておくと安心です。

参考:気象庁|台風の平年値

関連記事:台風シーズンでも石垣島へ旅行したい!発生時期と事前の対処方法を紹介

屋久島の台風シーズンはいつ?10月はまだシーズン?

屋久島の台風シーズンは、一般的に7〜10月頃とされています。九州南部・奄美地方では台風の接近数が9月に約1.3個とピークを迎えますが、10月も約0.7個の接近があるので完全にシーズンが終わるわけではありません。

屋久島は周囲を海に囲まれているため、台風による強風や大雨の影響を受けやすい特徴があります。とくに秋は前線と台風が重なって雨量が増える場合もあるので、登山や旅行に出かける際は台風だけでなく大雨による交通機関への影響も確認するようにしましょう。

参考:気象庁|台風の平年値

沖縄はなぜ10月も台風の影響を受けやすいのですか?

沖縄が10月でも台風の影響を受けやすい理由は、周辺の海面水温が比較的高く、台風が発生・発達しやすい環境が残っているためです。また、沖縄は台風の発生海域に近く、進路によっては接近しやすい位置にあります。

夏より台風の数は減少しますが、勢力を維持した台風が接近することもあるため、10月でも警戒が必要です。

参考:気象庁|台風とは

関連記事:沖縄の台風シーズンはいつ?過去データで選ぶ観光に最適な季節3選!月別の服装や持ち物も紹介

2025年の10月に日本に台風は接近しましたか?

2025年の10月には、2個の台風が日本へ接近しています。気象庁の台風接近統計では、10月も毎年一定数の台風が日本付近へ接近しており、2025年も台風シーズンが完全に終了したわけではありません。

10月は夏のピーク時より台風の数は減りますが、接近した場合には大雨や暴風などの影響が出る可能性があります。秋だから安心とは考えず、必要に応じて防災対策を進めていきましょう。

参考:気象庁|全国への接近数(2025年までの確定値と2026年の速報値)

まとめ

10月は台風シーズンの終盤にあたりますが、台風の発生・接近がなくなるわけではありません。過去には10月に大型台風が上陸し、大雨や浸水など大きな被害をもたらした事例もあるため、事前の対策を行いましょう。

そんな時に役立つのが持ち運びやすさと安全性を兼ね備えた「Jackery」のポータブル電源です。停電時にしっかりと電力を確保できる「Jackery」のポータブル電源で10月の台風に備えましょう。

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