避難所ピクトグラムとは?4種類の違いと災害種別の意味を理解しよう!

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街中や公園の近くで見かける「ピクトグラム」という名の緑色の避難マーク、正しく読み取れていますか?実はマークの種類によって「逃げ込める場所」と「一時的に身を守る場所」がまったく異なります。
この記事では避難所ピクトグラムの種類と意味、災害種別のマークをまとめて解説します。いざというときに正しく動けるよう、今のうちに確認しておきましょう。

目次
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1.避難所ピクトグラムとは|言葉が通じなくても理解できる図記号

まずピクトグラムとは、情報を絵(図記号)だけで伝えるマークのことです。文字が読めなくても、言葉がわからなくても、マークを見れば一目で意味を理解できるよう設計されています。避難所ピクトグラムの特徴を整理しました。

  • 誰でも一目で理解できる絵(図記号)で情報を伝える
  • 外国人や子どもにもわかりやすいユニバーサルデザイン
  • 2016年制定のJIS規格で全国統一され、ISOにも認定済み

避難所のピクトグラムは、2016年に国の規格「JIS(日本産業規格)」として統一されました。それ以前は自治体ごとにデザインがバラバラで、引っ越し先や旅行先では「どこに逃げればいいかわからない」という問題が起きていたためです。JISで標準化された後、国際規格ISOにも整合されたデザインとして採用されています。

日本全国どこに行っても同じマークが使われているため、旅行先や見知らぬ土地で災害が起きたときにも役立ちます()。

古いピクトグラムの看板が残っている自治体などはまだ存在します。

参考:内閣府防災情報|避難場所等の図記号の標準化の取組

2.避難所ピクトグラムは4種類|緑のマーク!それぞれの意味を覚えよう

避難所のピクトグラムは全部で4種類。どれも緑を使ったデザインですが、「緑地に白マーク」か「白地に緑マーク」かで意味がまったく違います。4種類をまとめると以下のとおりです。

 ピクトグラム 意味のポイント
指定避難所

緑地に白マーク 建物に入って生活できる場所
避難場所(指定緊急避難場所)

白地に緑マーク 屋外で一時的に身を守る場所
津波避難場所

白地に緑マーク 津波から逃げる高台など
津波避難ビル

緑地に白マーク 近くに高台がないときの緊急避難ビル

画像引用:鹿児島大学

覚え方のコツは「緑地(緑の背景)=建物に入れる場所、白地(白の背景)=屋外の場所」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

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①指定避難所|緑色の地に白い建物マーク

引用:鹿児島大学 

指定避難所は、災害で自宅に戻れなくなった人が一定期間生活するための施設です。学校の体育館や公民館、コミュニティセンターなどが指定されることが多く、食事・寝る場所・トイレが用意されます。

ピクトグラムは背景が緑で、白い人物と建物が描かれているのが特徴です。「建物の中に入って過ごす場所」というイメージで覚えましょう。地震などで自宅が倒壊・浸水して住めなくなったとき、仮設住宅に移るまでの間を過ごす場所がここです。

②避難場所(指定緊急避難場所)|白地に緑の人型マーク

引用:鹿児島大学

避難場所(正式名称:指定緊急避難場所)は、災害が発生した直後に一時的に身の安全を守るための場所です。大きな公園・広場・グラウンドなど、屋外の広いスペースが指定されることが多く、長い期間生活する場所ではありません。

ピクトグラムは白地に緑の人物マークが特徴で、「屋外に集まって一時的に待機する場所」というイメージです。火事や地震が起きてすぐ逃げ込む場所がここ。落ち着いてから指定避難所へ移動します。ただし、洪水や津波が発生している場合は、低い場所にある避難場所はかえって危険なことがあるため、災害の種類に合った場所を選ぶことが大切です。

③津波避難場所|白地に緑の津波と人のマーク

引用:鹿児島大学

津波から逃れるための高台や丘など、津波の危険がない高い場所が指定されます。ピクトグラムのデザインは白地に緑で、津波の波から人が逃げる様子が描かれています。

「一時的に安全な高い場所に逃げる」という用途なので、長期間の生活はできません。津波の警報が解除されるまでその場にとどまり、安全が確認されてから次の行動に移ります。沿岸部や川沿いに暮らしている人は、近くにある津波避難場所の場所を事前に確認しておきましょう。

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④津波避難ビル|緑地に白い津波と建物マーク

引用:鹿児島大学

津波避難ビルは、近くに逃げられる高台がないときに緊急的に逃げ込む建物です。背景が緑で、津波の波と建物が白で描かれています。

指定避難所と同じ「緑地に白マーク」なので混同しやすいのですが、津波避難ビルはあくまで「とにかく高い階に上がって命をつなぐ」ための施設。長期間生活する設備は整っていないことがほとんどです。津波の危険が去ったあとは、指定避難所へ移動することになります。

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3.避難所と避難場所の違いって?

「避難所」と「避難場所」は似た言葉ですが、使う目的がまったく違います。この2つを混同してしまうと、いざというときに間違った場所に行ってしまうことも。とくに津波のような命に関わる災害では、場所の違いが生死を分けるため、しっかり区別して覚えておきましょう。

2つの違いは、ピクトグラムの色を見ればすぐに判断できます。

項目
避難所(指定避難所) 避難場所(指定緊急避難場所)

緑地に白マーク 白地に緑マーク
場所の特徴 建物の中(体育館・公民館など) 屋外(公園・広場など)
滞在期間 数日〜数週間 数時間程度
設備 食料・寝る場所あり 基本的になし

緑と白のどちらが背景かを見るだけで区別できます。災害が発生したらまず避難場所へ、長く過ごすなら避難所へ、と覚えておくと行動しやすいでしょう。

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4.あわせて5種類の「災害種別ピクトグラム」も知っておこう

引用:鹿児島大学

避難所のマークには、「この避難所がどの災害に対応しているか」を示す白地に黒の図記号がセットで表示されています。これが「災害種別ピクトグラム」です。避難所ごとに対応できる災害が異なるため、マークをセットで読み取らなければいけません。たとえば「洪水は〇、津波は×」という表示があれば、津波のときはその場所に逃げてはいけないことを意味します。

5種類を順番に確認していきましょう。

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①洪水・内水氾濫|波のマーク

引用:PRTIMES

洪水は、川の堤防が壊れるなどして大量の水があふれる災害です。内水氾濫(ないすいはんらん)は、大雨のときにマンホールや側溝から雨水があふれ出す浸水被害で、川から遠い場所でも起こります。このマークが「〇」の避難所は、どちらの水害でも対応しています。

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②がけ崩れ・地すべり|崖のマーク

引用:鹿児島大学

大雨や地震などで地盤が緩み、急な斜面が崩れる「がけ崩れ」と、ゆるやかな斜面がゆっくりズレて動く「地すべり」を示すマークです。山のそばや斜面に近い場所に住んでいる人はとくに確認しておくべき表示です。

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③津波・高潮|大波のマーク

引用:鹿児島大学

津波は地震によって引き起こされる巨大な波で、沿岸部に甚大な被害をもたらします。一方の高潮(たかしお)は台風や低気圧によって海面が異常に高くなる現象です。どちらも海辺の低い場所では命に関わる危険があります。このマークが「×」の避難所には、津波・高潮のときは絶対に向かわないようにしましょう。

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④大規模な火事|炎と家のマーク

引用:鹿児島大学

地震などをきっかけに広い範囲に広がる大規模火災に対応しているかどうかを示すマークです。「この避難所が火事に強い場所かどうか」を表しており、火事が起きていることを示しているわけではないので注意してください。

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⑤土石流|山から流れる石のマーク

引用:鹿児島大学

大雨などで山の斜面が崩れ、水を含んだ大量の土や石が一気に流れてくるのが土石流(どせきりゅう)です。スピードが速く逃げる時間が短いため、土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難しなければいけません。

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5.注意を促す4種類のピクトグラム|黒と黄色が特徴的

ポータブル電源の利用ポイント:保管場所に注意

避難所のピクトグラムとは別に、「この地域は○○に注意が必要」と警告するピクトグラムもあります。黄色地に黒の三角形が目印で、道路標識のような「注意」を表すデザインです。ハザードマップや避難場所案内板に使われており、自分の住む地域にどんなリスクがあるかを事前に把握するのに役立ちます。以下で詳しく見ていきましょう。

①津波注意|黄色地に青い波

引用:鹿児島大学

地震発生時に津波が発生する危険のある地域に設置されます。沿岸部に限らず、川沿いの低地にも設置されることがあります。津波注意マークが近くにある場所に住んでいる人は、日頃から津波避難場所を確認しておきましょう。

②がけ崩れ・地すべり注意|黄色地に茶色の崖マーク

引用:鹿児島大学

大雨や地震などで地盤が緩み、急な斜面が突然崩れ落ちる「がけ崩れ」と、ゆるやかな斜面がじわじわとズレて動く「地すべり」の危険がある地域に設置されます。山や丘の近く、急な斜面に面した住宅地などでよく見かけるマークです。

どちらも雨が続いた後や大きな地震の直後に発生しやすく、前触れがほとんどなく起きることがあります。このマークが近くにある場所に住んでいる人は、大雨・地震のときに土砂災害警戒情報が発表されたらすぐに行動できるよう、避難経路を日頃から確認しておきましょう。

③浸水注意(洪水・内水氾濫注意)|黄色地に青い水面

引用:PRTIMES

洪水や内水氾濫の被害を受ける可能性が高い地域に設置されます。近年、毎年のように大雨・洪水被害が起きていることから、2024年に追加されたピクトグラムです。大雨のたびに道路が水浸しになる場所などで見かけることがあります。

④土砂災害注意|黄色地に茶色の崖

引用:鹿児島大学

がけ崩れ・地すべり・土石流の危険がある地域を示すピクトグラムです。山に近い住宅地や急な斜面の近くに設置されることが多く、大雨や地震のときにとくに注意が必要なエリアを教えてくれます。

6.災害に備えて非常用電源を!Jackeryポータブル電源で避難所でも安心

北海道で起きた過去の地震年表|津波被害と今すぐ役立つ防災ポイント

避難所や在宅避難で最初に困るのが、スマートフォンの充電切れです。家族との連絡も、避難情報の確認も、充電がなければ何もできません。電気毛布や電気ケトルを使いたくても、コンセントのない環境では難しくなります。こうした課題を解決するのが、家庭用コンセントと同じ差し込み口(AC出力)を備えた大容量バッテリー「ポータブル電源」です。

避難時に役立つ使い方の例を下記にまとめました。

  • スマートフォンを充電して家族への安否確認や避難情報の収集を続ける
  • 電気毛布・電気カイロで冬の避難生活を暖かく乗り切る
  • 電気ケトルで乳児のミルク作りに必要なお湯を素早く確保する
  • 在宅避難中に停電しても扇風機・冷蔵庫などの家電を動かす
  • モバイルバッテリーを繰り返し充電して複数人分のスマホに対応する
  • 夏の避難時に扇風機やクーラーで熱中症リスクを下げる
  • 補聴器などの機器を充電して高齢者の避難生活を支える

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は7年連続で日本国内の売上高・販売台数No.1という実績を実現できました。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、長期保管にも適しているのが特徴。「いざというとき使えない」心配が少なく、防災備蓄に向いています。ハザードマップで自分の地域のリスクを把握したら、今のうちにJackeryのポータブル電源を備えておきましょう。

まとめ

避難所ピクトグラムの4種類と、災害種別・注意マークの意味を振り返りましょう。

 ピクトグラム 意味のポイント
指定避難所

緑地に白マーク 建物に入って生活できる場所
避難場所(指定緊急避難場所)

白地に緑マーク 屋外で一時的に身を守る場所
津波避難場所

白地に緑マーク 津波から逃げる高台など
津波避難ビル

緑地に白マーク 近くに高台がないときの緊急避難ビル

画像引用:鹿児島大学

覚え方は「緑地=建物に入れる場所、白地=屋外の場所」です。さらに、各避難所には洪水・津波・土砂災害など5種類の災害種別マークが「〇」「×」で表示されており、どの災害のときに使える場所かを教えてくれます。黄色三角の注意マークは、その地域にどんな危険があるかを示しています。

この機会にご自宅近くのピクトグラムを実際に確認してみましょう。ハザードマップで地域のリスクを調べ、Jackeryのポータブル電源など非常用電源も備えておくと、いざというときに落ち着いて行動できます。

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